進化論と創造論についての掲示板ログ93

2002年04月13日〜2002年04月17日
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神という科学者さんへ 1  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月17日22時45分

いやはや、活発な掲示板ですね。一日風邪で来なかっただけで、こんなにも沢山の文章を読む羽目になる。その割には話の進展がそれ程あったようにも思えないのが不思議ですが・・・。
その立場に賛同できるかどうかはともかくとして、神という科学者さんが徐々にご自身の立場を明らかにし始めているのは評価すべきだと思うのですが、皆様どの様にお考えでしょうか?

神という科学者さんへ、
メインの前に簡単に反論できるものから片付けてしまいます。

>しかも、分子進化の中立説の場合であれば自然選択は中立的に全く偶然によるというのですから、この説の場合は突然変異も自然選択もどちらも完全に偶然の出来事によるという理論になります。

中立説は自然淘汰説に対立する理論や、自然淘汰説のヴァリエーションの一つではありません。自然淘汰説は基本的に、生物の良くできた機能や巨視的な多様性を説明しようとする理論です。しかしDNA配列(の変化)の 中には生物の機能や構造にまったく影響を与えない部分もあります。実は人間のような多細胞の真核生物ではそのような配列の方がずっと多いのです。そのような配列の変化は機能の変化を伴わないのだから、当然これらの 変化には自然淘汰が働きません。中立説は、このような機能や構造に影響を及ぼさず、自然淘汰が働かないようなDNA配列の変化も存在するのだと言うことと、そのようなDNA配列の変異の蓄積はどの様に起こっている かという事を説明する理論です。中立説論者は、自然淘汰の働くような変異もあるという事を否定していませんし、生物の機能や構造まで中立説で説明できるとは考えていません。また、自然淘汰説も、中立説を否定しては いません。(初期の進化論者は中立説に従うような変異もあるという発想を持ったことはなかったでしょうけど。)
言い換えると、自然淘汰説と中立説は住み分けがなされているのです。自然淘汰説は構造や機能の変化、巨視的な多様性を説明しようとするのに対し、中立説は(主に機能や構造の変化を伴わない)DNA配列の変化を説明 しようとしているのです。
ちなみに、進化論者は(巨視的な)表現型の変化とDNA配列の変化(両者は関連があるが同一ではない)の両方を「進化」と呼びます。通常、進化論者が文章を書くとき、この二つの内どちらの意味で「進化」の語を用い ているかを明記していません。一人の著者が一つの著作の中で理もなく両方の意味で「進化」の語を用いることもしばしばです。書かなくても読者が理解してくれると思っているのでしょうが、これでは部外者にとっては非 常にわかりにくく、誤解を招く元となります。そのため、私個人としては、神という科学者さんが誤解している(私にはそう思えたためのような文章を書いているのですが、もし理解なさっていたらごめんなさい。)のも、 無理はないと思っています。
このサイトでは、私も含めだれも今まで説明しませんでしたが、主に、巨視的な機能や構造の変化(もちろんDNAの変化を伴うがDNAの全ての変化を含むわけではない)という意味で「進化」の語を用いています。その ため、このサイトで中立説を持ち出すことはお門違いなのです。
なんとなく、同じような言葉の繰り返しが我ながらわかりにくい文章です。神という科学者さん、中立説と自然淘汰説の関係について、この文章だけでは理解できなかったら質問して下さい。私ももちろんお答えしますし、 他の人がきっとよりわかりやすい表現で説明してくれることでしょう。
本当に書きたかったことは別にあるのですが、思いがけず長くなってしまったし、病み上がりで少し疲れてきたので、一旦おしまい。


必然と偶然  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月17日22時10分

 この言葉を普遍的に使うのは難しいと思います。というよりも人間の世界にしか当てはまらないんじゃないかな。
 人間以外の生物はある意味偶然の世界で生きています。1秒先だってどうなるかは全く予想して生きていないのです。人間は、農業を発達させ、技術を発達させ、昨日と変わりない今日を作り上げ、明日を考えながら今日 を過ごしていく。そういう特別な世界以外に、必然とか偶然とかを考えて議論しても意味がないのではないでしょうか。
 必然というよりも当然に生きているのでは。水の中にいるものがえらを持っていたり、森で生きているものが木登りができたり、どう考えても当たり前ですよね。どう考えてもこの環境に生きていくのに不都合なのに、が んばって生きている生物がいたら、そこには何か進化では説明できない力が働いていると、考えられなくもないような気はするのですが。
 逆に考えて、神が生物を「必然」で創造したとして、創造された生物は、必然的に生きているのでしょうか?


教育現場から  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月17日21時58分

 義務教育では進化論まではつっこんで教えていないと思います。高校だって、理系で国立大学の2次試験まで受ける人しか、本格的には教えていないから。
 ただ宗教は人間の活動についてだし、進化論はその通り科学的な学問なので同じ土俵で教えることは難しいと思います。
 つまりある地層から化石がでてきた、異なる種にも相同器官が見られる、植物の生殖方法に段階が見られる、動物の発生に類似点が見られる、人間には退化した器官が見られる、等の事実から、どういうことが考えられる だろうか?→もとは同じ生物から、その環境に適応して、生物が変化しているのではないか、てなぐあいに考えることを教えるのが理科であり、科学なので、聖書にこう書いてあるから、世界はこのようにできたのだよ、と 教えるのは決して理科でなければ、教育でもないのです。
 語学系の教科以外は、やはり考えて学習をしないと学力の低下につながるので・・・
 まあ簡単にいえば、先人の考えの押しつけ(詰め込み学習ともいう)ではなく、数々のできことから自分で考える力を養う、進化論だって数々の事実から今はこういう風に考えられています、という紹介風な言葉で、教材 にも書かれています。
 そう考えると宗教の考え方が正しいと自由に考える余地がないことを教えることは、今の教育に逆行しているような気がするのですが。


結局何が言いたいの?  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月17日20時17分

>結局は基本的に偶然の出来事を基盤にしている理論であるといってよいのではないでしょうか。

つまり山頂の水が海までどのように流れるか(川ができるか)は偶然によって決まるから、重力の作用は必然ではなく偶然であるというのと同様の理屈を進化論に当てはめたいわけですね。
それで結局何が言いたいのですか?
まさか「だから重力なんて存在しないんだ!」なんて言いたいんじゃないですよね?


必然とは?  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月17日19時44分

 あなたの言う、必然とは神なんでしょ?
 そして神以外のシステムは偶然・・・
 そして、偶然はだめ。

 本当に神が必然だという証明もせず、神以外は偶然にしか見えない。
 偶然では無理、必然ならできる――という主張をこれ以上、続けたいのなら必然のシステムを進化論以上に現状を説明する形で提示していただきたい。

 あなたの絶対視している必然は、本当に必然だといえるのですか?
 必然が偶然に勝るという思考を捨てるか、神の必然を証明するか、どちらかを取らないと、あなたとは進化論について何を話しても無駄でしょう。
 どうやらあなたは「必然」「偶然」でしか判断していないようですから・・・


説明責任  投稿者:伊勢田 投稿日: 2002年04月17日19時37分

あきさんへ
>しかし、創造科学がどのようなものかを説明する義務は創造科学者側にあると考えます。その理由は、現在生物学の
>主流は進化論であり、これに反する理論を提出するのなら提出者に説明義務があると考えるからです。

