進化論と創造論についての掲示板ログ133

2003年01月24日〜2003年01月30日
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悔い改めるのはチミ  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月30日16時28分

土俗の宗教と混交のにゃー宗教なんざほとんどにゃーよ。
クリスマスやハロウィンが土俗宗教との混交であることも常識だろ?

ま、チミの解答は120%想定されたものにゃんがね。
フィリピンは「真の」キリスト教ではない、かー。にゃっはっはっはっは。
他者の信仰を否定することでしか、自らの主張ができにゃーのだよね。

>クリスチャンは聖霊なる神によって理解することが出来る。

ほほー
福音主義プロテスタントの解釈「だけ」が聖霊なる神による理解だという根拠は?

預言しておくが、チミの主張は「宗教セクト主義」から一歩も外にでることはにゃーだろう。
チミは単なる宗教セクト主義者にすぎんのよ。
それがキリスト者を僭称しているわけね。

悔い改めるのはチミさ
その前に脳をつかおうね

さて、うざってえので今日はこんなとこにしとくにゃー
いきなりのアラシでごめんにゃー>みにゃさま


中絶に必ず使われる薬?  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月30日16時18分

 そんなものあるんだろうか?
 件の記事に、その薬品名とか、あるいはその数字の出所は書かれているのでしょうか?


マザーテレサ  投稿者:青野和明 投稿日: 2003年01月30日16時16分

信仰深いカトリックであるマザーテレサは中絶に対して厳しい発言をしています。
フェミニストを怒らせたほどです。

フィリピンの「カトリック」の信仰といかに違うかわかるはずです。

神の愛を知り救われた真のキリスト者は神との平和を持っており、中絶が殺人であることを知っています。

そして命を造られた方が神であり、私達を愛して救ってくださった事を知っているのです。

キリスト者は神との個人的な親しい関係を持っています。
イエス・キリストの十字架の死によります。

神はあなたも愛しています。悔い改めて神との関係を持ってください。


う〜ん  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月30日16時15分

 進化論を学んだ程度で失われる「生きる意味」って何なんだろう?


真のキリスト者  投稿者:青野和明 投稿日: 2003年01月30日16時01分

不信仰と中絶は無関係ではない。
フィリピンは伝統的にカトリックであるだけで土着の宗教と交じり合っている混合宗教だ。。
真のキリスト教では無いのだ。

>あと、有限存在たるチミの解釈が絶対に正しいとなぜいえるの?

これも福音主義プロテスタントの常識である。
人を無能呼ばわりするわりには何も知らないらしい。

下に書いたが、「聖書は聖霊なる神によって理解する」
クリスチャンは聖霊なる神によって理解することが出来る。
宗教改革者が再発見したことだ。
「聖書のみ」「信仰のみ」「万人祭司」

ノン・クリスチャンの内には聖霊様がおられない。

悔い改めなさい。


倣岸クンへ  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月30日15時54分

チミは、思考というものを一切していにゃーのさ。
エックハルトについても、その思想を問題にせずに、単にレッテル張りをしてすんだと思っている。
福音主義プロテスタントにとって創造が常識だったらそれがどうしたの?

否定されなければならにゃーのは確かに人の罪だろうさ。
だが、罪のもっともたるものは、神に対する倣岸だろ?

なぜ、有限存在たるチミの聖書解釈が絶対なんだ?
答えてみな。

チミなあ、倣岸なんだよ。
人に対して倣岸な者は、神に対しても倣岸なのさ。


無能クンへ  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月30日15時47分

だからね、進化論と中絶の関連についてなんらかの証明はできんの?
僕は、フィリピンの中絶件数をだして、信仰の問題と中絶数とは原則的に無関係であることをいっているにゃんがな。

あと、有限存在たるチミの解釈が絶対に正しいとなぜいえるの?

重要な点について、チミはなにも語っていにゃーよな。
肝腎な点を何も語ることができにゃー無能クンが説く神に何の価値がある?

ま、幸いなことに僕は信頼できるキリスト者を実際に知っているんでね。
キリスト教信仰を馬鹿にしたことはにゃーのよ。

ただ、僕はチミのような無能クンは軽蔑している。


イエス・キリスト  投稿者:青野和明 投稿日: 2003年01月30日15時22分

イエス・キリストを信じなさい。

主イエスは罪の身代わりとして死なれ、よみがえられました。

信じるならあなたは救われ、永遠のいのちが与えられ、人生はかえられます。

聖書の中心はイエス・キリストであります。


http://www.timessquarechurch.org/


ただ、神の栄光の為に。  投稿者:青野和明 投稿日: 2003年01月30日15時14分

ここにも中絶と進化論の関係について書いてある。
http://www.carmical.net/Japanese/index.shtml

福音主義プロテスタントにとって創造は常識である。

中絶の原因は罪である。すべての人が神の前に罪びとであるからだ。

そして中絶は殺人である。
日本での中絶件数は闇中絶も含めて500万といわれる。

エックハルトについては思弁的神秘主義といわれる。
正統的なキリスト者ではない。
エックハルトの言うように「人が神となる」のではなく、
神であられるイエス・キリストが人となられたのである。

否定されなければならないのは人の罪である。

エックハルトにしても進化論者にしても彼らは人間の知恵で語っているに過ぎない。
しかし、聖書は聖霊なる神によって書かれた誤りない神のことばである。

イエスを自分の救い主として信じる者の内には聖霊様がおられる。
聖霊様によって聖書を理解することが出来るのである。
人間の知恵によって聖書を理解することはできない。

イエス・キリストを信じて悔い改めなさい。


辻岡健象牧師による。
 「

実は中絶に必ず使われる薬があるということで、その薬の年間使用量は約500万だそうです。中絶の正確な実数はつかめませんが、多くて500万件ぐらい、どんなに少なく見積もっても300万件はあると思っています。届け出が少ない理由の一つにはね、闇中絶があるからなんですよ。闇中絶を望む人がたくさんいるので、なおさら実体がつかめないんですよ。
そうです。だから、私は中学生や高校生に話しをする時に、生かされていることのすばらしさを考えてもらうために「あなたたちは中絶の生き残りですよ」って言うんですよ。


中学生も高校生も「進化、進化」と進化論ばかり教えられている。でももし進化してきたのなら生きる意味や使命はないんですよ。そして、そのおびただしい人間のいのちを自らの手で中絶という手段で殺している。それは本当に進化したものがすることですか。一番ダメじゃないですか。進化論は本当じゃないんです。いのちは創造主の栄光のために造られたものなんですよ。だからこそいのちを殺してはいけないんです。
進化論っていうのはある意味で人間中心でしょう。自分の判断が神なんですよ。中絶してもね、自分の意志で決断してやったんだから、その判断が正しい。他人に何も言われる筋合いはない。こういう考えしか出てこないんですね。

 だから、罪って言う前にね、創造主が出てこなくちゃいけないんですよ。そうでなければ秩序と規範がない。私は痛切にそう思いますよ。創造主がいなければ自分もなくなっちゃうんです。だから良心の麻痺してる人はね、ある意味で自分を偶像の神にせざるをえないんじゃないでしょうか。私はね、日本の生命軽視の原因は進化論にあると思うんですよ。




http://www.carmical.net/Japanese/index.shtml


歴史とテレオロジー  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月30日14時47分

いきなりの4連投稿申し訳にゃー

ちゅうわけで、みっちー へ
わいるだすみす とかいうお方は、明らかにテレオロジーとテレオノミーを混同していると思われますにゃー。キリスト教の世界観はテレオロジーに基づくものだにゃ。彼は、生物学にテレオロジー的世界観を適用したものをテレオノミーと見なしているのではにゃーかと。

過去にも言われていたとおり、テレオノミーという言葉は、哲学の分野から出てきたものではにゃーかと思われますにゃ。ヘーゲルはテレオロジー的な史観を作り上げたし、マルクスの史観もテレオロジーといえばテレオロジー。技術論とか技術史もテレオロジーにゃんな。
歴史というものの見方はテレオロジーに偏りやすいものなのだにゃ。

その意味では、「進化論という史観」はオモシロイともいえるにゃ。
そのオモシロサが理解されがたかったり誤解される原因にも思えるけどにゃー


否定形によってのみ語りえる存在  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月30日14時25分

>『崩壊する進化論』著者 宇佐神正海

チミさあ、ここのHPの表紙にFAQがあるのは見とるかにゃ?
そこでサンドバッグにされているお方の著書を引っ張り出してどうすんの?

>いま日本では神に創造された命を多く中絶で抹殺している。
>進化論が「自然淘汰」によって生物が進化してきたと言う嘘を教えるからだ。

はい、捏造。
フィリピンでは全国民の90パーセント以上がカトリックで、中絶も禁止されているけど、現実には日本よりも人口あたりの中絶は多いんだよにゃー。中絶の主要因は、貧困と無知と女性差別だよ


>進化論は間違いである。なぜなら聖書に神が創造されたと書いてあるからである。
>聖書は誤りの無い神のことばである。Uテモテ3章16節

聖書は無誤謬でも、解釈に誤謬はありえるけどにゃ。
有限存在たるチミの解釈に絶対にマチガイはにゃーのかな?
象徴思考を否定したら、キリスト教神学はまったくなりたたにゃーぜ。

マイスター・エックハルトという中世の思想家は、神は否定形によってのみ語られなければならない。例えば「神は悪ではない。神は冷酷ではない。神は・・・・・・・」というふうにね。
これは、有限存在である人間の認識・解釈は所詮有限であり、そのような有限性の中に神を閉じ込めることは不敬であると彼は考えたからだにゃ。
このように、否定形でのみ語ることを許される絶対的な超越者たる神に、カガクなんてものは何の手出しもできにゃーのだよ。創造カガクなんてもんは、神の侮蔑だとしか思えにゃー。


似て非なるもの  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月30日14時06分

ちゅうわけで、ドーキンスの「盲目の時計職人」ちゅうタイトルは、あきらかに「ペイリーの時計」を含意したものだと断言できるように思えますにゃ。
テレオロジー(目的論)的なものの見方っちゅうのは、有神論のみでなく、獲得形質の遺伝という考え方にも見られると思われますにゃ。これらは、なんらかの「意志」が進化に介在しているという発想なのだにゃ。

