進化論と創造論についての掲示板ログ104

2002年06月04日〜2002年06月11日
このファイルは、掲示板巡回ソフトのログファイルを元に再構成したものであり、投稿時の状態(フォントサイズ、文字の色、リンク等)をすべて反映しているわけではありません。
トップページに戻る
掲示板ログ103へ
掲示板ログ105へ

間違ってたらゴメソ  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年06月11日 0時00分

 葉緑体は共生説で説明されますが、ヒトの細胞が葉緑体を取り込んでも生きてはいけないでしょう。そんなリスクを犯しても生存に有利とは言えません。ですから人間は光合成ができないのです。
 仮にできたとしても光合成では大したエネルギーは得られないでしょう。


動物の利点  投稿者:RYU_TI_SYU 投稿日: 2002年06月10日23時47分

>「どうして私たち光合成できないのかな?」の後に「光合成できたらご飯食べなくていいのに」と続きます。
>つまり、光合成できれば太陽からのエネルギーというタダ飯が食えるのに、どうして、私たち動物は光合成できないのかな?というのがF助教授の疑問なわけです。

植物が一生懸命蓄えたエネルギーをを横取りしてヒモみたいに生きていますが、何か?

と、2ちゃん風に答えてもええんじゃが

生き残るための戦略の違いじゃろう
詳しくは、ゲーム理論の本で勉強したほうがええな


皆さんレスありがとうございます!  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月10日23時16分

ちょっと、まとまった時間がとれそうになく、一気に返事を書けそうにありませんので、
すみませんが、順番に少しずつ返答していこうと思います。いま暫くお待ちください。


クハ72さんへ
>F助教授の話はツリー式掲示板の方がいいかもしれない

では次回から、ツリー掲示板の方へ書き込むという方向で行きたいと思います。
今回お返事できなかった分もそちらに書き込みたいと思いますので、是非皆さんよろしくお願いします。


GOAさんへ
>どこから「進化を信じるのは共産主義だ」という主張が出てきたのでしょうか?

「マルクスがダーウィンに手紙を出した」
「ある共産主義者が子供向けの本に『キリンの祖先は×××(名前忘れました)だ。オカピとキリンは共通の祖先から分かれた』ということを書いてあった。しかし、×××がキリンの祖先だ、オカピがキリンと共通の祖先から分かれた、という証拠は何ももない。」
ということを言っておられました。
おそらく、2番目の話では、進化論は共産主義者の宗教だ、共産主義者が進化論を布教している、と言いたいのではないかと思われます…。

それ以上の説明は残念ながらなかったので、F助教授の共産主義発言が何か深い考えに基づいてのことかどうかは、分かりません。
というより、GOAさんの書き込みを見る限り、F助教授に深い考えがあるとは思えないんですが…。

>そしてキリンさんになりたいさんの引用が正しければF助教授は「もし進化が正しいとしても、サルからヒトではなく、サルよりもっと昔に共通の祖先から分かれたはずです」と言ってました。
>と言ったそうですが、「サルとヒトの共通の祖先から分かれた」というのが正しくて「サルからヒトに進化した」というのは一般に言われている不正確な知識です。
>このような初歩的知識を知らないF助教授は「無知」と言えそうですが、進化を信じているのでしょうか?(笑)


すみません、
「もし進化が正かったとしても、サルからヒトに進化したというのは誤りで、もっと大昔に、サルとヒトの共通の祖先から分かれたというのが正しい」
と書こうと思ったのですが、ちょっと分かりにくい書き方になってしまいました。


それと、ご指摘の引用部分、自分でも正確に解釈できてなかったようです。

「(尾骨付近の解剖図を見せて)ヒトの尾骨はシッポの痕跡器官と言われいますが、ヒトの尾骨は腱でしっかり固定されています。だから、尾骨は大昔は自由に動かせるシッポだったというのは間違いです。」
「もし進化が正かったとしても、サルからヒトに進化したというのは誤りで、もっと大昔に、サルとヒトの共通の祖先から分かれたというのが正しい」
の2つの説明があったことは間違いないです。

しかし、2番目の発言は、
進化論に洗脳されていて更に悪いことに「サルからヒトに進化した」という不正確な知識をもっている我々無知な受講生のためにF助教授が真実を説いてくれた。(笑)
というケースで使われたものなので、この2つの発言を前回の書き込みのように同列に並べるのは間違いでした。訂正します。


あと、笑っちゃいけませんが、「どうして私たち光合成できないのかな?」の後に「光合成できたらご飯食べなくていいのに」と続きます。
つまり、光合成できれば太陽からのエネルギーというタダ飯が食えるのに、どうして、私たち動物は光合成できないのかな?というのがF助教授の疑問なわけです。
飯を食わなくていい。つまり金がかからない。良いことずくめじゃないですか、と。


ところで  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年06月10日16時02分

 F助教授って、専門の栄養学の分野での評判はどうなんだろう…(^_^;


言いたかった事を  投稿者:T8848 投稿日: 2002年06月10日14時03分

トトロさんが言ってくれました。

もの作り(機械関係ではありません)をしている者として。
測定値に異常と思われるもの(想定されるバラツキ範囲を超えるもの)があった場合、測定の問題なのか試料の問題なのかを切り分けます。
測定の問題なら、そのデータだけが問題なのかどうかを調査します。
試料の問題なら、それは工程や品質を反映したものなのか、試料の取扱のためなのか調査します。
真の原因がわからない場合もありますが、何らかの対策が必要か否かが明らかになるまでは調べます。(わかっても対策の施しようがない場合もありますが…。)
測定値の廃棄をする場合(単純な測定上の問題以外は廃棄しない)はこれらの調査をした後のことです。

機械工学関係以外でもトトロさんの言う通りということです。


F助教授とはへのつっこみ  投稿者:トトロ 投稿日: 2002年06月10日12時45分

キリンさんになりたいさん。はじめまして,トトロと申します。

> 「自分の専門の栄養学でも、何かを測定するときは、間違っていたらいけないので1回だけではなく
> 同じ測定を何回かやります。例えば3回測定をして40、100、40という数値が出たとします。そうした
> ら40の方が回数が多いから100は異常値として切り捨てます。
> 地球の年齢を測定する場合、例えば10億年という数値が出てきたら、46億年ではないという理由で異常
> 値だといって切り捨てるんです。栄養学の世界でも測定を何度もやっているはずなのにそれが間違って
> いたという話はよくあります。そういうわけなので、どんなに何回も測定したからといってそれが適切
> である保証はないのです」

私は,機械工学系の学部(精密加工学)を出ていますが,少なくとも機械工学の分野では異常値を切り捨て
ることはしません。真の値(に近いであろうと考えられる値)を求めるためには,複数回の測定を行い,
その誤差分布から確定値を求める方法が一般的です。が,通常の誤差範囲と考えられる値から大きく離れた
値(異常値)が計測された場合,それを単純に切り捨てることはしません。

元々,何らかの測定を行った時,その測定値には測定物に由来する誤差,測定機に由来する誤差,測定する人
に由来する誤差などが混じっています。何故,異常値が計測されたのかの解析を行い,その原因を特定しま
す。その結果,原因が測定自体の信頼性に影響を及ぼさないことが判明した時のみ,その測定値を廃棄します。

言うまでもないことですが,異常値の計測がなされるということは,その測定方法自体の信頼性や見積り限界
に対して非常に大きな意味を持っています。
地球の年齢を測定する場合、多分,微量解析が行われると思いますが,その解析(測定)を行うエンジニア
や科学者がこのような基本的なことを無視して異常値を切り捨てるということを行うとはトトロは思いません。

恐らく論文を調べれば,測定値とその解析方法が明記されているはずです。個々の論文を調べて,そして不備
があれば,その論文に対して上記(引用文)のようなことを言うのはかまわないと考えますが,総論的に上記
のようなことを言うのであれば,それは,この分野に携わっている科学者や技術者に対しての中傷であり,
不誠実なことだと考えます。


訂正  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年06月10日 9時17分

誤 脂質=6kcal/1g
正 脂質=9kcal/1g

です.脂質の換算係数を間違えていました.

よって炭水化物:脂質=4:9でコンニャクは油脂の半分弱のカロリーということでご理解ください.


NATROMさんにちょっとつっこむ  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年06月10日 7時08分

オハヨウございます.日本は見事勝ちましたねえ〜.隆行は・・・・得点入れられずでした,ガックシ

>コンニャクはローカロリーだとされているが、実は油脂の1000倍ものカロリーを持っている。

(以下略)

NATROMさんのここ読んで「コンニャクはローカロリーとされているんだ」と思われる人も出てくると思いますので,現状のカロリー計算を書いておきます.
今年からですが,炭水化物は全て1g4kcalで計算するようになりました.確か蛋白質も4kcal/g,脂質は6kcal/gですね.ですので現在カロリー計算上のお話では「コンニャクは油の2/3のカロリーなんだ」が正しいと思います.
じゃ昨年まではどうだったかと言うと食物繊維は0kcal扱いでした.しかしながら腸内細菌で分解されたものを実は吸収していたりとか,水溶性のものは前から吸収されていたりする報告があったもので,その値ははっきりしないもののカロリーレスとは言えなくなったことから他の炭水化物と同等の扱いをするようになったと思われます.
なお食物繊維の研究をしているメーカーの文献によると「多く見積もっても他の炭水化物(糖質)の半分くらいの吸収率じゃないか」という話ですね.
でも他の炭水化物も別に100%の吸収率じゃないからややこしくなります.ちなみに生の小麦は60〜70%程度の吸収率と記憶しています.まあこれらの事から「コンニャクのカロリーは他の炭水化物と同等だ.吸収率は少しいやひょっとしたらだいぶ下がるかも知れないが,今までのようにローカロリーと考えるのは少し危険だゾ」と思っていただけるとよろしいのではないかと.

#カロリー計算で挙げた各栄養素の単位ですがうろ覚えです.間違っている気もしてきたので会社で確認して,間違いが見つかったら修整をいれます.