「主流だから」というのを進化論者が創造論に対して横柄に構えてよい理由として挙げるのは、
なんだか数の論理で話しているようで、あまり好ましくないのではないですか?
私自身はよく知らないものについて「間違っている」と断定するのは避けた方がいいと思って
います。ただ、ある理論を「否定」するのにもいくつかのレベルがあって、「間違いかどうか
は別として、もっとちゃんと説明責任を果たしてくれないとそもそもまじめに調べる気にならない」
という判断もありかと思いますし、より知的に誠実な態度表明だと思います。
ま、創造論者の側がそういう微妙な違いを理解してくれるかどうかは別ですが。

神という科学者さんへ
以前はお返事いただいたのに放置してしまいました。(あのときは私の言いたいことは他の人がすでに答えてしまったので。)
今回の書き込みについても他の人からも指摘があるでしょうが、簡単に。
神という科学者さんが「偶然」を強調されるのは、複雑な生命体への進化がとても起
こりそうにないことかどうか、という確率判断を問題にされているわけですよね?
しかし自然選択説のミソは、神という科学者さんの言う「間接的な影響」が、
「塵もつもれば山となる」効果によってその確率をほとんど0からほとんど1に
まで劇的に引き上げるという点です。そこのロジックが分かっていないと、
いつまで経っても話はかみ合わないと思います。


考える葦さんへ  投稿者:ハッター 投稿日: 2002年04月17日19時05分

 ここで進化論を科学的な仮説と受け入れている方々は別に宗教の枠組みでの創造論について喧嘩を売ってはいません。それぞれに分野の違うものとして尊重しあえば良いと思っている方が多数だと思います。ですから少な くともここでそういった意味での和解というのはもともとそういった意味では喧嘩していない人には無意味だと思います。宗教的な創造論を科学だという人に対してこそ問うべき問題だと思うのですが。


ゆんさんへ  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年04月17日18時35分

 >…この、「NATROMさんのページにもそうした説明がありますよ」という指摘すらこれが始めてではありません。そうしたこれまでの度重なる書き込みを無視していまだに「偶然で全てを説明しようとする進化論」 への批判をされているようでは「神という科学者は議論をする気は無く自分の書きたい事を好きなように書き散らかしているだけだ」と言われても仕方がありませんよ。

もちろん、それらのことは承知しています。NATROMさんも自然選択が必然であるとも表現されていることも知っています。自然選択は「進化」においてはどんな役割をしているのでしょうか。私は自然選択は2次的な 出来事(役割)だと思います。(自然選択という独立した何かの意思があるわけでもないだろうし)働きとしては結局その遺伝子の突然変異をDNA上に、固定させる働きをするということになるのでしょう。

よって、自然選択は遺伝子設計図の作成に当たっては何も積極的には影響を行使はしないわけですから、設計図の作成という面だけを考えれば、突然変異だけが問題になり自然選択は間接的な影響(手助け)しかない。それ で私は偶然の突然変異を主に注目して議論しているわけです。

さらに、新しい生物の出現するにあたっては気象や地殻の大変動が自然選択に大きく影響したという時、進化論的にはこれらの現象は偶然に起こった出来事でしょうから、自然選択のための環境もやはり突然変異と同じよう に偶然に支配されているということになるでしょう。

つまり、どの突然変異がDNA上に定着するかということに関しては、自然選択に原因がありますが、自然選択を行う環境の設定もやはり偶然の要素によるものであるなら、結局は、偶然の突然変異と偶然にできた環境での 自然選択による進化と考えられるということだと思います。ですから、「進化の総合説」は自然の意思的なものを一切認めない立場でしょうから、結局は基本的に偶然の出来事を基盤にしている理論であるといってよいので はないでしょうか。

しかも、分子進化の中立説の場合であれば自然選択は中立的に全く偶然によるというのですから、この説の場合は突然変異も自然選択もどちらも完全に偶然の出来事によるという理論になります。


ならばゼロ?  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月17日18時04分

>神を構成する要素がまだ発見されていないわけですから、確率論をあてはめること自体不可能だと思います。

未発見の要素を確率に当てはめることが不適当なら、既知の物質(その他)では神のような存在は構成し得ないので「神が存在する確率は0である」ということになりますね。


教育現場では  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月17日16時39分

 教育現場、特に義務教育においては、進化論を教えるときには、科学とは何か、宗教とは何かを同時に教えるべきと考えます。
 進化論教育から無神論や宗教無用論に向かうことをさけるべきと考えます。ちなみに、私が中学時代の理科の先生は、自分は天変地異説を支持すると言っていたのが妙に心に残っています。


共通課題  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月17日16時07分

ハッターさんへ
進化論は科学的(主に帰納的)です。創造論は宗教的(主に演繹的)です。どちらも無知克服の方法論として同等に位置づけられるでしょう。あるいは幸福追求の道具として同等に位置づけられると思います。
また、科学にも仮説を立てていく、演繹的なところがありますし、宗教にも実践を通して知る、帰納的なところがあります。
共通課題が設定されたとき、両者は和解に至ると思います。


不能か不定  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月17日15時36分

GOAさんへ
神を構成する要素がまだ発見されていないわけですから、確率論をあてはめること自体不可能だと思います。数学的には、ゼロ分のa(不能)かゼロ分のゼロ(不定)でしょうか。


天然物信仰  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年04月17日12時25分

 PCBなどによる汚染とか、殺虫剤や残留農薬による汚染とか、そういったもので合成化学物質に対する恐怖感を刷り込まれた結果じゃないでしょうかねぇ。
 それが波及して、合成のビタミンすら有害物質扱いするってのは行き過ぎなわけですが、自然食品の販売をする者には都合のいいPR材料なわけで。
(天然のテトロドトキシンは有害だと思うんですけどねぇ(笑))


是非も無い  投稿者:ゆん 投稿日: 2002年04月17日 9時32分

>ところでどうして「天然物は安全で、人工合成物は危険」
>という信仰が産まれたのでしょうねえ?

これは言い換えると「天然物は絶対安全で、人口合成物は
絶対危険」となると思うんですがこういう、難しい問題に
はとりあえず是か非か判断をつけてしまいたいという二分
法的な思考が働くというのはありますよね。

穏健に事態を保留する(わかんない物はわかんないとして
一旦置いておく)能力も疑似科学的な言説や詐欺に引っか
からないためには重要かもですね。
# ここで「詐欺」と言ってるのは創造科学の事じゃなくて
# もっと確信犯的に悪質なマイナスイオングッズとかその
# へんの商売の事指してます。為念。


伊勢田さんへ  投稿者:あき 投稿日: 2002年04月17日 2時26分

>>「xxxは間違っている!」といった発言をするひとが「xxx」に詳しいことは
   ほとんどありません

>というのは、xxxに「創造科学」を入れても成り立つと思いますか?
 単なる揚げ足取りですいません。

その質問は予想しておりました。結論からいえば成立すると思います。

しかし、創造科学がどのようなものかを説明する義務は創造科学者側にあると考えます。その理由は、現在生物学の主流は進化論であり、これに反する理論を提出するのなら提出者に説明義務があると考えるからです。
もし、「説明義務などない、創造論と進化論は対等である」と主張するならば、科学の土俵で争うのは放棄すべきでしょう。


人工物は危険  投稿者:T8848 投稿日: 2002年04月17日 0時54分

>ところでどうして「天然物は安全で、人工合成物は危険」という信仰が産まれたのでしょうねえ?