なんにしろ、テレオロジーとテレオノミーを厳密に区別することは必要でしょうにゃー


テレオノミーについて  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月30日13時57分

日本大百科事典、「適応」の記述を転載しますにゃー

************************************************
adaptation
生物のもつ形態、生理、行動などの諸性質が、その環境のもとで生活していくのに都合よくできていること、または、そのような状態に変化していく過程をいう。しかし、ある生物が適応しているといえる状態にあるからといって、その生物が生活上の目的にもっとも適した様式を採用しているとは限らない。また、ある形質が単に生活上適しているからといって、それが適応であるとは限らない。これは、自然選択(自然淘汰(とうた))の結果として生物が獲得した産物に対して適応ということばを用いるのが現在の生物学の慣例だからである。

適応の科学
 かつては、生物のもつ合目的的(目的にかなう)な性質自体が超越者としての神の存在を示すものと考えられていた。「ペイリーの時計」として周知のところだが、時を刻むという目的をもった複雑な機械である時計の背後にはそれをつくった時計匠がいるように、合目的性を備えた複雑な器官を有する生物の背後にはそれをつくった神がいるはずだというわけである。
 そうした目的論(テレオロジー)的説明に対して、生物の合目的性の由来を自然選択で説明しようとする「適応の科学」はテレオノミーとよばれ、現代生物学の全領域にわたる根幹的な概念装置となっている。適応の科学は、まず自然選択がどのように働くかを調べることによって成立する。生物がかならずしも最適な状態にあるといえないのは、自然選択が、同じ繁殖集団内の相対的適応度に対して作用するからである。つまり、ほかの繁殖集団中の個体のもつ性質に比べてより適しているとはいえなくても、同じ集団内のほかの個体に比べて有利である性質は、自然選択によって集団中に広まり、適応しているとみなされる。

適応観の論拠
 生物のもつ形質には、それをもつことが、その「個体」の生存や繁殖に有利(利己的個体による適応観)だと簡単にいえない場合もある。ショウジョウバエのSD遺伝子は、減数分裂時にSDをもたない相同染色体に影響を与えて、SDをもたない精子の分離比に自らが多くなるようなひずみを生じさせる。そのことによって、SD遺伝子は選択上有利になるが、SD遺伝子をもつ「個体」は形成される配偶子の数が減少するため不利益を被る。つまり、SD遺伝子は個体の観点からはいわば無法者であるにもかかわらず、個体群中に広がりうる。このことは自然選択の働く単位が遺伝子であることを示しており、適応が何かにとっての善だとすればそれは遺伝子にとってであるとする、利己的遺伝子による適応観の論拠となっている。一般には、遺伝子は個体の繁殖を通じて広がるので、この二つの適応観は矛盾しないことが多いと予想される。
 また、個体のもつ性質が、その個体の属する集団(個体群や種)の存続を有利にするようにみえる(利他的個体による適応観)こともある。しかし、集団を単位として自然選択が働くことも理論的にはありうるとしても、個体ないしは遺伝子の観点からの適応として理解することが可能である。たとえば、縄張り(テリトリー)をもつ動物では、個体数の増加が制限され、このことが個体群の絶滅を防ぐという機能(個体群レベルでの適応)をもつとみなされがちである。しかし、縄張りは、個体が自らの資源を確保するのに有利なために進化してきたものと考えれば、個体数の制限という現象は、その付随的結果であり、適応とはみなされない。
 一方、生物のもつ形質を厳密に自然選択の結果できた適応的なものとして説明するのはしばしば困難が付きまとうし、形質のなかには適応的には中立なものも多いだろう。生物の示す複雑なパターンに、適応的な意味をみいだそうとする試みは、新しい発見をもたらすうえで価値があるが、検証のむずかしい適応的解釈を生むことも否めない。実際には、生物がいかなる拘束のもとで物理的・生物的環境の与える問題を解決しているかを探ることが、適応の科学のあり方といえる。
[遠藤知二・河田雅圭]
*****************************************************


I once was lost but now am found;  投稿者:青野和明 投稿日: 2003年01月30日13時53分

下の讃美歌はAmazing grace!。
かつて奴隷商人であった John Newtonがイエス・キリストを信じて救われて書いた。

イエス・キリストは罪の身代わりとして死に、よみがえられた。
イエス・キリストを信じるなら救われる。
しかし、信じないなら滅ぼされてしまう。

進化論は間違いである。なぜなら聖書に神が創造されたと書いてあるからである。
聖書は誤りの無い神のことばである。Uテモテ3章16節

神は人を愛して創られた。神の似姿に造られた。

いま日本では神に創造された命を多く中絶で抹殺している。
進化論が「自然淘汰」によって生物が進化してきたと言う嘘を教えるからだ。
だから多くの人が生きる意義を見失ったのである。
http://www.answersingenesis.org/japanese/newsletter/chiisana.html

進化論が間違っていると断ずるに聖書が一冊あれば足りる。
けれど、科学的、論理的に納得したい人には、
『崩壊する進化論』著者 宇佐神正海
『悪霊を追い出せ』著者 奥山実
『キリンの首』 著者 (?)
http://www.christiananswers.net/japanese/creation/menu-life-j.html
など。


Amazing grace! How sweet the sound
That saved a wretch like me!
I once was lost, but now am found;
Was blind, but now I see.

Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears relieved;
How precious did that grace appear
The hour I first believed.

Through many dangers, toils and snares,
I have already come;
Tis grace hath brought me safe thus far,
And grace will lead me home.

The Lord has promised good to me,
His Word my hope secures;
He will my Shield and Portion be,
As long as life endures.

Yea, when this flesh and heart shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess, within the veil,
A life of joy and peace.

The earth shall soon dissolve like snow,
The sun forbear to shine;
But God, Who called me here below,
Shall be forever mine.

When we’ve been there ten thousand years,
Bright shining as the sun,
We’ve no less days to sing God’s praise
Than when we’d first begun.


http://seishokirisuto.com


きっと3倍……(ぉ  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月30日13時45分

To とおりすがりさん

>スパゲッティが赤いのは赤方偏移ではないか、という奴

 あさりよしとお氏の漫画「HAL」では、夕陽が赤いのもポストが赤いのも赤方偏移になってましたっけ(笑)
 きっと千と千(削除)

>それよりmicchy さんの通ってる教会が本当にクリスチャンなのか気になります。

 牧師さん、と言っているからプロテスタント系ですよね、きっと。
 プロテスタントと言っても宗派はいろいろあるでしょうから、たまたま聖書原理主義に近いところの教会なのか、それともその牧師さんがプロテスタント的なものなら何でも無批判に取り入れてしまっているのかどちらかだと思います。
 全てのプロテスタントがあんな感じだとは思えませんし。


テレオノミー  投稿者:へち 投稿日: 2003年01月30日13時20分

このあたりにNATROMさんの解説があります。

http://doko.totto.to/~tosakai/board011222.html#011218152657


笑った  投稿者:GOA 投稿日: 2003年01月30日13時17分

>micchyさん

3、進化論者は星が赤く見えるのを宇宙が膨張している証拠だと言うが、青く光る星もある。

肉眼で天体望遠鏡を覗いても赤方偏移を確認するのは困難だと思います。
たとえば同じシーンを撮影したフィルムを映写してもそれが動いているかどうかはスクリーンを見てもわからないでしょう。
人間は可視光と呼ばれる光の一部分しか見ることができません。可視光の両側にも光(電磁波)が広がっています。
赤方偏移が起きたとき、赤い光は可視の範囲からはずれてしまうのですが、反対側の今まで見えなかった光が赤方偏移で可視の範囲に入ってきて青い光として認識されます。
そのため全体的に変わったように見えないのです。(この説明であってますよね?)

赤方偏移を観測するにはスペクトルに含まれる輝線や吸収線を調べます。
この図をご覧いただくと大きく飛び出した部分があることに気づきます。
このピークは原子などに由来するもので、もし赤方偏移(あるいは反対の青方偏移)がないときは常に同じ場所にあります。
つまりもしこのピークがずれているなら、観測した天体は移動しているとみることができるのです。
このようにして天体の赤方偏移は確認されたわけです。
そして別の方法で測定された天体について、天体までの距離と赤方偏移の値に関連があることが分かり、宇宙全体が膨張しているという考えが生まれたのです。

一般の人が天体の赤方偏移の求め方を知らなくてもおかしくはありませんが、科学理論を批判する人が「赤く光る星も青く光る星もある」というのは笑い話にしかならないと思いますね。


赤方偏移・・・  投稿者:とおりすがり 投稿日: 2003年01月30日12時52分

なんだか2ちゃんねるのコピペ(スパゲッティが赤いのは赤方偏移ではないか、という奴)を思い起こして。。。

それよりmicchy さんの通ってる教会が本当にクリスチャンなのか気になります。
壷とか売り付けられたりしませんでしたか?


