このファイルは、掲示板巡回ソフトのログファイルを元に再構成したものであり、投稿時の状態(フォントサイズ、文字の色、リンク等)をすべて反映しているわけではありません。いくつかの書名にアマゾンのアソシエイトのリンクを張らせてもらいました。
46億年の歴史くらいは以下のような参考書で学んでから議論してほしいですね。
全地球史
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/e-history/html_/eh/
プルームテクトニクスと全地球史解読
http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4000059459/ref=dp_toc/249-1126682-2237132?ie=UTF8&n=465392
地球・46億年の孤独 ガイア仮説を超えて
http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4195539439/ref=dp_toc/249-1126682-2237132?ie=UTF8&n=465392
>もちろんわたしはセントラルドグマなど認めておりませんが、少なくとも(かっての?)正統派といわれる(た?)ネオダーウィニズムの理論では、遺伝子DNAの突然変異機構が進化の唯一の原動力であるとみなされているはずです。
地層は、土がだんだん積もってできます。地表形成の原動力は堆積です。(これはただの例えなので、はやしさんが堆積による地層形成を認めなくても関係ありません。)ここで、仮に土が積もる速度が常に一定だったとしましょう。それならば、地層は常に一定の速度でできるといえるでしょうか?
そんなことはありません。なぜなら、堆積したものが流される可能性だってあるからです。堆積の速度が一定でも、流されやすさが変化すれば、地層ができていく速度は変わります。
進化は、突然変異が積み重なって起こるものです。進化の原動力は突然変異です。ここで、仮に突然変異の速度が常に一定だったとしましょう。それならば、進化は常に一定の速度で進むといえるでしょうか?
そんなことはありません。なぜなら、出現した変異が淘汰される可能性があるからです。突然変異の速度は一定でも、淘汰の働きかたが変われば、進化の速度は変わります。
ところで、
チチカカ湖の問題、マンモスの問題、トルコ政府に関する嘘の問題については解答なしですか。だんだん、ようさんとかと同じような傾向を示し始めたね。
みなさん、これが収斂進化です(違う)。
「それに対して淘汰圧や自然選択の原理は進化そのものを作り出したわけではないでしょう。」というところが誤解です。突然変異は変異を作りだし、自然選択は変異を集団内に定着させます。変異と定着の違いとは何かですが、遺伝子の変異から進化に至るまでには次のステップがあります。
1.生殖細胞の遺伝子が変異を起こす==>たぶん単位時間に一定割合
2.その細胞が個体として成長する==>流産等の有害変異でなければ
3.その個体が子孫を残す==>諸々の生存競争に勝ち抜けば。つまり有害でなければ。
4.その変異が集団内で多数派となる==>変異の定着と呼ばれる
実際的には4に至らないと「集団が変化した(進化が起きた)」と認識できません。定量的な話をする前に、これらのステップがあることをしっかり理解しなければ、数値だけ示しても空転するだけでしょう。なお、変異を作り出す機構は突然変異以外にも、遺伝子重複、水平移動、遺伝子交差など様々な機構が知られています。
また蛇足ながら、自然選択は有利な変異は集団内に定着させますが、不利な変異は排除します。
>分かっている限りで最初の超大陸はヌーナ大陸で、20億年前くらい。
その前も大陸移動はあったでしょうが、
その分かっているかぎり(?)といわれるヌーナ大陸の証拠はどこにあるのでしょうか?
大陸移動の話。
>最初のパンゲアが分裂をはじめたのは古生代の頃、すなわち5億年ほど前とされておりますね。それに対して地球の歴史は46億年とされます。ではそれまでの地球の40億年間はなぜ何も起こらなかったのでしょうか?
パンゲア(5億ではなく2.5億年前ですよ)以前にも大陸移動はありましたし、
最初の超大陸はパンゲアではありません。
分かっている限りで最初の超大陸はヌーナ大陸で、20億年前くらい。
その前も大陸移動はあったでしょうが、
大陸移動は超大陸から始まったなどとは誰も言っていませんよ。
パンゲアはアイディアのヒントになったから有名なだけのことです。
以下を参照してくださいな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%8F%B2%E5%B9%B4%E8%A1%A8
>地上を洗い流すほどの水蒸気が、上空に水蒸気として存在できる道理などないのですよ。
海の形成の時点でほとんど落ちてしまいましたとさ。というのが松井先生の理論です
いろいろご教授ありがとうございます。但し、100%ありえないのかどうかは分かりませんね。ま、今後の参考にはさせていただきます。
中学校の理科の内容で否定できますよ。
松井先生の理論では、確かに
原始地球の大気には大量に水蒸気が含まれていたとしています。
しかしそれは地球の表面がマグマオーシャンと呼ばれる灼熱の(数万℃)状態だったときの話です。
冷えることによって水蒸気は水に変わり、雨となって降り注ぐわけです。
なぜか?
それが中学の理科で習う飽和水蒸気圧(飽和水蒸気量)の話。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/shitsudo1.html
http://www.juen.ac.jp/scien/naka_base/met_cal/satu_vapor.html
簡単に言うと、
温度が冷えると水蒸気として存在できる量が減り、水になってしまう。
また、気圧が高くなれば、(創造科学側はよく、水蒸気によって気圧が倍だったなどとのたまいますが)
やはり水蒸気として存在できる量が減って水になってしまう。
地上を洗い流すほどの水蒸気が、上空に水蒸気として存在できる道理などないのですよ。
海の形成の時点でほとんど落ちてしまいましたとさ。というのが松井先生の理論です。
>パンゲアを引き裂くほどのエネルギーが対流によって説明できなければ、それは何の証拠にもならないでしょう。
まさかとは思いますが、パンゲアが一瞬で引き裂かれたと考えているのではありませんよね?
>しかし最初は一つの大陸だったパンゲアがいくつもの大陸に引き裂かれていくというからには、ものすごいエネルギーが必要だということになりませんか。それを簡単に対流のエネルギーだけで説明できるでしょうか?
次のURLの通り、ものすごいエネルギーですよ。要は現在も火山活動や地震を起こしているのと同じエネルギーが大陸をも動かしているのです。
http://www.jahep.org/hepnews/2005/Vol24No2-2005.7.8.9enomoto.pdf#search=%22%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%80%E7%86%B1%E6%BA%90%22
BSE モデルに基づけば,放射性元素からの発熱量は,ウランおよびトリウムがそれぞれ 8 TW づつ,カリウムが 3 TW で,合計 19 TW 程度となる.一方で,地表における地殻熱流量の測定値は 44 TW (最近の再解析で 31TW) となっており,このことは地球全体の熱収支においてこれらの放射性熱源が大きな寄与をしていることを示している.
>大陸移動説というのは確かに魅力のある説ですが、それはなぜ起きたのか正しく説明できる人はいますか?
地球内部に熱源があり、それによる対流のため、という点はよろしいですか? で、その熱源ですが、放射性物質の崩壊熱、地球誕生時の微惑星等の衝突熱などが考えられます。いずれもすぐに地表に放出されるのではなく地球内部に閉じこめられ、対流や伝導により少しずつ地表に放出されます。その過程で火山活動や大陸移動も起きるということです。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/grsj/intro/seishitsu.html
年間2-3cmという極めて遅い動きは放射性物質の崩壊熱と地球の最深部 (核) からもたらされる熱によって維持されています。
http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~keikei/enlighten/earth.html
地球にプレート運動があるのは,地球内部の水分に原因があるとする説が有力視されている.
http://www1.tecnet.or.jp/lecture/chapter2/2_07_2.html
とすれば、核がまだ、すべて固まっていませんので、地球内部に昔のエネルギー、つまりは熱のもとが一杯のこっていることになります。
>地球創生時に地核に閉じ込められていた熱が出口を求めて地殻を割ったという説が有力のようですが、
なんだかわかりにくい表現ですが、地表への熱の伝わりが悪いために昔の熱が地球内部に残っている、という話ならその通りです。放射性物質の崩壊熱は今でも発生していますが。
>それと氷河期はなぜ起こったのかということを正しく説明できる人はいますか?
ひとまずはこちらで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F
「進化アリエナイ」も「偶然船の形になるのアリエナイ」も確率の過小評価という意味では構造は同じかな、と思う。
「1は1億回足せば1億になる」という説明で納得できるかどうか、なのかしら。ちなみに私はその説明で、確率の寄与する部分の感覚的な評価は納得できますにゃ(もちろん、感覚的な話で納得するだけじゃダメで、計算でちゃんと蓋然性が示されてるのが前提ですが)。
>それ以外に偶然の力であのような形ができると考えるほうが不自然ではないでしょうか?
あの画像の船の形は明らかに人工的なもので、あのような形が偶然に出来たとはとても言えない。もっと素直に現実を観察しよう。
>>パンゲアを引き裂くほどのエネルギーが対流によって説明できなければ、それは何の証拠にもならないでしょう。
>説明できている、って言ったでしょうに。あなたが感覚的に信じられないだけなんですよ。地球が太陽の周りを回っていることが実感できないのと同じでね
ではきちんと説明して欲しいものですが、最初のパンゲアが分裂をはじめたのは古生代の頃、すなわち5億年ほど前とされておりますね。それに対して地球の歴史は46億年とされます。ではそれまでの地球の40億年間はなぜ何も起こらなかったのでしょうか?それまでは対流はなかったのですか?