そういう例があったからでしょうね。
更に誤解や間違いが大々的に報道されて、そう思い込んでしまったんでしょう。
「化学物質=悪」って。
化学物質じゃない物ってのは無いんだけどな。

あとは単純に「昔はよかった」かな。


オーガニック信仰  投稿者:wadja 投稿日: 2002年04月16日23時32分

>ところでどうして「天然物は安全で、人工合成物は危険」という信仰が産まれたのでしょうねえ?

個人的には、「人工合成物は経験値が天然のものに比べて低い」だけの理由で、アメリカでも、diet Cokeは飲まずにCoca Cola Classicを選んでいたwadjaです(本当は、Classicの 味の方が好みだったというのが一番の理由かも)。十分な情報が与えられない、あるいは情報を吟味する時間や能力能力が無い場合、今年発明されたものより数百年のオーダーで存在するものをより信用するのは、決して間 違っているとはいえない。一方でホメオパシーみたいなインチキもずっと継承されているわけだから、一概に言えないのが難しいところ。

革離さんの言わんとするであろう、「なんでも頭ごなしに否定することはないのに」って気持ちも分からないではないですが。でもそれって、所詮専門知識のある人々の苛立ちにすぎないと思ったりもします。専門家のアド バイスすら信じない素人も考え物だが、情報開示が徹底できない専門家も多いですからね、今の世の中。

#専門知識の無い人は、Internet Explorerのベータ版を迂闊にインストールすべきではない。少なくとも、サービスパックが登場するまでバージョンアップは待つべき。というのはパソコンでは真実かな ?

>トウモロコシの収穫量は5億8000万t

そっか、とうもろこしは勝ち組だったのか。


和解  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月16日20時20分

 一番最初の生命(もしくは宇宙)を作ったのは神だが、あとは放置プレイにした。
 じゃ、駄目かな?


考える葦さんへ:和解とは  投稿者:ハッター 投稿日: 2002年04月16日20時00分

 考える葦さんへ
おっしゃっている意図がなんとなくわかったような気がします。しかし抽象的であったり比喩的である宗教などに出てくる創造の話と科学である進化論とに相似があるように解釈したとしても創造論が科学であるという話に はなりません。同じことを言っているように見えても科学的な過程を踏んで導かれたものでなければそれを科学とは呼べないでしょう。根拠もなく偶然でも何でもいいから答えさえあっていればいいと言う事ではないのです 。
 多分ここにこられる方は宗教的な思想として創造を語ることに関して異を唱える方は少ないでしょう。科学的に進化論は間違っていて創造論は科学的に正しいという意見に異を唱えているのだと思います。ですからいくら 宗教的なある言葉の意味を遺伝子や淘汰といった言葉に置き換えて似たようなことを言っているのですよといわれても多くの人はそこに和解の道があるとは思わないでしょう。そういう次元の話ではないと思います。


神という科学者さんへ    投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年04月16日19時46分

レスをつけていただけるのは大変あり難いのですが・・・・・チャンと読んだあ?
まあいいや


>私の創造論の場合「科」または「目」の元(出発)になる雌雄1対の創造から始まったと考えます。ですから、それに似た動物集団はいなかったのです。

人もコクゾウムシも米食べるでしょ!!バッタも牛も草食べるでしょ!!!要はその最小単位のつがいだけしか作らなくても,そいつら放ったらそれだけその周りにいる他の生き物にしわ寄せが行くという話.しわ寄せがい かないというならその手法あるいは根拠を具体的に欠いてくれれば良いのです.
ところで一対の雌雄しか作らないそうだが,子供出来る前に不妊になったり食べられたり病気で死んだらどうするのだ?

>その家族がもちろん生きていくための環境はそれまでの段階を追った創造によって準備されているのです。

準備されている環境というのがどういった者なのかを具体的に書いてください.そしてそういったものが存在する,あるいは作られる(作る事の出来る)という理由もつけてください.


>その放散した個体群が異なった環境に隔離され適応して「属」そして「種」へと変化していったのだと考えます。その過程では自然選択がもちろん働いたことでしょう。

分類の考え方だと段々時が経つほど2者の間は離れていくから変化は逆だと思われるが・・・・どうしてまず「属」レベルの分離が起きてそののち「種」レベルの分離となるのでしょう?

これは単なる誤解かな?

もうちっと具体的に書くことと根拠をしっかり記す事の練習をした方がいいのではないかな?


ハッターさんへ  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月16日19時12分

 私の関心は、進化論と創造論の和解の道を模索するということです。宗教・哲学・科学など総合的な視点から試行錯誤しています。


NATROMさんへ    投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年04月16日18時27分

>こういう人たちをトンデモと呼ぶのはさすがに言い過ぎだと思いますし、彼らの気持ちもわからないでもありませんが、あまりにもこういう人たちの声が強すぎると、社会に不利益をもたらす恐れがあります。創造科学な んかよりもずっと、悪影響があるかもしれない


NATROMさんも少し触れてらっしゃるけど,
反遺伝子組換え活動とかその最たるものだと思います.
無茶社会に悪影響を与えているよな.
逆の「オーガニック信仰」というのもあるが,結構ラベルでダマされたりしている.あれ別に無農薬,有機栽培というだけで商品の栄養が富んでいるとか,毒性が有意に低いとかどこにも書いていないぞ!!


ところでどうして「天然物は安全で、人工合成物は危険」という信仰が産まれたのでしょうねえ?


神という科学者さんへ  投稿者:ゆん 投稿日: 2002年04月16日18時11分

せめてもうちょっと『議論』をしていただけないでしょうか。

神という科学者さんが持ち出されている「偶然だけで生物の複
雑さを説明しようとする進化論の粗雑さ」というイメージにつ
いてはもう何度も何度も、それが進化論の出来の悪いカリカチュ
アであってそんな風に考えている進化論者などいはしないと説
明されています。そもそもこの掲示板の主であるNATROMさんの
ページのトップにも、

>適応的な進化に関しては、ダーウィニストは変異を供給する
>突然変異が偶然であるといっているだけで、自然選択は偶然
>であるとは言っていません。

との解説があります。そしてこの、「NATROMさんのページにも
そうした説明がありますよ」という指摘すらこれが始めてでは
ありません。そうしたこれまでの度重なる書き込みを無視して
いまだに「偶然で全てを説明しようとする進化論」への批判を
されているようでは「神という科学者は議論をする気は無く自
分の書きたい事を好きなように書き散らかしているだけだ」と
言われても仕方がありませんよ。

神という科学者さんへの反論の書き込みも多くて大変だろうと
は思いますがもうちょっと投げられたボールを投げ返して『議
論』を成立させていただけると、一見物人としてはありがたく
思います。


訂正  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月16日17時58分

最後の一行は生命の誕生についての反論の反論になっていないので訂正いたします。

1.生命の起源が宇宙であっても進化を否定する根拠にならず、10億年という期間が生命の誕生に短すぎたとしても進化は否定されない。
2.無生物の自己組織化は偶然によらないので全てを偶然とするのは誤りである。

代わりにこれを付け加えてください。


ほら妄想でしょ?  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月16日17時33分

神という科学者さん

ハクスリーの引用の誤りはT8848さんのご指摘のとおりなのですが、その後の書き込みではそれに触れていません。この件についてご理解いただけたのでしょうか?
ハクスリーの件に限らず創造論者による進化論批判の中には自分達に都合のよい一部分を切り抜いている例がいくつか見られます。
このHPの「エホバの証人の本における不完全な引用」をご覧になるべきです。
普通に考えれば進化について述べている著作で進化を否定するような意見が述べられるわけはないと思うのですが、そうした期待に目がくらんでまともな理解ができない人がいるようです。そしてそれを鵜呑みにする人たち も・・・。

>すべての生物はいくら試行してみても10億年以内の試行回数ではその設計図は偶然に描けないというのは確率論的常識ですよ。

神が自然に発生しえないというのも確率的常識ですよ。
なにしろ全知全能の神を構成させる要素(物質あるいは物質で構成されていなければそれ以外のもの)は見つかってもおらず、その要素の存在を示唆する証拠もないのですから、構成する要素が存在する確率は今のところ0 です。従って確率的に言えば神の存在確率は0です。
(だからといって不在の証明にはならないが)

そもそも全てが偶然に左右されているわけじゃないからその批判は無意味ですね。
自分の都合のよいときだけ自然選択を無視するのはやめませんか?


