このファイルは、掲示板巡回ソフトのログファイルを元に再構成したものであり、投稿時の状態(フォントサイズ、文字の色、リンク等)をすべて反映しているわけではありません。いくつかの書名にアマゾンのアソシエイトのリンクを張らせてもらいました。
>はっはっは。私は40%は当てれるぞ。ただし、日本人相手限定。
一日に1秒ずれる時計と完全に止まった時計のどっちが正確か、
とかそういう類の話では!(笑
>50%いけばそれでもすごいですよ。
>私はせいぜい25%くらいしかいかないと見てますが。
はっはっは。私は40%は当てれるぞ。ただし、日本人相手限定。
どうも初めましてwadjaと申します。
最初にマグナさんが、
>これだけ血液型がブームになっているのに信じてないんですか?
とネタをふるもんだから、能見正比古の研究に端を発する血液型人格診断の信者だと思って、皆釣られたんですよ。あの研究はとても科学的と呼べる代物ではないし、科学好き(科学絶対主義者なんて、ここの常連にはいないと思うけど…)の人には拒否反応が強いから。
厳密に言うのであれば、NATROMさんがHPの番外編で書いてるように、
ABO血液型と性格には関連がない」と主張しているのではなく、「広く信じられている血液型性格診断が言うほど、ABO血液型と性格には強い関連があるという証拠はない」「血液型と性格の関連の肯定論者の提示する論理や証拠には問題がある」と主張していることに注意してください。
http://doko.totto.to/~tosakai/Blood.html
と言ったような表現になるのは、みんな承知の上だと思います(多分w)。
ところで、
>自分は、何年か血液型について調べてきましたが、関連があると確信できるから
今まで信じてこれたんですよね。
(「確信があるから信じてこれた」なんて、日本語に突っ込みたい気持ちもあるけどやめときます)どうやって調べてきたんですか?研究者としてですか?それとも趣味として?
>例えばストレスが起きたときの血液型別の脳や体の反応を調べてます。
具体的な調査方法を教えていただけませんか?
>というのも、アメリカで血液型が脳内物質とか体質とかに
影響を与えることを証明してますよね?
正確にはドーパミンやセロトニンの伝達に遺伝的な違いが見られるということだったと思うのですが、血液型と直接リンクさせた研究などあるのですか?もしあればご紹介頂けたらと思います。wadjaは素人ですが、この掲示板には専門家の方もいらっしゃるので。
wadja自身は、一卵性双生児の研究結果などから、人格の形成には遺伝的要因もあるが環境要因の方が大きい(一説には40%対60%とか)であろうと考ております。さらに遺伝的要因と言っても、多くの遺伝子が大に小に関係しているはずだと思ってます。しかし、血液型に関しては、たった一つの遺伝要因にすぎません。厳密には分からないと言いながらも、大きくダウトです。
>自分は、何年か血液型について調べてきましたが、関連があると確信できるから
>今まで信じてこれたんですよね。ただ、さすがに80%の正解率はないです。
調べたと言う事はデータがあるということでしょうか。
それならばここに書き込むよりもちゃんとした論文で発表される事をお勧めいたします。
>ただ、さすがに80%の正解率はないです。
じゃあ、何%くらいなら行くと思っています?
50%いけばそれでもすごいですよ。
私はせいぜい25%くらいしかいかないと見てますが。
で、一点だけ、間違いを指摘。
>研究して初めて関連性が無いということが証明されるんですし。
血液型性格診断は、すでに過去のブームの時に大規模な疫学的調査
がいくつも行われて、これは実態の無い理論だということが結論さ
れています。だからすでに「研究して関連性が無いということが証
明」されるところまではいってるんですね。
なのでまあ、結論がまだ出てないというのは間違いで、せめて「結
論がなんか出てるらしいがあれは間違いだ」というところから始め
んといかんと思うとですよ。
ドイツの精神科医エルンスト・クレッチマーは、精神病患者を観察していく中で、体型と精神病との間にある種の相関があるという結論に達しました。彼は、痩せ型の人は「分裂性気質」(統合失調症)、肥満気味の人は「循環性気質」(躁うつ病)、筋肉質の人は「粘着性気質」(てんかん)だとしました。
まず、分裂性気質の特徴は、「非社交的、もの静か、用心深い、生真面目、変わり者」ということであり、「臆病、恥ずかしがり屋、繊細、敏感、神経質、興奮しやすい、自然や本を好む」という面を持ち、これは「従順、おひとよし、無関心、鈍感」と見えることもあるとしました。
次に、循環性気質の特徴は、「社交的、親切、温かみがある、善良」ということであり、「明朗、ユーモアがある、興奮しやすい、活発」という面を持ち、これは「静か、無口、落ち着いている、柔和」と見えることもあるとします。
最後に、粘着性気質の特徴は「熱中しやすい、几帳面、秩序を好む、頑固」ということであり、「まわりくどい、人に対して丁寧、仕事は確実だが手早くやることは苦手」という面を持ち、「時に激しく興奮したり、爆発的に怒り出す」こともあるとします。
教科書的には上記のように説明されることが多いように思いますが、何だかよくわかりませんよね。その点、ここ
http://members.at.infoseek.co.jp/kiyomi_i/kagaku2003.1.htm
の説明はわかりやすいと思います。ここの説明によると、上記3類型は以下のように特徴づけられています。
「分裂気質」の人 (やせ型)について「このタイプは、静かで控えめ。自分の世界に閉じこもる傾向があり、周囲の動きや人との関わりには関心が薄い。神経質で、きまじめな面もある。ちょっとした言葉に敏感に反応したりする反面、他人の気持ちには無頓着で鈍感なところがある」としています。
「躁うつ気質」の人 (肥満型)は「社交的で、あたたかみがあり、親切。周囲の人と気楽につき合い、ユーモアがあり楽しい。ただ、感情にムラがあり、生き生きしているかと思えば、うつ状態で突然落ち込んでしまうこともある」としています。
「粘着気質」の人(闘士型)は「几帳面で真面目な人柄。礼儀正しく、義理がたい。正義感が人一倍強く、頑固で、自分の意見を最後まで押し通す。気に入らないことがあると、突然、激しく怒り出すことがある」
さて、この類型論は自分の経験に照らしても「それなりにもっともらしい」ものですが、いろいろと問題もあるわけです。素人考えでも、性格が3つしかないわけがないので、上記の類型はあくまでも典型的なパターンを示していると理解すべきだとなります。つまり、類型からズレた場合も当然出てきます。実際、自分の知人・友人を思い出してみても、例外を見つけるのはそんなに困難ではありません。そもそも、「社交的」とか「非社交的」といってもどこで線を引くべきなのか明確ではありませんし、どちらかというと肥満気味なヲタクな人物がオークションで手にいれたマイナーなアニメの美少女キャラの絵柄のテレホンカードについたほとんど見えないような薄い擦り傷のことでねちねちと出品者にクレームをつけたりする神経質さと執拗さとを見せることもあるわけです。「神経質なのは分裂性気質」とか「細かいことにこだわるのは粘着性気質」とか簡単にいえるわけではないのです。
また、そもそも「痩せ型」とか「肥満気味」とかいっても程度の問題であり、どれでもない「まぁ、フツー」という人もいるわけです。体型が「普通」の人はどういう性格になっちゃうんでしょうか。上記3類型の要素が組み合わさってくる?となると、これはもう体型から性格を説明したことにはなりませんよね。
血液型性格類型論の場合、痩せ型とか肥満気味とかいう体型とは違ってA、B、O、ABという血液型は一義的に確定できますが、では、性格は4通りしかないのでしょうか。もし、ある血液型とある性格類型とが1対1で対応するという主張なら、同じ血液型でも性格が全く違うように思える人たちがいることを説明できませんからその時点でアウトです。性格の種類という点では、12通り考えられる星座占いの方がまだ「有望」ではないでしょうか(笑)。
自分は、何年か血液型について調べてきましたが、関連があると確信できるから
今まで信じてこれたんですよね。ただ、さすがに80%の正解率はないです。
明らかに関連性があっても、その基準を高くして逃げてるだけなのではありませんか?