赤い星、青い星  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月30日12時36分

To micchy さん

>3、進化論者は星が赤く見えるのを宇宙が膨張している証拠だと言うが、青く光る星もある。

 はぁ? って感じですね。
 
 宇宙膨張の理由と言われているのは「赤方偏移」です。
 星の色が、もとの色よりも赤い方向にずれること。それも、遠ければ遠い星ほどより赤い方向にずれる規則性があることです。
 最初から赤い星も、最初から青い星もあるのは当然ですし、それらの星もみな、距離に応じて赤方偏移しています。
 これは、光のドップラー効果によるものです。
(厳密には、それぞれの星の固有運動もあるから、宇宙膨張の速度にそれを加えた速度に応じて赤方偏移します。あまりに速くて宇宙膨張の速度よりも速く移動している星であれば、青方偏移だってするでしょう)

 赤方偏移で色が赤い方向にずれることと、赤い色、青い色というのをわざと混同させて煙にまいているという感じですね。


 ちなみに天文学者であれば、星の色の違いは表面の温度の違いとみなします。
 赤い星は低温、青い星は高温といったぐあいで。


間違い訂正  投稿者:micchy 投稿日: 2003年01月30日12時03分

下の文章の
>牧師さんが強い口調で”創造論は科学的にも間違っていると証明された”とおっしゃるから
”進化論”の間違いです。


うちの教会って...=.=  投稿者:micchy 投稿日: 2003年01月30日11時58分

この前ツリー式の方にメッセージを送ったものです。沢山のアドバイスありがとうございました。でもうちの教会は牧師さんが強い口調で”創造論は科学的にも間違っていると証明された”とおっしゃるから、信者もみんな"あーそうなんだ...”ってなってます。
この前、ワイルダーとか言うスイスの生物(化学だったかな?)・薬学博士と、ウサミマサミ(?うろ覚え)という医者の出てくるビデオを見ました。論点は以下のとおり。
1、進化論は熱力学第2法則に反する。地球が開放系だと言うのなら、どうして枯れた枝に太陽エネルギーが当たっても組織が複雑化しないのか?
2、ビッグバンからどうして太陽系のような秩序だった体系が出来たのか。爆発によって秩序が崩壊することはあっても、秩序が整うのは見たことが無い。
3、進化論者は星が赤く見えるのを宇宙が膨張している証拠だと言うが、青く光る星もある。

私には3番は良くわからないです。まあ、胡散臭いビデオでしたが、ある人は"目からウロコ”だったそうです。 熱力学の第2法則って閉鎖系だけで成り立つんだから、開放系ではエントロピーの増減がどうなるかなんて何にも言ってないんですよね? 私は”枯れ枝に太陽光が注いでも組織が複雑化しない”のは、枯れ木がそのエネルギーを体内に取り込めないから当然だと思うんですが..ワイルダースミス曰く”枯れ枝にはテレオノミーが無いが、生きた植物にはテレオノミ―がある。テレオノミ―は創造主が与えてくれた”そうですが、テレオノミ―ってそもそも何ですか?
「私の辞書にテレオノミ―は無い!!」いえいえ、生物学事典と岩波の広辞苑には無かったようです。

話は変わりますが、クリスチャンって他の宗教をどう思っているのかしら。かく言う私もいちおう日曜ごとに礼拝に通って1年になるクリスチャンですが、牧師さんの話がどうも排他的なんですよね。自分の信じることに誇りを持つのは素晴らしい事ですが、他の宗教を貶したり仏像を拝む姿を愚かだとまで言うのは如何でしょう。クリスチャンが偶像崇拝するのを咎めるのはともかく、仏教徒がらいはいをしたりイスラム教徒の女性の目だけ出した黒装束を愚かだと言うのは、その行為が愚かだと思います。
”世界中がクリスチャンになったら良い”といううちの牧師さんの"ビジョン"は私には恐ろしいです。異文化を無視し、自分とは異質の存在を頭から否定するように思えます。いろんな考えや思想、文化をよく理解して、お互いを尊重しあうことが大切だと思うんですが。異教徒を批判し、馬鹿にすることで、キリスト教の良さを感じることさえも神の意志でしょうか?
後半の主張は"クハ72"さんの会議室で言いたかったんですが、どうも今年になってから使われて無いようなので。不適切な内容でしたら、後半部分は削除して構いません。


獲得遺伝なんてまだ言ってるし。  投稿者:Hue 投稿日: 2003年01月30日 0時11分

> しかし細胞って連絡取ってるのか・・・。なんとか獲得遺伝に繋がらないかなー。

繋がるか!

細胞同士が連絡を取り合ってること自体は以前からよく知られています。
ていうか、それがなかったら多細胞の生物は成り立たないような。


そう言えば  投稿者:T8848 投稿日: 2003年01月29日21時31分

一週間ほど前に新聞の片隅でマイナスイオンの記事を見かけたました。
マイナスイオンを発生する塗料の製造会社に行政指導が入ったというものです。
部屋の中の有害化学物質や埃をマイナスイオンで減らすという物なんですが、放射性物質が含まれているため、原子炉等規制法に引っ掛かったんだそうです。(放射線量は微量で人体に影響はないとか)
トルマリンそのものは何らかのエネルギーを加えないと何も放出しませんので、巷にあふれるトルマリンでマイナスイオン云々という商品はインチキとみなして良いでしょうが、件の塗料は放射性物質も一緒に練りこんでありますので、何らかの効果はあるかもしれません。
さて、スポーツウエアの場合はどうなんでしょうね。


Re:ななさんコンピュータの調子悪い?  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月29日19時49分

> たびたび2重投稿になってますが,ななさんのところのコンピューターの調子はいかがでしょうか?なんか投稿時に固まると,2重投稿になりやすいんですよねえ〜

そうなんですか?
パソコンのメモリーがフル稼動状態でネットにアクセスしているせいかな・・・仕事柄、Excelでマクロ計算や多量のデータ処理を毎日のようにやっておりますので。

二重投稿を削除しようと思って「管理者メニュー」に入ってみたのですが、TeaCup Level1の掲示板ではブラウザのクッキーをオンにした投稿でなければ、削除できないということなんでしょうか? > 管理人さん

> まとめの内容ですが,
> あえて少し,いやずいぶん辛らつに書かれましたね?

ええ、そうですね。
「辛らつ」ぐらいの批判的意見の方が、無批判に影響を受けやすい傾向に警笛を鳴らす意味でも、いいかなと思いまして^^;

> 私は自然素材の身体への影響を本当に探るには,多数の被験者を用いて長期にわたる調査を実施するしかないと思ってます.特に「がん」のような一生涯という長いスパンで発生するような病気だと,実際にはコホート研究くらいしかあてになる研究って無いんじゃないでしょうか?私は医学者ではないので他の研究方法を知らないだけかもしれませんが.

がんなどの疫学研究については、米国の「予防サービス特別委員会」から以下のような「証拠の質の順位」というガイドラインが提唱されています。

----------------------------------------------------------------
証拠の質の順位(米国予防サービス特別委員会,1996年)

  I:最低1つ以上の,正しく無作為化された比較試験(RCT)から得られた証拠

II-1:無作為ではないがよくデザインされた比較試験から得られた証拠

II-2:1つ以上の施設または調査団体による,よくデザインされたコホート研究または症例対照研究から得られた証拠

II-3:介入する場合としない場合についての,数回連続の調査から得られた証拠。コントロールされない実験における劇的な(1940年代のペニシリン治療の導入のような)結果は,このタイプの証拠と考えることもできる

III:臨床的経験,記述的研究,熟達した委員会の報告に基づいた,社会的地位のある権威者の意見
----------------------------------------------------------------

IのRCT(randomized controlled trial 無作為化対照試験)が科学的証拠性に最も優れているというのは多くの専門家、研究者が認めるところでしょう。
RCTは、盲検化を維持する上で倫理的な問題が発生したり、大規模で長期に渡る調査になって費用も相当にかかることなどから日本ではほとんど実績がありませんが、欧米ではかなりの数の試験が実施されています。

たとえば、こちらの掲示板でも度々紹介される坪野氏のWebページで氏が「ヘリカルCTによる肺がん検診」の有効性についての「最終的な評価を、是非ともわが国の手で実現したいものだ」と言っているのは、RCTです。

> またコーヒー業界のサポートが入った,コーヒーに関する研究に付いてはバイアスがかかっている危険があるから・・・というのも,極論をいうと全ての助成金がついている研究にはバイアスがかかっている可能性がある!につながるような気がします.
> 実際にそのようなバイアスを感じながら研究者は研究されているんですかね?

そのようなバイアスを意識しながら研究に取り組んでいる研究者はいるでしょうね。
真剣に客観性や科学性に寄り添おうと考える研究者ならば、試験の公共性を考えた場合、収集した疫学調査の一次資料を情報公開し、「第三者の分析による検証」を仰ぐという姿勢があってもいいような気がします。
前に書いた「得られた同じ統計情報を元にして違う複数の研究者グループが解析すると同じような結果になるのかということも興味大のところです。」という意味はそのようなことを示唆して書いたつもりでした。

> とまあ反論は置いときまして・・・
> 裏情報なかなか面白かったです.健康はやりの昨今で,どっちかというと身体に悪いと思われているコーヒーですから業界が必死になっ> て,都合の良い情報を集めようとしているのは理解できます.

> #最近ビールの効能もうたわれはじめたけど,同じ理由かな?

ビールのことは最近ちらちらと聞きますがどうなんでしょうね、本気で調べてはいませんが。
「業界が必死」といえばこれ↓なんかもそうなんでしょうね。

進化を続ける機能性ウエア:マイナスイオン効果で心と体を解きほぐす


カーナビとか  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月29日16時57分

To うだうださん

>ウズラアヒル

 そう言えば、グールドの「ニワトリの歯」には、ニワトリの胚から取り出した嘴(?)の部分の細胞組織と、他の動物から取り出した顎の細胞組織を接触させて培養すると、嘴が発生していく過程で「歯」が形成されるという例が紹介されていました。
 嘴(?)の部分の細胞には歯を作る遺伝子もまだ残っているけど、顎の組織と接しない通常の状態ではスイッチが入らなくて歯が形成されないのだとかなんとか。

※嘴とか顎の骨とか、どこの組織だったかの詳細はド忘れしましたがおおむねそういう話です。
 重要なのは、現在歯が無いニワトリにも,歯を作る遺伝子がまだ残っているということ。
 鳥類の歴史で、彼らが歯を失ったのはずいぶん昔なのに、未だに歯をつくる能力を隠し持っているという例で、かれらの祖先が歯を持っていたなごりとして紹介されていました。


>興味しんしん。

 人工衛星からの電波で地球上の座標を計算するためには、光速(電波の速度)やドップラー効果やいろいろな要素を用いて最終的に地球上での緯度・経度を求めます。
 このときに、光速度が一定かそうでないかの前提が崩れてしまっては、まともな計算プログラムなんてとても作れません。
(関数仕様の前提が間違っていては、屑のようなプログラムしか作れないですよね?)