あきさんへ  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年04月16日16時47分

>NATROMさんへ 投稿者:あき  投稿日: 4月15日(月)23時28分14秒
>YAHOO!掲示板:生活と文化>障害者>教育 > 臨床環境医学と化学物質過敏症について
では失礼をいたしました。
>上記トピに書き込む内容とは思えないのでこちらに書き込むことにします。
>よけいな発言かと思いましたが、NATROMさんも少し熱くなられ、説明がわかりずらくなってきたようでしたので、間に入らせていただきました

いえいえ、ありがとうございました。1対1でこみいったレスを続けていると、自分の説明がどのくらいわかりやすいか、把握するのが難しくなってしまいますので、助かりました。

「化学物質過敏症」の問題について、臨床環境医学に好意的な人たちには、「天然物は安全で、人工合成物は危険」、「遺伝子組替え作物は体に悪い」、「アトピー性皮膚炎の主因は農薬であり、ステロイドは悪魔の薬であ り使ってはならない」、「いかなる場合でも合成洗剤より石けんのほうが環境負荷が小さい」などいう主張を信じる方が多いように思われます。一言で言うと、「買ってはいけない」の内容を疑いなく信じるような人たちで す。(こういう集団を表現するなにかよい言葉ってないのかな)

こういう人たちをトンデモと呼ぶのはさすがに言い過ぎだと思いますし、彼らの気持ちもわからないでもありませんが、あまりにもこういう人たちの声が強すぎると、社会に不利益をもたらす恐れがあります。創造科学なん かよりもずっと、悪影響があるかもしれない。(実際に既に悪影響を及ぼしていると私は考えている。)「化学物質」の害を過小評価しがちな企業サイドに対する監視の目を怠るべきではありませんが、ただ感情的に「化学 物質」の害を叫ぶだけでは駄目で、科学的な目を養う必要があるのです。

そうでないと、今度は別の企業のワナに引っかかるだけです。「波動」グッズ、最近流行の「マイナスイオン」関連商品、いわゆるアトピービジネスなどに引っかかる人たちは、「化学物質」の害を過剰に信じる人たちと重 なります。科学と疑似科学を区別するスキルは現代社会を生きる上で必要です。創造科学批判だけでなく、そういう部分に目を向けるものとして、臨床環境医学批判のページを作成中です。(書き始めるとこれが難しいのだ 。)


>NATROMさんもストーカーのような変な敵が多くて(もしかしたら一人かな(笑))、大変ですね。

オルタナカテのNATROM批判トピックは早々に削除されてしまって残念です。面白くなってきたところだったのに。


考える葦さんへ  投稿者:ハッター 投稿日: 2002年04月16日14時51分

考える葦さんへ
 谷庵さんから独り言と指摘された(私も似たようなことをいいましたが)投稿はご本人としては何を(どういうジャンルのことを)お書きになっていらっしゃるおつもりなのですか?
 科学的に議論が必要な話題なのか(突っ込みを入れていいのか)、科学ではないけれど思想を書いていて、思想的に共感を持つ人がいないかなぁというお気持ちなんですか?
科学的に議論をしたいとお思いで書いていらしゃるのであれば、いってみれば投稿規程を満たしていない文章だと思いますが、、、。


Re:神は新種を作れるのか  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年04月16日14時47分

>雌雄異体の動物の場合つがい1対のみ作成してもその種は維持できないわけで,1度にそれなりの数のしかも繁殖可能な成体をつくって放つ必要がどうしても生じます.自家受粉する植物ですと1固体分の種子をつくれば よろしいのですが,自家不和合性遺伝子を持たせたりするならこれもまた1度に複数(しかもそれなりの量)の種を必要とするでしょう.

私の創造論の場合「科」または「目」の元(出発)になる雌雄1対の創造から始まったと考えます。ですから、それに似た動物集団はいなかったのです。その生殖によって少なくとも雌雄1対以上の子が生まれなければなり ません。

その家族がもちろん生きていくための環境はそれまでの段階を追った創造によって準備されているのです。その子孫が増えやがて集団を形成して、その中から近隣の別の場所へ、そして、生息できる場所ならばあらゆるとこ ろへ放散していったことでしょう。

その放散した個体群が異なった環境に隔離され適応して「属」そして「種」へと変化していったのだと考えます。その過程では自然選択がもちろん働いたことでしょう。

集団遺伝学が推論する種集団内の遺伝子の変遷や形質変化による集団全体の変移をわたしは否定するつもりはありません。


そろそろ神が話が聞きたい  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月16日13時42分

>神という科学者さんへ

 T8848さんが言うとおり、神は必然、進化は偶然、という話をこれいじょう続けても意味はないでしょう。神という科学者さんは、進化論は素人でしょう? そろそろ専門の神の科学を披露してほしい。私はそれが聞 きたい。

 皆さん、そろそろ痺れを切らし始めていますよ。もちろん、私もです。


淘汰のちから  投稿者:T8848 投稿日: 2002年04月16日12時54分

偶然だけではできないことを自然淘汰が行っているという事をハクスリーは述べているのです。


Re:ほとんど妄想  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年04月16日12時43分

>>そんなに自然の力は偉大なのでしょうか。まあ、数億年の期間があればそれも可能だろう。というのが進化論の強い確信基盤(信仰)なのでしょうけどね。
>単純に試行回数の多さです。効率で言えば人間による遺伝子操作にはかないません。もう少し的確な批判をしてみてはどうですか?

 偶然の突然変異の試行回数の多さでは馬は作れないと言ったのは、進化論の総合説を提唱したジュリアン・ハクスリーさんではなかったですか。それどころか生命の起源から始まって、すべての生物はいくら試行してみて も10億年以内の試行回数ではその設計図は偶然に描けないというのは確率論的常識ですよ。それでもまだ偶然の突然変異と自然選択をエンジンにした大進化説を信じているのですか。それこそ、それが単なる妄想と言うの だと思いますが。


真面目です  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月16日10時34分

谷庵さんへ
 真面目ですよ。ただ試行錯誤の過程のこともあるので、すぐに答えを出せなかったことがありました。お許し下さい。垂れ流しの部分、お気に召さないところは、淘汰していただいて下さい。
  


ちょっと意義あり  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年04月16日 8時53分

>そうか、地球上の単一種で一番総質量が大きいのは人間なのか

wadjaさんが言い出したんじゃないけど近いもので・・・・・スマソ

ちょっとリンク先を見てみよう.何年のことかわからないのが残念だが,トウモロコシの収穫量は5億8000万tと書いてある.これ乾燥した種子だけの重量ね.