それに最近はブームになったおかげで、自分の血液型の悪いところを直そうとする人も
増えましたし、簡単には当たらなくなってきてます。
ただ、それでも血液型は人に何らかの影響は与えます。
というのも、アメリカで血液型が脳内物質とか体質とかに
影響を与えることを証明してますよね?
例えばストレスが起きたときの血液型別の脳や体の反応を調べてます。
否定することが科学なのではなくて、研究することこそ科学だと思うのですが。
血液型ブームは日本から始まったのだと思いますが、
まだ歴史は浅くて研究も進んでる段階だと思います。
はじめは何も証明されてないんですから、信じてみて研究しなければ何も始まらない
じゃないですか。研究して初めて関連性が無いということが証明されるんですし。
「血液」のことなのですから、否定するにしても医学的に否定するならわかりますが、
心理学的に血液型を否定する考え方は違うと思います。
科学絶対主義でなおかつ研究することができない人は、
「まだわからない」と答えるべきなんですよ。それが最も知的に見えます。
じゃないと、ただ単に負けず嫌いなだけという印象しか与えないと思います。
心に余裕があれば「まだわからない」と答えることもできると思います。
今ある科学で証明できないものは全部否定するなんて違うと思いますよ。
「信じる=思考停止」と誰かがどこかでおっしゃってましたが、自分は逆だと思います。
血液型の現状は、科学を無視すれば明らかに関連があるのですが、
科学的にはまだ研究段階ということです。以上です。
入れ食いだ。
>これだけ血液型がブームになっているのに信じてないんですか?
ブームになることが科学的に正しい証拠だったら、科学者は楽でよいですね(笑)。
吊り師と見た
>ところで、科学だの認知心理学だのの本は、一通り読んでいるのでしょうね。
もし読んでいたら、
>これだけ血液型がブームになっているのに信じてないんですか?
>関係があるから、当たっているからこそブームになるんですし・・・。
こんな初歩以前の勘違いなどしないでしょうよ。魔女狩りブームも、降霊会ブームも、空飛ぶ円盤ブームも、マグナさんは知らないのでしょうね。
わかってるくせに。谷庵さんこそ舌なめずりしてません?
>科学的にはまだ証明されてないのだから、
>否定するなら「まだわからない」と答えるべきだと思いました。
マグナさんが「科学的に証明されている」と思うことを一つ挙げてください。
それと比べて「血液型と性格の間に、強い相関はない」と言う主張の、何処が科学的に弱いところなのか指摘してください。
ところで、科学だの認知心理学だのの本は、一通り読んでいるのでしょうね。
何の勉強もしないバータレが、勢いで書き込むと火傷しますよ。
私には、みんなの舌なめずりが見える気がする。(^^;
駅前で知らない人、百人に声をかけなさい。
会話をしてその人の血液型を予測しなさい。
最後にその人の血液型を聞いて、予測と一致したかどうかを記録しなさい。
それで正答率が80%越えるようなら、血液型性格診断信じてもいいよ?
血液型性格判断というのは、どうしたって外れようがにゃーのよ。
外れようがにゃーからこそ、カガクではないし信用できにゃーということなの。
ここは血液型と性格が関係ないと思っている人たちの常連の掲示板なのですか?
過去ログを少し読んだのですが、そういう雰囲気を感じました。
これだけ血液型がブームになっているのに信じてないんですか?
関係があるから、当たっているからこそブームになるんですし・・・。
当たるってことは科学肯定論者の勝ちなんですよ。
科学的にはまだ証明されてないのだから、
否定するなら「まだわからない」と答えるべきだと思いました。
と言うタイトルのメルマガを購読してるんだけど、まぐまぐ版の冒頭に
占┃い┃な┃の┃に┃、┃論┃理┃的┃ ★ピンポイントで未来を予知★
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
中国で封印されていた驚愕の的中率を誇る【六爻占術】は「霊感占い」の真逆
▼論理を理解して自分で占い、『自力』で運命を変えたいと思っている方は▼
(URL省略)
なんて広告があってクソワロスw
http://blog.mag2.com/m/log/0000005665
真面目に話しいのなら、フツーの言葉を使いたまえ。
タモリの「外国人弁論大会」じゃと思うな。
次は「四カ国対抗麻雀」キボンヌ
政治論ツリーを立てました。
とりあえず正しい日本語を書いてもらえると嬉しいな、俺は。
私ゎ統一教会の二世(青年部)のものです。今わ教会の学校(海外)留学しています。ここにわ世界中のいろんな国から兄弟姉妹たちが集まってきています。神さまゎ単によろこびの神サマでわありません。世界ができてから6000年間悲しまれてこられた方です。考えてみてください、戦争・テロ・殺人・エイズ。。。。これらをみて神サマわよろこばれているでしょうか??真のお父様ゎそんな神さまの悲しみを一番わかっていらっしゃる方です。
霊界ゎ存在します。私たちゎ死んでおしまいな私たちでわありません。そして天国・地獄といった簡単なものでわありません。霊界にわいろいろあるんです。神さまゎいつでも私たち一人ひとりを愛して、すべての人類が自分のいる天国に来てくれることを切望していらっしゃいます。でも、自分勝手に生きていてゎ行くことができないんです。この地上でより大きな真の愛を知り、より大きな善の為に生きなければ行くことができないのです。だから、文先生ゎ私たちに「真の愛」を伝えるために活動しておられるのです。地獄という霊界がいかにつらく苦しい所かを知っていらっるし、みんなが神サマのもとに帰ってほしいから、休むことなく歩んでおられるのです。それがなにより神サマがのぞんでおられる事を知っていらっしゃるからです。文先生も私たち一人ひとりを愛していらっしゃいます。統一教会わたんなる宗教でわありません。わたしたち青年たちもCARPという団体で世界中で活動しています。とても楽な道のりでわないけど、そこにゎ確信と希望があります。よくわからない話かもしれないけど、私の伝えたい内容でした。
インディアンなどという白人が勝手につけたインド人と同じ呼称を使うべきじゃない罠。
『 人道に対する罪 』とインディアン大量虐殺の略奪国家米国と、国際法違反の東京国際軍事裁判
『 人道に対する罪 』とはかつて240年前に先住インディアンを大量虐殺しその殆どを絶滅させ、希少の生き残りを今でも居留地に閉じ込め、すべての領土を乗っ取った現在の米国そのものだ。
今ではヨーロッパ人はカナダなどすべてのアメリカ南北大陸を事実上支配している。これ程の『 人道に対する罪 』があるか。これを原住民への「人道に対する罪」と言わず何と言う。東京裁判でもこのことは言っているはずだ。
米国は今でもいいから居留地の生き残りの先住インディアンに全国土を返せ!先ず居留地のインディアンを開放せよと!正にそれが『 人道に対する罪 』へのせめてもの償(つぐな)いだ!でなけりゃ我が国にこっそり領土を少し渡せ(^0^;)
ヘスメス☆ピョンは太平洋戦争のどこの段階までを是として、どこの段階から非としているピョンかな?「考えてみては?」という言葉だけが踊っていて、なんだかヘルメス☆ピョンが嫌っている口先左翼人とあんまし変わんないように感じるのら。麻薬農民の解決が難しいってのは分かるんだけんどね。
南京大虐殺は数字の問題じゃないピョンよ。もっとも中国側は30万人にこだわっているとも聞いたことがあるけど、たとえ5万人としても、日本軍が南京市民を殺しまくった「大」虐殺だと思うピョンな。流木ピョンが上手くまとめてくれたのら。
>ちなみに、済南事件の被害者は16人でしたし、日本で「中国許すまじ」の世論を喚起した通州事件の被害者は223人でした。世界に衝撃を与えた、米軍によるソンミ村虐殺事件の被害者は504人でした。人数が少なくとも、手続きの上で問題があれば、虐殺とみなされるのです。
>へるめすくん、チミさー
地下猫ピョンの「くん」が出てきたピョンよ。嵐の予感がするのら。そろそろツリーに移ってみるピョンか?