古墨の年代  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年06月10日 1時09分

林とみ子さんへ。C14年代は、「古墨が作られた年代」ではなく、「古墨の原料となる炭素源が空気中との炭素交換を止めた年代」を反映します。古墨の原料についてはまったく知らなかったのですが、ネット上で調べた限りでは、初期は天然の石墨、次第に煙煤を使うようになったとあります。

「古墨の原料となる炭素源が空気中との炭素交換を止めた年代」とは、例えば、1000年前に切られた松の木で煙煤を使えば、昨日つくった墨でもC14年代は1000年前になります。天然の石墨ともなれば炭素14はほとんど崩壊してなくなってしまっているので、天然の石墨のみを使った墨は、C14年代測定法では測定限界以上古い(数万年前)という結果がでます。例の古墨が植物由来の煙煤のみを使用したとするならば、結構古い年代だと思いますが、天然の石墨も原料としていれば、そのくらいの数字はでるように思います。

これ以上詳しいことは、古墨に関する知識が必要なのでわかりません。要点は、「C14年代測定法は、古墨の原料の年代はわかるが、古墨が作られた年代はわからない」ということです。


正しさのレベル  投稿者:RYU_TI_SYU 投稿日: 2002年06月10日 0時33分

>もし進化が正しかったら:
>「もし進化が正しいことがわかったら、私がこの講義で教えたことがウソだったということになります。その場合は皆さんに謝罪しなければならない。謝罪文を掲示板に張り出します。それは教育者として当然のことです」

地動説が正しいといえるレベルの正しさはあると思うんじゃけどなあ

ただ、絶対的な真実といえるレベルの正しさはないな
(地動説が絶対に正しいといえないように)

前者であるならば、掲示板にでっかい文字で謝罪文を張ってもらえばええじゃろう

後者であるなら、一生F教授は謝罪しなくてもええと思うが、学者と言える人物ではなさそうじゃな


F助教授の話はツリー式掲示板の方がいいかもしれない  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年06月10日 0時04分

きりんさんになりたいさん
 やはりそうでしたか。ネタじゃなくマジだったですね。

> 「虫垂は役に立ってる(ビタミンか何かを合成しているとのこと)から痕跡器官ではない」

 リンパ腺と同じ役割を持っているというのはあるようです。でも炎症を起こして切り取っちゃう人は多いですよね。これに関してはNATROMさんによる詳しい解説が↓にあります。18番の記事です。
 それ以外の痕跡器官については僕は知りません。F助教授の話を真に受けると「役に立ってたから残った」となり自然選択説で説明できます。

 自然選択説では「中途半端な形質でも少しは有利だから子孫を残せた」ということになります。原始的な(?)眼だって無いよりはいいですよね。多分の器官も同じです。
「進化論者は進化が起こったことを前提にしてものごとを説明しようとしている」なんて戯言を本気にしているようではF助教授は陰謀論的な考えの持ち主のような気がします。ダーウィンが『種の起原』を発表してから進化論は検証され続けていました。生物学者が揃いも揃って自分の間違いに気付かないとはまず考えられません。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/1008/evocre/bbs/bbs50.html

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/1008/evocre/taika.html


古墨  投稿者:林 とみ子 投稿日: 2002年06月09日23時56分

私の手に入れた古墨を測定していただいたのですが、私には難しいことは分かりませんが、確かにい測定結果はでましたが、何に反応をしてこのような結果がでたのかご推測していただければうれしいのですが、よろしくお願いいたします。下記のファイルのに結果がのっていますので見ていただければ幸いです。この墨の中に7180年前の何かが入っているという結果がでているのですがこれは大変なことなのではないでしょうか?考古学的に於いても、しかし誰も何も反応しないのでわかる方々に知って欲しくアクセスしたしだいです。

http://members.jcom.home.ne.jp/shuhou1/yousa.html


F助教授について(下)  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年06月09日23時52分

>「自分の専門の栄養学でも、何かを測定するときは、間違っていたらいけないので1回だけではなく同じ測定を何回かやります。例えば3回測定をして40、100、40という数値が出たとします。そうしたら40の方が回数が多いから100は異常値として切り捨てます。」

この部分は、まあ基本的な考え方としては間違っていないでしょう。適切な方法で測定を行えば、3回に2回どころか、何度やっても46億年という結果が出ているのですが。


>「地球の年齢を測定する場合、例えば10億年という数値が出てきたら、46億年ではないという理由で異常値だといって切り捨てるんです。」

なぜこんなことをF助教授は知っているのでしょうか。単なるF助教授の妄想ではないでしょうか。


>「栄養学の世界でも測定を何度もやっているはずなのにそれが間違っていたという話はよくあります。そういうわけなので、どんなに何回も測定したからといってそれが適切である保証はないのです」

この部分も、正しくないわけではない。しかし、複数の方法で複数のサンプルを複数の施設で複数回測定した結果がほぼ一致している事実から目をそらすしているのは誰でしょう?どんなに何回も測定したからといってそれが適切である保証はないのであれば、進化論だけでなく、どんなものでも疑えます。例えば、栄養学だって。

F助教授の論法を栄養学に当てはめて見ましょう。

「コンニャクはローカロリーだとされているが、実は油脂の1000倍ものカロリーを持っている。このとこに賛成している栄養学の専門家もいる(#1)。測定法によっては、コンニャクは実はハイカロリーだという結果が得られている(#2)。普通の専門家は、ハイカロリーという結果が出てきたら、ローカロリーではないという理由で異常値だと言って切り捨てるのだ(#3)。どんなに何回も測定したからといってそれが適切である保証はない。専門家はいいかげんです。誰が言ったかではなく、何を言ったかが大切だ。」

#1 しかしその専門家の名前も、専門的な文献も明らかにならない。
#2 その結果が得られた細部の条件や文献もけして明らかにならない。
#3 この主張をしている人は、食物のカロリー測定の経験がないだけでなく、測定法の種類や原理についても知らない。

こんな主張を、栄養学についてまったく知識のない人が言い始めたら、耳を傾けますか?「栄養学はとんでもないと思わせるものもある」と思います?


F助教授について(上)  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年06月09日23時48分

長文ご苦労さまでした。まあ、とんでもない助教授もいるもんですね。疑問に思ってこの掲示板に投稿するだけ、キリンさんになりたいさんは偉いです。きっと、鵜呑みにしちゃう学生もいるんだろうなあ。鬱だ。F助教授の発言は突っ込みどころが多すぎます。正しい進化論の知識が知りたいのであれば、革離@隆行さんの紹介した本か、こちらの参考文献を参考にしてください。

F助教授には、ぜひ『キリンの首』『生命の暗号2』『進化論に疑問あり』といった一般書ではなく、もっと専門的な文献を紹介して欲しいものです。(村上和雄はしばしば話題にのぼるし、系統だった批判をしておくべきかなあ)。進化論批判が素人だましでなく、専門家の検討に耐えられるものなら、進化論批判の専門的な文献があるはずですが。進化は間違っているという専門家は存在しているそうだし。

ネイチャーに限らず、進化を否定するような論文は科学雑誌に載りません。その理由は、地動説を否定する論文が載らないのと同じ理由です。素人をだますならともかく、専門家の検討に耐えるだけの進化論を否定する証拠などないからです。きちんとした証拠を出せれば科学雑誌に、進化を否定する論文は載るでしょう。

F助教授に突っ込みを入れていれば、F助教授自身の発言よりも多くなるので、地球の年齢に関してだけ。


>「進化論者は地球の年齢を調べるのに進化が起こったことを前提に考えている。進化が起こるためには46億年ないと困るから46億年だと言っているにすぎないんですよ。でも実は46億年でも進化が起きるには足りないんですけどね」

地球の年齢は進化とは独立に測定されています。これは生物学者ではなく地質学者地球物理学者の仕事ですね。そもそも、ダーウィンの時代ですら地球の年齢は数億年と見積もられていましたし、地球が冷える速度から地球の年齢を約一千万年であると推測した物理学者もいます。どこが進化が起こったことを前提にしているのだろう?その物理学者の推測は、以後、放射性崩壊によって生じる熱を考慮に入れていないことから棄却されました。46億年という推定値に落ち着いたのは、放射性同位体の測定が精密に行われるようになってからのことです。


>「46億年という測定結果を出すのは、実はウラン鉛法だけなんです。私は、ウラン鉛法以外の方法で46億年の次に古い測定結果が17万年であることを知って愕然としました。」

この文章は、「私は放射性同位体による年代測定法についてまったく知識がなかったので、創造科学者のウソを見抜くことができませんでした」と読み替えるべきです。ウラン鉛法以外にも、アルゴン−カリウム法、ルビジウム−ストロンチウム法、アルゴン−アルゴン法があることを、F助教授は知らないのでしょう。


どうでもいいけどロシアに勝ったYO!!  投稿者:wadja 投稿日: 2002年06月09日22時42分

>「進化を信じる人は無知なんでしょうね。『科学的な考え方ができる人』がちゃんとした
>専門書を読めば進化がウソであることはすぐに分かる」
>というような発言を連呼してます。

だったら、栄養学を専門にせずに生物学を専攻すれば良いのにね。進化論を完全に否定できれば、ノーベル賞ものだ。

>進化が起こるためには46億年ないと困るから46億年だと言っているにすぎないんですよ。

地球の年齢が46億年だと発見したのは、生物学者だったんだ。知らなかった(W

でも、自然科学系の助教授だというのは、ちょっと信じられないなあ。学者さんにもやっぱ色々居るのね。


ReF助教授  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年06月09日20時21分

みなさんが色々なレスを返しているので、私は私へのレスにだけお答えします。

>「自分一人ではなく、専門家の中にも進化は間違っている、突然変異と自然選択で
>種を変える進化は起きない、と言っている人は沢山いる」ということをF助教授は
>常に強調しています。つまり、F助教授は、すべての専門家が間違ったことを言っている、
>と言っているのではないわけです。

つまり、そのような観点で古生物学者によって書かれた本がたくさんあるというわけですね。
是非聞き出して教えてください。著者、書名、出版社まで分かると嬉しいです。

>それから「科学論文雑誌のネイチャーは、進化を否定するような論文を絶対に掲載しない
>ということは、一部の人間の間では有名な話だ」という話も3回程聞かされました。

査読のある科学雑誌では、しっかりとした研究方法をとらない論文は必ず却下されます。
また、一流紙であればあるほど、発表する意義を問われます。
もし、研究方法が文句なしに優れていて、生物進化を否定しなければならないような結果が
出たのなら、間違いなく掲載されると思います。

定説を覆すような論文が排除されているというのは誤りです。
そのような内容のまともな論文は実際にはほとんど無いと言うことにすぎません。
多くの科学者は、出来れば自分で定説を覆したいと思っているのですよ。

>トンデモ本というのを余り読んだことがないので、何ともいえません。

トンデモ本には擬似科学の特徴が見られます。
ここに箇条書きにしても良いのですが、自分で調べることを薦めます。
ネット上で簡単に見つかるでしょう。


よかった  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月09日20時12分

ゆんさん情報ありがとうございます。

>MacOSXは悪魔のOSだったか!

幸いにして私の使っているMacはPM7500にG3カードを付けたものでMacOSXを動かすにはしんどいためOS9.xを使っています。
どうやらまだ私は改心する余地がありそうです。(笑)


進化論者は共産主義者?  投稿者:ゆん 投稿日: 2002年06月09日19時23分

>どこから「進化を信じるのは共産主義だ」という主張が出てきたのでしょうか?