 また、レーザージャイロも、マイケルソン=モーレーの実験を毎日やっているようなものです。


すいません  投稿者:うだうだ 投稿日: 2003年01月29日15時51分

ちょっと言い過ぎました。これからもっと身近になるだろうという感じです。
理論と実際の活用は別ですね。でもこれで一般の人が興味持ってくれると嬉しい
ですね。僕は可哀相だとは思うけど、うずらあひるの写真がみたかった・・。

> (相対性理論も、カーナビとかで実生活に入り込みつつありますが)

興味しんしん。


役に立たない?  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月29日14時28分

To うだうださん

>今まで進化論はあまり役にたたず、浮世離れしているところがあると考えていました。
>しかしこれからは身近になっていくかもしれませんね。

 医学・薬学の世界で動物実験が重視され、無脊椎動物よりは脊椎動物、魚類よりは哺乳類、マウスよりはサルの方が実験として重視されるのは、進化論的によりヒトに近いものを用いた結果の方が重要であろうと思われるからです。
 入手するにも管理するにも金のかかるサルよりも、マウスのほうがなんぼか安上がりです。
 進化論という前提で、こういった実験はなされています。

 また、医学の別な側面ではウイルスや細菌の進化に関する研究は、その病気の感染ルートの特定などにも役立っています。

 医学を「浮世離れ」しているとお考えでしたら、農業や漁業の品種改良でもいいでしょうし。

 まぁ量子力学の応用ほど、実生活の隅々まで行き渡ってはいないでしょうけど、相対性理論よりは身近じゃないでしょうかねぇ(笑)
(相対性理論も、カーナビとかで実生活に入り込みつつありますが)


ひらのさんのホームページ  投稿者:Kosuke 投稿日: 2003年01月29日14時01分

★今は良い世の中だと思う方はこちらへ★
をクリックしました・・・

最後の一文にワラタ
> その場合には、私は老後を重視し堅実に暮らして生きたいと思っております。

To 大文字ナンさん
> #「世の中を良くしたいの本」という日本語は誤りです。

「世の中を良くしたいの《なぜかオネエ言葉》、(私の)本を貰って下さい」
と読み取りました。(^^ゞ

こればっかりじゃナンなので・・・

今、伊勢田さんの「疑似科学と科学哲学」を読みふけっております。
読了したら感想を交え、いろいろこちらで教えて頂ければな〜、と考えております。


進化と一般知識  投稿者:うだうだ 投稿日: 2003年01月29日13時16分

今まで進化論はあまり役にたたず、浮世離れしているところがあると考えていました。
しかしこれからは身近になっていくかもしれませんね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030128-00000006-wir-sci

しかし細胞って連絡取ってるのか・・・。なんとか獲得遺伝に繋がらないかなー。


あちゃ  投稿者:うだうだ 投稿日: 2003年01月29日12時53分

ななさんへって僕です。題名と間違えました。


To ひらのさん  投稿者:大文字ナン 投稿日: 2003年01月29日11時37分

反応すべきか迷うところですが…失礼ながら雑感を少し。

出版に関わる者の一人として指摘させていただきます。せめて文法、てにをは、に注意すべきではないでしょうか。どんなに優れた主張であっても、日本語としての表現に初歩的なミスを繰り返されているようでは、万人に認められる出版物となり得るとは、到底思えません。
読者または潜在的読者に対する説得力とは「具象」です。いくらひらのさんが確信を持たれているのだとしても、それを具体的に宣伝出来ないのでしたら、説得力がありません。私企業が事業を起こすのに私財を投下するのは当たり前です。世の中を変えうる出版物を企画されることは有意義だと思いますが、それ以前に出版事業の本質である「執筆」と「編集」について、あるいは読者に行動を喚起させるだけの「訴求力」について、今一度吟味されることをお薦めします。
#「世の中を良くしたいの本」という日本語は誤りです。
##出版事業は思い込みで成功出来るものではありません。基礎を学習してください。


世の中を良くしたいの本を貰って下さい。  投稿者:ひらの 投稿日: 2003年01月29日11時05分

強い種、賢い種でなく変化に対応できる種が生き延びる。まさに今の日本である。恐竜も滅び、官・行も銀行をはじめ自称賢人グループも腐り、今や変化に対応できる無名の方々が頑張っております。私も時代の変化に対応した月刊誌を発刊しょうとしております。しかも私財を賭けての活動です。是非とも賛同を頂いて貰って欲しいのです。創刊準備号は地球環境を取り上げます。詳しくはHPを見て下さい。

http://yononaka.jp


がんがんやって下さい  投稿者:ななさんへ 投稿日: 2003年01月29日 7時19分

確かに内容自体は飽きてます・・・。コーヒーが劇薬ってわけでもないしね。
しかし僕は現実生活に最も役に立つ数学は確率統計じゃないかと考えています。
すごく勉強になってます。最初から読み直そうかなと考えています。(最初の頃読ん
でなかった・・)


進化速度はなぜ変わる  投稿者:とおりすがり 投稿日: 2003年01月29日 3時20分

表題についてアドバイスをいただきたいのです。

シーラカンスなどの「生きた化石」は、(分子進化はともかく)
形質の進化速度が他の種よりゆっくりであったために、
現在でも化石資料とさほど変わらない姿を留めているという考え方ができます。
仮にこの考え方に立ったとき、「なぜ」ゆっくりだったのか、
という点が非常に重要になってくると思います。

カンブリア大放散はスノーボールアース以後の
急速な生存環境の拡大に伴って進化速度が加速したからだ、
という解釈も確かあったと思います。
あるいは、寄生虫は宿主への適応に伴って進化が加速している、
という表現も目にしました。
ちょっと前に話題に出た「加速進化」という話もあります。

この、確かに存在するらしい「進化速度の差」というものが、
いったいどんな要因(きっと複数あるんでしょうが)によるものなのか、
という点について、しっかり考えてみたいと思っているのですが、
出発点として何かおすすめの書籍などありますでしょうか?
断続平衡説あたりから入るのがいいんでしょうか?

ヒントをいただければ幸いです。


誤差・バイアス  投稿者:wadja 投稿日: 2003年01月29日 0時11分

To:ななさん

>私が先の投稿で書いた「2人」という「バイアス」「誤差」というのは、そのような、統計標本一般に確率的に存在する標準偏差のことを指していたのではなく、...

やはりそうでしたか。なんて、明確に分かっていた訳ではないのですが、なんとなくななさんと言葉の定義がすれ違っているような気がしていたので、しつこいとは思いながら敢えて書いてみました。多分あれだけ膨大なデータを、長期間にわたって収集するには、データの質の維持だけでも相当なコストがかかるんでしょうな。

でも、ていねいな対応をありがとうゴザイマス。久しぶりに、埃をかぶっていた統計の入門書が役にたちました(w

>その「バイアス」についてですが、どのようなものが考えられ、結果に対してどのように、どれくらいの大きさで影響してくるものだろうかという点を考察することは、今回のような疫学調査研究を批判的に検討する上では非常に重要なことであると思っていますが、その辺について書き出すと長くなりますので別な機会に譲りたいと思います^^;

了解しました。楽しみにしてます。


ななさんコンピュータの調子悪い?  投稿者:かくり 投稿日: 2003年01月28日23時24分

たびたび2重投稿になってますが,ななさんのところのコンピューターの調子はいかがでしょうか?なんか投稿時に固まると,2重投稿になりやすいんですよねえ〜

まとめの内容ですが,
あえて少し,いやずいぶん辛らつに書かれましたね?

私は自然素材の身体への影響を本当に探るには,多数の被験者を用いて長期にわたる調査を実施するしかないと思ってます.特に「がん」のような一生涯という長いスパンで発生するような病気だと,実際にはコホート研究くらいしかあてになる研究って無いんじゃないでしょうか?私は医学者ではないので他の研究方法を知らないだけかもしれませんが.
またコーヒー業界のサポートが入った,コーヒーに関する研究に付いてはバイアスがかかっている危険があるから・・・というのも,極論をいうと全ての助成金がついている研究にはバイアスがかかっている可能性がある!につながるような気がします.実際にそのようなバイアスを感じながら研究者は研究されているんですかね?

とまあ反論は置いときまして・・・
裏情報なかなか面白かったです.健康はやりの昨今で,どっちかというと身体に悪いと思われているコーヒーですから業界が必死になって,都合の良い情報を集めようとしているのは理解できます.

#最近ビールの効能もうたわれはじめたけど,同じ理由かな?


ツリーはツリー♪  投稿者:大文字ナン 投稿日: 2003年01月28日21時30分

確かにツリーは今、見ないようにしてますがね…と、気を取り直して。

ゆうひろさん、はじめまして。

なるほど私も光の性質について、きっちりとイメージできるわけではありません。それは日常的な感覚からかけ離れた概念だからでしょうね。しかし量子論とは、そうした粒子と波動の性質を持つ微細な「この世界の構成要素」の性質を究明する学問です。つまり量子とは光子に限らず、すべてが粒子としての性質と波としての性質を併せ持ちます。

粒子とはなんぞや?という質問に対して、私は明確な答えを導けません。そもそもあらゆる物質は量子の集合である原子核と電子から成り立っています。そういう意味において、粒子(つぶつぶとしてイメージされるもの)と波(媒質を通じて伝播するエネルギー)は、同じものが別の形で「振舞っている」だけであると考えられるように私は思います。つまり粒子も波も振る舞いでしかなく、もしかすると実態は「エネルギー=質量」なのかも知れません。
#この辺は超弦理論の影響が強く出ています(笑。

要点としては…光の振動数(周波数)が高ければ高いほど(波長が短いほど)、光は粒子としての性質が強くなります。逆に周波数の低いとき、つまり電波として観測されているような場合では他の物質と相互作用を<光電効果を)起こしにくくなっています。このため、電波は様々な物体を透過してしまうと考えてはどうでしょうか。そして周波数が高くなっていくと、光は粒子としての性質が強くなり、他の物質と相互作用を起こしやすく(ぶつかりやすく)なっていきます。
↑間違いがあるかも知れません♪なにしろ記憶だけを頼りにしてますので。


コーヒーのお話まとめ(引っぱり過ぎ?)   投稿者:なな 投稿日: 2003年01月28日21時13分

たらだら引っぱってもあきられると思いますが^^;、コーヒー協会の「科学情報事業」に関しては私なりの批判的な意見を箇条書きに書いておきます。

○ 「ブレーンドクター制度」([1月26日(日)00時51分20秒]の投稿で紹介)などは、何らかの利益供与がなされていないとは考えづらい。したがって、「都合の悪いデータを公表しない」、「調査や統計処理の過程で、研究者自身に恣意的にしろ無自覚的にしろ何らかのバイアスがかかりやすい」ということは充分予想される。報告や論文を見る際にはそのような点を踏まえおく必要がある。