人口が70億人として平均体重が80kg超なら乾燥した種子と同重量になりますね.多分トウモロコシのが人間より総重量は多いぞ(ただし収穫直前ね).!!


 


http://www.imex.co.jp/New_HP/analist /analist_115.html


つっこまれたので  投稿者:wadja 投稿日: 2002年04月16日 0時47分

そうか、地球上の単一種で一番総質量が大きいのは人間なのか。

昆虫の勝ちだとしたのは、「地球上で100万種の動物が発見されているが、その70%は昆虫」という記述を読んで、種類と質量を間違って憶えていた為のようです。

#「類」単位でいくと、細菌類が一番総重量が重いと推定されるんでしたっけ?


創造科学でいう「種」  投稿者:伊勢田 投稿日: 2002年04月15日23時51分

うさしゃぶさんへ
創造科学でも主流派のモリスなどはspeciesではなくkindという概念を使います。
これは箱船の中にすべての陸上生物のkindが乗ったはずだけれど、すべて
のspeciesを押し込むのは単純に物理的に無理だという「理論的必然性」から
出てきた概念です。で、kindは属や科や場合によってはもっと上の分類まで
フレキシブルに含む便利な概念のようです。
一般に、創造科学論者をやりこめるには自然科学的な証拠をいくら出して
もだめだけれど、聖書の文言とのギャップを指摘するととても真剣に反応
してくれるようです。

あきさんへ
>「xxxは間違っている!」といった発言をするひとが「xxx」に詳しいことは
>ほとんどありません

というのは、xxxに「創造科学」を入れても成り立つと思いますか?
単なる揚げ足取りですいません。


NATROMさんへ  投稿者:あき 投稿日: 2002年04月15日23時28分

YAHOO!掲示板:生活と文化>障害者>教育 > 臨床環境医学と化学物質過敏症について
では失礼をいたしました。
上記トピに書き込む内容とは思えないのでこちらに書き込むことにします。

よけいな発言かと思いましたが、NATROMさんも少し熱くなられ、説明がわかりずらくなってきたようでしたので、間に入らせていただきました。

あのトピの過去の発言を読み返すと、あの方は研究あるいは臨床研究について詳しくないような気がします。例えば、少なくても最初のうちは「二重盲検法」をわかってなかったのではないかと思います。もし意味がわかっ ていれば、

>「*容易に*二重盲検法で「化学物質過敏症」を検出できるはず」というのはあくまで仮説に過ぎないわけですが、その仮説の科学的根拠の説明が一度もあなたからなされたことがないのですが。数百万種とある、あるい は仮に数十種の化学物質でも、その組み合わせもほぼ無数にあるでしょうが、それらをなおかつ長期暴露(10年20年以上)の影響や個人差の影響をも考慮した検証が本当に「容易」に行えるものなのでしょうか。ぜひ科 学的に御説明願いたいところです。

のような明らかにおかしな発言はされないでしょう。NATROMさんとの議論の途中のどこかで、何かで調べたのか、二重盲検の意味がわかってきたようですけど。
言葉の問題で言えば、環境省の二重盲検法という単語の使い方も少し変ですけどね。

おそらくあの方の返事はもう来ないでしょうね。HNも捨ててしまうかな?
NATROMさんもストーカーのような変な敵が多くて(もしかしたら一人かな(笑))、大変ですね。


re:真面目にやってる?  投稿者:あき 投稿日: 2002年04月15日23時06分

勉強不足なのでしょう。

だいたい、「xxxは間違っている!」といった発言をするひとが「xxx」に詳しいことはほとんどありませんから。詳しい人ならば掲示板で発言せず、学会で発表していることでしょう。

否定するのならきちんと勉強し、理解した上でしていただきたいものです。進化論を分子生物学やゲノムサイエンスをはじめ集団遺伝学や数理生物などの各分野の知識を抜きに議論するほうが間違っています。こういう方は 勉強する努力も嫌いな方が多いようですので、議論の進展を望めるはずがありません。

感想と議論の区別くらいはしてもらいたいものです。


絶滅について  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月15日22時15分

 とある創造論者のHPの掲示板で、「神は全知全能なのだから、絶滅種(失敗作)ないのでは」
という質問に対して、「種はその上の属や科まで含むので、例えばニホンオオカミが是地滅していたとしても、イヌという同じ種族が残っているので、種が絶滅したとはいえない」という解答が書いてありました。残念なが ら進化論的な反論を許していないHPなので、その掲示板で議論することはできませんでしたが。
 一応創造科学!!、つまり創造論を科学的に検証するのが目的のようですが、高校の教科書でも書いてあることを無視した前提をされてもね・・・


真面目にやってる?  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年04月15日21時38分

ここしばらくの書き込みを見ていると、独り言を垂れ流している人が2名いるようです。
ひとりは何度も誤りを指摘されたり、疑問を提示されたりしているのに全く無視していますし、
もうひとりは、無限に考えられることはあるのに、××と考えられますの一点張りです。
議論したいのならば、相手のことも少しは考えませんか。
子供じゃないんでしょ。


神は新種を作れるのか?  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年04月15日19時54分

あたりまえの話ですが,何でも出来ると称される神様にもできない事は沢山あります.
簡単にいうと矛盾を生じる事です.
例えば,野球で2チームが試合していたらそのどちらもがその試合で勝利を得る事は出来ません.両者引き分けか,片方勝利もう片方敗戦となります.

そういった観点からみて神様にもできない事があるわけで,じゃあ仮に神様が存在するとして,しかも生物の新種を自在に作る事が出来たとしても,「作った新種を世に放って定着させる事が出来るのか?」という点につい ては十分考えないといけないと思います.

雌雄異体の動物の場合つがい1対のみ作成してもその種は維持できないわけで,1度にそれなりの数のしかも繁殖可能な成体をつくって放つ必要がどうしても生じます.自家受粉する植物ですと1固体分の種子をつくればよ ろしいのですが,自家不和合性遺伝子を持たせたりするならこれもまた1度に複数(しかもそれなりの量)の種を必要とするでしょう.

ここで問題となるのはある群落に1度にある程度の新種を1度に放つ事は,その群落中での生態系のバランスを崩す事にはならないか?ということです.

仮にバランスを崩し何らかの既存種が滅びてしまう代りに新種が定着するならば,神様は新種を導入する時は代りに何らかの種を滅ぼしていることになります.
このモデルケースですと一応新種の導入はしていますので「神様は新しい生物種を作る事が出来る」となりますが,その代り別種を滅ぼしていますので「神様は生物種を増やす事は出来ない」となります.

バランスを上手く保てず,その群落で導入した生物種が滅んでしまう場合は「神様は新しい生物を作る事は出切るが導入は出来ない」となります.世の中で新しい生物種がいるというのは作られる事ではなく,ある程度の期 間連続して存在する事が必要ですから,定着に失敗した場合は「神様は新しい生物を作ることは出来ない」といってもさほど言い過ぎではないでしょう.

場合によっては群落内での生態系は上手くバランスを保ち滅ぶ生物種もおらず新しい生物種も無事定着できた場合初めて神様は「あたらしい生物を作り出す事が出来る」といわれる事になります.


で問題は,定着するのに最低限必要なつがいの数と(雌雄異体の動物の場合)<条件1>,それだけのつがいを導入されてもバランスを失われない群落が存在するのか?<条件2>ということです.この2つの条件を満たす 事は頻繁に起きるのでしょうか?頻繁に起きない限り「神様は生物を作ったことがある」とは言えても「神様が多くの生物を作ったのだ」とは言えないと思われるのですが.