これは

http://216.239.33.100/search?q=cache:V9R48FqArlQC:www.meken.med.kyushu-u.ac.jp/~tosakai/board000420.html+%90i%89%BB%98_%81%40%8B%A4%8EY%8E%E5%8B%60&hl=ja

このへんの話が元なんじゃないでしょっか。

これに関連してちょい検索かけてみたらこんな話を発見。

http://216.239.33.100/search?q=cache:Za6nGyEESa0C:www.melma.com/mag/17/m00040317/+%90i%89%BB%98_%81%40%8B%A4%8EY%8E%E5%8B%60&hl=ja

MacOSXは悪魔のOSだったか!(爆笑


補足  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月09日18時52分

>まず「進化を信じるのは「共産主義者」「教条主義者」「無知」のうちのどれかだ」という点。

教条主義というのは非常に都合のよいレッテルですね。
客観的基準がないので自分の考えと違う人間を指して「あいつは教条主義者だ」と簡単にいうことができます。
キリスト教徒を指して「あいつは教条主義者だ。聖書の教えを間違っていると言わないことからそれは証明されている」という具合に。
こんな基準を科学の講義で用いるF助教授は科学教育に相応しい人物とは思えませんね。


ご苦労様です>キリンさんになりたいさん  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年06月09日18時40分

長文ご苦労様でした>キリンさんになりたいさん

おかげでF助教授が何と無く見えてきましたね.彼は進化に関してあまり知らずに進化を批判する多くの方と同じと思われます.

>「クチバシの長さが変わったりするような進化なら確かに起きます。しかし種を超える進化は絶対に起こらない」

普通に読めば「新種は人為的でなければ出来あがらない」と言っているのですが,これは新たに種が出来たケースを1つ紹介しただけで打破出来てしまう極めて危険な意見です.そういう反論を受けた場合「それは私の言っている意味での種ではない」といい返す人もいますが,所謂学名がつけられた種でないものを種という場合はあらかじめ自分の定義を述べておく必要があるのはいうまでもありませんね.

まあF助教授はどうでもいいのでほっておいて,キリンさんになりたいさんがこんな人に振りまわされるのも気の毒な話です.ここのメインページに判りやすい情報及び参考図書がありますが,それ以外に2冊と1つの雑誌を紹介しておきます.少々難しいですが一度じっくり読んで見てください.

1.生命進化8つの謎
  ジョン・メイナード・スミス エオル・シュ・サトマーリ 共著
  長野 敬 訳
  朝日新聞社
2.植物の種分化と分類
  飯岡 亜緒 著
  養賢堂

1は一般書ですが,2は大学の講義の教科書レベルの本です.しかしながら動物に比べると種分化に関してはダイナミックな動きを見せると思われる植物の進化に関する本は読んでおくに越したことはありません.

なお『生物の科学 遺伝』は非常に良い雑誌と思われます.少しとっつきにくいですが一度読んでおきましょう.2002年3月号(56巻2号)にですが,生き物の不思議(2)/拡がる雑種タンポポ(芝池博幸・森田竜義)という内容で,最近はびこっている日本産タンポポと西洋タンポポの雑種について書かれています.この雑種が遺伝的に安定しているのであれば,一種新しい種と考えることも出来ますが(何故私がこう思うかはこの雑誌を読まれると判ると思います),そうするとなおさらF助教授は不利な状況に置かれますね.

雑誌『生物の科学 遺伝』についてはリンクを貼りつけておきます.参考にしてください.


http://www.shokabo.co.jp/iden/iden3.1/56.2.html


ツッコミどころ満載  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月09日18時36分

キリンさんになりたいさん

指摘したいことはいっぱいありますが、もっと詳しい方が突っ込んでくれるでしょうからいくつかだけ指摘させていただきます。

まず「進化を信じるのは「共産主義者」「教条主義者」「無知」のうちのどれかだ」という点。
創造論者の批判の中でダーウィンがマルサスの「人口論」に影響を受けたことを指して「資本主義的だ」というものがあります。またソ連ではダーウィンの理論を「資本主義的」だとして排除したこともあります。どこから「進化を信じるのは共産主義だ」という主張が出てきたのでしょうか?
次にダーウィンの理論は発表された途端に支持された学説ではありません。(当時突然変異が知られていなかったことなどが理由です)進化を信じる人が教条主義的ならどうして権威になりえなかったダーウィンの理論が支持されるようになったのですか?
そしてキリンさんになりたいさんの引用が正しければF助教授はもし進化が正しいとしても、サルからヒトではなく、サルよりもっと昔に共通の祖先から分かれたはずです」と言ってました。と言ったそうですが、「サルとヒトの共通の祖先から分かれた」というのが正しくて「サルからヒトに進化した」というのは一般に言われている不正確な知識です。
このような初歩的知識を知らないF助教授は「無知」と言えそうですが、進化を信じているのでしょうか?(笑)

>地球の年齢を測定する場合、例えば10億年という数値が出てきたら、46億年ではないという理由で異常値だといって切り捨てるんです。

昔は地球の年齢も46億年より短いと考えられていました。F助教授の話が正しければ今でも科学者は46億円前という数字を当時では考えられない「異常値だ」として切り捨てていなければならないはずですが?

それからF助教授が“科学的”に進化を否定しているなら
「アミノ酸やタンパク質が自然に発生する確率は10のマイナス100乗(正確な数値は忘れてしまいました)だとある専門家が言っています。しかし、そんな確率が実際に起こるのでしょうか?」と言うのが正しければ、(アミノ酸やたんぱく質より複雑な)創造主が自然に発生する確率は更に低い。科学的に考えれば確率の低い方がありえないと考えるべきではないか?と尋ねてみてください。

>統計学的には10のマイナス50乗よりも小さい確率は絶対に起こらないものとして却下します

これもどの統計学の本に記載されているのか確認を取ってみてください。
この理屈でいうと「10の50乗面のサイコロを振ったとき特定の目が出ることは絶対にありえない」と言うことになりますが、絶対にありえないと言えないことは明らかです。

>ちなみに「どうして私たち光合成できないのかな?」というのが最近のF助教授の口癖です。

人間だって太陽光線を利用してビタミンDを作っているのだから、光合成していると言えなくもないと思うぞ!


F助教授とは(最後)  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月09日14時56分

講義概要(F助教授発言集)のつづき

化石の疑問:
「本物の化石と同じものを短期間で作ることができるという研究結果があります」
「(『進化論に疑問あり』参考にして)複数の地層にまたがっている木の化石が存在するのはおかしい。地層について考え直さなければいけない」
「始祖鳥は中間ではない。始祖鳥より前の地層から鳥の化石が見つかっている。さらに、残っている3本の指の種類(何指か)がが今の鳥と違う」
「カンブリア大爆発は進化論では説明できない」

生命自然発生、進化について:
「進化が起こるには100億年あっても足りないんです」
「クチバシの長さが変わったりするような進化なら確かに起きます。しかし種を超える進化は絶対に起こらない」
「アミノ酸やタンパク質が自然に発生する確率は10のマイナス100乗(正確な数値は忘れてしまいました)だとある専門家が言っています。しかし、そんな確率が実際に起こるのでしょうか?統計学的には10のマイナス50乗よりも小さい確率は絶対に起こらないものとして却下します」

地球の年齢:
「進化論者は地球の年齢を調べるのに進化が起こったことを前提に考えている。進化が起こるためには46億年ないと困るから46億年だと言っているにすぎないんですよ。でも実は46億年でも進化が起きるには足りないんですけどね」
「46億年という測定結果を出すのは、実はウラン鉛法だけなんです。私は、ウラン鉛法以外の方法で46億年の次に古い測定結果が17万年であることを知って愕然としました。」
「ウラン鉛法の時計は間違いなく早められている。理由は以下のとおり。地球近辺の超新星爆発によるニュートリノの増大により放射性崩壊が早められる。天然の原子炉などが見つかっている。ウランは水に弱い。」
上の説明の後に、
http://www.meken.med.kyushu-u.ac.jp/~tosakai/anamolous.html (ここのコンテンツです) の「これまでに何千回、何万回も年代測定はなされてきています。もし放射性同位体による年代測定が信頼できないものであるならば、これまで複数の方法を使い、多くの研究室において、異なったサンプルで行われた年代測定が、いずれも一致して地球の年齢を46億年と見積もるのはいったいなぜなのでしょうか?創造論者は説明をつけられません。」について反論が加えられました。
(この講義では学生が自主的に調べた資料を授業前に提出することができます。ちなみにこれを提出したのは僕ではないです)
その反論とは
「自分の専門の栄養学でも、何かを測定するときは、間違っていたらいけないので1回だけではなく同じ測定を何回かやります。例えば3回測定をして40、100、40という数値が出たとします。そうしたら40の方が回数が多いから100は異常値として切り捨てます。
地球の年齢を測定する場合、例えば10億年という数値が出てきたら、46億年ではないという理由で異常値だといって切り捨てるんです。栄養学の世界でも測定を何度もやっているはずなのにそれが間違っていたという話はよくあります。そういうわけなので、どんなに何回も測定したからといってそれが適切である保証はないのです」

皆さんはこれまで洗脳されてきています:
「専門家はいいかげんです」
「誰が言ったかではなく、何を言ったかが大切です。」

もし進化が正しかったら:
「もし進化が正しいことがわかったら、私がこの講義で教えたことがウソだったということになります。その場合は皆さんに謝罪しなければならない。謝罪文を掲示板に張り出します。それは教育者として当然のことです」


F助教授とは(その4)  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月09日14時55分

講義概要(F助教授発言集)

完璧にノートをとっている分けではなく、自分の記憶を頼りにしてますので、細かい言い回しや数値などは多少間違っているかもしれません。


キリンの首はなぜ長い:
「キリンは水を飲むときに首を下げて脳の血管が破れないために、脳の後部にワンダーネットという特殊な毛細血管を持っていて血圧を一定に保っている。また、血液を頭まで送るために首に分厚い皮膚を持っている。つまり、このワンダーネットと分厚い皮膚がなければキリンは首を伸ばすことができなかった。首が伸びる以前の前適応でこれらの機能を獲得していたというのは余りにも都合が良すぎる」
「首が短いキリンの化石は見つかっているが、中間の長さの首を持つキリンの化石は見つかっていない。これではキリンの首がある日突然現在の長さになったということになり、徐々に進化するという進化論に矛盾する」
「ウィルスでキリンの首が伸びたという説があるが、分厚い首の皮膚とワンダーネットをウィルスに感染する前の段階でもっていなければならないことになるので、あまりにも都合が良すぎる。それにそんなウィルスは一体どこにいるのか」
「アフリカでキリン以外にも木の葉を食べる動物にカモシカがいる。(カモシカが背伸びして木の葉を食べている写真を見せて)どうしてカモシカは首が伸びないんですか?かわいそうですね」

発生について:
「理科の教科書などに載っている発生過程の図は実は偽物で、実際には発生過程が似ているということはない。だから進化の証拠にはならない。大学の医学書などにもいまだにこの偽物の絵が使われているのはおかしい」
「カエルの発生について。胚のどの部分から何が生えるかは決まっています。ところが、カエルの種類によって眼が生えてくる胚の場所が違うんです。これは進化にとって大問題なんです。」