○ また、協会のWebに「ブレーンドクターと科学情報委員会専門委員で構成する選考会で、公募課題43件から次の15課題を選考し助成研究の対象とした。」とあるように、「選考」という助成研究の申請段階で(協会側の)恣意性が働らいている危惧を拭えない。

○ このような背景のもとに、「広報事業」として複数のコーヒー雑誌を刊行し「コーヒーの健康面での効果」がくり返し強調され、「科学情報事業で得られた成果が適切に報道されることを目的に、マスコミ関係者を対象としたコーヒーサイエンスセミナー」が開催されることは、報道自体にもバイアスが生じている可能性も踏まえて批判的な視点で見る必要がある。

先に紹介したように、「コーヒーの癌抑制、予防効果」については本邦での報告以前に米国など海外の複数の疫学研究があります。それらの研究結果も考慮に入れたメタアナリシスとして「コーヒーの癌抑制、予防効果」が認められるという結論を受け入れるかどうかについては、私は今のところ態度保留です。

RCTのような、それも盲検法を組み合わせた信頼性の高い研究報告があれば別ですが、盲検化が難しくバイアスが入りやすいコホート研究を、それも業界の後押しのあるような調査研究を複数集めた(これにはDBRCTさんの言われた出版バイアスも含まれるでしょう)としても、メタアナリシスとしての要件には不足するのではないかというのが私の認識です。

ところでコーヒーの3大消費国は米国、日本、ドイツだそうです。そして、コーヒーはニューヨークと東京では先物取引の市場がある投機的な相場商品で、相場価格を睨みながら最近はヘッジファンドも含めた投機筋やメーカー、輸出入商社、販売会社などが投機的な利益を狙って取引を展開している商品でもあります。
このような投機的な相場商品にあっては、「コーヒーの癌抑制、予防効果」に関する海外の権威筋からの「研究発表」が相場価格に影響を与えてきたことはないのだろうかなどと今回の話から考えたりもしました^^;


wajdaさんへ  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月28日21時07分

>>「相当なバイアス」「相当な誤差」が生じているかどうかの評価自体は、大腸がんの発症比率と相対比較しても意味がありませんし、またそうやって決めるものでもありません。(なな)

> 調査結果として出てくる、XX人・XX%といった数字の持つ重みを評価する上では、結果として想定される分布(標準誤差)に引きなおす必要があるので、バイアスや誤差の結果に与える影響も、同じ尺度で論じる必要があるのではと単純に感じただけです。標準誤差の推定には、発症確率とサンプル数の両方が関係するので、あながち無関係とも思えないのですが、変ですか?(wajdaさん)

これは、私が書いた「バイアス」「誤差」という意味、特に今回の「コーヒーの大腸がん抑制効果」のような疫学調査研究に対して所与されるそれらの意味についての説明不足でした。

wajdaさんがおっしゃった標準誤差は統計の基本として当然検討されるものです。疫学調査にしろ今回のような統計分析を要する調査では、抽出サンプルの母集団に対する比率(件の場合は大腸がん発症率)がどのような範囲内になるかを予めある程度推定した上で、抽出サンプルの偏り・バラツキ(抽出サンプルが不偏推定量である場合には標準偏差を標準誤差という)を予定した危険率で否定できる(有意差検定可能な)数量の統計母集団が設計されるわけです。今回の研究者達もそのような設計に基づいた調査を実行したからこそ、有意な差があると発表できたわけでしょう。

私が先の投稿で書いた「2人」という「バイアス」「誤差」というのは、そのような、統計標本一般に確率的に存在する標準偏差のことを指していたのではなく、今回の疫学調査のように「多数の人の(コーヒーの)嗜好動向」を調査し、「大腸がんの罹患歴」を長い間に渡って調査・追跡し、そして「年齢や身長、肥満度、飲酒量、喫煙量などの個人差や地域事情が影響しないようにデータを補正」するような作業過程で介入してくると考えられる様々な「バイアス」によって生じるところの「誤差」という意味なのです。説明が不充分でした。
ですから、このようなバイアスによる「2人」という「誤差」は、基本的に大腸がんの発症比率自体とは直接の関係はなく、独立して生ずるものだと理解されるという主旨を述べたわけです。

その「バイアス」についてですが、どのようなものが考えられ、結果に対してどのように、どれくらいの大きさで影響してくるものだろうかという点を考察することは、今回のような疫学調査研究を批判的に検討する上では非常に重要なことであると思っていますが、その辺について書き出すと長くなりますので別な機会に譲りたいと思います^^;
(ご要望があれば、断片的にふれてみてもいいのですが・・・)


祝福  投稿者:ekanpou 投稿日: 2003年01月28日18時50分

皆の健康 幸福 心からお祝いいたします


http://www.ekanpou.com


粒子は物質ではない  投稿者:うだうだ 投稿日: 2003年01月28日17時23分

粒子とは性質、波も性質。存在にあらずですか。ありがとうゆうひろさん、目が覚めました。

もう見てないと思うけど、大文字ナンさん申し訳ありませんでした。

何も解けたわけではないですが、凝り固まった考えがあったかも知れません。


電子の波動性  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月28日16時08分

http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity307.html
これ、電子の波動性について説明されているとこね。もっといいとこもありそうだけどにゃ。
電子が波動性と粒子性の両方をもつことと、光が波動性と粒子性の両方をもつことは量子力学において同じことなので、電子の波動性が理解できれば、光の粒子性も理解できると思われますにゃ。


光の粒子性  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月28日15時38分

To ゆうひろさん

 はじめまして。

http://www.sm.rim.or.jp/~abc/science/topics/20001115.html

 ここの説明でも、光の粒子性について光電効果のことが語られています。
 量子力学はとっつきにくいかもしれませんが、この光電効果についてもう少し掘り下げて調べてみてはいかがでしょうか? それが一番の早道かもしれません。


はじめまして  投稿者:ゆうひろ 投稿日: 2003年01月28日14時59分

光は粒子でもある。光についての本にはたいていそう書いてあります。
しかし僕は粒子とは何なのかわからないのです。
波の性質はいくつかあるので、光は波の性質を持っているとの説明が理解できるのですが、「何をもってして粒子とみなすのか?」がわからないのです。
本で調べても学校の先生やホームページで聞いても光電効果の説明ばかりで粒子性の説明はほとんどなく、現在も追究しているところです。

どうかご意見をよろしくお願いします。


NATROMさんのトピック  投稿者:ハッター 投稿日: 2003年01月28日13時13分

 こんにちは^^。
とうとう日本人にもクローンができたんでしょうか(?)。
真偽はともかく、NATROMさんが書いてらしたようにccの件のようであればこれからこの家族はどうなっていくんでしょうね。大ききなってきたらこの子は自分のアイデンティティみたいなものをどう確立するんでしょうね。(他人の私が心配するのは大きなお世話ですが)
 これまた大きなお世話な話ですが、科学がここまでいろいろやっちゃっても多分人の心の痛みとか、悲しみをのりこえ生きる意味とかそういう部分は範疇に入っていないのだからそういう人類の精神的な成長みたいなものを助ける側面を持つものとしての宗教にはもっとがんばって欲しいとも思いました。


帰ってきたガードナー  投稿者:PDX. 投稿日: 2003年01月28日 9時03分

 懐疑主義な人にとっては基本基本というか古典のガードナーですが、なんと復刻だそうです。
 山本弘氏のページに紹介がありました(笑)

 山本弘のSF秘密基地
http://homepage3.nifty.com/hirorin/


ありがとうございます。  投稿者:CACU 投稿日: 2003年01月27日21時46分

かくりさん

 どうもありがとうございます。
 「伝わること」自体は問題ないわけですね。
 品種改良とか、こう、孔雀は羽が派手な方が結婚しやすいから、子供は派手なのが増えてくみたいなのは、ぎりぎりといったところなのでしょうか。

 あんまり研究自体には関係しないのですが、気になったものなので。
 時々「進化論に反対」な方がいらっしゃるのであれば、その時に聞ければと思います。


どもですにゃー  投稿者:地下に眠るM 投稿日: 2003年01月27日17時13分

どもですにゃー

さて、健康食品云々については、このコラムが面白かったにゃー
http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=213154

・・・けっこう実現の可能性があるかもしれにゃーね


HP紹介:★地質屋情報局★  投稿者:G-NET master 投稿日: 2003年01月27日16時10分

 地質出身の者として、少しでもこれまでにお世話になった関係者(地質屋、地球物理屋、土木屋、測量屋、建築屋、設計屋等)に役立とうとの思いで1年半毎日休まずHP★地質屋情報局★を維持しています。
 地質屋は、全てのプロジェクトにおいて最も川上の情報発信者です。活用 可能な最新・豊富な情報を有しています。中でも土木・建築の調査 ・測量・設計・施工等に今後重要となる資格 ,CALS/EC,ISO等非常に多くの情報を整理し、それらの情報を速やかに随時(最低1日間隔)で発信しています。
 皆様もご利用ください。私の30年近い実績がきっと役立つでしょう。


http://members.jcom.home.ne.jp/mikedo/


はじめまして  投稿者:名無しの探偵 投稿日: 2003年01月27日12時26分

社会科学系の者ですが、科学史に関心があります(つまり、進化の歴史にも)。御サイトで進化論をより深くしかもより速く学ぶことが出来ました。
これからもよろしく。
一応、専攻は法学で、関心領域は(一番長いもので)歴史学と文学です。


雪が降る〜♪  投稿者:かくり 投稿日: 2003年01月27日 9時29分

最近朝目が覚めると雪が降っていたというシチュエーションが多いです.
雪の日は滑りやすいので皆さん足元には注意しましょう.突起の多い靴の方が滑りにくいですから,ハイヒールをはかれる方は出来るだけかかとに尖った靴を,紳士な方は靴底に滑り止めのあるものを履きましょう〜♪

CACUさんはじめまして

ただいま仕事中ですので(書き込んでないで仕事しろ!!),色々調べる事は出来ません.ご質問の方は後半だけ考えてみたいと思います.