ここではあえて「1」神様は本当に生物を作る事が出来るのか?
「2」神様というのはどうやって出来たのだ?
というもっと根本的な問題については考えない事にしています.しかしながらそれを考えなくても私には神様にはそれほど多くの生物種を定着させたようには思われないのですが,いかがでしょうか?神様が生物を世に放っ たと考えられる方は当然私の疑問とする<条件1><条件2>について明確な解答を持たれているのだと思われます.教えていただけたらと思います.


霊界については  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年04月15日18時58分

 霊界云々については、少なくとも今のところは科学的検証の方法がないから肯定も否定もできませんね。臨死体験者の証言は、催眠術による前世の記憶とどっこいどっこいの信頼度みたいですし。

 あちこちの宗教でも死後の世界については考え方が違いますし、輪廻転生があるのかどうかもわからない。


霊界を教えるため  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月15日17時56分

 神は、人間以外の自然を人間の教育のために備えたと考えられます。人間は、自然に学んで多くの知識を得て創造活動に活用してきました。
 幼虫から蛹、蛹から成虫というふうに変わる生物を造ったのは、人間もやがて死を迎えるが、その後、次元の異なる霊界に行くことを教えようとしたのかもしれません。
 人間も霊界では飛べるんだよ、きっと。


ほとんど妄想?  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月15日17時13分

>そんなに自然の力は偉大なのでしょうか。まあ、数億年の期間があればそれも可能だろう。というのが進化論の強い確信基盤(信仰)なのでしょうけどね。

単純に試行回数の多さです。効率で言えば人間による遺伝子操作にはかないません。
もう少し的確な批判をしてみてはどうですか?

>ところで、霊界に行けば過去の話はすべて聞けるようですよ。よって、過去へのタイムマシーンは可能ですね

ぜんぜん違うぞ!(笑)


エントロピー?  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月15日14時50分

> Tamo2さんの「変態」の実例はまさに大自然の神秘を示すわかり易い良い例です。以前からこんな昆虫類の成長を見ながら、「偶然」の進化によってこれができるはずがないと、いつも私は確信を得てきました。

自分自身が説明できないから神様のせいにするというのは、雷の仕組みがわからないから、雷は神様が起こしていると考えるのと同じレベルですよ。(別に古代ギリシャ人とかを馬鹿にするわけではないけど。)今、神とい う科学者さんには説明の付かない不可思議な現象に感じられるものでも、他の人なら合理的に説明が出来るのかもしれないし、将来合理的に説明できるようになるかもしれません。私も含めここのサイトに来ている人達が提 示した変態の進化の仮説は、どれもジャスト・ソウ・ストーリーに過ぎないことは否定できませんが、このようなジャスト・ソウ・ストーリーの中から合理的な説明が生じ、それを証明するような証拠も発見されるようにな ると私は思っています。(科学万能主義過ぎるのだろうか・・・。)

>空を飛べる昆虫も鳥類と同じようにその機能をどのようにして持つようになったのかはとても不思議なことです。

個人的な意見で恐縮なのですが、昆虫の飛行は鳥類の飛行と比べると説明が難しくないのではないかと思っています。昆虫程度に小さい物体は、ある程度以上表面積が大きいとちょっとした風などでも簡単に浮き上がってし まうので、そのようなときに進行方向を左右できるような器官(羽の原型のようなもの)の存在は非常に有利だろうと思うので。鳥の羽毛は保温効果による前適応があったと考える人も多いようですね。

> どの動物でもその受精卵中での発生過程は神秘そのものですが、生物出現の段階が簡単なものから複雑なものへ進んできたことは、これは自然の物理法則とは反対の傾向を持っています。物理学現象的に、あるいは有・ 不利の突然変異の確率から言えば、まず、仮に人間が出現していて、そして猿、リス、爬虫類、両生類、魚類と「変化」していくことは、ありうるだろうともっと考えやすいのです。しかし生物出現は主にこの反対の道を辿 っているのです。

自然の物理法則って、エントロピー増大法則のことですか?これを言い出す人って本当に実在するんですね・・・。この法則が閉鎖系においてのみ有効であることは、高校で物理を習っていない(大学の教養では少しやった けど)私でも知っていますよ。第一、エントロピー増大則のみに従った場合、最初に人間がどのように生じるか(これは神が作ったでいいのですか?)はもちろん、人間から無秩序にランダムさが増すことによって、複雑な 構造と機能を持った猿や魚類のような生物に変化できるなんて絶対あり得ませんよ。まぁ、神という科学者さんも、このようなことが起こると主張しているのではなく、このような信じがたい事でも、自然淘汰による進化論 と比べればまだしもあり得そうだと言っているに過ぎないのでしょうけど。進化論は突然変異(偶然)のみによって複雑な生物を説明しようと言う理論ではなく、突然変異と自然淘汰によって説明しようと言う理論だと言う ことをお忘れなく。
ところで、進化に対してはエントロピー増大則に反するという人も、発生についてはそうは言わないのはどうしてなんでしょう。個人的には発生の方がよほどエントロピー増大則に反する(生物個体は閉鎖系ではないから従 ってなくても当然だけど)ように見えるのですが。やはり発生は進化と比べて起こっているのが誰の目にも明白だからなのでしょうか?(私が知らないだけで、発生に対しても言っている人がいるのかもしれないけど。)
どうでもいいけど、いま、私の部屋はエントロピーが最大化されてしまっています。すでに平衡状態に入り、どのような変化もエントロピーを増大させないほどです。外部からのエネルギー(私の労力?)を加えることによ って、エントロピーを減少させなくては。


すみません  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月15日14時34分

>神という科学者さん

 です、呼び捨てにしてすみません。


世の中には不思議がいっぱい  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月15日14時33分

>神という科学者

 そうですね。不思議や驚きでいっぱいです。
 しかし、神という科学者さんは、驚き=神秘=神としていませんか? なんの判断材料もなければ、それで正しいのか、驚き=進化が正しいのかわかりません。

 どちらかが正しいのかわからない場合、両者を比較しなければわかりません。
 ですから、私は神という科学者さんに「神がどうやったのか?」を尋ねたい。それで両者が初めて比較できます。

 神を支持する側も「神がどうやったか」を説明しなければなりません。ただ、科学では全てを証明できていない、という理由で神を肯定することは、私にはできません。それはただ、答えを「わからない」というかわりに 「なんでもできる存在」に言い換えただけに見えます。

 科学とは常に仮説の塗り替え、もしくはバージョンアップの連綿たる積み重ねだと思います。
 神という科学者さんが、進化論に変わる何かを提示したいのなら、その方法を示さねばなりません。私はそれに興味があります。神を信じる人たちが、どうして神の確信を得たのか? そして進化以上の証拠を掴んだのか ?

 現在、進化論を支持する(ですよね?)かたからは、幾つもの意見が出ました。
 神という科学者さんに、神が行ったという立場から、意見を聞きたい。
 科学は解明できてないから間違い? というなら、その謎を神は解明しているのですか?