進化の専門家、佐倉の本について:
「見かけの類似性は進化の証拠にはならない」
「生物のアミノ酸が全てL型、DNAの暗号化が同じ、だから進化したというのは進化を前提にしている。誰かがそうしたと言ってしまえばそれまでだ」
「この佐倉という人は恐らく共産主義者なんでしょうね」

進化の証拠とされている蛾の工業闇化への疑問:
「その蛾は木の幹にはとまらない」
「実は蛾が食べるエサの成分によって色が変わるだけで、突然変異は起こっていない」
「最大の問題点は、蛾は蛾のままということだ」
「ところで、昆虫の羽根はどうやってできたんでしょうか。」

器官についての疑問:
「哺乳類の乳腺はどうやってできたんですか?専門家の中には汗腺が進化して乳腺になったと言う人がいますが、汗腺と乳腺の構造は全く違います」
「では哺乳類の汗腺はどうやってできたんでしょうか。爬虫類に汗腺がありますか?魚類に汗腺がありますか?さて、どうやってできたんでしょうか?」
「卵の殻はどうやってできたんでしょうか。両生類の卵を陸に産んだらどうなると思いますか?干乾びますね。殻はどうやってできたんですか?」
「哺乳類が海にいたらまずいんですよ。クジラは豊富なエサを求めて海に戻ったと言われていますが、どうして他の動物は海に戻らなかったんですか?戻ればいいのに、海にはエサが豊富なんですよ」
「クジラの鼻はどうして頭の上にあるんですか?鼻が顔の前から頭の上に移動したという説があります。動物を泳がせていると鼻がゼロ点何ミリかずつ上に移動するという研究データがあって、それが何万年も積み重なれば頭の上まで移動するはずだといっている専門家がいます。本当にそんなことが起こるんですか?それに、鼻と呼吸器官をつなぐ管も一緒に移動しなければいけないんですよ」
「マングローブは海水を取り込むことができます。マングローブには塩分除去装置がついてるんです。では、海のそばでずっと暮らしている人(漁師とか?)はどうして海水を飲めないんですか?」


F助教授とは(その3)  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月09日14時50分

谷庵さんへ

>誰かがでっち上げたいい加減な学会ならいざ知らず、古生物学のような世界中に多くの研究者の居る学会の構成員のすべてが、何らかの陰謀に加担しているというのは妄想にすぎません。

「自分一人ではなく、専門家の中にも進化は間違っている、突然変異と自然選択で種を変える進化は起きない、と言っている人は沢山いる」
ということをF助教授は常に強調しています。つまり、F助教授は、すべての専門家が間違ったことを言っている、と言っているのではないわけです。
それから「科学論文雑誌のネイチャーは、進化を否定するような論文を絶対に掲載しないということは、一部の人間の間では有名な話だ」という話も3回程聞かされました。


>ところで、キリンさんになりたいさんには、まともな本とトンデモ本を区別する基準はないのですか。
トンデモ本というのを余り読んだことがないので、何ともいえません。
ただ、『買ってはいけない』を読んだことがあるのですが、それがトンデモ本だということは後になって知りました。


GOAさんへ

>この“ちゃんとした本”の書名を教えてください。
現在のところ、その講義での発言の根拠として書名が公表されたのは、
『キリンの首』フランシス・ヒッチング (この作者についてはこんなのを見つけました http://www.jwic.com/hitching.htm#3)
『生命の暗号2』村上和雄 (この作者の「遺伝子は誰か[SomethingGreat]が書いたとしか思えない」という発言を講義で引用しています)
『進化論に疑問あり』リチャード ミルトン (複数の地層にまたがる木の化石の話や地球の年齢測定についての説明に利用されました)
それから、書名は分かりませんが、人体解剖図などが載った医学の本などです。

ただし、それだけを根拠にしているというわけではなく、「専門書」やネイチャーなどの科学論文を沢山読んでいるそうです。
ついでに、ニュートンも毎号買ってるそうです。(但し編集長 竹内均さんへの評価は余りよろしくない。「竹内均はあまり勉強してないんでしょうね」と言っていた気がします)


>また素人が書物を鵜呑みにする傾向があるとしても
>専門家もそうであるというのは“定説が覆される”あるいは“学会内で意見の対立がある”という事実に矛盾していると思いますがいかがですか?

F助教授は進化の専門家ではないので、学会などには所属してないはずです。
ただ、毎年何百名という学生を相手にそのネタで教養の講義をやっております。
今のところ“定説が覆される(ことがある)”あるいは“学会内で(進化論者どうしの)意見の対立がある”というような類の話はしてませんね。
もちろん、進化の証拠が実は偽物だった(つまり定説が覆された)というような話はよくしますが。

F助教授に言わせると「進化を信じるのは「共産主義者」「教条主義者」「無知」のうちのどれかだ」そうです。
「進化論は共産主義者の宗教である」
「突然選択と自然選択で(種が変わるような)進化が起こるはずがない、それを信じているネオダーウィニストは教条主義者である」
「進化を信じる人は無知なんでしょうね。『科学的な考え方ができる人』がちゃんとした専門書を読めば進化がウソであることはすぐに分かる」
というような発言を連呼してます。


F助教授とは(その2)  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月09日14時49分

クハ72さんへ
> (とうの昔に否定された)ピルトダウン人を蒸し返したんじゃないでしょうか。F助教授がバリバリの創造論者ならあり得る話でしょう(でなければ学生をネタで楽しませているか)。

蒸し返しました!、ピルトダウン人。
それから、人体解剖図が載った医学書を持ってきて「尾骨はシッポの痕跡器官と言われいますが、尾骨は腱でしっかり固定されているので、大昔は自由に動かせるシッポだったというのは間違いです。もし進化が正しいとしても、サルからヒトではなく、サルよりもっと昔に共通の祖先から分かれたはずです」と言ってました。
ちなみに、チンパンジーなど他のサルの話は一切出てきませんでした。どういうことなんでしょうか。
あと、痕跡器官に関する発言。
「虫垂は役に立ってる(ビタミンか何かを合成しているとのこと)から痕跡器官ではない」
「これまでヒトの痕跡器官と言われてきた百数箇所の器官は、現在そのほとんどが何らかの役に立っていることが判明している。」
「痕跡器官だと言われているクジラの(腰のあたりの)骨は交尾のときに役に立っているという専門家がいる」

ただ、F助教授の名誉のために言いますが、F助教授は聖書の記述に基づく創造論者ではありません。
彼の主張は、「進化論者は進化が起こったことを前提にしてものごとを説明しようとしている。それなら誰かがそうしたんだというのとかわらない」
ということでして、あくまで科学的に進化を否定していることを売りにしているらしいです。

ある日の講義での発言です。
「進化論者は進化が起こったことを前提にしてものごとを説明しようとしている。それなら誰かがそうしたんだというのと変わらない。(『生命の暗号2』(村上和雄)の内容を引用して)「誰かが遺伝子を書いた!」というのと何も変わらない」
それが事実なら確かに言ってることは正しいですね。
F助教授は、進化論者が進化を前提にしている例として、眼の進化と地球年齢の測定法を上げています。
「見るのは眼で見るんじゃありませんね。脳で見るんです。脳で見るには眼と脳を神経で結ばないといけない。どうやって結ぶんですか?これは進化では説明できない」

ところが、「進化が起こった」と言うのも「誰かが創った」と言うのもどっちもどっちだ、と主張したいのかというとそうでもないようで、
その後に、彼はこう付け加えています。

「あのニュートンでさえ、あのアインシュタインでさえ叡智や理知の存在を認めてるんですよ!」


ここ最近ますますF助教授の言ってることが怪しくなってきました。以下は最近の講義の核心だと思われる発言です。

「(ヒトの腎臓の断面図を見せて)こんな複雑なものが進化してできると思いますか?肉食魚から草食魚が逃げて、淡水と海水を行ったり来たりしているうちに腎臓ができた。そんなありえないことを信じなければならないのが進化論なんです」
「(ヒトの背骨の解剖図を見せて)こんな複雑なものが進化してできると思いますか?脊椎動物はどうやってできたんでしょうか?カルシウムが余ったから体の中に貯めておいた。それが沢山貯まって背骨になった。こんな出鱈目を信じないといけないのが進化論なんですよ」
「海の生物が腎臓ができた、背骨ができた、肺呼吸できるようになって陸に上がった。理屈は確かに理解できるんですよ。でも、本当にそんなことが起こったのかなーというと、非常に疑問に思わざるをえない」

これが科学的な説明なのかなと言われると疑問に思わざるをえません。
しかし、確かに進化論の問題点の核心を突いてるようにも自分には思えます。どうなんでしょうか。


ちなみに「どうして私たち光合成できないのかな?」というのが最近のF助教授の口癖です。


F助教授とは(その1)  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月09日14時47分

皆さん沢山のレスありがとうございます。
大変参考になりました。これからは新聞読みます!

革離@隆行さんへ、安賀須若人さんへ
>もちっと詳しい背景書いてくれませんか?
>誰がいつどういった状況でどういったことを発言して,
>キリンさんになりたいさんがどういった裏を取って今回の書き込み
>に至ったのかが判らないと適切な助言も出来ないですねえ〜〜

F助教授の発言にどの程度信憑性があるのかを確認しようと思ったのですが、
ちょっと無責任かつ不適切な書き込みの仕方ではなかったと反省してます。

調べてわかることは、自分で努力するようにします。


これ以上F助教授に書くことが進化論を論じるのに役立つかどうかは分かりません。
しかし、自分の中途半端な発言のため誤解を与えてしまった部分もあるのではないかと思うと、
F助教授に関する質問に答えないわけにはいかないという思いがあるので、
F助教授とその講義について説明したいと思います。

確かに、F助教授の話しには、怪しい部分も多いですが、
それが事実なら進化論はとんでもないと思わせるものもあると、個人的には思っております。が、どうなんでしょう?


wadjaさんへ
>#知りたいなー大学の名前。それがまずければ、講義のタイトルでも良いんだけど。「神学」系統?
教養科目です。「生命はどのようにして存在するようになったのだろう?」といいったテーマです。

クハ72さんへ

>生物が専門なんでしょうか。どうも違うような気がします。
栄養学です。進化の専門家ではありません。
それと、F助教授の講義は専門の講義ではなく、教養の講義です。


まだまだあるぞ  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月09日14時20分

本当に書きたかったのはNATROMさんへのレスなんですが、それだけだとアレですので...