>引用先のページはよく読んでいただきたいものですね。
・材質は木ではなく、周囲の山腹のものとおなじ、岩石であった。
わたしが言っている材質というのは箱舟が作られたときの材質です。よく考えるとそんなものがいつまでも嵐のふき荒れる山に残っていると考えるのは土台ありえないですね。おそらくそんなものはすべて木っ端微塵になったどこかへ吹き飛んでしまったでしょう。但し、かなり長い間、箱舟が氷河に埋もれ、その場にとどまっていたとすれば、その周囲には土砂が堆積して固まり箱舟の外形を取り囲むような地形がそのに残されたとすればありえる話でしょう。それ以外に偶然の力であのような形ができると考えるほうが不自然ではないでしょうか?
>洪水以前に水蒸気層が存在していたメカニズムは?なぜ安定的に存在していた水蒸気層が突然雨になったのでしょう?そして、どうして現在は水蒸気層がないのでしょう?
ご存知だと思いますが、このアイデアのヒントは東大の松井孝典先生の地球創生時の水蒸気層の理論から拝借したものだと思います。海がどのようにしてできたかということをこの理論はすばらしく完璧に説明していると思います。そしてこの説明のイメージは聖書の創世記第一章の記述にも驚くほど合致しています。創世記の記述ではおおぞらのうえの水としたの水というようにかかれていて、この「おおざおらのうえの水」がノアのときに突如として降ってきたと書かれているので、創造論者はそれを地球創生時にあった水蒸気層がその後も一部残っていて温室効果で気候を温暖にしたり、有害な紫外線を遮って生物の生存にとってよい環境にするのにも役立っていたと考えられています。またノア以前の人間の寿命が異常に長かったり、恐竜をはじめとして巨大な生物が多かったというのも、当時の地球環境が現在とはまったく異なっていたからだと説明されておりますね。わたしはそれはそれで筋が通っていると思っています。もちろんこの話がまったくありえないということが100%完全に明らかになるのであれば、わたしもそれをあえて信じようとは思いませんが、いまのところはなるほど「さもありなん」かなというぐらいに思っております。これを批判するのは自由ですが、反論のための反論ならやめてください。生半可な知識や聞きかじりだけで批判するのもみっともないからやめてもらいたいですね。
>>対流による大陸移動が主流の説になってるってことです。
>パンゲアを引き裂くほどのエネルギーが対流によって説明できなければ、それは何の証拠にもならないでしょう。
説明できている、って言ったでしょうに。あなたが感覚的に信じられないだけなんですよ。
地球が太陽の周りを回っていることが実感できないのと同じでね。
しかし、直感というものは、現実の証拠の前では全くの無力です。
少なくとも科学においては。
Wegenerが大陸移動説を提唱した当時は、
地殻とマントルの硬さから計算して、大陸を動かすだけのエネルギーの説明がつかなかった。
よって大陸移動説は一旦は廃れた。ここまではOKですか?
地球内部の熱によって温められたマントルの対流の生み出すエネルギーならば
大陸を動かすだけのエネルギーの説明がつくようになった。
説明がつくようになったから、対流説が主流の説になった。
参考http://www.shinko-keirin.co.jp/kori/science/ayumi/ayumi18.html
説明しようともしていない創造科学など比較対象にすらにならないのですよ。
>聖書をざっと読んでみましたけど、大洪水が「地球規模」とは書かれていませんでした。
あの時代、3500年前の書物にとって「全地に及んだ」と言うのはメソポタミア地方の広範囲とも考えられます。よって聖書が間違いなのではなく、拡大解釈をしているのではないのですか?
実はわたしもそのように解釈していましたし、実際、そのように考えるクリスチャンも多いですね。ただキリスト教原理主義者はできるだけ聖書を文字通りに解釈しようと考えたがるので、創造科学が生まれてきたのだと思いますが、いろいろと調べてみると地球上には実際に洪水の爪痕と考えざるを得ないものがあまりにも多いので、わたしはいわゆる原理主義に組するものではないですが、現在はそちらの見方のほうに説得力を感じております。但し、聖書が絶対だという硬直した見方はよくありませんが。
>対流による大陸移動が主流の説になってるってことです。
パンゲアを引き裂くほどのエネルギーが対流によって説明できなければ、それは何の証拠にもならないでしょう。
>創造科学で、
現実の証拠に矛盾することのない大陸移動の説明はどうやったら可能なのですか?
現在の創造科学がそこまで説明しているとは思っておりません。できるかどうかわかりませんが、将来の課題であることは確かでしょう。
>突然変異率が一定でも(本当は、突然変異率も環境によって変化しうるけど:e.g.発ガン物質)、それが集団内に広まり、固定されて蓄積していく速度が一定とは限りません。
不利な突然変異は、いくら起こっても淘汰によって取り除かれるので、蓄積しません。このことは、セントラルドグマとは何一つ矛盾しません
もちろんわたしはセントラルドグマなど認めておりませんが、少なくとも(かっての?)正統派といわれる(た?)ネオダーウィニズムの理論では、遺伝子DNAの突然変異機構が進化の唯一の原動力であるとみなされているはずです。それに対して淘汰圧や自然選択の原理は進化そのものを作り出したわけではないでしょう。たとえば鳥類の羽は淘汰圧が作り出したのですか?だとすれば、最初の突然変異を起こした鳥類はどのようにそこで生き残るのに有利であったと納得の行く説明ができますか?また鳥類が自由に空を飛べるようになるまでに、どれほどの回数の突然変異が起こらなければならないかということも説明してください。そしてその過程で淘汰の原理からみてどれほどの無駄な突然変異が起こり、有為な突然変異がどれほどの確率であったかということも示してもらえますか?
聖書をざっと読んでみましたけど、大洪水が「地球規模」とは書かれていませんでした。
あの時代、3500年前の書物にとって「全地に及んだ」と言うのはメソポタミア地方の広範囲とも考えられます。
よって聖書が間違いなのではなく、拡大解釈をしているのではないのですか?創造科学論は。
創造論者は聖書の記述に従って「進化論」を否定する前に、聖書の記述が科学的に正しいかどうか、実験等々で検証すべきでしょう。
もしあなたが、純粋に学問的興味から質問されているのであれば、
↓こちらに質問してくだされば、ある程度難しい内容でもお答えするつもりですがどうでしょう。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/5329/1154233566/
と書いたんですが、ダメですか?
まあいいや。今回はこっちで答えます。
>最適化が幻想なら、自然選択はランダムな選択ということになり
まず、ミケの8月15日(火)07時34分51秒 の発言は、
単に「完璧」とか唯一つの「頂点」など存在しないだろうって意味でしたので、
最適化の意味にすれ違いがあったと思われます。
誤解を与えてしまったことは先にお詫びしておきます。
ただし、、、以下の点に注意してください。
遺伝的アルゴリズムは最適化を目指しているのではなく、
今の得点より高いパラメータを目指しているんです。
例えば、先祖から受け継いだ体制の制約によって、
最適だとはいえないがそれなりの性能でとりあえず間に合わせている例が結構あります。
脊椎動物の目にある盲点とか。
参考http://members.jcom.home.ne.jp/natrom/panda.html
よって、最適化が幻想であると言われてすぐに自然選択がランダムだと結論するのは、
論理の飛躍であり短絡なので注意してください。
>遺伝子Aが発現した後でないと遺伝子Bが発現しないような場合は、
理屈の上では、10+10になる場合もあるでしょう。
しかし実際には
遺伝子Aが最適化してから遺伝子Bができ始める
などということは滅多になく、
遺伝子Aがそれなりに使える状態になった時点で遺伝子Bと協調的に進化を始めますので
10兆より多少多くなっても、20兆よりははるかに少なくなることがほとんどです。
あるいは、遺伝子Bの原型がすでに(別用途で)出来上がっている場合もあります。
ミイデラゴミムシの放屁の例などが参考になるかな。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/5329/1138967290/2
>・化学反応の基質が体内で別の目的で使われていた
>ソース
>リチャード・ドーキンス「盲目の時計職人」(p.151〜p.152)
>・反応に必要な酵素、カタラーゼとペルオキシダーゼは放屁用化学反応のためだけの酵素ではない
>ソース
>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC
http://en.wikipedia.org/wiki/Peroxidase
○洪水以前に水蒸気層が存在していたメカニズムは?なぜ安定的に存在していた水蒸気層が突然雨になったのでしょう?そして、どうして現在は水蒸気層がないのでしょう?
○水蒸気が水になるとき、潜熱が放出されます。地球規模で洪水になるほどの量の水蒸気が水になったとすると出た熱も膨大になると思うのですが、それはどこに行ったのでしょう?下手をすると高緯度地域を冷却するどころか、逆に暖めることになっちゃいそうなんですけど…
○洪水以前には異なった地形・異なった海流が存在したと書かれていますが、それは実際にはどんな地形でどんな海流だったのか、具体的に示していただけないでしょうか?
○大陸移動について、はやしさんは「それを簡単に対流のエネルギーだけで説明できるでしょうか?」と書かれていますが、水の比重はマントルの三分の一以下しかないので、それが大量に降っても地形が大きく変化できるとは思えないのですが(もちろん局地的な変化はあるでしょうが)、なにか別の地形変化のメカニズムがあるのでしょうか?
○また、総エネルギーとしては非常に大きいかもしれませんが、何億年もかけて大陸が移動するなら一年あたりにすれば比較的(あくまでも比較的ではありますが)少なくて済みます。しかし、洪水によってきわめて短期間に変化したとするなら、その全量を一瞬にちかい間に作用させなくてはなりません。こちらの方が無理があると私は思うのですが、この点についてはどう説明されますか?