 蛹についても私は、神の方がより現実に適っているならそれを知りたい。ただ、メカニズムが想像できないから「神」というのではなく。


驚き!  投稿者:T8848 投稿日: 2002年04月15日14時25分

>人間はまだ羽ばたく飛行機を作ることは出来ません。

模型ならありますよ。
回転機構を使わないで人が乗れるほどの大きさの飛行機を飛ばすだけの推力を得る方法が無いだけです。また、それだけの重量を支える大きさで、それだけの推力を得る羽ばたきに耐える強度の翼が造れないだけです。可能 かもしれないが、経済的ではない。
これは能力の問題でありません。現に、人間ほどの重さの飛ぶ鳥は存在しない。

>物理学現象的に、あるいは有・不利の突然変異の確率から言えば、まず、仮に人間が出現していて、そして猿、リス、爬虫類、両生類、魚類と「変化」していくことは、ありうるだろうともっと考えやすいのです。

え〜、そうなんですか?考えやすいの?
根拠はなんですか?
物理学現象的にとは?
有利・不利の突然変異の確率とは?

子供の頃って、サルや魚になってみたいと思ったことがありますね。一番なりたいのは鳥。


単純な驚き  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年04月15日13時36分

 生物の個体数であれば昆虫の消化器官の中に生息するだろう細菌の個体数はずっと多いでしょう。また、地球上の3分の2の面積を占める海の中に住む魚類の個体数の方が昆虫より多いようにも思いますね。

 変態こそサムシング・グレートですね。
 Tamo2さんの「変態」の実例はまさに大自然の神秘を示すわかり易い良い例です。以前からこんな昆虫類の成長を見ながら、「偶然」の進化によってこれができるはずがないと、いつも私は確信を得てきました。空を 飛べる昆虫も鳥類と同じようにその機能をどのようにして持つようになったのかはとても不思議なことです。

 人間はまだ羽ばたく飛行機を作ることは出来ません。遺伝子自体や大自然の気象変化や地殻変動があるいは放射線や紫外線が、人間よりも優れたDNA上の遺伝子組み替えの設計者なのでしょうか。そんなに自然の力は偉 大なのでしょうか。まあ、数億年の期間があればそれも可能だろう。というのが進化論の強い確信基盤(信仰)なのでしょうけどね。

 どの動物でもその受精卵中での発生過程は神秘そのものですが、生物出現の段階が簡単なものから複雑なものへ進んできたことは、これは自然の物理法則とは反対の傾向を持っています。物理学現象的に、あるいは有・不 利の突然変異の確率から言えば、まず、仮に人間が出現していて、そして猿、リス、爬虫類、両生類、魚類と「変化」していくことは、ありうるだろうともっと考えやすいのです。しかし生物出現は主にこの反対の道を辿っ ているのです。

 ところで、霊界に行けば過去の話はすべて聞けるようですよ。よって、過去へのタイムマシーンは可能ですね。
 


アヴァロンの闇  投稿者:thinkpad1121 投稿日: 2002年04月15日12時52分

SFといえばパーネル&バーンズ&ニーブン著の「アヴァロンの闇」が面白かったですね。
進化論や生態学の知識があると楽しめないかも知れないけど。
ニトロターボで加速するグレンデルに萌え。変態もするし。


ハードSFのこと  投稿者:ハッター@ホーキング絨毯 投稿日: 2002年04月15日12時35分

 ハードSFいいですよねー。ハードじゃないかもしれませんが海外で言えば、クラークとかはすごくちゃんとしているのだと思います。でもあんまり盛り上がらない(どきどきしない)文章じゃないですか^^;)?たし か海外に実際の考古学者が書いたT−Rexの出てくるSFがあったと思います(名前忘れた)。でもその記述も近年の研究からは誤りがあるらしい。
国内で言えば実際に研究者でもある瀬名さんの書かれた”パラサイトイブ”とか”ブレインバレー”とかは専門家からみてどうなんですか?

 個人的には突っ込みどころはあるもののダン・シモンズの”ハイペリオン”シリーズが、

1.やることがでかい
2.人類がめちゃめちゃ進化している
3.いろんな宗教の未来がえががれている
4.盛り上がりがいがある
5.ガンダム世代が気に入るメカ満載
6.活字中毒をうならせる分量(長い間幸せでいられる)

という理由でお勧めです。


重量よりも個体数では?  投稿者:T8848 投稿日: 2002年04月15日11時48分

繁殖戦略の勝ち負けを決めるなら、総重量ではなくて個体数でしょう。
遺伝子の総重量でも細胞数が違うのを比べるのは体重が違うものを比べるのと一緒。
個体数の一番多い昆虫は60億以上いるでしょうか?

酵母なんてのは最も成功しているんじゃないでしょうか。
しかも食いしん坊で飲兵衛の人間のおかげで。

変態とは全然違う話しになってしまった。


間違えた。  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月15日11時01分

↓下の私の書き込みで、繁殖系列→生殖系列。今までも誤字はいっぱいあったけど、これは少し恥ずかしいので。


私は蛾  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月15日10時57分

>#ほら、みんな使うじゃないですか、少女が大人の女性になる時に「蛹が蝶になった」って。

繭のまま腐ってしまうこと、蝶のつもりが蛾になっていたという事も・・・。あぁ、私の人生って・・・。

>人間の場合は、変態の前と後で共通する機能があまりに多く残っているけれど、昆虫はそれを極端にする戦略を取っている...。地球上に存在する遺伝子の質量総合計で勝敗を決めるなら、昆虫の勝ちか。

この決め方なら、私達の勝ちじゃないですか?地球上の全生物種の中で、一種のみで占める総重量が一番大きいのはヒトで、その次が牛なのだそうです。体重当たりの遺伝子の総質量がヒトと昆虫で大きく違っていたら話は 別ですが、普通に考えたら私達が勝ちそうです。昆虫はいっぱいいるけど、一匹一匹が小さいですから。繁殖系列にある遺伝子の総重量とかになってくるとまた話が違ってくるのでしょうけどね。 どうでも良いようなこと なのですが、思わず突っ込んでしまいました。


ジュラパのこと  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年04月15日10時51分

To うさしゃぶさん

 たしかグールドの著書の中でも、グールドや彼の下で学んでいる大学院生などがあの映画の科学的アラにつっこんでいる話がありました。
 もちろん、カエルの件も触れられています。
 それよりも、原作の小説と映画の脚本で設定が大きく違ってしまったことで魅力を失った部分に対するつっこみの方が容赦がなかった気がします。
 
 つっこみの中で面白かったのは、「ティラノサウルスは白亜紀の恐竜だからジュラシックじゃないでしょう」というのが(^_^;


SFのこと  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年04月15日10時44分

To たまごちゃん

 SFは、「サイエンス・フィクション」で正しいと思います。
「サイエンス・ファンタジー」「スペース・ファンタジー」も含むとは思いますが、辞書などには第一義として「サイエンス・フィクション」が書かれています。

 少なくとも国内の場合、SF、特にハードSFと呼べるものはほとんど姿を消してしまい、もっと軽い内容のスペースオペラばかり書かれているという印象ですね。
(「銀河英雄伝説」あたりは、表紙にスペースオペラと明記していましたし)


SFですか  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月15日10時36分

SFかー。最近読んでないですね。以前ほど面白いと感じられないから。SFというのは大部分の科学的記述が正しくて、読者の気付かないような細かいところでちょっとした嘘を加えることが醍醐味だと思うのですが、そ ういう出来の良いのはなかなかないですね。根本的に、私はSF向きの人間ではないのかもしれませんね。SFの王道である生物ネタと量子ネタのうち、前者は見えなくてもよいあらまで少し見えてしまうし、後者はちんぷ んかんぷんですから。何か面白いのがあったら紹介して下さい。(生物ネタで出来が良すぎて、ここに出入りしている方々でもどこが嘘なのかわからないものとか。)
ところで、わたしはSFはサイエンス・フィクションの略だと思っていたのですが、先日友人とSFのは話をしていたときに、その友人は「えーっ!スペース・ファンタジーの略だよ!!」と、言っていました。どちらが正 しいのだろう。友人が正しかった場合、ジュラシック・パークとかはSFでないのだろうか?