「暴かれた進化論の虚構」の
「ネアンデルタール人と呼ばれる、猫背で、がにまたの人類が今から十数万年前に、ヨーロッパや中央アジアや、北アフリカに広く住んでいた」
50年以上前ならいざしらず、現在そのようなことを言っている科学者はいません。ネアンデルタール人が人類化石か否か以前に久保有政氏がウソを言っていることは明らかです。

NATROMさん
>理佳ちゃんとのご関係が気になります。

見ちゃいましたか(笑)
彼女のHPを制作管理しているのが私なんです。(HP自体が私がレンタルしているDS内にあります)
お礼として使用済みの水着をいただきました。....いや、被ったり匂いを嗅いだりなんてことは全然してませんよ。(爆)


暴かれた「暴かれた進化論の虚構」の虚構  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年06月09日11時03分

リンクしておきながら、「このサイト内の情報は、ほぼウソだと思って間違いありません」とだけ言うのも無責任なので、簡単に指摘します。

赤字は暴かれた進化論の虚構からの引用。

>こうした共存の例は数多く発見されており、今や現生人類が、「アウストラロピテクス」「ホモ・エレタトウス」また「ネアンデルタール人」と呼ばれたものと同時代に存在していたことは、確実とされている。

ホモ・サピエンスがネアンデルタール人と同時代に存在していたというのは本当。ただし、ネアンデルタール人は数万年前に絶滅している。ホモ・サピエンスがアウストラロピテクスと共存していたことが確実とされているというのは大嘘。化石記録がそのことを支持しているというのであれば、どこでいつ発見された化石記録なのかを確認したほうがいい。創造論者は明確なソースを示すことができないであろう。


>著名な人類学者、米国ラトガース大学のアシュレー・モンテギュー博士はこう述べている。
>「アウストラロピテクス類は…ヒトの直接の祖先にも、ヒトに至る進化の系列にもなり得ない」

もし本当に著名な人類学者がそう言ったのであれば、アウストラロピテクスがヒトの直系の祖先ではなく、ヒトの直系の祖先から近いところにある傍系の種であると述べたのであろう。引用元の明示があれがどういう文脈でモンテギュー博士がそういったのか確認できるが、引用元は明示されていない。不完全な引用がなされている疑いが非常に強い。


>「北京原人」も、やはりヒトの骨とサルの骨とが組み合わせられたものだ、と考える人が少なくない

人類化石の専門家で、そのように考える人の名前を一人でもよいから引用元を明確にしてあげてほしいものだ。


>中国の北京では、サルの脳みそを食べる習慣があり、脳みそを食べた後、サルは近くに捨てられた。

もし、「北京原人」の化石がそのサル由来ものだと言いたいとするなら、中国のサルの脳容量は現生のどのサルよりもとびぬけて大きいようだ。ジャワや他の地域でもサルの脳みそを食べる習慣があるの?


>「北京原人」の化石と言われたものは、第二次世界大戦中に失われてしまったので、今日私たちはそれを見ることができない。

ホモ・エレクトスの化石は、戦後、中国でも、ほかの地域でも発見されています。


他にもいくらでもありますが、こんなところでいいですか?要点は、このページのウソは、特に専門的な知識がなくても、人類化石の本を数冊読めば誰でも指摘できる程度のお粗末なものであるということです。人類化石の本がウソかもしれない?もし疑うのであれば、まともな人類化石の本には引用文献のリストがついているはずなので、引用元にさかのぼって真偽を確認できます。


マルチレス  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年06月09日10時28分

普段はサッカーはあまり見ないのですが、さすがにワールドカップともなると、なんともなしに見てしまします。見てみると、これが面白い!ワールドカップ後も、Jリーグも見るようになるかも。

さて、
To: 安賀須若人さん
復帰して、うれしく思います。ぼちぼちと参加してください。特に私がなにか間抜けなことをしでかしたときは突っ込んでください。

To: GOAさん
理佳ちゃんとのご関係が気になります。

To: キリンさんになりたいさん
この掲示板にようこそ。みなさんもおっしゃっておられますが、実名はともかく、某F助教授の専門が知りたいところです。専門家でも、自分の専門外について、間違ったことを言ってしまうのはよくあることだからです。自分の専門のことについて間違ったことを言ってしまう専門家もいるのであなどれませんが。「カビが生えた与太話」の元ネタを知りたいのであれば、例えば

http://www.ne.jp/asahi/seven/angels/sinkaron.htm

などはどうでしょう。このサイト内の情報は、ほぼウソだと思って間違いありません。個別に疑問点がおありなら、質問してくだされば、私か他の誰かヒマな人が答えると思います。おおもとのネタは、まず間違いなくアメリカ合衆国の「創造科学」です。私のサイトをごらんになって、「創造科学」の主張が信頼できるかどうか、お考えになってください。


イメージがぁ  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年06月09日10時00分

>GOAさんへ

 革離さんの投稿を読んでいると、自然とその顔が浮かぶようになってしまった・・・
 これはヤバイ傾向なのか?


人類化石は偽物?  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年06月09日 7時16分

 (とうの昔に否定された)ピルトダウン人を蒸し返したんじゃないでしょうか。F助教授がバリバリの創造論者ならあり得る話でしょう(でなければ学生をネタで楽しませているか)。


大学にもいろいろ  投稿者:後藤寿庵 投稿日: 2002年06月09日 1時04分

私の出身大学には、「気」で有名な町教授がいらっしゃいますし、教養過程の英語の先生は講義中英語よりも熱心に血液型性格診断の話をする方でした。大学の先生にもいろいろいらっしゃいますです。


本当に大学?  投稿者:wadja 投稿日: 2002年06月09日 0時33分

To:キリンさんになりたいさん

>実はその「カビが生えた与太話」は先月、大学の講義で某F助教授から聞いたんです。(誰かによって作られた!というのも含めて)
やはりこの話には、何かトリックがあるのでしょうか?

大学生なら、テレビが無くても新聞くらいは読むようにしましょう。少なくとも大学に入学するだけの論理的な判断力があれば、専門書を紐解くまでも無く、F教授の授業は貴重な授業料と時間を使って受講する価値の無いものだと判断できるはずです。事実の探求もろくにせず、学生に自分の勝手な思い込みを説く人に教師の資格は無い。と、言ってみるテスト。

#知りたいなー大学の名前。それがまずければ、講義のタイトルでも良いんだけど。「神学」系統?

To:たまごちゃん

Fakeじゃないなら、教祖になれますよ(W
でも、死なない神様より、軟体動物の神様のイメージのほうが、wadjaは好きだったりします。

To:GOAさん、

革離さんの指名手配写真をありがとう。その革離さんなら、wadjaもきっと知ってるな。
なーんだ、マグマ大使じゃなかったのか。いつもGOAさんのHN見るたびに、ゴアの登場時にながれるダーダッ ダ ダラララ〜というBGMを思い浮かべていたのはwadjaだけ?

#そういえばゴアの顔って、ラメ入りのファンデーションを塗っているかのように、キラキラしていたなー。


推察するに  投稿者:RYU_TI_SYU 投稿日: 2002年06月08日21時50分

キリンさんになりたいさんは、大学生とお見受けするが、
わし個人は、大学は、
「勉強したい人間が、自主的に勉強する場所」とおもっとるんで、
もし、某教授が頓珍漢なこと言ったなら、その授業は受けなければいいと思うがな
もう、貴殿も「教授」が言ったからって鵜呑みにする歳でもないじゃろう?

もし、必須科目だったらお気の毒じゃが、それでも、貴殿はそんな大学を選択した責任があるからな。


おひさしぶりです  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年06月08日20時17分

おひさしぶりです,安賀須さん
ご活躍を期待していますよ

キリンさんになりたいさん

もちっと詳しい背景書いてくれませんか?
誰がいつどういった状況でどういったことを発言して,キリンさんになりたいさんがどういった裏を取って今回の書き込みに至ったのかが判らないと適切な助言も出来ないですねえ〜〜

#ちなみに複倍数体てんこ盛りの植物について勉強していた私にとっては中間生物の存在など現在ごく普通に見られるものだし(昔,パン小麦はマカロニ小麦とタルホ小麦の複倍数体とここに書いた覚えがある),このことは私の高校のころだと参考書にも載っていたことである.とすると生物に関しては某F助教授は高校レベルの知識もないということが推察される.あんた中学生に勉強教わっているな!!!

GOAさん詳しい説明サンキューです.

皆隆行は説明するまでもないよね.ベルギー戦で1点取った選手のことだよ!!  


ボッコちゃん(それは星新一)  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月08日19時01分

「墨攻」に出てくる革離とは↓の人です。
[画像: http://www9u.kagoya.net/~idoll/pics/kakuri.jpg]

画像が現れないようでしたらURLをクリックしてください。
ちなみに私のHNのGOAは「マグマ大使」に出てきたパパイヤ鈴木似のおっさんとは全く関係ございません。

http://www9u.kagoya.net/~idoll/pics/kakuri.jpg


中間化石  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月08日18時54分

キリンさんになりたいさん

>実際に見つかっていないのはちゃんとした本を読めばわかることです。

この“ちゃんとした本”の書名を教えてください。
生物の進化についてはさまざまな書物が出版されているので、探すのは容易ですが、「中間化石が存在しない」と述べているちゃんとした本を私は知りません。
また素人が書物を鵜呑みにする傾向があるとしても専門家もそうであるというのは“定説が覆される”あるいは“学会内で意見の対立がある”という事実に矛盾していると思いますがいかがですか?

それから全ての人類化石が偽物であるという証拠は何であるのかその某F助教授に尋ねてみてください。
F助教授がどのような根拠により発言しているのか分からなければ議論のしようがありません。

それから化石について疑問を持ったなら博物館などに行って自分の眼で確かめた方が良いかもしれませんよ。


某F助教授の専門は?  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年06月08日18時24分

>実はその「カビが生えた与太話」は先月、大学の講義で某F助教授から聞いたんです。
>(誰かによって作られた!というのも含めて)
>やはりこの話には、何かトリックがあるのでしょうか?