まず「遺伝」ですが,「あの人の金髪は親からの遺伝だ」とか「さすが親譲りの足のはやさだよねえ」とか,ある特徴が次代に伝わる事を示す言葉だと思われます.「○○が次代に伝わる」こと自体は別に否定されないと思います.
この遺伝がどうやってなされるか,というところで現在考えられている「遺伝子」についてはちょっとわかりませんが,これもこのシステムを誰が作ったとか,システムは安定しているという考え方が出来るので,比較的受け入れやすいのではないでしょうか?
この遺伝子が時々ミスリーディングされて,場合によっては新たに読みこまれた別の遺伝子の方が,集団の中でより多数派になる(完全に置き換わる事も含める)ということになると,かなりの人が受け入れられない可能性があります.

こんなところでいかがでしょうか?本当のところは時々ここにいらっしゃる「進化論に反対な人」に聞くのが一番なのですが.


遺伝的アルゴリズムの起源について  投稿者:CACU 投稿日: 2003年01月26日22時48分

 はじめまして大学で遺伝的アルゴリズム関係で論文を書いているCACUと申します。

 論文を書いていて、気になってしまったので。質問させてください。 

 遺伝的アルゴリズム(GAとも略される)は、生物の進化を模倣した学習的アルゴリズムだと、大抵の文献には書いてあります。(さかのぼるとちょっと違うのですがそれはおいておいて)この生物の進化を模倣したとかモデル化してとかと言う部分が、論文を書くにあたってちょっと気になったのです。
 元はミシガン大学で研究されただの、カーネギー・メロン大学で国際会議が開催されたとかという歴史から、初期の頃は米国で主に研究が進んできた印象を受けました。
 進化論、創造論等がいろいろな理由から議論されているらしい米国において、はたして進化のモデル化っていう話の進め方で他の人に説明するだろうか?という疑問を持ちました。
 科学的な、という事でなら着想を得てモデル化した部分なので何の問題もないのですが、よけいな茶々を入れられたくない新しい発想の研究なら、進化論や創造論に対する配慮もしていたような気がするのです。
 
 そこで、
 ・遺伝的アルゴリズムの元々の概要をご存知の方、事情に詳しい方はいらっしゃいませんか?
 更にこれは自分の不勉強から来ることなのですが、
 ・「進化論」が駄目な(否定する)人でも、「遺伝」は大丈夫なのですか?

 どうか、教えてください。

掲示板の流れからすると書いてよい質問なのかわかりませんが...すみません。
失礼します。


re:企業に都合の悪い結果  投稿者:DBRCT 投稿日: 2003年01月26日13時58分

かくりさん

 ご存じかも知れませんが、現在では、研究をサポートした企業に都合の悪い結果でも公表する傾向が強まってきています。医生物系学術雑誌の多くは、援助の契約にあたって、スポンサーが発表内容を制限できる、としたようなものは、たとえ良い結果が出ていようと刊行しない方針です。またスポンサーからサポートされた研究を論文化する際には、利害関係について、論文中に記載しなければならないことになっています。

http://bmj.com/cgi/content/full/323/7313/588?ijkey=BDtUd7nirVHfk

 最近(せいぜいこの1年くらいですが)の臨床試験計画書に、スポンサーが論文の内容・発表について制限しない、という項目が見られるようになってきています。
 昔は、お願いします、公表は勘弁して下さい、というのがよくありました。(でもしらんぷりして発表したっけ(^_^))本音を言えば、いまでも昔のままの感覚で、「研究費を援助したのだから、発表については自分たちが決める権利を持っている」という関係者も多く、私も、未だに論文化する、しないでやり合っているスポンサーが複数あります。
 都合の悪いデータを公表しないと、よい結果ばかりが論文で目立つことになります。これは出版バイアスと呼ばれています。昔よりは良くなっているのは間違いありませんが、まだまだ道は遠いというところです。

 都合が悪くなって逃亡するわけじゃありませんが、(^_^ゞ 明日から海外出張でしばらくレスできません。
 ほんとだってば、ほんとに逃亡じゃないんだってば。


今日のあるあるは...  投稿者:wadja 投稿日: 2003年01月26日13時52分

To:かくりさん

>ぶっちゃけの結論は「報道情報は全て話半分に聞いとけ」かな?まれにある正しい情報を逃しても,ほどんどの不確定な情報に躍らされないため有効な行動パターンかと思われます.

禿同です。

>ちなみに今回のコーヒーの報道はたまたま企業に益のあるものでしたが,こういった報道単発だと,短いスパンでのみ発注が相次ぎ,在庫管理をしっかりしないと瞬間風速の売上に翻弄されかえって利益が下がる結果になります.

本当だ。先週の「あるある大辞典」効果で、近くのスーパーのココアが売り切れだった(w


Final Trial  投稿者:wadja 投稿日: 2003年01月26日13時51分

To:ななさん
申し訳ありませんね、適当な言い回し・適当な(しかもまちいだらけ)数字につき合わせて
m(..)m

>2人という誤差は発病率に比例して20人相当になるというバイアスや誤差の概念理解は、正しい理解とは言えないと思います。

120人と言うのは、2×60をイメージしていたので、完全にwadjaの勘違いです。もともと言いたかったことを、ななさんの仮定してくれた確率10倍で再度説明を試みましょう(多分だれも望んでないだろうけど)。大腸癌の発生率が0.6%と考えられるとき、実際の観測値が期待値を中心に正規分布すると仮定すると、10,000人のサンプルにおける標準誤差は、

標準誤差=[{(0.006)(1-0.006)}/10,000]^0.5 で概ね0.0008。

つまり0.08%。例え0.47%の差でも、5.9標準誤差にあたる。この10倍の発病率が期待できる症例では、

標準誤差=[{(0.06)(1-0.06)}/10,000]^0.5 で概ね0.002。

つまり0.2%となり、0.47%の差は2.4標準誤差にしかならない...位のことを言いたかっただけです。ご指摘の通り、思ったほど(2人 <--> 20人)大きな差には、なりそうも無いです。

>「相当なバイアス」「相当な誤差」が生じているかどうかの評価自体は、大腸がんの発症比率と相対比較しても意味がありませんし、またそうやって決めるものでもありません。

調査結果として出てくる、XX人・XX%といった数字の持つ重みを評価する上では、結果として想定される分布(標準誤差)に引きなおす必要があるので、バイアスや誤差の結果に与える影響も、同じ尺度で論じる必要があるのではと単純に感じただけです。標準誤差の推定には、発症確率とサンプル数の両方が関係するので、あながち無関係とも思えないのですが、変ですか?


wadjaさんへ    投稿者:かくり 投稿日: 2003年01月26日11時19分

ド・トール (・∀・)イイ!!

じゃないですね.

記事の内容ですが,統計的に考察できないとするならば,この研究がまだ学会発表前というところを読んで,「んじゃまだまだ信用できないね」でいいんです.健康情報についてのフローチャートは以前に載せましたので,今回は割愛しますが,本当に信頼出来る情報は,コホート研究によって行われた実験結果が論文として雑誌に掲載され,かつ複数の追試で確認を受けているものだけととらえて良いでしょう.今回のYahoo!の記事は「学会発表前の情報だよ」としっかり書かれているのも私は良いと思います.

もっとも報道される情報は上の意味での信頼性は必ずしも高くないようです.

http://www.metamedica.com/news2002/howto13.html

ぶっちゃけの結論は「報道情報は全て話半分に聞いとけ」かな?まれにある正しい情報を逃しても,ほどんどの不確定な情報に躍らされないため有効な行動パターンかと思われます.


ちなみに今回のコーヒーの報道はたまたま企業に益のあるものでしたが,こういった報道単発だと,短いスパンでのみ発注が相次ぎ,在庫管理をしっかりしないと瞬間風速の売上に翻弄されかえって利益が下がる結果になります.不確定な情報でも繰り返し行われるとそれが定説になってしまいますが,そのような情報は不利益をもたらすことが多いです.GMOとか添加物とか,農薬とか,有機農法とか・・・
結論をいうと報道にはしっかりとした情報を流してもらいたいし,消費者はそれをしかり読みこんでもらうのが企業にとって得なのです.


企業に都合の悪い結果  投稿者:かくり 投稿日: 2003年01月26日11時03分

下のリンク先ですが,「イチョウの葉エキスが耳鳴り症状には効かないよ」という結果が載っているものです.これは,
>ドイツで医薬品として使われているイチョウ葉エキスサプリメントを製造している企業の資金提供によって行われたものだ。論文の著者にも、この研究のために2年分の給料が支払われていたという。

>この企業にとってはデメリットになる、否定的な結果の研究を、きちんとした論文の形で公表したことは、(当然のこととはいえ)それなりに評価できるものだろう。

と書かれており,企業から研究資金をもらったからと言って否定的な結果が好評されないわけではないという,好例と思われます.

http://www.metamedica.com/news2001/2001011501.html

しかしながら考察の部分では奇妙な展開をしているようで,

>プラセボと同じ効果しかないなら、最初からそれを意図して使えば(売れば)いいのではないかというのは、おかしな話だ。研究のスポンサーになった企業の意向を反映したものだろう。

といわれちゃってますねえ〜
考察を読むには注意が必要と言うわけですね.