へるめすくん、チミさー
「人道に対する罪」というロジックをどう思う?
このロジックで措定されているのは、ズバリ「普遍悪」。法を超えた法。
国家とか法とかいう、時の権力者がいくらでもいじることのできる理屈で阻却できにゃー罪にゃんな。
言い換えると、ニンゲンがニンゲンである限り、時代や地域を超越して悪とされるような行為があるのか?
という問いでもあると思うにゃ。
政治に対するスタンスには、「普遍」を認めるか否かというところが及ぼす影響がでかいのではにゃーかと思うにゃ。
進化論的ニンゲン観というのは、ニンゲンに内在化された普遍を認める立場であるので、基本的にはサヨのニンゲン観であると僕は考えるにゃ。
>当時の国際情勢や日本の立場、などを徹底的に分析して考えてみては?
日本が開戦に踏み切ったのは、いわば成り行きです。特に、日中戦争については、現場が暴走してたまたま勝ったのを軍律違反として厳しく処罰するのではなく、ただただ追認しただけです。そうした積み重ねの中で、軍部(陸軍)には「やったもの勝ち」という雰囲気が蔓延していました。例えば、南京攻略は当初予定になかった出来事でした。松井岩根陸軍大将率いる上海派遣軍の作戦目的は、上海に住む在留邦人保護のため上海付近の敵を掃討するというものでした。しかし、松井大将は「居留民保護のためには、戦場を上海周辺に限定するのは無理で、南京まで迫る必要がある」と唱えました。対ソ戦を睨んで戦線不拡大の方針だった石原莞爾作戦部長は松井大将の提案に難色を示しましたが、松井大将は「南京まで行くから陸軍をまとめてほしい」と東京駅に見送りに来た杉山陸軍大臣に訴え、近衛首相にも「自分はどうしても南京に行くから、総理もこの点了承してほしい」と述べ、近衛首相を不安にさせています。派遣軍司令官が、与えられた任務を越えた行動を公言するのは異様ですが、そういう空気が日本軍の中にはあったのです。
2ヶ月半に及ぶ上海攻防戦で、国民党軍の予想を上回る豊富な火力と果敢な抵抗に遭って、日本軍は多大な犠牲を強いられました。上海戦が一段落した11月7日、上海派遣軍と第十軍とを以って、中支那方面軍が編成されます。松井大将が方面軍司令官に任じられましたが、構成は変則的で、司令部機構につきものの兵器部や法務部(軍務会議)もなく、直轄部隊もありませんでした。また、その指揮権限も非常に限られたものでした。
11月15日、第十軍司令部は幕僚会議を開き、「軍全力ヲ以ッテ独断南京追撃ヲ敢行スル」ことを決しますが、南京までは400kmもあり、それだけの長距離急進を支える装備も補給もなく、幕僚の間からは「無理ではないか」との懸念も出ましたが、作戦主任参謀の寺田雅雄中佐は「弾薬がなくても相手は支那軍、銃剣で足りる。神速なる追撃をやれば現地物資の徴発利用がかえって容易になる」と一喝します。方面軍はもとより、軍中央の命令・方針を完全に無視した決定でした。
第十軍が独断で南京に向かうと、かねて南京攻略論者だった松井大将からも「事変の早期解決には南京攻略が必要」との意見具申が参謀本部に届き、軍中央も結局これを追認しています。こうして南京攻略が行われたわけですが、そのとき既に国民党は南京から拠点を重慶に移すことを決めており、南京を攻め落とすことにほとんど意味はありませんでした。そして、南京入城の際に、南京城の内外で旧日本軍兵士が中国人の軍人、捕虜、民間人を虐殺したとして、「ニューヨークタイムズ」紙のティルマン・ダーディン記者らが報じ、旧日本軍による大虐殺事件として世界の新聞に大々的に報道されたわけです。なお、南京事件(いわゆる南京大虐殺)そのものを幻とする虐殺被害者「ゼロ」説は別として、人数が数千なのか20万人なのかは、今後とも学術的には検証作業が必要なのは当然として、実は本質的なことではないと思われます。『昭和史の論点』(文芸春秋)のpp.96-98において秦郁彦氏(日本大学教授、法学博士)は、「日本軍にもちゃんと法務官がいたのに、裁判をやらないで、捕虜を大量処刑したのがいけなかったのです」「日本は、敵を裁く軍律裁判の条例などもきちんと整備していたにもかかわらず、実際にはほとんど開いていないんです」「私が不思議でしようがないのは、なぜ収容所に入れ、形ばかりでも取り調べをして軍律裁判にかけてから処分しなかったかということです」「南京でも、形式的にせよ軍律裁判を開けば問題はなかったはずです」「ところが、松井岩根軍司令官以下、軍律裁判に無関心だったというのは、なんとも理解に苦しみます」と述べています。ちなみに、済南事件の被害者は16人でしたし、日本で「中国許すまじ」の世論を喚起した通州事件の被害者は223人でした。世界に衝撃を与えた、米軍によるソンミ村虐殺事件の被害者は504人でした。人数が少なくとも、手続きの上で問題があれば、虐殺とみなされるのです。
つまり、日本の戦争指導というのは、現場の暴走を追認するだけのきわめて場当たり的なものでしたなく、国際情勢を徹底的に分析した上で止むに止まれず開戦に踏み切ったといったものではありません。深く考えもせず戦線を拡大した結果、米英との戦争にもつながってしまったというのが実情ではなかったのでしょうか。
歴史は結果だけを見れば、あたかも現在にいたる道は1本であり、他に選択の余地などなかったかのように思えるかも知れませんが、実際にはいくつもとり得る選択肢はあったのではありませんか。「あのときはああするしかなかった」というだけではただの現状追認でしかなく、歴史から学ぶことは難しいように思えます。
>その「判断ミス」は誰がどのように判断するのですか?