GOAさんやwadjaさんの言う通り、中間化石があり中間生物もいるのですから、トリックと言うより単なる嘘でしょう。それより、その助教授の専門が生物関連だったら、ちょっと深刻ですね。

>「きっと進化論の本を読む人は専門家の言うことならなんでも信じるだろう」と
>たかをくくっているので平気でウソを書いたりするので要注意。
>と、上に書いた某F助教授なら答えますね、きっと。

横レスですが、そのように答えた時点で某F助教授は科学者ではないことが確定します。
誰かがでっち上げたいい加減な学会ならいざ知らず、古生物学のような世界中に多くの研究者の居る学会の構成員のすべてが、何らかの陰謀に加担しているというのは妄想にすぎません。
(まさか進化について書かれた本がホンの数冊だと思っているわけではありませんよね)

ところで、キリンさんになりたいさんには、まともな本とトンデモ本を区別する基準はないのですか。それから、ここで議論を続ける気があるなら、安賀須若人さんの忠告を聞き入れてくれることを望みます。  


F助教授って  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年06月08日18時05分

生物が専門なんでしょうか。どうも違うような気がします。


地獄からの帰還  投稿者:安賀須若人 投稿日: 2002年06月08日17時25分

皆様、お久し振りです。
思うことあって前言を撤回し復帰いたします。

以下は、ある掲示板(「三国の野望」という三国志ゲームのWEBサイトの掲示板)の注意書きです。

================(引用開始)=====================
新作やPK・コンシュマー版が出るたびに思うのですが、あまりにも似たような質問が多すぎます。
そこで、掲示板の質問の仕方について言及してみました。
まず、ここで質問する際に守って欲しい手順をここでは説明します。
色々と面倒でしょうが、質問に回答する人は見返りなしに回答しているので、
この程度の労は決して惜しまないでください。
初心者であることは『努力しないことの免罪符にはならない』のです。
(1)サイト内コンテンツを読む。
(2)該当記事を発見出来なかった場合は、掲示板で検索をかけてみる。
(3)掲示板の過去ログを検索する。
全ページの過去ログを読めとまではいいませんが、せめて2〜3ページ前までは検索かけましょう…
(4)それでも無かったら掲示板で質問する。
 質問する時は、質問内容がわかる題名、的確な情況説明を明記してください。
(5)質問に対するレスが無事ついたら、報告のレスを付けましょう。
 結果報告は回答者など全ての情報提供者に対する恩返しのようなものです。
 質問しっぱなしでは回答した方はちゃんと解決出来たのかわからず気になりますし、
 攻略情報の蓄積という観点からも、結果報告は非常に重要なのです。
 たとえ上手く解決出来なかった場合でも,結果報告をしましょう。
インターネット初心者が陥りがちな間違いですが、質問に答えてくれる人たちは
『善意から』『貴重な時間を割いて』回答してくれているのであって、
仕事で回答しているわけではありません。 
返答してくれるのは、PCの向こう側にいる自分と同じく感情をもった人間なのだから、
掲示板を『質問すれば答える便利な道具』などとは間違っても思わないでください。
================(引用終了)=====================

進化論・進化生物学について議論しようとしている人にもぴったりの内容だと思います。
それと掲示板で本人が匿名なのは仕方ないとしても、
情報源が学者・大学人の場合は、
それらの人は基本的に公的存在であるので、
敢えて名前を伏せる必要など無いと思います。
大学人の名前が伏せられた場合は、
名前を出せない後ろめたい理由があるのか
ほら話と見なされてもしかたないと思います。


追伸:NATROMさんへ
「化学物質過敏症に関する覚え書き」読みました。
貴方の勇気に心から敬意を表します。
頻繁には書き込みできないけれど応援しますので頑張って下さい。


家にテレビがないんです  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月08日16時43分

谷庵さんへ

>>進化の証拠を示す中間化石は一切見つかっておりません。
>この掲示板で発言するには、少々カビが生えた話しですな。
>こんな与太話をどこで仕入れたのかな。まあ、みんな知っているけどね。

ごめんささい。
実はその「カビが生えた与太話」は先月、大学の講義で某F助教授から聞いたんです。(誰かによって作られた!というのも含めて)
やはりこの話には、何かトリックがあるのでしょうか?

自分でも本当かな?と思ってます、正直に言うと。
>新しい化石だからじゃないんかなあ・・・(RYU_TI_SYUさん)
と思うのが普通でしょう。
でも、そういう言い逃れができるかどうかは、
現生の生物の化石が発掘された地層の年代によるわけですよね?

というより「現生の陸生動物の90%が化石として発見」というお話事体が本当かどうかも分かりませんが…。
この話って、本当なんですか?

インターネットで、元ネタが何であるか探してるんですが全然分かりません。
もし宜しければその「カビが生えた与太話」の仕入れ場所を教えていただけるとあり難いです。


GOAさんへ

>創造論者は中間化石が見つかっている事実が存在すると困るのでその著書などでは「中間化石は見つかっていない」としていますが、実際に見つかっているのはちょっと本を読めばわかることです。
>「きっと創造論の本を読む人は科学関連の本など読まないだろう」とたかをくくっているので平気でウソを書いたりするので要注意。

進化論者は中間化石が見つかっていない事実が存在すると困るのでその著書などでは「中間化石は見つかっている」としていますが、実際に見つかっていないのはちゃんとした本を読めばわかることです。
「きっと進化論の本を読む人は専門家の言うことならなんでも信じるだろう」とたかをくくっているので平気でウソを書いたりするので要注意。
と、上に書いた某F助教授なら答えますね、きっと。


>以前BOOKOFFで立ち読みした昭和39年ごろの人類学の本には
>ある人類化石について「ネアンデルタール人から現代人への進化の過
>程が見て取れる」というような解説が載っていました。中間化石が存
>在しないならどうしてこんな誤りが起きうるのでしょうか?

残念ながら今日では、これまで人類の進化の証拠とされる化石は全て偽物だということが判明しています。
もちろん講義で聞いた話しですが…。


野暮な話ですが  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年06月08日16時08分

自分で冗談書き込んでおいて、こんなことを書くのも野暮なのですが、私の書き込みはまじめなのと、冗談の区別がつきにくいですか?自分ではわかるように書いているつもりなのですが、分らない方がいるようなら、冗談のあとには必ず(笑)と入れるようにでもしますか?

ちなみに私は神という科学者さんや考える葦さんのジョークと本気の区別がついていません。特に、考える葦さんの書き込みは全部ジョークに見えなくもないですし・・・。

神という科学者さんの
>車の件に関しては『たまごちゃん』が実にうまく私の意見を代弁して反論してくださいました。

は、さすがに冗談なのだろうと思って、こちらも冗談で返しました。しかし、その下に続く、「中間化石」、「遺伝的アルゴリズム」、「大進化」に関する、全く論理性に欠ける文章は冗談なのかまじめに言っているのか全く判断できませんでした。すごく野暮な質問で申し訳ないのですが、どちらですか?
もし、神という科学者さんが本気で書かれていたのだったとしたら、私の冗談カキコの方がまだしも論理性を持っている気がします。私としては、一応、多少のカリカチュア化は加えたつもりだったのですが・・・。(わざわざ非論理的な書き込みをしたのに、実物の方がもっと非論理的だったら、私の行動って、単なるバカじゃん。)


わ〜い\(^^)/ 褒められちゃった  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年06月08日15時27分

>車の件に関しては『たまごちゃん』が実にうまく私の意見を代弁して反論してくださいました。

マ、マジ、ですか・・・?まさかお褒めに預かろうとは・・・・。
光栄ですわ。

wadjaさんも谷庵さんも、Fakeだとか、パロディーだとか、ひどいわ。(笑)

褒められついでに調子こいて

>化石は、必ずしも生物の肉体とは限りません。足跡など、生存や活動の痕跡も化石となります。たとえ個体数が非常に少なくても、地球が出来てから今まで色々な面で干渉をしてきたとすれば、延べの活動量は、他の生物に引けを取らないでしょう。恐竜の足跡の化石があるなら、神様の活動を示す化石があっても良いはずです。

神は死なず、かつ肉体を伴わないので、その肉体が化石化しないのは明らかですが、神がその活動の痕跡を化石として残していないというのは誤りです。
神の創造がなくては存在し得ないような複雑で効率的な構造をもつもの、すなわち生物が存在していること自体が神の実在の証明と言えます。つまり、現存する全ての生物と今までに発見された全ての生物の化石が、神の活動の痕跡を示す化石であると言っても過言ではないでしょう。

(以前に神という科学者さんからほぼ同じ論理構成のレスをいただいたことがあります。曰く、神の永続性の証明はその被造物である生物が永続性を持つことらしいです。)


たまごちゃんへ  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年06月08日10時10分

革離というのは酒見賢一さんの書いた小説「墨攻」の主人公です.革が氏で離が名ですね.森秀樹さんがこの本を現代にしてビックコミックで漫画を書いていたこともあります.私がこの本に知り合ったのは漫画が最初だったりします.
読みずらいので最初は「かくり」とひらがなだったのですが,かくり=郭李と私が阪神ファンと知っている人に誤解されたくないのと,お遊びで尊敬するJリーガー鈴木隆行選手の名前を@以後に入れておりますので,漢字の方があうかなあと思い最近は感じの革離と使っております.柳沢選手が活躍しだしたら番外に@やな〜ぎ さ〜わとつけると思います.そうすると「かくり」とひらがなですね.ヤナギだとなぜひらがななのか.彼の応援の節が丁度「やな〜ぎ さ〜わ」といった感じなのですよ.ほらひらがなで書きたくなるしょう(?)

中国の歴史とかは人形劇三国志から入った口の素人ですので詳しいとはいえません.ただ漢字の語源を記す「字統」や歴史書である「史記」「春秋左氏伝」を持っているので,それを引き引き書けるというだけです.


つづき  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年06月08日 9時43分

途中で送信されてしまいました。失礼しました。このまま続けます。

本当は「神様は死なないので化石は残らない」という批判に対して用意していた答えなのですが、化石は、必ずしも生物の肉体とは限りません。足跡など、生存や活動の痕跡も化石となります。たとえ個体数が非常に少なくても、地球が出来てから今まで色々な面で干渉をしてきたとすれば、延べの活動量は、他の生物に引けを取らないでしょう。恐竜の足跡の化石があるなら、神様の活動を示す化石があっても良いはずです。もちろん骨格が無くても活動の痕跡は残ります。また、すべての生物を今あるがままに作ったのか、時々進化に手を加えたのかは分かりませんが、ツンドラ地帯にも生物は居ますので、神様がジャングルだけにいたと言うこともないでしょう。

説得力、あるかな?


反論(に、なるかな?)  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年06月08日 9時26分

>谷庵さん
>神様の化石が見つからない原因としては
>1.個体数が異常に少ない(一説によると一個体、ただし800万個体という説もあり)
>2.ジャングルなどに生息しているため死骸が速やかに分解され化石として残らない
>3.骨格が存在しないため化石として残らない
>などが考えられますがいかがでしょうか?


キリンさんよりもゾウさんよりも  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年06月08日 8時59分

あの女の子が一番好きだったりする(木亥火暴)

中間化石が全く見つからなくたって進化論は支持できるんですけどね。


中間化石どころか  投稿者:wadja 投稿日: 2002年06月08日 1時23分

中間生物だっているんだけどね。中間といっても、ゼロと100の間の50もあれば、1と3の間の2もあるんだから。どんどん細分化すればどれほど化石が見つかっても中間化石は無いと言い張れるし、殆ど全ての化石は何らかの中間化石だともいえる。

>3.骨格が存在しないため化石として残らない
などが考えられますがいかがでしょうか?

いいなあそれ>GOAさん。
神様は軟体動物だった、なんてステキ。


亀レスです  投稿者:世種亜 投稿日: 2002年06月08日 0時14分

人体改造手術の時は皆様いろいろと教えていただきありがとうございました。
自分と自分でないものの境目がなんとなくわかったような気がしました。


個体数が少ない  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月07日22時44分

>では、中間化石が見つからないということは一体何を意味するのでしょうか?