コーヒーのお話まとめPartU(その1?)  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月26日 0時51分

皆さんの中にも色々調べられた方がいると思いますが、まず、コーヒーの業界団体である社団法人 全日本コーヒー協会のサイトを覗いてみてください。
このサイトの「B.事業の状況」というページには、

<以下、引用開始>
---------------------------------------------------------------
2、科学情報事業

(1)ブレ−ンドクター制度の継続

科学情報活動を支える中心的存在であるブレーンドクター制度を継続し、研究助成の実施、定期講演会及びコーヒーセミナーの開催、健康情報の整理等についてアドバイスを受けた。ブレーンドクターについては新たな人選を行った。 

(2)研究助成事業と成果発表会

ア) 公募

コーヒーと健康を中心とする学術研究を振興するために助成研究課題を公募したところ43件の応募があった。 

イ) 選考 

ブレーンドクターと科学情報委員会専門委員で構成する選考会で、公募課題43件から次の15課題を選考し助成研究の対象とした。

ウ) 助成研究の成果発表会

前年度の助成研究の成果を発表し、研究内容の理解及び評価を行うとともに、交流会を開催し助成研究担当の先生方との関係の緊密化を図った。
---------------------------------------------------------------
<引用終わり>

とあります。また、「研究助成事業」の成果発表の場として全日本コーヒー協会(以下、協会)は1997年から毎年1回、コーヒーサイエンス・セミナーなるシンポジュウムを開催しており、協会はそれを「3、広報事業」と位置づけ、毎年相当な予算を費やしているようです。

紹介した引用記事は、コーヒーという言葉がなければ、まるで製薬会社の事業案内そのものとも言える内容です。コーヒー協会が「コーヒーの健康や病気に対する貢献」ということにこんなに力を入れているとは、私はほとんど知りませんでしたし、ちょっとした驚きでもありました^^;

とにかく、このような業界の活動の中から、コーヒーの、その辺にころがっている駄薬を凌ぐ「スーパーな効力」を示す報告、論文が量産され、コーヒーの販促に大いに利用され宣伝されているというわけです。
その「スーパーな効力」を紹介しているWebページを探してみたら、ぞくぞくと出てきました。以下にざっと挙げてみます。

(1)コーヒーは良薬、ガンを抑える効果 岐阜大学医学部教授が報告


(2)コーヒー摂取と肝臓癌死亡リスク


(3)コーヒー飲用習慣の胃がんに対する予防的効果


(4)コーヒー愛飲者は糖尿病になりにくい

(5)Health Coffee Report

(ちなみに、(3)のコーヒーの胃がん予防効果については、坪野さんのWeb記事で、「The New England Journal of Medicine 」に掲載された論文が紹介されており、そこでは「胃がんのリスクを上げも下げもしなかった」とあります。また、(1)の報告は今回話題となった疫学調査とは違います)


コーヒーのお話まとめPartU(その2?)   投稿者:なな 投稿日: 2003年01月26日 0時42分

以上のWeb記事は論文の直接の引用ではありませんが、詳しく調べてみるとランセットに掲載された論文があったりと、今回は紹介しませんでしたが、それなりの医学雑誌などに掲載された論文も複数あるようです。

コーヒー業界がこうも予算をかけてまで「コーヒーの健康や病気に対する貢献」に何故そんなに力を入れているのか、私は初めピンと来ませんでしたが、癌などの重大疾患に対するコーヒーの予防、抑制効果について欧米で疫学調査や動物実験などの先行的な論文、報告が出ていることなどが背景、後押しになっているのではないかと理解しました。

ところでコーヒーの発ガン抑制物質についてですが、色々な記事に目を通すと、どうやらは、成分中のクロロゲン酸とカフェー酸などにあるとされているようです。

以上紹介した情報などに対する自分の意見や感想は別稿であらたに投稿したいと考えていますが、引用した協会の記事内容を普通に解釈すると、「ブレーンドクター制度」とは提灯持ちドクターを育成するのでは?てな具合になりますし、研究助成金をもらって研究をするということは、資金提供者側に都合の悪い結果は出し辛いという新たな?「バイアス」も発生しているのではという疑問も私には起きています。
今回話題となった疫学調査研究がそれに該当するかどうかは分かりませんが、学会などで発表される「コーヒーの健康や病気に対する貢献」の少なくない部分はこのような研究助成金の上に成り立っているとは充分に考えられるわけです。


コーヒーのお話まとめPartU(その1?)  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月26日 0時41分

皆さんの中にも色々調べられた方がいると思いますが、まず、コーヒーの業界団体である社団法人 全日本コーヒー協会のサイトを覗いてみてください。
このサイトの「B.事業の状況」というページには、

<以下、引用開始>
---------------------------------------------------------------
2、科学情報事業

(1)ブレ−ンドクター制度の継続

科学情報活動を支える中心的存在であるブレーンドクター制度を継続し、研究助成の実施、定期講演会及びコーヒーセミナーの開催、健康情報の整理等についてアドバイスを受けた。ブレーンドクターについては新たな人選を行った。 

(2)研究助成事業と成果発表会

ア) 公募

コーヒーと健康を中心とする学術研究を振興するために助成研究課題を公募したところ43件の応募があった。 

イ) 選考 

ブレーンドクターと科学情報委員会専門委員で構成する選考会で、公募課題43件から次の15課題を選考し助成研究の対象とした。

ウ) 助成研究の成果発表会

前年度の助成研究の成果を発表し、研究内容の理解及び評価を行うとともに、交流会を開催し助成研究担当の先生方との関係の緊密化を図った。
---------------------------------------------------------------
<引用終わり>

とあります。また、「研究助成事業」の成果発表の場として全日本コーヒー協会(以下、協会)は1997年から毎年1回、コーヒーサイエンス・セミナーなるシンポジュウムを開催しており、協会はそれを「3、広報事業」と位置づけ、毎年相当な予算を費やしているようです。

紹介した引用記事は、コーヒーという言葉がなければ、まるで製薬会社の事業案内そのものとも言える内容です。コーヒー協会が「コーヒーの健康や病気に対する貢献」ということにこんなに力を入れているとは、私はほとんど知りませんでしたし、ちょっとした驚きでもありました^^;

とにかく、このような業界の活動の中から、コーヒーの、その辺にころがっている駄薬を凌ぐ「スーパーな効力」を示す報告、論文が量産され、コーヒーの販促に大いに利用され宣伝されているというわけです。
その「スーパーな効力」を紹介しているWebページを探してみたら、ぞくぞくと出てきました。以下にざっと挙げてみます。

(1)コーヒーは良薬、ガンを抑える効果 岐阜大学医学部教授が報告


(2)コーヒー摂取と肝臓癌死亡リスク


(3)コーヒー飲用習慣の胃がんに対する予防的効果


(4)コーヒー愛飲者は糖尿病になりにくい

(5)Health Coffee Report

(ちなみに、(3)のコーヒーの胃がん予防効果については、坪野さんのWeb記事で、「The New England Journal of Medicine 」に掲載された論文が紹介されており、そこでは「胃がんのリスクを上げも下げもしなかった」とあります。また、(1)の報告は今回話題となった疫学調査とは違います)


wadjaさんへ  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月26日 0時37分

> 「2人の差とか、0.47%(0.90%-0.43%)差とかの数字は、日常の感覚ではごく小さく感じるので、さして意味のある数字には見えない。しかしこれらの数字のインパクトを統計で考える場合は、元の事象の発生確率をベースにしなければならない」とか、統計学的には不正確かもしれませんが、「1,000人に6人の発病率しか期待できない病気の統計結果における、2人という数字の意味するところは、100人に1人の発病率が期待できるような病気では120人にあたる。2人の違いで有意かそうでないかが分かれるのであればたまたまそうなったようにも感じるが、120人の差だとたまたまとも思えない。」といったようなことです。

(文中の「120人の差」は「20人の差」の誤植と理解した上でレスいたします)
何をおっしゃろうとしているのか、私には今ひとつ理解できていませんが、2人という誤差は発病率に比例して20人相当になるというバイアスや誤差の概念理解は、正しい理解とは言えないと思います。

> その2人の差の生じることすら、発生率の低い大腸癌においては、「相当なバイアス」「相当な誤差」にあたるのではと思った次第。

疫学調査におけるバイアス、誤差といったものは大腸がん発症率(調査結果から得られた該当数のサンプル全体における比率)とは基本的には無関係に独立して発生する(バイアスの中にはそうでないと考えられるものもありますが)ものと理解すべきでしょう。やや大雑把に言えば、誤差はサンプル総数に基本的に比例すると言えるでしょう。
「相当なバイアス」「相当な誤差」が生じているかどうかの評価自体は、大腸がんの発症比率と相対比較しても意味がありませんし、またそうやって決めるものでもありません。


Re:エセシミュレーション  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月26日 0時28分

NATROMさん

グラフまで作られてのご解説、参考になりました。
以下は反論ではないのですが、一応誤解を招かないための確認として・・・・

> たとえば、大腸がんの発生率がコーヒー(-)群で0.9%、コーヒー(+)群で0.45%といった差が本当にあったとしても、調査参加女性総数が少ないと見落とすことがありますよね。直感的には、調査参加総数が増えれば増えるほど、検出力はあがりそうです。それでは具体的に、コーヒー(-)群3000人、コーヒー(+)群3000人、を調査して、それぞれの癌の発生率が0.9%と0.45%であったとき、検出力はどのくらいでしょうか。プログラムを書いてシミュレーションすれば大体の数字は出ます。
> ざっとやってみたところ、その場合の検出力は60%程度でした(図**で赤く示す)。ななさんが指摘したように(投稿日: 1月23日(木)18時30分06秒)、ちょっとした誤差が入ると有意差が検出されなくなるのです。サンプル数を増やせば増やすほど検出力は上がり、コーヒー(-)群5000人、コーヒー(+)群5000人では検出力は80%程度です。

仮に、「統計データとしては<0.9%対0.45%>という数値の差が出たが、調査参加女性数が少なかったために有意差があるとは言えなかった」からといって、それからストレートに「調査参加女性総数がもっともっと多かったならば有意差があると言えたはずだ」ということは必ずしも言えないということは確認しておきたいと思います。
つまり、サンプル数が少なかったために有意差の検定ができなかった0.9%と0.45%の発症率(の差)が、サンプルを大幅に増やしたからといって、またそれぞれ0.9%と0.45%にほぼ近い値になるとは言えない、限らないということです。
「数値としての差は見られたが、サンプル数が少なくて有意差があるとは言えなかった」ということはそういう可能性をも含意しているということですね。


わっ、もうまとめに入っている。  投稿者:wadja 投稿日: 2003年01月25日17時08分

To:ななさん

>上記の文意は、同じサンプル数で統計分析する時に発病率が低い(即ち罹患者という標本数が少ない)ほど、少ない差(発症率の差)でも有意差の判断ができるということをおっしゃっているように読み取れますが、だとしたら統計学的には逆の誤った認識だと思います。