とまぁ、はやしさんの説明は疑問点だらけなんですが、このような疑問に対するさらなる説明はあるのでしょうか?
すくなくとも、大陸移動に関してはコンピュータでマントル対流をシミュレーションしたり、それによる地形の変化で大気や海洋の循環がどう変化したかという研究があるわけです。これらは航空機の翼や原子炉の熱交換システムの設計に使われたりする流体力学を元にしていて、飛行機が飛んだり原子炉が動作している以上、これらのシミュレーションにも(タイムスケールの違いなどもありますが)それなりの妥当性があるのではないかと思います。
こういったシミュレーションなどを洪水仮説に対しておこなったという研究などはあるのでしょうか?
…と、ここまで書いたところで、ミケさんが上記のいくつかをあっさりと否定されていますね。まぁ、私が知りたいのははやしさんの説明なので、このまま質問させていただきます。
現実の進化論やプレート・テクトニクスは科学者達の膨大な疑問がぶつけられ、研究によって証拠が積み上げられてきたから主流になっているわけで、私のような素人がぱっと思うような疑問点はちょっと調べてみればたいてい解決済みです。それにもかかわらず、はやしさんは創造科学のほうが納得できるそうなので、その、納得できるだけの説明があるのかどうかが知りたいわけです。
>箱舟
引用先のページはよく読んでいただきたいものですね。
・材質は木ではなく、周囲の山腹のものとおなじ、岩石であった。
・彼らの言う錨石は、1000年前から墓石として使われているもの。
・そもそも"舟"のような地形は複数あり、別にDurupinar Siteが特別ではない。
・(水蒸気説を提唱した)創造科学サイドの学者、Dr. John D. MorrisやDr. Baumgardnerも上記と同じ結論(いんちき)に達した。
以上の説明で、あなたの投稿「箱舟の跡型か?(8月19日(土)21時15分2秒)」 の指摘は
全部崩れることが分かっていただけると思います。
まだ解説が必要でしょうか?場合によっては論文等も探してみますけど。
>氷河期
海流のベルトコンベアは塩分濃度の違いによって引き起こされています。
乾いた空気に触れて水が蒸発し、塩分濃度上昇・水温低下(大西洋)
→塩分の濃い冷たい海水が沈む
→水を取り込んで塩分濃度低下(北太平洋)
→塩分の薄い海水が上昇、表層を通って大西洋へ
温暖化によって氷河が溶け、大西洋に大量の淡水が流れ込むと
塩分濃度が低下し、海水が沈み込まなくなります。よってベルトコンベア停止。
私の示したキーワードをもとに検索すれば、この程度のことはすぐに分かると思ったんですが。
これらは、創造科学の絵空事とは違って、観察事実と理論によって導かれた推定です。
もちろん、創造科学とは違って、現在見つかっている証拠に矛盾したりしません。
>大陸移動
大陸を引き裂くほどのエネルギーが対流だけで説明できるのか、との質問ですが、
できるからこそ仮説として認められているのですよ。
最初に大陸移動説を提唱したWegenerは、大陸が動くメカニズムをうまく説明できませんでした。
だから一度は大陸移動説は相手にされない時期があったわけです。
今は、現実の証拠と合致し、かつコンピュータシミュレーションでの予測の検証結果から、
対流による大陸移動が主流の説になってるってことです。
再度言いますが、説明できるから認められるようになったのです。
逆にお聞きしたいのですが、創造科学で、
現実の証拠に矛盾することのない大陸移動の説明はどうやったら可能なのですか?
>断続平衡など
あなたが読んだはずの「種の起原」から引用しましょう。
***********(以下引用)***********
それゆえ、ある一つの種が他のものたちよりずっと長く
同一の形態を保持しつづけていたり、あるいは、
かりに変化するとしてもわずかな変化であったりしても、
おどろくにはあたらない。
***********(以上引用)***********
(岩波文庫 種の起原(下) p. 50)
これは現在のネオダーウィニズムにおいても同じことです。
突然変異の起こったものと起こらなかったものが同時に存在しうること、
そしてその際、突然変異の起こらなかった個体のほうが生き残るという可能性も忘れてはいけません。
この問題にセントラルドグマは関係ありませんよ。
どうしてここでセントラルドグマを持ち出したんでしょう?
>水蒸気
これは先に少し触れたとおり、証拠に合致しない絵空事です。
例えばオゾンは、
上空で生成されすぐに分解されるがゆえに上空で層として存在できているわけですが、
水蒸気の場合では上空に層として存在することは無理ですよ。
大気と混じりあってしまいます。
仮に層ではなく大気中に混じりあっていたと主張を変えてきても簡単に理論のほころびを見つけることができます。
飽和水蒸気量とかね。
ミケさんと通行人Aさんの会話を追ってないので、見当はずれかも知れませんが、横から茶々。
厳密に言うなら、遺伝的アルゴリズムで得られる解は近似解であって、最適解である保障はどこにもないんですよね。(この場合の「最適解」とゆーのはコンピューター用語とかで使われる「ありとあらゆる組み合わせの中で一番得点が高い解」のこと)
「深い霧のかかった山の山頂を、歩いて目指すゲーム」を想像してみるとわかりやすいかも……。
ただ大きな問題はノアの箱舟伝説を齎した地球規模の洪水がわずか数千年前に生じたという説を裏付ける地質学的、生物学的証拠が何一つ見つかっていない事実です。
ご存知の通り地球の歴史において氷河期は一度や二度ではないし、マンモスが氷結した年代はバラバラです。仮に現在の世界の陸地が水没するほどの水が全て気体となって空気中にあった場合の影響、気圧や気象など(雲が凄まじく多いのだから当然惑星の光の反射率=アベルドや太陽光からエネルギーを得る植物にも影響を及ぼすと想定される)がどのような状態になるのかも考慮されているとは思えません。
6500万年前に起きた大量絶滅の原因が巨大隕石の衝突であるという説は証拠として地殻には少なく、隕石に含まれるイリジウムなどを多量に含んだ層が世界中の中世代-新世代境界の岩石から見つかっている事と、ユカタン半島に当時衝突した隕石の名残と思われるクレーターが見つかっている事実があります。もっとも隕石衝突説だけではなくインド亜大陸を覆う溶岩台地も同時代に形成されたと考えられており、イリジウムは地球深部にも存在することから火山活動による環境悪化=マントルプルーム説などもいまだに有効であり、隕石の衝突だけが直接の原因とは言い切れていません。当時の岩石には洪水どころか世界規模の火災を示唆する煤なども見つかっていますが、ノアの洪水仮説はこれらの事実に対しなんら回答を与えてはくれません。
はやしさん、あなたは二重三重に誤りを重ね、もはやなにを主張しているのかご自分でも分からなくなっているように見受けられます。
>いわゆる正統派のネオダーウィニズムでは何億年も変わらないというのはありえないはずですね。つまり遺伝子のランダムな突然変異と自然淘汰説だけで進化を説明しようとする正統派の考えでは何億年も変化しないことはありえないはずです。
1:変異のあるなし、分子中立進化の蓄積について
先に補足(#印)してあるように、mDNAの変異(分子時計)を調べるなどすれば、チチカカ湖に生息する生物がどれくらい分子進化を重ねてきたか、かなり確かに推測することができます。また、他の地域に住むと「はやしさんが主張した同種の生物」と比較すれば、両者がどのような系統にあり、果たして「同じ生き物」といえるのかどうか、はっきりできます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AA%AC
↑中立進化説のWiki
しかしここまでは「はやしさんの論拠が正しいと仮定して」の話ですが、すでに多くの方々から指摘されているように、チチカカ湖に海産の生物は生息できません。
2:正統派のネオ・ダーウィニズム云々
正統派のネオ・ダーウィニズムでは、淘汰圧の変化による要請がない限り、変化する必要のない生物はその形態を保つと予言しますが、ご存知ありませんか?もっとも、1項で触れたように分子進化はその間も蓄積されるでしょう。その限りにおいて「まったく同じ」ではありません。また、はやしさんの述べる「変異などないという認識」がチチカカ湖の例については事実誤認なのですから、これはもうどうしようもありません。
ここでは、「チチカカ湖に生息する生物は、何億年も変化していない」ことを、きちんと証明しなければ反論にも証明にもなりませんよ。
>なぜなら遺伝子は紫外線等の影響で必ず一定の確率で変異を起こしていくからです。
確かに、遺伝子は紫外線の影響などなくても、単純なコピーミスなどによって変異を蓄積していきます。しかし、表現型として現れる形質については、生殖隔離などが起きない限り、交雑してすぐに発散してしまうのも我々の知るところです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%A6
↑集団遺伝学
>但し、実際には古生代の化石でもまったく変わっていない種(シャミセン貝など)があるので、進化論学者はそれを説明するために様々な苦しい説明をしようとしているのは分かります。
そもそも、生態・環境の変異が乏しく、淘汰圧に変化のない環境で生きる生物は「目に見える表現型の変化」を起こさないことが明白なのですから、古代からあまりカタチの変わらない生き物が存在することにはなんの疑問もありません。分子時計に蓄積される中立進化を、これと混同してはいけません。遺伝子に変異が起きたとしても、必ずカタチになってそれが表れるわけではないことなど、とっくに解明されているのですから。
>確かにグールドの断続平衡説などはその辺を柔軟に考えておりますね。しかしその説はもはや本来のダーウィニズムではないということを認めるべきでしょう。
ダーウィンが著した「種の起源」そのままの進化論を、逐語的に今も採用している学者なんているのでしょうか。これは科学理論なのですから、度重なる修正・訂正を受けています。それでもなお、ダーウィニズムの中心にある「突然変異と自然選択」のメカニズムは強力なので、現代でも通用しているのです。無論、「本来のダーウィニズムではない」と云うのでしたらその通り。
なお、グールドの断続平衡説については、もともとのダーウィンが提唱した進化論の中でさえ、包括的に含まれる内容であり、目新しいところではありません。これについては、このサイトの管理人さんの
http://members.jcom.home.ne.jp/natrom/flood.html
↑「洪水地質学とはなにか?」の中で
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どうも創造論者たちは「地質学者は堆積は常にゆっくりと何万年もかけて起こり、急速な堆積などありえないと思っている」と思っているらしいのです。でなければ、シダの葉の化石が世界規模の洪水の証拠として出したりはしないでしょう。(ここに、トンデモ説の特徴の一つ、「相手の主張を誤解・曲解した上で否定する」が見られる。)
---------------------------------------------------------------------------
と解説されています。
このほかにも、このサイトのトップページから読めるコンテンツには、それだけではやしさんの述べる主張がどれだけ間違っているか理解できるものが用意されていますので、どうぞ参照してみてください。
>山々の間に取り残された大量の水はまもなく凍りつき氷河時代を招いたとされます。
氷河期は複数回起こったと考えられている(氷河期の痕跡を残す地層が複数ある)のは、どう説明できるんですか?