戦争に負けたこと。
それも、無様というしかない負け戦。
戦争始めた者は、結果に責任をとらにゃ。
それが、おめおめと生き残って、生き恥をさらし、うだうだと自己弁護までしている。
あのときは、ああするしかなかったんだのなんだのと。
ちっとは恥ずかしくないのかね。
その上、神様に祭り上げるってどういうこと?
これじゃ、恥の上塗りじゃないか、と私は思うんだけどなぁ、、、
ところが、日本じゃそうでもないみたい、、、と不思議なんですよ。
死んだら、皆、仏様、神様ってことなんですかねぇ、、、
前にもちょっと書きましたが、彼らにつながる者たちが祭り上げるってのは分かるんです。
国民の多くが、自分たちの先祖や親兄弟、縁者を憎しみを持って見ていたら、自分たちが困る。
権力につくなんてことは、とてもじゃないができないでしょう。
それを、兵達といっしょに神様に祭り上げておけば、責任をとらなくて良くなる。
確かにいい手ではある。
でも、分からないのは、それを死んだ兵たちの遺族たちが何も言わず許していることです。
これが、また不思議でしかたない。
> diamonds8888xさん
>>でもね、政治家や為政者はその逃げが許されないって知ってます?
> だから外野から政治家や為政者に注文をつける人を批判しているのですか??
そう。正確に言えば勝手な奇麗事や理想論に対して、もっとリアリティのある事を言うべきだ、自分がその立場で考えれないのか、ということを聞きたい。言いたい事を言うだけなら誰にでも、リアリティの無い理想論を言うことが出来る。
何故、当時の為政者が開戦に踏み切ったのか、あるいは踏み切らざるを得なかったのか、当時の国際情勢や日本の立場、などを徹底的に分析して考えてみては?
麻薬農民に関しては、こういった問題もある、だからそこまで理想案を追及するなら、あなたならどう考えるのか?という問いかけ。
自分は、どんな問題に対しても、万人が納得する解決方法も、話し合いだけで対応可能な方法も無い、と知っているだけです。そして、それを解決するためには、ある意味では内戦を引き起こすほどの力の行使さえ必要になるかもしれないでしょう。結果として数千人以上の犠牲者と、政情不安、近隣諸国へのインパクトを巻き起こすであろうと考えられます。
自分がそれを実行するためには、政治的な力、軍を掌握する能力、それを補佐するための国際社会の強力な支持など、一歩間違えれば独裁者にさえなりかねない力と資金、政治力を得た上で、国際社会の協力と補佐が必要になるでしょうね。そして、それが終わった段階で権力を国会なり議会なりに徐々に移行していきながら企業の誘致、育成を図ると同時に人材の教育などを同時に行う必要があると思います。
ですが、おそらく、それを実行した後で自分は国際社会から虐殺の実行者として糾弾され、国内にある自分の対立勢力から吊るし上げられ、虐殺の実行者として処刑されるでしょうね。
それでさえ麻薬問題は、その一瞬だけしか解消されない可能性が高い。
> 靖国参拝に発する仮想危機の例では色々手段はあって、どの道をとるかはもっと詳しい状況によるでしょうけど、この例が日米戦争や日中戦争での失敗例とどう結びつくのでしょうか?
太平洋戦争(日米戦争や日中戦争)の開戦や回避可能性が、文化人や評論家が言えるような簡単な事だったのか、を今の状況に例えて考えられるの? という問いかけ。
比較するのではなく、仮に例示を出した状況で何が出来るのか、どのようなオプションがありえるのか、を考えてみては?という意図ですよ。
太平洋戦争との比較になると冷静さが蒸発する人が多いので。
> キンシャチさん
> だからといって、犯罪行為を是とするわけにはいかないでしょう。
だれがどのように犯罪行為だと認定して、どのように裁くのですか?
そもそも、何がこの場合の「犯罪行為」ですか?
> ただの批判と、対案とはもちろんちがいますよ。「対案を考える能力はないけれども、現状に疑問を持つ、批判をする」ことだって認めるべきだと思いますが。
その意見に対する批判です。
意見を言うな、とは言っていませんよ。「現状に疑問を持って批判をした」事に対する反論とその意見の甘さに対しての批判です。
> JA50さん
> 大将は、判断ミスしたら、二等兵によってなぶり殺しされないといけない。
> それくらいの責任感、緊張感をもって判断を下さないと戦争に勝てるわけがない。
> 大将を神様なんかに祭るあげてるから、ああいうさんざんな負け戦をやらかすんだ。
その「判断ミス」は誰がどのように判断するのですか?
対象の判断ミスを裁くのはリンチではなく軍法会議や議会であるべきです。でなければ法治国家ではない。
今の国際社会で大将の判断ミスを下士官による嬲り殺しで償わせる国家はあるのですか?
その理屈を以って、下士官達が反逆すると軍組織が破綻しませんか?
言ってはなんですが、最終的に勝利するためには捨て駒にする部隊が必要な場合もありえるでしょう。
よろしくお願いします
情報販売のアフィエリエイトもやり日記もやりエッセイもやり佐倉哲批判もやり邪教創価学会批判もやる総合ブログをめざします
http://plaza.rakuten.co.jp/lovesucces/
以下はジョークですから暴論も含んでいますのでそのつもりで(^_^)
> 1.人の心を救うことを目的とする
歴史的にはこれは宗教の定義としては間違いです。古代から近世まで、宗教とは肉体的不具合や天候不順、作物の不作、獲物の減少、運命の不具合などをも癒すものでありました。心の悩みなどというある意味贅沢なものが主な対象となったのは、比較的最近のことです。
調子に乗って楽天以外のアフィリエイトバナーを設置したのが命取りだったみたいです
楽天規約じゃ楽天以外のアフィリエイトは禁止されていたんです
活動の場はほかにもあるので、落ち着いたらまた連絡します
インターネット・カレンダー 二十年さん。
御自分のブログにコメントが付かないので寂しくなりましたか?
チョンだよNORTON3rdは(笑
NORTON3rd さんが何と書きたかったのかが気になる。
>世界征服を狙う秘密結社の仲間への暗号文ではありません
てっきりそうだとばかり
911テロの映像を寝ぼけ眼で見たとき(起されたのだ)
「ああ、ありゃイスラムのテロだぁ」と呟いて寝てしまいました。
セスナくらいに見えた、朝出来事の深刻さにびっくり、旅客機だったと知って二度びっくり。
俺がそう思ったのだから結構発想が直結した方が多かったのでは無いでしょうか。
情報操作と言うか、危ないイスラム教徒ならさもありならんと言う思考回路が出来ていた末の出来事であったが為に陰謀説の暗躍する余地があったのではないかなと。
※勿論イスラム教徒を危ないという心算はありません。あくまでも偏見の話です。
何か着信を拒否するようなメッセージのあとワケわからん着信文が、、、
管理人さんお手数ですが削除してください
世界征服を狙う秘密結社の仲間への暗号文ではありません
>Το闃・・BR>
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>Το闃・・BR>
>к
Ωォ・癌ォ・椄湖οォぽBR>ΩΤΤKO餤ェ蜊・ヲa丸/FONT>
ヘルメス☆さんの発言にはたぶん正しい部分もあるのですが、11月12日(土)01時08分46秒では、誰の何を批判したいのかよくわかりません。解決法の違うであろう問題を3つも挙げているので何が共通して言いたいのか判断に迷います。
>でもね、政治家や為政者はその逃げが許されないって知ってます?