えと、書き方が悪いんだろうな。すこし意味が違うと思います。ななさんの仰りたい「統計学的には逆の誤った認識」の意味は、NATROMさんの検定力の説明で理解できましたが(本当に親切で為になる掲示板だ、NATROMさんに感謝)、wadjaが言いたかったのはもう少し単純なことです。

「2人の差とか、0.47%(0.90%-0.43%)差とかの数字は、日常の感覚ではごく小さく感じるので、さして意味のある数字には見えない。しかしこれらの数字のインパクトを統計で考える場合は、元の事象の発生確率をベースにしなければならない」とか、統計学的には不正確かもしれませんが、「1,000人に6人の発病率しか期待できない病気の統計結果における、2人という数字の意味するところは、100人に1人の発病率が期待できるような病気では120人にあたる。2人の違いで有意かそうでないかが分かれるのであればたまたまそうなったようにも感じるが、120人の差だとたまたまとも思えない。」といったようなことです。

もとのななさんの発言の中に、

>このくらいの統計量においては、何かのバイアス、誤差が介入してA群の女性が2人増えるだけで、有意水準5%の検定では簡単に有意差なしという結果が出てしまう統計量レベルなのです。

とういうのがありましたが、その2人の差の生じることすら、発生率の低い大腸癌においては、「相当なバイアス」「相当な誤差」にあたるのではと思った次第。あと、症例の数を数える場合、1以下の数は無い(不連続)ので、あまりに低い発生率の場合は、そのことも念頭にサンプル数を考える必要がありそうですね。

>次回投稿で、かくりさんのまとめとは趣の異なる角度から「まとめ」の情報提供をしたいと考えています。

>乞うご期待!(でもない?^^;)

期待してます!

To:かくりさん

>さてこのように色々議論できたのは,元々Yahoo!の記事に必要な情報が」載っていたからだと思われます.そういった意味では今回Yahoo!は(元ネタの毎日新聞は),適切な情報を流したと言えるでしょう.

世の人々がみんなDBRCTさんやななさんやかくりさんや...(以下略)のように統計の知識を持ち合わせている訳ではありません。記事に正確な情報が含まれていても正確な判断のできない消費者が大半で、その取り上げ方も重要かと思います。この記事だけを見てコーヒー党になってしまう人も、結構いるような気がします。やはり素人向けには、もう少し突っ込んだ、第三者の専門家の意見(例えば、かくりさんのコーヒーの発癌性の情報とか)も載せておいて貰ったほうが良い。ま、食品会社には、願ったりのことかもしれませんけど。ねえ、かくりさん?

#しかし、コーヒー浣腸はやだな。味わえないし、たとえたまごちゃんのように直腸で味覚を感じられても、もったいなくて。wadjaの朝食は、いつもドトールのラージ・カプチーノと決まっているが、毎日310円(消費税込み)の浣腸はなー。


雨弓  投稿者:Hue 投稿日: 2003年01月25日13時33分

> 「子供の頃のレインボーは活発じゃなかった」は「活発だった」という意味の取り違えではありません?

えっ!? いやいや、「レインボーは内気だが、Ccは知りたがり屋で遊び好き」というCNNの記事の一文を勝手に解釈しただけでして。
レインボーの子供の頃の情報ってどこかにないでしょうかねぇ?

ちなみに写真は CNN の元記事(英語)のほうにありました。
http://www.cnn.com/2003/TECH/science/01/21/cloned.cat.ap/index.html

たまごちゃんはもしや現実逃避ですか。

あとちょいです。
風邪やインフルエンザなどにはかからぬように。
まあ、他の皆さんもですが。


お久しぶりです  投稿者:かくり 投稿日: 2003年01月25日10時15分

卒論順調ですか?→たまごちゃん

ん・・・ネタが無い.んじゃこれで・・・・(汗)


ななさんへ

別の視点からのまとめ,期待しております.『健康』自体が商品のベネフィット=売りになってしまう時代ですので,基本的にどの業界も,「身体に良いネタ」を探しているんですよね.素材を売るほうも何か良い点はないかと調べていたりする訳で・・・・
ちなみにコーヒーはパーキンソン病に有効らしいですが,これは含まれるカフェインによるものだそうです.ので緑茶の方が効果あり?←適正量があるでしょうからとりゃ良いってモンじゃないって.


きちんとドリップしましょう♪  投稿者:たまごちゃん(^-^)ノ 投稿日: 2003年01月25日 8時45分

お久しぶりです。
実は、私もコーヒーの話をはじめて読んだ時、コーヒー浣腸を思い出しました。コーヒー浣腸はインスタントコーヒーは絶対使ってはいけないらしいのですが、何故なんでしょう。直腸でも味の違いは分かるのかな?ブルーマウンテンを使うとご利益が増したりして(w
ちなみに、インスタントでなければ、缶コーヒーでも別にかまわないらしいです。

♯ 久しぶりにやって来て、食いついたネタはこれかよ?!


コーヒーのお話のまとめPartU(予告編)  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月25日 3時54分

コーヒーに絡んだ健康関連の疫学研究やそれとコーヒー業界の関係、そしてマスコミへの関わりなど、調べてみたら「興味深い」「奥深い」ものがあることが色々分かってきました^^;

次回投稿で、かくりさんのまとめとは趣の異なる角度から「まとめ」の情報提供をしたいと考えています。

乞うご期待!(でもない?^^;)


Re:炭素「複写」猫  投稿者:なな 投稿日: 2003年01月25日 3時51分

Hueさん

> 内気と落ち着きは結構違うような。
> まあ、子供の頃のレインボーは活発じゃなかったとか、そういうことかも知れません。
> 問題はただの想像だってことですが・・・。

「子供の頃のレインボーは活発じゃなかった」は「活発だった」という意味の取り違えではありません?

ところで、「内気」ってけっこう高等かつ複雑な精神活動というか性格を意味していたような・・・・
猫や犬に「恥かしがり屋」っていう性格をつけるのは可笑しいでしょうし、人に懐く、懐かないとも違うでしょうし・・・・。

知人に親子の猫を飼っている方がいるのですが、彼女は「うち猫(親猫の方)は出不精な猫だ」とよく言っていたのを思い出しました。その猫は私が彼女の家に初めておじゃました時に隅っこに隠れるように控えていました。そうか、彼女は内気な性格だったんだ!


コーヒーの話のまとめ  投稿者:かくり 投稿日: 2003年01月24日23時26分

管理人さん素早い修整ご苦労様です.こっちも気づくのおくれてごめんなさい.

コーヒーのお話ですが,職業がら興味がありまして個人的にまとめて見たいと思います.
まず大前提として,コーヒーはIARCの発がん物質に関するクラス分けで2Bに属するものです.2Bとは↓
「ヒトに対して発がん性があるかもしれない物質」
とされているもので,発ガン性があるかもしれないという比較的弱いですが,でも皆無ではない疑惑をかけられている状態でしょうか.またコーヒーは一時話題になったアクリルアミドを比較的多く含んでいますが,この物質は2Aに分類分けされていましてもう少し発ガン性に対して強い疑いを持たれています.
これらを考慮すると,そもそもコーヒーが特定の癌の発病を押さえる作用があるとしても一般人に薦めるのは賛成できないかなあと思います.

さて今回のYahoo!の記事についてですが,学会発表前と言うこともありまだまだこの記事だけで何か言うことが出来る段階ではないでしょう.学会発表後恐らく何らかの雑誌に投稿されるでしょうが,その時にもう少し詳しい情報も入るでしょうし,そこでまた色々論ずればいいかな?とも思います.

しかしながら,この記事の内容に話を絞って論ずるとするとDBRCTさんとななさんの意見を総合するような結論になるかと思います.すなわち研究の設計としてはコホート研究で問題なく,調査被験者数も三万人超と十分である.しかしながら発病者の数が100人でコーヒーの飲む頻度で人をクラス分けした場合,一応検定出きる数ではあるが,結果の安定性を考えるともう少し人数が欲しいところである.この結果だけで結論を出すのではなく,追試が必要と思われる,と言ったところでしょうか?

さてこのように色々議論できたのは,元々Yahoo!の記事に必要な情報が」載っていたからだと思われます.そういった意味では今回Yahoo!は(元ネタの毎日新聞は),適切な情報を流したと言えるでしょう.また,今回調査の妥当性についてはDBRCTさんに随分教えていただいたわけですが,専門的な知識があまり無くても,実験の設計について判断できる物があれば,その研究結果の妥当性について一般人も色々検討することが出来るんだなあということの好例になったかと思います.

今回の一連の話題の「私なりの」しめとしては,『適切な情報提供がなされていれば,一般人でもその研究結果の妥当性について判断することが出来る』という事かなあと思います.よく情報の洪水の中で真偽を見分けることは難しいと言われますが,情報の質が上がり,一般人にちょっとしたテクニックがつけば,偽情報を見破れる確率は上がるなあと思いました.

最後に.何か勝手にまとめてしまいました.ごめんなさい.

http://plaza13.mbn.or.jp/~yasui_it/ChemCarcino.htm


炭素猫  投稿者:猫好きのHue 投稿日: 2003年01月24日20時41分

> ななさん

内気と落ち着きは結構違うような。
まあ、子供の頃のレインボーは活発じゃなかったとか、そういうことかも知れません。
問題はただの想像だってことですが・・・。

> レイボーもCcと同じくらい若い猫なのだろうか・・・・

レインボーの双子の弟レイボーは発生途中で凍結保存されていたのです。
まあ、これ↑は嘘ですが、ここまでしてくれれば・・・という気はします。

> コーヒー浣腸

アイスとホット、どちらがよろしいですか?

いや、そうじゃなく。

何でこんなこと考えつくんだろ?


Re:コーヒー浣腸  投稿者:大文字ナン 投稿日: 2003年01月24日15時31分

リンク先拝見しました(苦笑。

なんというか「すげぇシュールな絵」ですね…真似しようかな♪
意味があるとかないとか別に、生理的に受け付けませんが?…(笑)いやいやそんな先入観で物事を判断してはいけない、とか科学的に見ようとは思えるんだけど、やっぱあの解説ではねぇ。

どうせなら「コーヒー艦長」とか「コーヒー官庁」というタイトルで一席打ってくれないものか。
#誤変換を無理やりタイトルにして、その物語を作るって遊びを以前よくしました(笑。


ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、 e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。


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