>また、そのときに大量のマンモス等の生物の遺骸が腐敗する間もなくそのまま冷凍保存されたと考えられています。
腐敗していないマンモスの死骸はほとんどなく、多くはかなり腐敗が進行していること、死骸ごとに、推定される年代がばらばらであること(つまり、同時に死んだとは考えられないこと)はどう説明できますか?
また、凍結死体が発見されるのはマンモスぐらいですが、急激な寒冷化で凍死したはずの他の大量の生物たちはなぜ冷凍保存されていないのですか?
>その原因として考えられるのが洪水によって停止した海流の影響です。
結局、Seagul-Xさんの質問、つまり「洪水によって海流が停止するメカニズム」については答えがないようですが?
>しかしその前の記事にもあるように船型の地形が偶然にできたと考えることは不自然であり、しかもその地形のサイズをみれば大きさがほぼ聖書の記述どおりであると認められているわけですから、偶然にしてはあまりにもできすぎではないでしょうか。
この地球上にはとてつもない数の地形が存在しています。その中に、箱舟っぽく見える地形の1つや2つ、ないほうが不思議です。
>あなたは正統派のセントラルドグマをご存じないのですか?
突然変異率が一定でも(本当は、突然変異率も環境によって変化しうるけど:e.g.発ガン物質)、それが集団内に広まり、固定されて蓄積していく速度が一定とは限りません。
不利な突然変異は、いくら起こっても淘汰によって取り除かれるので、蓄積しません。このことは、セントラルドグマとは何一つ矛盾しません。
ついでに。
「仮にチチカカ湖が高速で隆起していたとして、それがどう進化論を否定するのか?」という質問への回答、および「トルコ政府が船形地形に興味を持っており、いずれ調査されるというのはガセ」という指摘への返答をお願いします。
いわゆる創造論者の説によりますと、ノアの洪水以前は地球大気を水蒸気層が取り巻き、それが温室効果の働きをして地球全体を一様に温暖な気候に保っていたと考えられています。ノアの洪水はその水蒸気層が一挙に雨となって地表に降ってきたということを意味しますから、それはビニールハウスのビニールが取り除かれたように高緯度地域は一瞬にして冷却され、山々の間に取り残された大量の水はまもなく凍りつき氷河時代を招いたとされます。また、そのときに大量のマンモス等の生物の遺骸が腐敗する間もなくそのまま冷凍保存されたと考えられています。ただ大きな問題は、その後も氷河時代がしばらく続くことになるわけですが、その原因として考えられるのが洪水によって停止した海流の影響です。この説明によれば、ノア以前は現在とはまったく異なった海流があったと考えられます。陸地の地形も現在とはまったく異なっていましたし、地球全体があたたかかったので、緯度による寒暖の差があまりなく、海流もおそらく現在よりももっとゆっくりしたものと考えられるでしょう。しかし洪水後は緯度による寒暖の差が極端に大きくなり、高緯度地域は氷河の中にしばらく閉ざされたままになりました。氷河が溶け出したのは、低緯度地域からの暖かい空気を運ぶ海流が現在のような海流の秩序を形成するようになってからだと考えられます。
現在の海流にはいわゆる深層海流という数千年の年月をかけて循環しているものと、黒潮のように数年で循環する表層海流があります。ノアの洪水後完全に現在のような海流の流れの秩序ができるまでに数千年かかったのではないかと思われます。したがって、氷河時代はその時間と同じぐらい続いたのではないかと想像されます。
ミケさん
最適化は幻想というお話でしたが、より優位なものを選んでいくことも、時間的な長短の問題であり、最適に至るので、最適化とまったく同じことを言っているわけです。
最適化が幻想なら、自然選択はランダムな選択ということになり、進化論の上で、意味のないものになってしまうと思うのですが、その点もお尋ねしてみたいです。
また、遺伝子Aが発現した後でないと遺伝子Bが発現しないような場合は、ミケさんのご指摘とは違って、10兆+10兆=20兆世代の場合もあると思いますが、その点もお尋ねしてみたいです。
yebisu500さん
わかりやすく説明していただき、ありがとうございました。
ぜひとも詳しいメカニズムを説明してください。
「洪水仮説によれば、海流が停止した理由が説明できます」ではなんの説明にもなっていません。これが許されるのなら「温暖化でも海流が停止した理由が説明できます」で終わっても構わないわけですよね。
>はやしさんの「一定の確率で変異を起こしていくからです。」というのは自然淘汰を考えていない話ですよね
あなたは正統派のセントラルドグマをご存じないのですか?
>いわゆる正統派のネオダーウィニズムでは何億年も変わらないというのはありえないはずですね。
この一行に、はやしさんが進化論をほとんど理解していないということが端的に現れていますね。
私だって聞きかじりではあるのですが、環境に適応している種にとって中立的でない(形質が変化する)突然変異のほとんどは生存に不利になるものだということくらいは理解しています。そのような場合、自然淘汰で変異は取り除かれ、生存に有利なもともとの形質が残るわけです。結果として、環境が何億年も変化しなければ生物種も変化する必要はなく、残っていてもおかしくないと思います。
はやしさんの「一定の確率で変異を起こしていくからです。」というのは自然淘汰を考えていない話ですよね。だって、自然淘汰を考えればその変異は蓄積せずに起こったはしから取り除かれていくわけですから。
環境が変化すれば、あるいは個体が移動して違う環境に移ればいままで有利だった形質が不利になって、突然変異で新たにあわられた形質が生存に有利になることもあるでしょう。そうなれば、有利な変異が蓄積していって新たな種に変化するということも起こるでしょう。
また、環境が変化しても少しでも以前の環境に近いところに移動することによって、もともとの形質のままでも充分生存できる場合もあるでしょう。
なにも苦しい説明をする必要も、本来のダーウィニズムから離れる必要も、まったくないと私は思うのですが、いかがでしょう?
# ちなみに「本来のダーウィニズム」「正統派のネオダーウィニズム」と二種類の表現を使われていますが、
# おなじ意味で使われていますよね?でないと意味が通らないので。
>何億年も前に隆起したのであれば、現在棲息する生物も変容していなければならないのですか?ニッチや生態系が同じであれば、それほど大きな形態の変化の要請がなかろうことも、種の起源なりに目を通されているはやしさんなら理解できるはずなのですが。
いわゆる正統派のネオダーウィニズムでは何億年も変わらないというのはありえないはずですね。つまり遺伝子のランダムな突然変異と自然淘汰説だけで進化を説明しようとする正統派の考えでは何億年も変化しないことはありえないはずです。なぜなら遺伝子は紫外線等の影響で必ず一定の確率で変異を起こしていくからです。但し、実際には古生代の化石でもまったく変わっていない種(シャミセン貝など)があるので、進化論学者はそれを説明するために様々な苦しい説明をしようとしているのは分かります。分子進化中立説等もその一つではないでしょうか。確かにグールドの断続平衡説などはその辺を柔軟に考えておりますね。しかしその説はもはや本来のダーウィニズムではないということを認めるべきでしょう。
>「地球創生時に地核に閉じ込められていた熱が出口を求めて地殻を割ったという説」
など支持していません。大陸が移動する理由は風が吹く理由と同じです(おおざっぱ過ぎるか?)。すなわち対流。
対流というのはそこに熱エネルギーがあるということでしょう。しかし最初は一つの大陸だったパンゲアがいくつもの大陸に引き裂かれていくというからには、ものすごいエネルギーが必要だということになりませんか。それを簡単に対流のエネルギーだけで説明できるでしょうか?