だから外野から政治家や為政者に注文をつける人を批判しているのですか??
麻薬農民の例では、ヘルメス☆さん御自身はどうするのが良いとお考えなのでしょうか? そして誰のどういう提案を想定して批判しているのでしょうか?
靖国参拝に発する仮想危機の例では色々手段はあって、どの道をとるかはもっと詳しい状況によるでしょうけど、この例が日米戦争や日中戦争での失敗例とどう結びつくのでしょうか? ヘルメス☆さんは日米戦争や日中戦争についてはどうお考えなのですか? 「失敗ではあったが当時の状況ではやむをえない失敗であり、その失敗をもって当時の為政者を批判することはできない」というところですか?
いずれにせよ、日米戦争や日中戦争とヘルメス☆さんが想定された危機とでは状況が違いますから、何が最善手段かはそれぞれに違うはずですし、比較しても意味がないと思います。
> その点は、出版社の意向なんです。(以下略)
ぎゃおーーーん。謎は全て解けた。知ってる人に聞かないと判らないことってあるものですねえ。流木さんありがとうごさいました。
こんなまともそうなテキストでもそうなんですか。ふーー。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641086192/qid=1132004059/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-1544452-7663457#product-details
>大将は、判断ミスしたら、二等兵によってなぶり殺しされないといけない。
>それくらいの責任感、緊張感をもって判断を下さないと戦争に勝てるわけがない。
もし国家神道の目的が、「兵士およびその家族の心を救う」ということであれば、そのようなルールでも良いと思います。しかし、「戦争に協力させる」ことを目的とするならば、大将もまた神とする現在のルールの方が効果的と考えます。
命令に服従する場合には、「偉い人の言うことだから聞く」という部分があります。このため、「戦死した後に上下関係が覆る」と予め判っている場合には、命令に刃向かう兵士が出て来かねません。
また、大将を人のままとするなら、戦死の主要因が「作戦ミス」であると認めることになります。作戦ミスがあると認めることは、「戦争に協力させる」という目的に反しています。
>実際に救えないといけなくて、それも「全ての」となると、temaさんの定義する宗教って、どこにあります?
全ての人々の心を救う方法、それこそがたまご教(^-^)ノの教えです。たまごを一日一個までとすることこそが、救われる方法…もう死語ですかそーですか
すべての人々の心を実際に救うなど、イエスも釈迦も示せなかったでしょう。宗教は全ての人々の心を実際に救う必要もなければ、その方法を示す必要も無いと考えます。限られた人々であっても方法が示せなくとも、目的が心を救うことであれば、宗教たりうると考えます。
国家神道の場合、目的のために人の心を使っている、むしろ目的のためなら人心などどうでも良い、そのようにtemaは疑っており、宗教では無いと考えています。
なお、いくら「限られた人々」といっても、対象が1人の場合は宗教では無いです。もし1人の場合を含めると、心の離れかけた恋人に対し「いつも僕が側に居る」と夢のように囁くことも、宗教になってしまいます。
メッサーシュミットの投稿は温泉カワセミ殿と思いっきりかぶってる…orz
さんきち殿
とりあえず、YGテストをやらせてみるってのはどうか?
人数は2000人(by トリビアの泉)で
さんきちさん、単なるアイデアですが、緊張時の脈の上下を調べてみるというのはどうですか。どうやって緊張させるかは考えて下さい。質問紙より受けるかもしれません。リアルタイムで測れる脈拍計も必要だし、金もかかりますかね。大人数も難しいし。代わりにそれぞれ10人ずつの平均をとれば少しは信憑性も増すのでは。
911テロに限ったことじゃないけれど、陰謀説だとか謀略説を掲げる人々というのは、トンデモ説に傾倒する人たちと似たような性行を持つのではないか?と思うことしかり。なかにはSF小説だとかちょっとした陰謀系アドベンチャー小説(物語)のネタとして十分いけそうなくらい練りこんであるハナシもあって、逆を返すと、これくらいきっちり文章を書ける人であれば、自分が書いた「謎解き」が物語に過ぎないことに気付いているはずなのに、どうしてそれを「事実だ」と言い張ることになってしまうのか、けっこう不思議ですね。
件の「戦闘機説」なんかも、仮にそれが旅客機ではなくメッサーだったとしたら…よけいに「アリエナイ」話になってしまうことに気付いてないんだろうか?
#どうせならフッケバインあたりにしとけば、ミグ15ってのがまだ入手可能かも知れないからアリエタかも…無理か(笑。
さんきちさん、はじめまして。
>わたしはどちらかというと血液型と性格の相関は薄いと思っています。
>でもやっぱり根拠に欠けるんですよね。
よくわからないのですが、さんきちさんは「血液型と性格が相関する」という主張に対して「根拠に欠ける」とお考えなのですか?あるいは、「血液型と性格は相関しない」という主張に対して「根拠に欠ける」とお考えなのですか?
>信憑性をつく実験方法ってなんか有効なものないですかね??
大規模な多重検査、ダブル・ブラインドテストを行えばどうでしょうね。
しかしそれ以前に、事象を論理的に考えて見るところからはじめていますか?一種の「決定論」的に、単純な表現型であるABO式血液型が、非常に複雑で、発育環境や経験に大きく左右されるであろう性格の分類について有効な指標となり得るかどうか。まず、この疑問に答えることが重要なのではないでしょうか。
初めまして。
血液型についてです。
話題が違ってすいません。。。。。(汗)
わたしはどちらかというと血液型と性格の相関は薄いと思っています。
でもやっぱり根拠に欠けるんですよね。
学生なんで、ゼミのテーマでとりあげようと思っています。。。
the、野望です。
信憑性をつく実験方法ってなんか有効なものないですかね??
ヘルメス☆さん。
>でもね、政治家や為政者はその逃げが許されないって知ってます?
だからといって、犯罪行為を是とするわけにはいかないでしょう。
>批判のための批判なのか、それとも、ある提案を良くする為の批判なのかは全くの別物と考えますが?
>揚げ足取りや後出しジャンケンと、対等の立場で対案を出すことは同じですか?
ただの批判と、対案とはもちろんちがいますよ。「対案を考える能力はないけれども、現状に疑問を持つ、批判をする」ことだって認めるべきだと思いますが。
長くなるようならツリーにいきませんか。
一晩でずいぶんレスがついている。
温泉カワセミさん。ネタではなく、本当に疑問だったのです。ペンタゴンが旅客機ではなく、他の何かに破壊されたのなら、あのときの報道はいったい何だったのか。目撃者だって大勢いるだろうし、そんな隠蔽工作が可能なのか、と。アポロが月に行っていない論と同じような疑問を抱いたわけです。考えてみれば、墜落炎上事故と、ペンタゴンへの突入炎上は全く状況が違います。同じような結果が出ると思う方が不自然でした。
PDXさん。あの時の映像にUFOが映っているというヨタもありましたねw。
RYU_TI_SYUさん。仮に現役配備の機体でも、戦闘機を調達するのは非常に困難ですよね。操縦士は誰なのか。ハイジャックされた旅客機は乗員乗客ごとどこへ消えてしまったのか。疑問ですねえ。
ノースダウンさん。リンク先のサイトはたいへん分かりやすく出来ていますね。謎だと言い張ればどんなことでも謎になってしまうのかもしれません。知っていたことが、実は全然違う(かもしれない)と言われるとあせります。ただ、911テロのガセネタについては、はっきりと「ちがう」と言い切る自信がなかったので、あのような書き込みになりました。
亀レスですが。。。
「仕方が無い」では「大義名分」にはならないでしょう?