中間化石は見つかっている!(反証終わり)

創造論者は中間化石が見つかっている事実が存在すると困るのでその著書などでは「中間化石は見つかっていない」としていますが、実際に見つかっているのはちょっと本を読めばわかることです。
「きっと創造論の本を読む人は科学関連の本など読まないだろう」とたかをくくっているので平気でウソを書いたりするので要注意。
以前BOOKOFFで立ち読みした昭和39年ごろの人類学の本にはある人類化石について「ネアンデルタール人から現代人への進化の過程が見て取れる」というような解説が載っていました。中間化石が存在しないならどうしてこんな誤りが起きうるのでしょうか?

谷庵さん
神様の化石が見つからない原因としては
1.個体数が異常に少ない(一説によると一個体、ただし800万個体という説もあり)
2.ジャングルなどに生息しているため死骸が速やかに分解され化石として残らない
3.骨格が存在しないため化石として残らない
などが考えられますがいかがでしょうか?


象さんのほうがもーっと好きでーす  投稿者:RYU_TI_SYU 投稿日: 2002年06月07日22時32分

>進化論者は「化石になるのは幸運な一部の個体だけだから、見つからないのは不思議なことではない」といいます。
>しかし、現生の陸棲動物の90%が化石として発見されている、というのは一体どういうことでしょうか?

新しい化石だからじゃないんかなあ・・・

>つまり、人間を含む現在の生物は、誰かによって作られた。
どきっ!!!
秘密にしといたのに・・・
なぜ「わしが作ったことを知っているんじゃ?」


神様は居なかった  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年06月07日21時39分

イングランドとアルゼンチンの試合も見ないでご苦労なことですが、

>進化の証拠を示す中間化石は一切見つかっておりません。

この掲示板で発言するには、少々カビが生えた話しですな。
こんな与太話をどこで仕入れたのかな。まあ、みんな知っているけどね。

>では、中間化石が見つからないということは一体何を意味するのでしょうか?
>言うまでもありません。中間の生物はもともと存在しなかったのです。

きっと神様の化石が見つからないのは、神様が存在しないからなんだろうね。


進化は起きなかった!  投稿者:キリンさんになりたい 投稿日: 2002年06月07日21時24分

進化の証拠を示す中間化石は一切見つかっておりません。

進化論者は「化石になるのは幸運な一部の個体だけだから、見つからないのは不思議なことではない」といいます。
しかし、現生の陸棲動物の90%が化石として発見されている、というのは一体どういうことでしょうか?
進化論者は中間化石がないことの言い逃れはできないのです!

では、中間化石が見つからないということは一体何を意味するのでしょうか?
言うまでもありません。中間の生物はもともと存在しなかったのです。

つまり、人間を含む現在の生物は、誰かによって作られた。

進化は起こらなかったのです。


最古の鳥の化石かな?  投稿者:wadja 投稿日: 2002年06月06日23時48分

プロトアヴィス(Protoavis)の方が、始祖鳥より古い鳥の化石である可能性はあるようです。本当に取りだとすると、推定年代は2億2500万年前で、最古の始祖鳥より7500万年も前になるみたい。

ただし、「地質年代から見て他の標本から孤立していることと、化石自体があまりにも断片的であることから、この標本についての評価はいまだ定まっていないのが現状です。」だそうな。

http://homepage1.nifty.com/archaeo/dinobird/shisochou.html


質問の意図>神という科学者さん  投稿者:wadja 投稿日: 2002年06月06日23時17分

を、お話しておきましょうか。形態の差異や、分類学上の境界線は人間の主観によるものが多いということを指摘しておきたかったのです。主観的ではない「種の境界」を定義するのであれば、

>1、全ての個体はいずれか1つだけの種に含まれる。
>2、別の種に含まれる個体の間には子孫が生じない、または生じても続かない

正確ではないと思いますが、概ねそういった定義になると思います。そうすると、交配を繰り返すうちに、近縁の個体としか交配できなくなったショウジョウバエの分化は、種を越えたものではないとする根拠がなくなるでしょう?

>それでもやはりお互いまだショウジョウバエの形態をしているようですがね

なんて言わないで下さい、ご自身の種の定義に反します。

すでに、ボコボコにされた感がありますが、

>30数億年過ぎた現代においてはウィルスやバクテリアはもうすべて消滅していなければ
>ならないことになりそうです。しかし、今も私達の顔や手や大腸の中にはたくさん細菌は
>いるそうです。これはどんなに説明するのですか。

それを知るには、進化論をちゃんと勉強してみてください。wadjaもこの掲示板で、中間種の考え方の誤りを指摘された人なので、偉そうに言うつもりはありませんが。

過去ログにもありますが、環状種について一度調べてみてください。残る確率の低い不連続な化石を眺めるよりも、現存する種間の相違点をつぶさに見たほうが、進化の連続性は実感できるかもしれません。


(無題)  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年06月06日21時06分

>車の件に関しては『たまごちゃん』が実にうまく私の意見を代弁して反論してくださいました。

たまごちゃんの発言は明らかにパロディーです。
つまり、こんなことを本気にするような人はアホだと言うコンセンサスがあるわけです。
君に関しては以前からこのようなコンセンサスがあるのでしょうが。


変な知恵つけちゃったかなー  投稿者:ゆん 投稿日: 2002年06月06日20時20分

>もし、遺伝的アルゴリズムで予測するように突然変異は
>定期的に「必然的」に起こるもので、それが定期的に進化
>を進めるものであるとするならば、30数億年過ぎた現代
>においてはウィルスやバクテリアはもうすべて消滅してい
>なければならないことになりそうです。しかし、今も私達
>の顔や手や大腸の中にはたくさん細菌はいるそうです。こ
>れはどんなに説明するのですか。

変な主張に遺伝的アルゴリズムの名前を持ち出すのはやめてください。
紹介した私が恥かしくなります。


光よりのぞみの方が速いぞ!  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月06日17時49分

神という科学者さん

馬と自動車の比較についてのたまごちゃんの説明は馬を飼うための手間は自動車のそれとは比較にならないほど大変だし燃費だって非常に悪いなどいくつもの反論が予想されます。
そもそも「人間の工作物が自然界の生物に比べ劣っていることが創造の証拠となる」という命題自体真とは言えないでしょう。例えば中田英寿が小学生のときに大人とサッカーの技を競って負けたとしても当時の中田がサッカーについて非凡な才能をもっていなかったという証拠にはなりません。同世代と比べて優れているかどうかといった“条件を整えた”比較でない限り無意味ではないでしょうか?
40億年と言われる生物の歴史と数万年の人間の歴史を単純に比較することはできません。

それから中間化石がほとんど存在しないと言う指摘ですが、“たくさんあります”
このHPをちゃんと読めばそのことは分かるのですが、まだ読んでいないのですか?
始祖鳥より古い時代に鳥の化石が発見されているかどうかは知りません。詳しい方の補足を期待いたします。
ただ、現代にも有袋類がいるのだから始祖鳥以前に鳥類が誕生したとしても不思議ではないですね。

>それが定期的に進化を進めるものであるとするならば、30数億年過ぎた現代においてはウィルスやバクテリアはもうすべて消滅していなければならないことになりそうです。

なりません。ある生物が占めているニッチにもっとも適応している場合、その生物の形質は長く受け継がれます。(突然変異が起きて新しい形質を持った生物が誕生しても自然選択によって排除されるため別のニッチに適応しない限り排除されてしまう)
またこのHPからリンクしているWeb版『はじめての進化論』ではシーラカンスの例を挙げて、数億年経っても外観がほとんど変わっていないように見えるシーラカンスも解剖学的には異なる点があり「生きた化石」が全く変化していないわけではないことを指摘しています。
ゴキブリやアリが長い期間同じような形態を維持していてもそれを理由に進化が起きなかったとはいえないわけです。(でもゴキブリにしろアリにしろさまざまなバリエーションが誕生していますよね)

それから神という科学者さんが言うところの「大進化」が容易に観察されないのは観察に費やした期間が短いからではないですか?
進化のスピードから計算して観察するのに妥当な期間を設定してそれでも観察されないなら「?」をつけてもいいでしょうが...。あるいは大進化を妨げるなんらかの観察された事実の指摘でもいいと思います。
陽子崩壊が観測されていないにも関わらず「陽子の寿命を考えればいまだ観測されなくても不思議ではない」と考える科学者が多いのと同じ理屈ですね。


Re: 大進化は起こりにくい。  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年06月06日17時33分

To 神という科学者さん

>さて、進化においては中間化石がほとんど存在しないことがとても
>残念なことなのですが、かの久保有政さんの著書「創造論の世界」
>では中間化石として有名な始祖鳥はじつは中間化石ではないと日高
>敏隆氏が語っているということが書かれています。つまり、もっと
>古い地層から鳥の化石が出土しているそうです。これは本当ですか?

 本当かどうかは知りませんが、そのような化石が出てもおかしくは無いと思います。
(まぁ、先カンブリア紀の地層から出たらショッキングですが、始祖鳥より数百万年古い、という程度なら驚くほどのことではないと思います)
 始祖鳥が「最初の鳥だ」だなんて誰も言っていませんし。
 小型恐竜から鳥への移行が何度かあったとしても不思議ではないでしょう。


>30数億年過ぎた現代においてはウィルスやバクテリアはもうすべて
>消滅していなければならないことになりそうです。しかし、今も私達
>の顔や手や大腸の中にはたくさん細菌はいるそうです。これはどんな
>に説明するのですか。

 これも別に不思議ではありません。
 自然淘汰は、確かに競争する種の一方が敗れることで一方が勝ち残り広がっていき多数派になることを前提としていますが、敗者の側が全滅することを義務付けてはいません。
 例えば哺乳類における有袋類と有胎盤類の競争でも、オーストラリア以外の大陸ではほぼ滅びた有袋類は、隔離されたオーストラリア大陸では滅びてはいませんでした。
 光合成バクテリアの排出した酸素のおかげで好気性バクテリアが多数派になったときも、嫌気性バクテリアは嫌気的な環境で生き延びています。
 もちろん、歴史的に滅びた種は数え切れないほどあるかと思いますが、追い詰められながらも滅びずに済んだ種も多かった、それだけのことでしょう。
 滅びなかった理由は、地理的に隔離されたとか、繁殖期間がずれたために、他にもいろいろあるでしょうけどね。

>このことは数億年前(?)からゴキブリやアリが形態的に進化していな
>いことなどとあわせて

 まったく変っていないわけでもないですよ。
 古代のゴキブリだって一種しかいなかったわけでもありませんし。


>逆に進化の証拠はドブジャンスキーのショウジョウバエの分化の実験
>くらいしかなさそうです。

 これは極端ではないですか?
 ダーウィンの「種の起源」にすら、交配による栽培種の品種改良を続けるうちに、母集団とは交配できなくなった亜種(この時点で別種とみなすべきか)についての言及がありますし。
 マーギュリスの合体説の基になった実験でも、合体前のバクテリアと合体後(合体した相手と共生関係になり、分離しては行きていけなくなったもの)のバクテリアは、自然環境で別々にこのバクテリアが発見されていたとした別種として記載されているくらいに異なるものでしょう。
(バクテリアと多細胞生物では「種」の考え方が多分に違いますが)