>映画デイ・アフター・トゥモローのような温暖化 → ベルトコンベア(海の対流)が停止 → 熱が行き渡らなくなって氷河期のようなシナリオもあります
実はわたしも海流の停止が氷河期を招いたのではないかとひそかに(オリジナルで)考えておりましたが、つい最近映画でも同様のアイデアで描かれているらしいというのを知りました(映画は観ていませんが)。
それではなぜ海流が停止したのでしょうか?洪水仮説によれば、海流が停止した理由が説明できますが、他にどのような説明がありえるでしょうか?
>>ノアの箱舟
>以下のサイトを読めば、経緯と扱われ方がよく分かります。
参考になりましたが、このサイト自体があまりまじめなサイトとは言えないように思いますね。その創造論学者の「Ron Wyattがいんちきだと主張」とかさも鬼の首をとったかのような見出しで書かれておりますが、実際は「人工物である可能性は10%もない」と言っているらしい(その引用自体も疑えますが)ので、少なくとも学者が「いんちきだ」と言っていないでしょう。要するにそれが本物かどうかの科学的な検証はできないということを正直に認めたという話であり、本物である可能性がまったくないというわけではないでしょう。
しかしその前の記事にもあるように船型の地形が偶然にできたと考えることは不自然であり、しかもその地形のサイズをみれば大きさがほぼ聖書の記述どおりであると認められているわけですから、偶然にしてはあまりにもできすぎではないでしょうか。
聖書にもあるようにノアの箱舟の材質は主にイトスギという木材から作られておりますので、箱舟の素材自体が何千年もの間腐敗せずに残っているという可能性は科学的に考えてもありえないことです。だからあの地形は腐敗して消失してしまった箱舟の周囲に堆積した土砂の跡型なのだと考えられるのではないでしょうか。
ま、いずれにしても無責任な他人の引用だけで結論をだす必要はないように思いますね。
>斉一論のパラダイムをあらかじめ絶対的真理として仮定することも真理の探究者としては間違っています。
斉一論を”絶対的真理として仮定”している科学者はいませんよ。
今の所それ以外に現実を説明する仮説がないので用いてるに過ぎないのです。
進化論もそうです。
ビックバンも相対性理論も量子力学もプレートテクトニクスも
”今の所それ以外に現実を説明する仮説がないので用いてるに過ぎないのです”
「科学」とは現象に対する解釈の手法の一つですが、絶対的な真理では有りません。
日常に於いてさえ科学に勝る価値を持った現実の解釈手法など幾らでもありますでしょ(運とか定めとか、結婚とか残業とか)。
科学は数千年前に地球規模のカタストロフ、所謂ノアの洪水が起きたと言う事実はなかったと結論しました。
貴方がそれを科学として反証したいなら、様々な分野に渡る膨大な事象を矛盾なく包括出来る解釈を概念だけでも提示してくださいませんかね。
その部分を飛ばして斉一論を「気に入らない」と言った所でそれはただの信念(信仰)でしかありません。
>大陸移動説やプレートテクニクス理論には確かにいろいろな証拠があるのでわたしもある程度それを信じています。
>但し、この問題も世界的なノアの洪水の仮説によって説明できるのではないかと考えております。
これ、どの様な説明でしょうか。単純に興味があります。
大陸は今も移動していますので、ノアの洪水の影響が今も続いていると言う証明ですよね。
Wikiではこう書かれていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%81%E3%82%AB%E3%82%AB%E6%B9%96
* 魚類
チチカカ湖では、カダヤシ目のキプリノドン科に分類される狭義の卵生メダカ類、オレスティアス属 Orestias のカラチ( Orestias agassissi Valenciennes,1846 など) やイスピ (O. pentlandii Valenciennes,1846 や O. ispi Lauzanne,1981 など) といった在来固有種の魚が捕獲でき、現在でもから揚げなどにして食用にされている(卵生メダカ類といっても10〜20cm前後まで成長する)。このカラチと思われる図像が、ティワナク遺跡の出土遺物に描かれている。
また、南米に広く棲息する、ヒルナマズ科 Trichomycteridae (いわゆるカンディル類を含む科) の一種で、 現地でマウリと呼ばれるナマズ(Trichomycterus dispar (Tschudi,1846)) がいる。チチカカ湖には、このヒルナマズ科のうち、T.rivulatus および、 T.dispar (Tschudi, 1846) の2種が棲息しているといわれている。マウリも食用にされ、ティワナク遺跡にある彫刻の中にも描かれている。
海底の魚云々という記述はありませんが、興味深いのは
かつて考古学者でボリビア研究者のポスナンスキー(Arthur Posnansky)は、チチカカ湖の漁師から手渡されたとされる1個体の乾燥標本に基いて、世界で唯一の淡水生タツノオトシゴである"Hippocampus titicacaensis Posnansky,1943"を記録した。標高3000m以上の淡水湖にタツノオトシゴが生息することには非常な違和感もあるが、彼はチチカカ湖はかつて海とつながっていた時期があり、タツノオトシゴの存在もその傍証であると考えていた。しかしそれ以降はまったく確認されず、実際には商人が薬用として持ち込んだ海産種の誤認ではないかと言われている。また彼の記録も正式な種の記載とは認められていない。ただしティワナク村にある博物館には、タツノオトシゴが先スペイン期の遺物として展示されており、ポスナンスキーの記録にいくばくかの信憑性を与えているかのようにも見える。しかし、それでもなお、この博物館に展示されている遺物のほとんどについては、それらが発掘されたときの詳しい出土状況の説明が加えらていない、という問題があることもまた指摘しておかなければならない。実際に、この村の博物館には、偽物がいくつか展示されており、このタツノオトシゴも偽物だろうと言われているが、調べたものはいない。
というのが。このあたりに尾鰭がついた話ではないでしょうかね?
>斉一説
なるほど〜、地質学としての斉一論。
んじゃ、以降はミケもその意味で使おうと思います。
>ノアの箱舟
以下のサイトを読めば、経緯と扱われ方がよく分かります。
「忘却からの帰還 創造論者が使ってはいけないRon Wyattのノアの箱舟 by AIG」
http://transact.seesaa.net/article/13901052.html
タイトルだけでも分かりますが、
創造科学(というか若い地球の創造論)支持者の大本営でさえ、
「ノアの箱舟が見つかった」というニュースが間違いであると認めてる、、、ってこと。
いまさら話題にする価値がない代物と考えて良さそうです。
>チチカカ湖
この湖は淡水湖なので、海産の生物は現在は生息できません。
あ、「化石で見つかってる生物が」ってことでしょうか?
まあ太古からあまり姿の変わっていない生き物もいますから、それだけではなんとも言えませんねぇ。
古生物ファンとしてはとても興味があります。何が見つかっているんでしょうか。
はやし さん、詳しい情報(あるいはあなたの情報源でもいいです)をお願いします。
>大陸移動説
すでに指摘されていますが、少なくとも主流の科学者は、
「地球創生時に地核に閉じ込められていた熱が出口を求めて地殻を割ったという説」
など支持していません。
大陸が移動する理由は風が吹く理由と同じです(おおざっぱ過ぎるか?)。
すなわち対流。
>氷河期
上記の対流とも関係しますが、大陸の位置関係によっては
太陽からの熱がうまく全体に行き渡らなくなることがあります。
また、海より陸の方が熱しやすく冷めやすい。
というわけで、大陸が極地に集中すると氷河期になります。
他には、映画デイ・アフター・トゥモローのような
温暖化 → ベルトコンベア(海の対流)が停止 → 熱が行き渡らなくなって氷河期
のようなシナリオもあります(映画みたいに一気に凍るようなことはありませんよ、念のため)。
プレートテクトニクスについては、私なんかが書くより以下のWikiを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%B9
>奇妙なことにその湖に生息する魚などの生物が今現在も海底に生息する生物とほとんど同じだということです。つまりチチカカ湖が海底から隆起したのは何億年も昔の話ではなく、数千年か数万年前のことかもしれないという証拠があります。
何億年も前に隆起したのであれば、現在棲息する生物も変容していなければならないのですか?ニッチや生態系が同じであれば、それほど大きな形態の変化の要請がなかろうことも、種の起源なりに目を通されているはやしさんなら理解できるはずなのですが。
#無論、mDNAなどを調査すれば、それらがどのような進化の系譜を持つのか分かるでしょうし、そういう研究もされていると思います。
60kgの人が体を宙に浮かせて保持するには、10kgの揚力を生む必要があるわけだけど、人間の腕力で羽ばたきという方法でそれが出来るのかどうか……。
つらそうだなー(^^;
>いうまでもなく真理の探究者であろうとするならば、なにものも絶対的真理であるとあらかじめ仮定することは許されません。
正しい認識を云えるひとが、絶対的真理をベースに捏造した疑似科学に傾倒する理由がよく分かりませんが…まぁそれは置いておいて。
私は「真理」なんてのは、ただの論理的「正しさ」であって、前提さえ違ってしまえば、いくらでもひっくり返ってしまう類の、どうでも良いものだ、と考えています。
果たして実際に、古代の地球でなにがあったのか?それは、事実として目の前で観測することが不可能な事象です。いわゆる斉一性を疑いだし、神の介入によってそれまでの物理法則とそれ以後の世界が変わってしまったのだ、みたいな説は、反証不能ですから、信じたければ信じれば良いという類の話です。もっとも、反証不能なので証明することもできませんが。
数億年数千万年前に起きた自然現象について、いま検証するということは、より今の事象と合致するモデルを組み上げ、これを検証し続けるということなので、宗教的な意味で云うような絶対的真理になど、到底なりっこありません。その尺度は「実用上有用であるか否か」でしかないでしょう。
連続投稿失礼します。
すでにクハ72さんがおっしゃっていますが、皆神龍太郎他「新・トンデモ超常現象56の真相」に、箱舟遺跡の批判が書かれています。
それによると、
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1960年にトルコ陸軍工兵隊と『ライフ』誌が合同で行ったアキャイラ連山にある船形地形の探索では、この地形は、流れた泥が固まって自然にできた地形にすぎないと判定が下されている。
------------
ということなので、トルコ政府は1960年にはすでに興味を失っているようです。ちなみにこの調査では、ダイナマイトで地下を掘り返したのに、何も見つからなかったということです。本格的な調査はとっくに行われており、結論はとっくに出ています。46年も前に!