国際政治の中では、必ず「大義名分」は必要になります。だから、どんな理由をこじつけてでも「正当な行為だ」「これは理想を実現するために必要なことなのだ」などという大義名分が、たとえ行っている本人が信じていなくても必要になるでしょう。
キンシャチさん
>他人の行為を批判することと、自分ならどうする、ということは無関係だと考えます。対案がないと批判も出来ないのですか。
でもね、政治家や為政者はその逃げが許されないって知ってます?
批判のための批判なのか、それとも、ある提案を良くする為の批判なのかは全くの別物と考えますが?
揚げ足取りや後出しジャンケンと、対等の立場で対案を出すことは同じですか?
ヒロさん
>元も基本的なもは、働き口が有り、自立して生活が出来るようになること。
>もちろん法の整備や政権の安定、そして人としての道徳の在り方など要素は沢山あります。
で、政治家や為政者は具体的な案を出して、政策を実行する必要があります。
働き口はどうやって作るのですか?その財源は?
そして、麻薬栽培を止めようとさせたとき、それを資金源にしているゲリラから命を狙われるでしょう。
農民も政治家自身も、そして、彼らの家族や親戚さえもその危険に晒されます。
また、それを防ぐために軍や警察にゲリラを鎮圧する事を命じるなら、彼らにその命を危険に晒して任務に就くように命じる責任も発生します。
軍人や警官はその命を失う危険や傷を負う危険を承知してその任に就いているのでしょうが、それでも、一人一人の人間に死と向かい合う状況を強いる事を命じる責任は背負わなければなりません。
その上で、政治家や軍、警察の幹部や企業のオーナーなどがゲリラと結びついていたり、逆にゲリラを利用していたり、恐ろしく複雑な力関係があります。
自分の友人にコロンビアから来た人が何人か居ますが、彼らの中には実際に兄弟や親類、親をゲリラに殺されたり、誘拐された人が居るのですよ。
>xの増加につれてyも増加してゆく。それを示した曲線の先端部において、今後の増加のありさまを示しているのだ、と言った感覚なんでしょうか?
そうですね。限界費用を例にとれば、ある財の生産量が今1万個だとします。このとき、さらにもう1個生産量を追加的に増やしたとき、費用が生産量が1万個だったときよりどれだけ増えるかを示している…とかいう説明をするわけですよ。
>これはつまり経済学を学ばれる学生さん達には高校数学をきちんと理解されていない方々が多いという現実を示されているのですか?
経済学部の入試科目には数学がありませんからねぇ。入るときは数学がいらなくて、入ってしまうとバンバン数学を使うというのもある種詐欺的といえなくもありません。今はどうだかわかりませんが、昔は高校の進路の先生が「お前は文系だから、法学部か経済学部」という指導をしていたそうです。経済学部がマル経(マルクス経済学)全盛の頃ならそれでもよかったんでしょうけどね。
>実際、経済学の初歩的説明を見ると、微分で話がすむことをなんでまわりくどくわかりにくく説明するんだろうと不思議なんです。
その点は、出版社の意向なんです。数式を使った教科書は売れないので、「数式を使わないで下さい」といわれちゃうわけです。ある先生は、「バットもボールも使わずに野球をやれというようなものだ」と怒っていましたが、確かに数式が並んでいると学生は敬遠するので出版社としては数式を使わないでほしいんでしょう。で、四苦八苦して書いた結果がアレなわけですよ。
伝統的な用語には文句を言っても始まりませんが。
>これがmarginalとなると、「端っこに付け加わった」とか「追加的な」とかいう意味になるんで、
xの増加につれてyも増加してゆく。それを示した曲線の先端部において、今後の増加のありさまを示しているのだ、と言った感覚なんでしょうか? 理解できなくもありせんが、わざわざx=x(t)、y=y(t)と媒介変数表示を想定しているみたいに思えました。
> 関数y=f(x)においてΔy/ΔxでΔx−>0、つまり、dy/dxのことで、これはy=f(x)のグラフ上のある点で引いた接線の傾きを意味している云々とか説明して学生がすんなりわかってくれるんなら苦労はしないんですが(笑)。
これはつまり経済学を学ばれる学生さん達には高校数学をきちんと理解されていない方々が多いという現実を示されているのですか? ご苦労様ですm(__)m。つうか、微分は抽象的数学の世界のことで現実とは無関係と誤解してたりとか。でも高校数学をきちんと理解してきた学生さんに取っては、同じ概念が聞いたこともない変な言葉(というのは私の偏見でしょうが)で示されたら混乱の元でしかないような気がします。
実際、経済学の初歩的説明を見ると、微分で話がすむことをなんでまわりくどくわかりにくく説明するんだろうと不思議なんです。
謎でもなんでもないものを、謎だと言ってるだけ。
>> http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/2semi/nagai.html
>> 慰安所の設置を命令したり、法律を潜り抜けさせたり、といった関与ですね。
>というのはあくまでも吉見氏の見解。
事実ですよ。
上のURLに示してある資料は、公的(警察や政府)資料ですよ。
”陸軍省徴募課長の要請を受けて、内務省警保局が決定・指示した慰安婦400名の調達と輸送に
関する通牒の案文であり、慰安婦の徴募と輸送に軍と警察が深く関与したことを示す
驚くべき史料である。内務省は大阪、京都、兵庫、福岡、山口各府県に徴募人数を
割り当てたうえで、現地で慰安所の経営にあたる適当な業者を選定してこれに引率させ、
台湾経由で中国に送るよう手配を命じた”
ことや、
”総領事館と陸軍武官室と憲兵隊の三者間で協議がおこなわれた結果、前線に陸軍慰安所を
設置することが決定され、その運用に関して三者間に任務分担の協定が結ばれた”
ことは、設置を命令じゃないんですか?
つぎに、「醜業婦渡支ニ関スル経緯」(内務省の内部メモ、日付不明)にある、
”一、周旋業ノ営業許可ナキ点ハ兵庫県ニ於テハ黙認ノ状態ニアリ”
は、法律を潜り抜けさせる一例じゃないですか?
他の見解がどんなものか、よくわからないので、知っていたら教えてください。
見解の違いが有るのは、ヘルメス☆さんが紹介された、次の資料ですね。
>「軍慰安所従業婦等募集に関する件」
>(昭和13年3月4日、陸軍省兵務局兵務課起案、北支那方面軍及び中支派遣軍参謀長宛)
それから、長く引用したもらった中に
”たしかに軍慰安所なるものがなければ、まったくの詐欺・誘拐にほかならないが、軍慰安所の存在が
まぎれもない事実であるとすると、そう簡単に誘拐とは断定できない性格の行為だからである。”
とありますよね。これは、
勧誘した業者の行為は、通常なら詐欺・誘拐として処罰されるものだけど、「軍慰安所」が出てくるので、
処罰できなくなるという意味でしょ。
>それと、軍が慰安所を設置する要求を出すのは問題がありますか?