>それでもやはりお互いまだショウジョウバエの形態をしているようですがね。

 人が生物を観察するようになったほんの短い期間、しかも進化について研究する目的で生物を観察するようになったほんの短い期間で、それが観察できたことのほうが重要だと思いますけどね。


光は生物ではないのでは  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年06月06日17時26分

 「速度」の創造物として「光」を出すのはどうかと・・・ただ人間は上手に光ファイバーとかで情報を伝える「乗り物」として活用しているのでは。

 ウイルスが生物かどうかという問題もありますが、細菌類が現在まで生き残っているのは、その生態で十分優れているからです。特に細菌は形質を変えやすいので、環境に適応して生き残りやすいし。
 あとある種の生物がすべて新しい種に進化するわけではなく、同じ種でも、すんでいる環境に適応して、それぞれが形質を変えていくわけで、あまり環境の変化の少ない場所にすんでいれば、形質を変える必要はないのです。
 進化の証拠はとてもたかだか数十年で確認できるようなものではないので、ショウジョウバエの実験で進化が起きることはあり得ないと思うのですが。

 細胞が確認されて350年、ダーウィンから150年、DNAの構造から50年その期間で進化させろというのは無理なお話です。

 一応現代の進化論に反論するときは、突然変異→地理的隔離→自然選択→生殖的隔離をふまえた上で、お願いします。
 上にも書いたとおり、ピタゴラスが考えたことが教科書に載っている数学とは違い、生物学はまだまだ若い学問だと思うので、その論理を踏まえた上での反論、反証を期待しています。

 ちなみに大腸菌などのべん毛モーターはすごい構造をしています。当分人間には作れないだろうな。水素イオンで動くらしいし。


http://bunshi3.bio.nagoya-u.ac.jp/lab/4research.html


大進化は起こりにくい。  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年06月06日16時43分

Wadjaさんへ
種の定義としては以下のようなものが同意できそうです。
1、全ての個体はいずれか1つだけの種に含まれる。
2、別の種に含まれる個体の間には子孫が生じない、または生じても続かない。
ところで、2年前のこのツリー式掲示板でやはり「種の定義」が話題になっていました。そこでは、進化においては「種の定義」はあまり意味をなさないという話になっていますね。

GOAさんへ
車の件に関しては『たまごちゃん』が実にうまく私の意見を代弁して反論してくださいました。さらに「速度」に関して付け加えれば、人間がいくら頑張っても、神が創造された「光」より早い乗り物は今のところ作れそうにないし、これからも造れるかどうかわからないようですね。

さて、進化においては中間化石がほとんど存在しないことがとても残念なことなのですが、
かの久保有政さんの著書「創造論の世界」では中間化石として有名な始祖鳥はじつは中間化石ではないと日高敏隆氏が語っているということが書かれています。つまり、もっと古い地層から鳥の化石が出土しているそうです。これは本当ですか?

もし、遺伝的アルゴリズムで予測するように突然変異は定期的に「必然的」に起こるもので、それが定期的に進化を進めるものであるとするならば、30数億年過ぎた現代においてはウィルスやバクテリアはもうすべて消滅していなければならないことになりそうです。しかし、今も私達の顔や手や大腸の中にはたくさん細菌はいるそうです。これはどんなに説明するのですか。

このことは数億年前(?)からゴキブリやアリが形態的に進化していないことなどとあわせて、「大進化」が起こりにくいことの確かな証拠になると思います。逆に進化の証拠はドブジャンスキーのショウジョウバエの分化の実験くらいしかなさそうです。それでもやはりお互いまだショウジョウバエの形態をしているようですがね。

ところで、あのころこの掲示板で活躍していた「通行人Z」さんは、今もこの掲示板を見ているのでしょうか。時には出てきて欲しいものです。


よーく思い出してみると  投稿者:wadja 投稿日: 2002年06月05日23時20分

あの日本選手へのタックルは、ペナルティーエリアではなかったかもしれない。だとするとFKですか...。

#ワールドカップしかサッカーの試合を見ない、にわかサッカーファンなんてこんなものさ。

>グッピーに餌として与えたもののDNAが、グッピーの生殖系列の細胞に取り込まれたという、学会報告があるそうです。

私が本で読んだのは、マウスの例だったと思います。生殖細胞に取り込まれたのでは無かったと思いますが、よく覚えていません。案外こういったDNAの取り込み現象は、進化の役に立っていたりして。食べたものの遺伝子を自在に取り込んで発現できたら...なんかどっかで見たことあるようなお話ですな。

>Fake創造論者のたまごちゃん。

ブラインドウォッチメーカを読むことをお勧めします(w

あと、「蒸気機関を発明したワットも、創造論者であったはずです」てのはいかがですか?
ガソリンエンジンのダイムラーも多分そうですけど。時代がやや新しいので、言及しないことにします。


こんなのいかがでしょ?  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年06月05日22時24分

脚と車輪の構造が異なることは、進化論者の方々に指摘されるまでもなく自明ではありますが、だからといって人間の作った機械が神の被造物よりも優れているということにはならないのはいうまでもありません。

確かに自動車は、速度こそは馬に勝っているかもしれません。しかし、凹凸の多い地面を馬のように安定した走行をすることが出来ますか?人間の作った機械に、動物のように餌や異性を求めて、または捕食者や障害物を避けて、自律的に行動することが出来ますか?また、燃費の問題はどうでしょう?

例えば速度のような、一つの側面のみを取り出すと、人間の作った機械が生物に勝っているように見えることがあったとしても、総合的にみると、その複雑さと効率性においてとても及ばないことはいうまでもありません。神という科学者さんはこのような複雑で効率的な生物が突然変異のような偶然と、自然淘汰のような消極的な作用によって生じたとは、到底考えることが出来ないと仰っているのです。

百歩譲って自動車は馬よりも優れているとしても、自動車はデザイナーなしで自然に(偶然に)生じましたか??神による生物の創造を否定するのならば、生物よりも複雑で優れたもの(否、大腸菌の半分ほどの複雑さでも十分です)が、全くデザイナーなしに偶然生じた証拠を示してください!!

さらに、神による導きは自然界を通してのみとは限らないことも、忘れてはならないと思われます。もちろん神は、お手本として自然物を示すことによっても私たちを導いてくださいますが、その御言葉によっても、私たちをお導きくださいます。
自動車のような自然界にその原型となる機構が見出せないような機械の発明には、神の御言葉によるお導きがあったのではないでしょうか?


(無題)  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年06月05日22時20分

ほんの少し、お暇しておりました。
トトロさん、はじめまして。


DNAタブレットにレスを返してくださった皆さん、どうもでした。

wadjaさん
>鮭の白子の抽出液なら、生まれた川の匂いがわかるようになるかも?

グッピーに餌として与えたもののDNAが、グッピーの生殖系列の細胞に取り込まれたという、学会報告があるそうです。今F1を作って、そのDNAが取り込まれているかどうか、解析中らしい。本当なら、ノーベル賞ものですな。(笑)
私がいつもお世話になっている、お魚関係の施設の人(私の材料はサケなのです)が、うちの教官に話していたのを小耳にはさんだだけで、何学会への発表かなどあまり良く覚えていません・・・。こういう話に興味を示すこと自体が恥ずかしくて、内容を詳しく聞いていませんでしたし。


革離さん、図鑑の情報どうもありがとうございました。主に、お魚さんです。
ところで、革離さんは漢字や中国史に詳しいようですが、革離というHNにも何か深い意味があるのですか?


もう2点!  投稿者:wadja 投稿日: 2002年06月04日22時43分

あれが PKだったなら...ラエルの矛盾点なんて、喜んで眼をつむるのに。

と激しくガイ出。


それから  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年06月04日20時13分

>そしてもう1点入ってたよなぁ、あれは。

もうひとつ、柳沢に対するファールを全く取らなかったのは何故だろう。
まあ、最後の方でPKを取られなかったから我慢するか。


惜しかった  投稿者:T8848 投稿日: 2002年06月04日19時57分

勝ち点1!
稲本のゴールはきれいでしたね。
そしてもう1点入ってたよなぁ、あれは。

点のとられ方がチト気になった。
……危なかったのかな。


文章の意図がわかりません  投稿者:GOA 投稿日: 2002年06月04日18時43分

考える葦さん

>人力車から馬車へ。馬車から自動車へ。エンジンを開発して人間は地上最速の足を得た。今でも性能は馬力で計られる。馬が基準なのだ。

この文章を読む限り人力車が先にあってそれから速度を求めるために馬車が発明され、そして自動車へと発達したようにしか読めないのですが...。
「人力車から馬車へ」とは発明の順序を述べていないのでしたら、この文章はどのような移り変わりを述べたものなのですか?
人力車より馬車、馬車より自動車ならスピードの比較だということは理解できますが。


PDX さんへ  投稿者:elohimu 投稿日: 2002年06月04日17時39分

やはり 話の内容がおかしいと思われましたか? 私も あれ ちょっと自分が勘違いしているのかなぁーと思ったりもしてね。


>光速の数倍の速さで」というのはラエルがエロヒムの惑星に行った時のことじゃないんですか?

いゃー 私もはじめはそう思っていたのですがね でも それだったら(光速の数倍の速さ)地球から1時間までで,エロヒムの惑星へ行くのは無理ですよね。 だから自分で判断したのですが。そうしないと私も足りないオツムが余計に混乱してきました (笑)
でも 著書にも当時は2ヶ月かかったのが.....と書いてありましたから すなわち25000年前ですね。 それがわずかな時間で行けるようになったと。
また ラエルがエロヒムの惑星へ行った時の時間も著書によると1時間以内のはずなのですがね。

わからなくなってきました, すみません もう一度読み直してみます。


>オズマ計画とかあのあたりのSETI関係の試みのことでしょうか?
>地球のレベルで理解できない、といいつつコンタクトしてくる神経を疑います(笑)


このへんも 私なりにもう一度読み直してみますです。


GOAさんへ  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年06月04日16時56分

人力車から馬車へというのは、速さが問題になっていたのでこう表現しました。交通史とは無関係です。自動車が開発されても、人力車や馬車が残っています。人間の用途によります。


補足  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年06月04日15時40分

To elohimu さん

 elohimu さんが話を聞いているというラエリアンの人の意見が、指摘のたびに文脈が変っているのであろうと想像しています。
 もしくは、elohimu さんがラエリアンの著書を見ながら投稿している場合、その本の内容が曖昧で解釈のしようの幅が大きいのか。


ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、 e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。


戻る