それ以外にも、ボーリング調査でも、船底の形を形作るものは何も出ませんでした。付近で見つかったという巨石は単なる古代アルメニア墓地跡の石碑で、これがカンブリア紀以前だというのも嘘です。
残る根拠は、「分子振動スキャナー」なる装置によるものですが、この装置の原理はまったく意味不明で、どうやら単なるダウジングのようです。
この遺跡を支持する人たちは、いったい何十年間「いずれ本格的な調査が…」って言い続けてるんでしょうね。あと何年言い続けるか、賭けをしてみたら面白いかも(笑)
我々は、巨大な核分裂炉の上に住み、そしてさらに巨大な核融合炉のエネルギーで生かされている。
>地球創生時に地核に閉じ込められていた熱が出口を求めて地殻を割ったという説が有力のようですが、
どこからそんなトンデモを、、、
トンデモがトンデモを批判する図ってところかな。
仮にチチカカ湖が超高速で隆起していたとして、それがどう進化論を否定するんですか?
大陸移動説というのは確かに魅力のある説ですが、それはなぜ起きたのか正しく説明できる人はいますか?地球創生時に地核に閉じ込められていた熱が出口を求めて地殻を割ったという説が有力のようですが、わたしにはどうもその説にあまり説得力を感じません。それと氷河期はなぜ起こったのかということを正しく説明できる人はいますか?
>プレートテクトニクス(プレート理論)によって惑星表面の大陸隗は移動し、隆起や沈降を繰り返して来た事はまず間違いないとされています。
ヒマラヤ山脈はユーラシアプレートとインドプレートが衝突することによって海底が隆起して出来上がりました。エベレストの頂上付近で海生の古生物の化石が見つかるのはそのためです。グランドキャニオンも7000万年前にカイバブ・アップリフトと呼ばれる地殻変動によって海底から隆起したとされています
大陸移動説やプレートテクニクス理論には確かにいろいろな証拠があるのでわたしもある程度それを信じています。但し、この問題も世界的なノアの洪水の仮説によって説明できるのではないかと考えております。たとえば南極大陸がほんの数千年前には3000kmほど北に位置していたと思われる証拠もあります。また南米のチチカカ湖は海抜3700mほどの高地にあるにもかかわらず海生の化石が産出されます。このことからそこは数億年もの歳月で海底が隆起したものと考えられておりますが、奇妙なことにその湖に生息する魚などの生物が今現在も海底に生息する生物とほとんど同じだということです。つまりチチカカ湖が海底から隆起したのは何億年も昔の話ではなく、数千年か数万年前のことかもしれないという証拠があります。
>Eカップや、Fカップでも、ぜんぜんすまない大きさになるかも...
その大きさのほとんどは脂肪だ、、、というつっこみはおいといて、、、
竜骨というのでしたか、鳥には巨大な胸骨があって、羽ばたくための筋肉がついている。
これに比べたらボディービルダーの大胸筋など足下にも及ばないんじゃないでしょうか。
それと気嚢。
たとえ横隔膜があっても、どうしても出し入れするだけでは死腔ができてしまい、呼吸の効率が悪くなります。
呼吸に関しては、ほ乳類は鳥に劣る。
>鳥類は特徴のある中空構造を持った骨など、
>人間の体重を支えるのにじゅうぶんなサイズの翼
ほかにも、鳥は胸の筋肉が、発達しているんじゃなかったかな...?
もちろん、つばさをはばたかせて、空に浮かび上がるためだけど。
人間が飛ぼうとしたら、身体が大きいぶん、
さらに筋肉が必要でしょうから、胸の筋肉だけで、
Eカップや、Fカップでも、ぜんぜんすまない大きさになるかも...
誤解があるようなので断っておきますが、わたしは聖書を絶対的な真理として無条件に信じている者ではありません。いうまでもなく真理の探究者であろうとするならば、なにものも絶対的真理であるとあらかじめ仮定することは許されません。聖書を信じるか否かは信仰に属する問題ですから、それはそもそも真理の探究とは別次元の問題でもあります。また同様にいえることですが、斉一論のパラダイムをあらかじめ絶対的真理として仮定することも真理の探究者としては間違っています。つまりわたしが言いたいのは何を信じるかという信仰の問題ではなく、何が事実なのかということです。もしノアの洪水が本当にあったのだとすれば、斉一論のパラダイムは間違っているということになるでしょう。つまり今のわたしにはノアの洪水が本当にあったのだと仮定する方が斉一論の説明よりも多くの事実を難なく説明できると思われるので、そちらの方を支持しているということです。もしそれが間違いであると誰かがわたしを説得できるならわたしは喜んで自説を取り下げます。
はやしさんは以下の文献をお読みになられたことはございますか?
●ノアの箱舟に入った動物の数の矛盾::聖書の間違い - 佐倉哲氏
http://www.j-world.com/usr/sakura/bible/flood_01.html
●人の一生の長さに関する神の予言ははずれた::聖書の間違い - 佐倉哲氏
http://www.j-world.com/usr/sakura/bible/humanlife.html
●ノアの洪水の物語は盗作である::聖書の間違い - 佐倉哲氏
http://www.j-world.com/usr/sakura/bible/tosaku.html
この掲示板では、お返事は必要ありません。というのは、科学の問題と直接関係がないからです。信仰についての話題だからです。ですけれど、創造科学の立場を護教的に突き進みたいのであるならば、反進化論の基盤のひとつであるノアの洪水説話をきちんと論理的に読み解いておいて頂きたいと思います。はたして旧約聖書は信仰の基盤足りうるかと。イエス様がこの場にいたらどのような助言をあなたに与えるのか。いろいろ考えてみてください。
※えめさんの 8月19日(土)12時54分15秒 のご投稿をご覧になりましたか? 甲虫だけで37万種もいるのです。
ノアの箱船の遺跡については『新・トンデモ超常現象56の真相』で批判されていました(多分)。
もっとも、その遺跡が本物だったとしてもノアの洪水が事実であったという証拠にはなりません。
時間ができましたら、またいろいろと自分の意見を書かせていただきますが、とりあえず聖書にあるようにアララト山に辿り着いたノアの箱舟の遺跡ではないかと思われるものがありますので、このページを下記に紹介しておきます。この箱舟の遺跡らしきものは長い間分厚い氷河の下に埋もれていたため化石化しているものと考えられています。一応、地中レーダーにより箱船の背骨部分も確認されているようです。但し、ここをノアの箱舟の遺跡として信じる地元の人々が神の怒りを招くことを怖れてなかなか発掘の許可が下りないようです。しかしトルコ政府が発掘に関心をもっているので、いずれは本格的な発掘調査が始まるのではないでしょうか?