当時、問題視されたから、その対応についての色々な資料が残ってるんですよ。
”本件果タシテ軍ノ依頼アリタルモノカ全ク不明ニシテ、且ツ酌婦ノ稼業タル所詮ハ醜業ヲ
目的トスルハ明ラカニシテ、公序良俗ニ反スルガ如キ本件事案ヲ公々然ト吹聴募集スルガ如キハ
皇軍ノ威信ヲ失墜スルコト甚シキモノアリト認メ、厳重取締方所轄湊警察署長ニ対シ指揮致置候”
実際には、軍が慰安婦の募集を依頼することが問題視されたんですけどね。
世界初の実戦配備されたジェット戦闘機じゃろうが、
そんな骨董品(しかも動体保存のもの)を手に入れるほうが旅客機を盗むより遥かに難しいじゃろうな。
大将が神様になってはあかんのです。
大将は、判断ミスしたら、二等兵によってなぶり殺しされないといけない。
それくらいの責任感、緊張感をもって判断を下さないと戦争に勝てるわけがない。
大将を神様なんかに祭るあげてるから、ああいうさんざんな負け戦をやらかすんだ。
>二等兵を神様にしておいて大将が人のままでは、指揮命令系統上、問題があります。目的達成のためには、大将は二等兵以上に祭り上げる必要があります。
人のままで問題ないですよ。
大将が神様になる必要はない。大将が戦争で死んでは戦争に勝てない。
それと、特に二等兵を消耗品と考えているのなら、なおさら神様になるのは二等兵だけでいい。
>1.人の心を救うことを目的とする
目的とするというだけなら簡単。
問題は、それが実行できるものかどうか(どうやって判定するかというのも大問題か、天国に行くことが救いだとしたら、天国に行けたかどうかどうやって判定できるんだ?)、そして、「人」というのが、「全ての人」である必要があるのか、それとも「一部の人」でいいのかで大違いですね。
実際に救えないといけなくて、それも「全ての」となると、temaさんの定義する宗教って、どこにあります?
「一部の人」で良くて、「救い」に客観性が求められないなら(信じるでいいんなら)、宗教なんて五万とある。キリスト教も、イスラム教も仏教も、オウムも幸福の科学も皆temaさんの言う宗教になる。
もちろん、靖国神社も十分宗教たり得る。
>角度の都合でMe262のように見えるという意見を聞いた事がありますから、おそらくそのあたりからきたヨタ話ではないかと。サイズが全然違いますけどねw
あぁたぶん、そぉいうヨタ話でしょうね。っちゅうかFlyableなMe262持ってくる方がスゴいですがな(笑)。在んのかいな?その程度の「似方」で良いならグロスター・ミーティアとかTu28とかもありますけど、あれも飛べるの持ってくる方が難しいやろしなぁ。
ドッチにしろ、その系統と判別付かんほど微妙な角度や無かったですからねぇ。もし、ソレをマジで言うてるヒトが居たら、飛行機に関して素人さんなのは確実ですね。
>一応飛行機マニアやけどワシあんなシルエットの戦闘機知らん。
角度の都合でMe262のように見えるという意見を聞いた事がありますから、おそらくそのあたりからきたヨタ話ではないかと。サイズが全然違いますけどねw
キンシャチさん
うぅうぅぅ、ネタにマジレスすんのはなんやけど、本気にするヒト出そうなんでやっぱりガマンしきれん。
>1.ペンタゴンに突っ込んだ旅客機が影も形もなくなっている。
757やろうと747やろうと、飛行機なんてペナペナのアルミ製やさかい、ぶつかった衝撃で原形残してる方がビックリですよねぇ。しかも積んでた燃料が炎上してる(建物の外壁が真っ黒に焦げてることからも判りますが)んで、たとえ某かの構造材が衝撃に耐えてても、融点が700℃にもならんアルミぢゃ融けてしもてるやろしねぇ。
>2.ツインタワーに突っ込んだ二機目の旅客機のシルエットは戦闘機である。(これはソースが行方不明です)
あぁ、コレは思いっ切り無いですね。あの時、当然1機目は間に合わんかったけど、2機目はNHKのニュースでリアルタイムで流れてましたからねぇ。ワタシも生中継で見てましたが、シルエットが確認できるのは短時間なんで757かどうかまでは判らんかったけど、明らかに双発のジェット旅客機のシルエットに見えましたが。と言うか、一応飛行機マニアやけどワシあんなシルエットの戦闘機知らん。
> 全くこの用語には戸惑いましたよ。他分野の人間が始めて聞いたら絶対に意味はわかりませんね。どうして差分とか増分の比とかそれらしく名付けなかったんでしょうか?
英語の辞書を引いてみると、「margin」というのは、「端(はし)」とか「へり」という意味です。ワープロ・ソフトで「マージン設定」というときのマージンです。で、これがmarginalとなると、「端っこに付け加わった」とか「追加的な」とかいう意味になるんで、まぁ、いわんとするところがわからなくもありません。
英語だと、marginalというのはそんなに奇異ないい方ではないのかも知れませんが、日本語だと「限界」といえば、「ガマンの限界」とか「気力体力の限界」(あんたは貴乃花かい!)となりますから、誤解を招くことはなはだしいわけです。
関数y=f(x)においてΔy/ΔxでΔx−>0、つまり、dy/dxのことで、これはy=f(x)のグラフ上のある点で引いた接線の傾きを意味している云々とか説明して学生がすんなりわかってくれるんなら苦労はしないんですが(笑)。
歴史はグレーゾーンだらけ、まったくです。
例を挙げますと、911同時多発テロの疑惑です。
1.ペンタゴンに突っ込んだ旅客機が影も形もなくなっている。
http://www.kt.rim.or.jp/~mitsu-ya/giwaku/
http://members.shaw.ca/johniuchi/bywho.html
2.ツインタワーに突っ込んだ二機目の旅客機のシルエットは戦闘機である。(これはソースが行方不明です)
正直言って、なにが本当なのか僕には判断できません。
>経済学で「限界的(marginal)」というのも普通の意味での限界とは全く異なります。
全くこの用語には戸惑いましたよ。他分野の人間が始めて聞いたら絶対に意味はわかりませんね。どうして差分とか増分の比とかそれらしく名付けなかったんでしょうか? 何か歴史的由来でもあるのでしょうか?
久しぶりに遊びに来たんじゃないでしょうか。
いらっしゃいませ。
>このハンネでは・はじめましてです
と言っていますし。
☆の好きな方のようですね。
なんか責めるみたいな書き方でマズかったかな、反省。
ネタ提供は大歓迎。ツッコミたがりの巣窟ですが、どうかこれに懲りずどんどんと書いちゃって下さい。
> 読売新聞科学欄に変な犬のマンガで説明されていた
どんなんだろう?興味があります。
単なる愚痴だったのに〜皆様を巻き込んだ事をお詫びします、スルーで良かったんです、(だったら書き込むなよって言われているのかも)汗嶺
責任感じちゃうな
デザインっていうのは超自然っていう感じで今風にサムシング・グレートのIntelligence Design IDなんですか?私も正直わかりません たまに読売新聞科学欄に変な犬のマンガで説明されていたので記憶している程度です。
たいそうな意味なくカキコした事を改めてお詫びします。すいませんでした。
☆
>こちらの掲示板にはかつて「進化という語は進歩を意味するからけしからん」といういいがかりをしつこく付けたお馬鹿さんがいらっしゃいました。
詳細は過去ログでも探していただくとして、概要を述べれば、若者の人生相談にのっていると称する人でしたが、相談に来る若者が「今のままじゃいけない。進化しないと淘汰されてしまう」と悩んでいるといって、そうした悩みは進化論という名前がいけない(ここがポイント)として、「進化論は変化論と名前を変えるべきである」と主張されたわけです。
進化論が名前を「変化論」に変えたところで、「変わる」という点では同じですから、「今のままじゃいけない」という悩みの解決にはなりませんし、淘汰云々もよくわからない話でした。で、話がどんどんねじれていって、最後は「進化論は優生思想に基づいている」とかいうところまでブッとんだはずですよね。
まぁ、木村資生さんの『生物進化を考える』について考える機会を与えてくれた点では、あのやり取りも全くのムダではなかったわけですが。
突っ込みどころはそこかな?
こちらの掲示板にはかつて「進化という語は進歩を意味するからけしからん」といういいがかりをしつこく付けたお馬鹿さんがいらっしゃいました。
それに比べたら、キラ☆メキさんの嘆きはまだ理解できます。学術的な用語法に難癖付けているわけではないので。
ていうか、"evolution"の意味をきちんと理解されているのは、「良くできました」という感じ。
私が気になったのはそこではなく、文末のひと言。
> 生命をデザインされた誰かさんに失礼ではありませんか?
「誰かさん」って誰のこと?
「デザイン」?
最近IDに過敏になっているのだろうか? > ぢぶん。
って、良く見たら既にwadjaさんから突っ込まれてた。 orz
JA50さんへ、亀レスになりましたが…
>トピずれついでにもう一つ、いつも不思議でならないんですが、負け戦、それもこれ以上ないというさんざんな負け戦の指導者を神様に祭り上げるという心性がさっぱり分からない。
(トピずれついでにもう一つ 投稿日:11月10日(木)10時10分23秒)
国家神道は「日本国民を戦争に協力させる」という目的を持っている、とtemaは考えています。
二等兵を神様にしておいて大将が人のままでは、指揮命令系統上、問題があります。目的達成のためには、大将は二等兵以上に祭り上げる必要があります。
できることなら、大将には神様より上の位を与えた方が効果的です。
ちなみにtemaは、以下の2条件とも満たしたコトを宗教と定義しています。
1.人の心を救うことを目的とする
2.根幹が「信じる」ことで成立する
国家神道は上記1の条件を満たしていないため、宗教ではないと考えます。このため、靖国参拝は政教分離の原則に抵触してない…あれ?
>生物的進化と機械的進歩をごちゃまぜにするのは生命をデザインされた誰かさんに失礼ではありませんか?
ID論かい!(笑
*キラ☆メキさん
はじめまして。
> これって進化ではなく進歩あるいは新たなデザインされた、と表現すべきなのではないでしょうか!
>あまりにも進化という言葉が本来の意味から逸脱して使われている事に無茶苦茶やんなっちゃいます。
それをここでいってみても仕方ないじゃありませんか。抗議されるのなら、進化という言葉を進歩という意味で使っている企業に対しておっしゃるべきでしょう。
進化が進歩を意味しないのは、進化論(進化生物学)の教科書を1冊でも読めばわかることですが、日常の言葉と学術上の専門用語とで意味がズレているのは、どの学問分野でも見られることですから、止むを得ないともいえます。例えば、法学で「善意」といえば、「事情を知らなかった」ぐらいの意味ですし、経済学で「限界的(marginal)」というのも普通の意味での限界とは全く異なります。
議論の元となる資料の吟味もしないとダメですからね。素人が、「誰それの本にこう書いてあった」と論じあっても、その本の記述の元となった資料がどの程度信頼できるものなのかはなかなか判断できなかったりします。
例えば、以前(10年以上前)、朝日新聞だったかの書評欄に、米国の写真週刊誌『ライフ』の表紙に載ったとされる一枚の写真が紹介されていました。その写真は、机に向かって何やら手紙を書いている少女を左側から撮ったものなのですが、少女の目の前には頭蓋骨が1つ置いてありました。解説によると、その頭蓋骨は日本兵のもので、少女は頭蓋骨を送ってくれた米兵にお礼の手紙を書いているところだとされていました。書評では「この写真が載った頃から日本国内では『鬼畜米英』という言葉が広まった」とか「当時、日本兵と戦うのはハンティングと見なされていて、米軍兵士が出征する際には、『よい狩りを』といった」なんて話もありました。残念ながら、何という題名の本で著者が誰なのかは忘れてしまったのですが、ネットで検索してみると、小林よしのり氏の『戦争論』の中でもどうやら同じ写真に言及しているようです。
それで、米国のYahoo!から"LIFE COVER"とか適当にキーワードを打ち込んで検索してやったところ、『ライフ』の歴代の表紙が載っている商業サイトがありました。ここです。
http://www.2neatmagazines.com/
しかし、私が以前見た頭蓋骨を前に手紙を書いている少女という表紙はありません。1941年から1945年までの表紙を見ましたが、見当たらないのです。ひょっとして、マズイ内容なので欠番扱いなのかなとも思ったのですが、どうもそうでもないようです。ということは、あの写真は戦意高揚を狙って造られた「ニセもの」だった可能性があります(たまたま私が探せなかっただけで本当にあの表紙の『ライフ』があるのかも知れませんが)。
当時、米国で日本人が蔑視されていたことは、日系アメリカ市民が1942年の「行政命令第9066号」に基づいて財産を取り上げられて収容所(有名なところでは、マンザナー収容所がありますね)に押し込められたことでもわかります。ドイツ系やイタリア系のアメリカ市民に対してはそういう広範な措置はとられなかったことを考えると、アジア人蔑視とか黄色人種蔑視とかいわれても止むを得ませんし、実際、後に商務長官に就任する日系二世のノーマン・ミネタ下院議員が提案した「1988年市民的自由法」の成立を受けて米国政府は公式に謝罪して何がしかの補償(一人当り2万ドル:1ドル=100円で換算すれば、200万円)もしています(中南米から連行した日系人に対してはその4分の1の5000ドル)。
ですから、米国において日本人に対する蔑視感情がなかったといえばウソになりますが、頭蓋骨を前に礼状を書く少女というのはどうなんでしょうかね…。まぁ、白人優位主義の極右テロ集団KKK(クー・クラックス・クラン)なんかは無差別に黒人を捕まえてはリンチを加えその辺のポプラの木に縛り首にしたりしたわけですし(奇妙な果実)、「サン・クリークの虐殺」や「ウンデッド・ニーの虐殺」でも知られているようにネイティヴ・アメリカンに対する迫害も相当にひどいものだったわけです。その辺りも考えると、あの写真に近い心情を米国の少なからぬ人たちが抱いていた可能性は確かに否定し切れませんが。
ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、 e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。