http://www.ne.jp/asahi/seven/angels/noah/noahark.htm
はやしさん
> 創造論者がいうように世界的なノアの洪水を仮定することによっていろいろな問題が解決されるのではないかと思えます。
NATROMさんも既に書かれている事ですが、化石などの順番を洪水では説明できません。
宇佐神正海氏『崩壊する進化論』では化石の順番を洪水からの逃げ足の速さで説明していますが、
逃げ遅れた人がなぜいなかったのかという疑問には答えくれません。
宇佐神氏の言う「いかだを組んで逃げることができ」る人は多くはいないでしょう。
その他地層や化石についてはマーティン・ガードナーが『奇妙な論理I』で説明していますので是非一読される事をお勧めいたします。
論理がどうのこうのだとか、斉一性がどうだとか、進化論が示す具体的な内容には触れずに、メタ(高位の→あまり役に立たない)な部分に着目して役に立たない反論を試みるというのが最近のトレンドなんだろうか?よく分かりませんが。
そんなことをはじめると、科学全般に対して反論していることになるし、よほど確かな…素人である私たち程度は「いっぺんに頷いてしまうくらいの」説得力だとか、信憑性を持つ主張をしなければダメだということが、これも分からないんだろうか。
というわけではやしさん。
あなたが一通り進化論に関する本を読んでいることは理解しました。そのうえでなぜ、よりによって「創造にもとづく、まったく説得力のない疑似科学」に頷いてしまうのか、私には理解できません。同じ反進化論に傾倒するのでも、もう少しマシな学説があるんじゃないかと思うんですが、存在しないんでしょうか。
#プロ中のプロでも、断続平衡説とかウィルス進化論とかはじめちゃうくらいだから、この辺は確かに難しいんだろうなぁ。
#局地的な洪水にしても、別に今の地質学と矛盾しない。断続もウィルスも矛盾していない。それなのに「これが新説だ!」とのたまうことが重要なのかな。
しかしながら…大事なことは
「自分に信じられるか否か」
ではないのです。
だって、自然科学(地球環境だとか生物だとか宇宙だとか物理の法則など)というのは、信仰の対象ではないし、思想や信条とも違うからです。進化論だって同じ。ただ単に、
「観測事実をもとにした、最も確からしいビジョン」
が、自然科学の理論なのです。
信じられるかどうかに基づいて反論したところで、そりゃぁ空論にしかならないでしょうね。
表題はゆん(♂)さんのレスに刺激されました W
Seagul-X さん はじめまして
なるほど、共通重心がどちらかの惑星の内側にあればそれは惑星と衛星であると見なせる、ですか。
月なんかは明らかに共通重心が地球の中にあるのに何故二重惑星にしたほうがいいと言った天文学者がいたのか不思議でしたが、Wikipediaで二重惑星を引くと、今までは定義が曖昧で、互いに公転している天体同士の大きさが似通っている場合も二重惑星と解釈できない事はないと有りましたので、TVに出ていたあのお爺さんの主張もあながち暴走ではなかったのですね。
あやうくお仕置きを、いやいや。
はやしさん はじめまして
>端的に言いますと、…<中略>…このパラダイムにはさまざまなひび割れや矛盾があるこ
>とに気づいたのです。マンモスやグランドキャニオンの問題はそのほんの一例に過ぎない
>のですが、…<後略>…
以前、貴方が上げたほんの一例の疑問の中で、とりあえず1000万頭の眠れるマンモスの謎に関する主張の部分は貴方の文章の読解力が齎した誤解であると認めますよね。
科学を装った文章には良くある手法なのですが、相手の発言の一部を取り出し、主張を恣意的に捻じ曲げて見せると言うのが有ります。
貴方をそのような人物とは思いたくないので、これは是非返事を頂きたい。
グランドキャニオンについては海成の地層である事は検索してみれば明白です。ですから再び貴方が上げた本の一例の疑問の内
>また仮に数億年間もの間、太古の河川で堆積されたものだとしても、あれほど広範囲に水平で均一な地層が広がるということはありえないと思います。
は、「いや陸成でなく海成ですから」で解決すると思いますが。
プレートテクトニクス(プレート理論)によって惑星表面の大陸隗は移動し、隆起や沈降を繰り返して来た事はまず間違いないとされています。
ヒマラヤ山脈はユーラシアプレートとインドプレートが衝突することによって海底が隆起して出来上がりました。エベレストの頂上付近で海生の古生物の化石が見つかるのはそのためです。グランドキャニオンも7000万年前にカイバブ・アップリフトと呼ばれる地殻変動によって海底から隆起したとされています。
斉一論について疑問があるそうですが、古い地球観は別に地層だけでなく、岩石に含まれる放射性物質の測定、現在に於いて観測されている大陸が移動している事実からも補完されていると考えますが。逆に数千年前に一度だけ世界的規模で洪水が起き、船に避難していた僅かな生き残りを覗いて絶滅が起きたとする学説を裏付けるような証拠は有るのですか?。37万種もの甲虫を始め、百万を超える種が全て船の中で過ごしたに違いないと言う証拠は?(あー何か痒い)
後一つ、ご存知かと思いますが、億が一、斉一論が違っていたとしても、だからと言って旧約聖書の記述が科学的に正しいと言う証明には何一つなりませんよ。
ちゃんと計算しないとわかりませんが、重力が地球の1/6である月面上でなら、「人間が鳥のようにはばたいて飛べる」可能性があります。
空気で満たされた月面基地が建設されたなら、その中では「手に持った翼で羽ばたいて空を飛ぶ」というスポーツが成立するかも知れません。
soft_tractorさんに先を越された。というか、もっと早く気付けよ>自分
でも折角画像を用意したんで上げときます。
人間が生身で空を飛ぶのが困難なその理由を挙げるとしたら、「体が大きいこと」と「体重が重いこと」、これに尽きるのではないでしょうか。
まず、体が大きいこと。揚力は表面積(サイズの二乗)、重力は体重(サイズの三乗)に比例します。体のサイズが増えると、重力の効き方の方が右肩あがりで「ぐいっ」と増えるため、自然サイズの大きい生物にとって「飛ぶ」ことは不利になります。人間並みにでかい大型鳥類って存在しないっしょ?(空を飛べなくなった鳥の中には、あほみたいにでかくなった種もいたようですが……)。
もうひとつ、鳥類は特徴のある中空構造を持った骨など、「体重を軽くする」事に特化した体の構造を持っています。同じサイズでなら哺乳類より鳥類の方が圧倒的に飛行に適した体の構造を持っています。
人間が鳥が羽ばたくように空を飛べない理由は、「でかくて重いから」とでもなりますでしょうか。
まあこれは、人間が「鳥のように」飛ぶことは無理だというお話でありまして、鳥人間コンテストに出場する人力飛行機のように、人間の体重を支えるのにじゅうぶんなサイズの翼を持てば、人間でも空を飛ぶことは可能なわけです。私はそれで十分「人は空を飛べる」と言っていいと思いますよ。
創造論者が「聖書の記述は全て科学的にも正しい」と主張する根拠は何か?
その根拠は科学的に証明できるものなのか?
少なくとも、進化論支持者が進化論を支持する科学的根拠は明らかにされている。
はやしさんは、現在の地質学が準拠している斉一説について、十分に理解していないのではないかと思われます。現在の地質学のいう斉一説とは、地層の出来かたは、現在観察されるような現象によって説明できるというものです。はやしさんがリンクしたページでは、火山などによって「地層は実際は短期間で、できうるものである事がわかりました」とあります。火山や洪水で地層が短時間でできることを、現在の地質学は認めています。火山や洪水は現在観察されるような現象です。はやしさんがリンクしたページでの化石の出来方は、現在の地質学の説明とまったく矛盾していません。全世界的な洪水なんかなくても、局地的な洪水で化石ができることが、よくわかると思います。
>実際グランドキャニオンの地層は3億年〜5億年にわたって堆積された地層であると想像されているようですが、単純に割り算をすると1年では0.01mmにも満たない堆積だということになります。このようなわずかな堆積で化石が残るとは考えられません。
その単純な割り算で否定できるのは、現在の地質学が準拠している斉一説ではなく、洪水や火山などない世界の斉一説でしかありません。洪水などによってときには急速に地層が形成されることを、現在の地質学は認めています。現在の地質学を批判するのであれば、まず、洪水や火山や、ときには隕石の衝突などによる変化を認める現在の地質学を理解する必要があるのではないでしょうか。
グールドが斉一説についてエッセイを書いていたと思います。記憶では、ライエルが提唱した斉一説は「洪水や火山などない世界の斉一説」に近いものであり、ノアの洪水のような激変説は論外にしても、現在観察できるような洪水や火山や隕石の衝突や、その大規模なものまで否定するのは誤りであると、グールドは主張していたはずです。
>はやしさんへ
えー、お初でござんす、口の悪いのはご勘弁願いやす。
かててくわえて、なんかアゲアシとりみてえで申し訳ねえんでやすが・・・
>同じコロラド州の別の地域・・・(斉一論のおかしさ 投稿者:はやし 投稿日: 8月19日(土)02時14分27秒)
いや、あのグランドキャニオンってアリゾナ州なんでやすが↓・・・
WikiのGrand Canyonのページhttp://en.wikipedia.org/wiki/Grand_Canyon
んでこっちは同じくGrand Canyon National Parkのページhttp://en.wikipedia.org/wiki/Grand_Canyon_National_Park
上のGrand Canyon National Parkのページを見やすと、コロラド州に近いかなとも思えるんでやすが、ミケさんがお書きンなった
>東西・南北に大体500km前後の大きさ。
ってえとこからすると、軽く300kmくれえは離れてるんじゃねえですかね。
ちなみに東京・名古屋間のJRの営業キロ数が約370kmでやす。
まあ、コロラド州だけで本州よっかでっけえんでやすから、なかなか感覚はつかみにくいたあ思いやすが。
あっしゃあ、はやしさんご紹介のページにあったように、火山の噴火やらなんやらで、わずか数年間で地層が形成されたりってえこともあっただろうなと思いやすよ。
んで、それとおんなじように何千万年もかけて、平行な地層が形成されていったってえこともあって不思議じゃねえと思いやす。
はやしさんは
>また仮に数億年間もの間、太古の河川で堆積されたものだとしても・・・(グランドキャニオンの地層の謎 投稿者:はやし 投稿日: 8月18日(金)22時30分32秒)
とおっしゃておられやすが、グランドキャニオンが海の底だったなら、さほど無理なことだとは、あっしにゃあ思えやせん。
あっしゃあね、斉一説に限らず今科学で主流になってる説ってえなあ、「今現在、あてはまることがもっとも多い説」なんだろうなと、素人ながらにそう思いやす。
確かに斉一説にもあれこれと不備なことがあろうかと思いやすが、それでも多くの専門家が採用するからにゃあ、それなりに理があろうかと思いやす。
それと九州四国近縁の方々にゃあ、お見舞いを申し上げやす。
今朝、天気予報を見て思わず「まだそこにいんのかよ!」と、小一時間台風を問い詰めたくなったあっし。
たいそうに雨が降ったと聞いておりやすんで、地すべりやら川の増水やらにはご用心を。
始めまして、鮎と申します
掲示板はよく拝見させて頂いていましたが書き込みは初めてで
早速で大変すみませんが、神話に登場する天使などの様に人間が飛ぶ事は何故不可能なのですか?
また問題点と解決点や改善でいる所はどおなんでしょうか?
教えて下さい、お願いします。
ミケさんへ
>今日はリンゴが木から地面へと落ちるが、明日には空へと落ちていくかもしれない。
はやしさんは「地質現象はきわめて長い時間でゆっくりと起きた、という天変地異説に対する地質学説」の意味で「斉一説」という言葉を使っていると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%89%E4%B8%80%E8%AA%AC
ミケさんの言われているのは、wikipediaでいう「自然の斉一説」でしょう。
「斉一説」の根幹には「自然の斉一説」が在るとは思いますが、議論を発散させないためには、地質現象に話を絞った方が良いと思います。
たとえば、
今日はリンゴが木から地面へと落ちるが、明日には空へと落ちていくかもしれない。
地球が突然きまぐれに逆回転をはじめるかもしれない。
年輪が100本ある木の樹齢が、実は20年かもしれない。
今日沈んだ太陽は、明日には昇らないかもしれない。
と、こういうことになるわけですけど、
(そしてそのような例は今のところ観察されていない)
そのへん、はやし さんは理解してるんでしょうか。
>たとえばグランドキャニオンの地層は恐竜がいたとされるジュラ紀にはすでに海底から隆起していたので、そこからは恐竜の化石がでないとされていますが、同じコロラド州の別の地域では恐竜の化石が発見されていて、それらの地層の整合性はどのように説明されるのでしょうか?
コロラド州の面積は269,602 平方km。(ちなみに本州は230,000くらい)
東西・南北に大体500km前後の大きさ。
グレートプレーンズみたいな平地もあればロッキー山脈の山々を擁していたりもします。
同じと括るにはちょっと広すぎませんかね。州が同じなら地層が同じなんて誰が言ったんです?
どこがどのようにおかしいのか、「矛盾」、「説明の無理」「おかしく見える」、これらについてほとんど論拠を示さないところだな。
ノアの洪水説のどこに説得力があるのか。
それをおかしいと感じないはやしさんの脳みそをカチ割って見てみたいものだす。
いろいろな方のご教授ありがたく拝聴させていただいております。わたしの質問や疑問に対する反論について、すべて答えることはできませんので、恣意的な返答になりますがお許しください。
>私が自説として進化論を支持する理由は、専門的な教育を受け多面的なデータを検討し、なおかつ反論、反証の類を退けてきた歴史が進化論にあることを知っているからです。はやしさんはこれらについてどれだけの文献を参照していますか?
わたしは20年以上進化論について(批判的な立場から)考えてきました。一応、ダーウィンの「種の起源」や「ピーグル号航海記」も読んでおります。グールドや他のいろいろな進化論者の本も読みました。ただし、わたしはいままで主に進化のメカニズムについていろいろと批判的に考えてきましたが、そもそも進化論の土台となっている斉一説についてはあまり疑問をもたずにいました。46億年前の地球の誕生から生物の進化の過程というものは、科学が今日まで明らかにしたような定説でほぼおおむね正しいのではないかと考えておりました。但し、如何にして生物が進化したのかという説明においては、ネオダーウィニズムではまったく不十分であり、間違っていると思ってきました。しかし、先日言いましたように、ミルトンの「進化論に疑問あり」という本に触発され斉一説そのものが間違いではないのかという大きな問題意識をもつにいたりました。
端的に言いますと、斉一説のおかしさというのはかっての天動説のおかしさと同じようにわたしには思えます。つまりそれはわれわれの時代のパラダイムとして、疑うべからざる真理のように誰もが受け止めているわけですが、このパラダイムにはさまざまなひび割れや矛盾があることに気づいたのです。マンモスやグランドキャニオンの問題はそのほんの一例に過ぎないのですが、それらの問題を斉一説のパラダイムの中で説明しようとするとどうしても無理があるのです。ちょうどティコブラーエが惑星の軌道の複雑さを、より複雑な周天円を仮定することによって説明しようとしたのと同じようにおかしくみえるわけです。つまりグランドキャニオンの生成過程の斉一論者の説明においてもあまりにも複雑奇妙でとてもありえないように思えます。たとえばグランドキャニオンの地層は恐竜がいたとされるジュラ紀にはすでに海底から隆起していたので、そこからは恐竜の化石がでないとされていますが、同じコロラド州の別の地域では恐竜の化石が発見されていて、それらの地層の整合性はどのように説明されるのでしょうか?
では斉一論にかわる他のまともな説明があるのかと皆さんは聞きたくなるでしょう。みなさんは馬鹿にされるかもしれませんが、創造論者がいうように世界的なノアの洪水を仮定することによっていろいろな問題が解決されるのではないかと思えます。少なくとも斉一論よりはそちらの方がより説得力があるように今のわたしには思えます。より具体的な問題は今後いろいろと述べたいと思います。
下記は地層がどのようにできるかということの分かりやすい例です。
http://www.sozoron.org/noa.htm
失礼しました。
>私が自説として進化論を支持する理由は、専門的な教育を受け多面的なデータを検討し、なおかつ反論、反証の類を退けてきた歴史が進化論にあることを知っているからです。
の部分は、
「私が自説として進化論を支持する理由は、専門的な教育を受けた多くの専門家たちが〜」
に訂正いたします。
はやしさん。
引用の不備については、既に指摘されている通りですが…それでももう一度。
>この動きを支持する人々は、化石は無尽蔵にあるから問題ないと主張する。
ここの文脈は、「マンモスの牙がたくさんあると主張することで利得を得る人々」による主張でしょう。そりゃぁそういう人たちは、たくさんあると主張「したい」でしょう。そして公平で科学的な記事であるなら、この後段には反論が続くのが常套ですが、そこは無視ですか?
>わたしにはどんなに想像力を働かせてもそれを信じることができませんね。
信じられないことは良いことです。私も、科学理論を漠然と信じたくありません。
私が自説として進化論を支持する理由は、専門的な教育を受け多面的なデータを検討し、なおかつ反論、反証の類を退けてきた歴史が進化論にあることを知っているからです。はやしさんはこれらについてどれだけの文献を参照していますか?「信じられない」ことを主旨とする書籍ばかりあたっていませんか?
>あれほど広範囲に水平で均一な地層が広がるということはありえないと思います。
グランドキャニオンの地層はそれほど水平なのですか?水平であることにはやしさんは執着されているようですが、それが水平であると考える根拠や土台はどこにありますか?
地質学は「地球的規模」の話です。進化生物学や古生物学は、何万年〜数百万年〜数億年のオーダーのスケールに及びます。そう簡単に私たちの想像が及ばないのは当然のことです。だからこそ、専門家が存在するのですし、視野の大きな世界について活発な議論が行われているのです。これらについて知らないまま、明らかに非専門家である人々の主張だけを「漠然と信じている」のは、はやしさんの方ではありませんか?
私は、専門家の意見であれば無条件に信じるに値する、と述べているのではありません。それら専門家による文献に触れ、知識を得、反論にも目を通し、これは「進化生物学というのはかなり確かそうな学問だ」と見識を得るに至ったのです。
現在あるたいていの学説は、素人が簡単に理解できるようなものではありません。だから、素人である私は、かなりの時間を割いて本を読んだり、webで議論を重ねたり、質問したり、間違ったりしながら、現在のスタンスに至っています。
現在のところ、はやしさんのスタンスは「信じたくない、だから信じないのだ」という以上のことを述べていません。
>ただ言えることは想像を絶するほどの数であるということは大方の推測なのではないでしょうか。ナショナルジオグラフィックジャパンのHPに次のような記事がでています。
「アフリカゾウの個体数減少にともない、1989年、象牙取引がほぼ全面的に禁止された結果(以下略)」
まず、引用であるならば、どこから引用したかURLなり書名などを明記すべきです。
次に引用は正確にすべきです。途中で略することはかまいませんが、その結果原著者の結論と異なった結論に読み手を導くことはルール違反です。もし原著者と異なる結論を示したければそれなりの理由が必要です。こういった場合は通常信頼できる新たなデータ引用するか、自己のデータを提示します。
「・・・問題ないと主張する。」よりも後の文章を引用します。
シベリアのツンドラの下には1000万頭のマンモスが眠っているし、中国にも数百万頭のマンモスがいると彼らは考える。これに対して古生物学者は、化石資源は無尽蔵ではなく、化石ハンターによって発掘されると、貴重な科学情報が損なわれる可能性があると反対している。
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/feature/0505/index3.shtml
最後に、改行くらいしてください。
はやしさん、初めまして。横レスご容赦下さい。
>太古の河川で堆積されたものだとしても、あれほど広範囲に水平で均一な地層が広がるということはありえないと思います。
地層自体は、海底で堆積したものと考えられているようです。
http://www.jbaa.net/oasis/09-00/09-00.html
>何億年という長大な時間があればあのような広大な地層ができるという人はそれをただ漠然と信じているだけではないですか?
確かにwadjaのような素人は、漠然と地質学者の言うことを信じているだけですが、さすがに漠然と信じるだけでは地質学者は務まらないでしょうね。
しかし、はやしさんの疑問の一つである水平に何キロにも渡って堆積した地層の不思議に関しては、地質学者は既に説明を用意しているようです。はやしさんは、こういった説明を否定されるのでしょうか?それとも、専門分野以外では、人間の想像力は意外に限界が低いものだということを認めることができるのでしょうか?
ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、 e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。