PL法はある  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月15日10時17分

うさしゃぶさんへ 
 神は、人間をロボットには造りたくなかったようです。人間自身が試行錯誤し、自己創造して完成していくのを喜ばれようとされたんでしょう。
 生物の中で、神をイメージできるものは、確認できるものでは、今のところ人間だけでしょう。聖書では、天使も登場しますが。未確認存在です。
 神は、そのような人間を子として創造し、成長を喜んでいると思われます。まだ人間は、成長過程にあるのでしょう。
 物理化学現象、生物現象のなかにも、たくさん自由性(ゆらぎ)が含まれていますが、同時に厳然と規定されている側面があります。
 豊かな創造性のためには、自由が不可欠です。
もし神が人間の親ならば、ご指摘のPL法のようなものはあると思います。そのため救いという摂理を展開されているというのが宗教の見解でしょう。
 そういえばPL教というのもありましたね。これは意味が違うか。完全な自由でしたね。
ノアのときの大洪水も、死んだ人や生物からみると審判(淘汰された?)ですが、神の声に従ったノアと家族たち及びノアが入れた生物たちにとっては救いであった。
 また、そのとき神は、堕落し、淫乱がはびこり、自己中心に陥っている人間たちを造ったことを悔いるとまで言っています。ご破算でやり直したかった神であることが分かります。


いろいろとSFネタは  投稿者:ヘルメス☆ 投稿日: 2002年04月15日 9時46分

手を変え品を変えというか・・・
量子力学関連のネタはかなり面白い話がありますしね。
ただ、やはり映画では小説に書き込まれているほどのディテールを描ききれないので物足りないです。
量子力学を用いたテレポーテーションやタイム・ワープはむしろ情報認識の領域のお話らしいので、馬鹿っ速いコンピュータを用いれば不可能ではないカモ。
ノイズの問題は普通の情報伝送でもCDの読み取りでも同んなじように発生しますし。
(むしろ、ノイズの混じる情報を如何に復元するかがほとんどの情報伝送の処理だし)

確率論(というよりは不確定性原理)の世界ではタイムパラドックスも解決できるそうで、面白いカモ。


ジュラシックパーク  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月14日23時35分

 大学の頃かなり期待して見に行きました。そのときの遺伝子工学の試験でPCR法なんかがでてタイムリーだったしね。でも生物学的には?な部分が多かった気も・・・
 たとえば足りないDNAを現存するカエルのDNAを用いて修復した、とあったはずですが、なぜカエル?劇中でも恒温動物で、かなり発達した脳を持つという設定なのに、なぜ両生類を使う。は虫類だっておかしい位な のに。まあ最後雌だけの恐竜が性転換をして生殖しているという結論に持って行きたかったからだろうけど、誰も指摘していないのかな?
 ロストワールドでは、たった10年も立たないうちにステゴザウルスとか種類が増えているし、ほとんどがT−REXとのアクションに終始していたので、Vは見に行きませんでした。
 映画の世界に現実を持ち込みすぎるのはいけないとは思うけど、せめてカエルのDNAは使って欲しくはなかったな。たとえば人間を発現させるのに、ネズミのDNA使ってもうまくいかないと思うし。


失われた黄金都市  投稿者:ハッター 投稿日: 2002年04月14日22時37分

−がすきです。映画版は予算があまりかけられていないのかあんまりでしたが。タイムライン読もうかどうかどうかと迷っていたのですが、、。量子テレポーテーションは理論上できそう(できる)なんですよね。


アンドロメダ病原体  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月14日21時52分

 ――は、私も好きです。
 丁度、エボラとかが流行しているときに読んで、先見の明に驚いた。

 しかし、恐竜好きとしては、ジュラシックパークは外せないでしょう。
 子供の頃の失いかけていた、恐竜魂を甦らせてくれた忘れられない一冊。
 映画の3は今ひとつでガックリでした。

 タイムマシンはやはり難しいみたいですね。
 今の時代に未来から誰もやってこないということは、タイムマシンは無理と言うこと?
 ここらへんはSFではどう扱っているのだろうか?


量子結合  投稿者:RYU_TI_SYU 投稿日: 2002年04月14日21時17分

なんでも、「量子結合」を使うと、いわゆる「即時通信」が可能らしいな
これで、一種のタイムマシンが出来るそうじゃ、
#ただし、物は過去へは送れない
ただ、膨大なノイズに阻まれて、どれが、ターゲットの量子なのか解らんらしい

 マイクル・クライトンは、「スフィア」、「アンドロメダ病原体」が面白いと思ったぞ
「失われた黄金都市」も、お勧めじゃ


変態は大変  投稿者:wadja 投稿日: 2002年04月14日18時43分

昆虫の変態ほど大掛かりではありませんが、たとえば人間の二次性徴なども、一種の変態とは捕らえられないのでしょうか?

#ほら、みんな使うじゃないですか、少女が大人の女性になる時に「蛹が蝶になった」って。

人間の場合は、変態の前と後で共通する機能があまりに多く残っているけれど、昆虫はそれを極端にする戦略を取っている...。地球上に存在する遺伝子の質量総合計で勝敗を決めるなら、昆虫の勝ちか。


タイムマシンって  投稿者:ヘルメス☆ 投稿日: 2002年04月14日11時56分

なんだか量子力学の理屈(の一つ)の解釈を利用すれば可能だとか。
マイケル・クライトンの「タイムライン」を読んだけど、あれはちとご都合主義的な部分が・・・
でも、ホーキング博士も可能性を認め始めたそうで、何時の日か可能になるのかなぁ。


昆虫  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月14日11時28分

一日こなかった間に面白そうなテーマが出てきていますね。ひろうすさんとほぼ同意見なのですが、ひとつだけ付け加え。
さなぎは、より生殖に適した成体に変化するための過程というよりも、栄養摂取の時期としての幼虫期の存在を可能にしたために進化的に有利である過程だと思います。不変態や不完全変態の昆虫の成虫および幼虫は、完全 変態の昆虫の幼虫ではなく成虫に比較的似た形態をしています。このことから、完全変態の昆虫の幼虫は、発生の途中の段階で一時的に卵の外に出たようなものだと考えても良いのではないでしょうか?発生が途中までしか 進んでいないのだとしたら、生殖可能な成体になろうとすると、もう一度卵に入りなおさなければならないと思います。私はその第二の卵がさなぎなのではないかと考えています。
この場合、未成熟な段階で生まれることのメリットは、他の方々もおっしゃっているように、栄養の大量摂取です。未成熟な段階で生まれることによって自然淘汰により利されるということは、完全変態の昆虫ほど大規模な ものは私は他には知りませんが、小規模なものは良く見られることなのではないかと思います。人間の知的な進化もそのような未成熟な段階での誕生が原因のひとつになっていると聞いたことがありますし。


昆虫から考えること  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月14日10時11分

 昆虫の変態について、大変勉強になります。
 自分のための(食べるための形態)から、生殖するためへの形態の変化。まあ突き詰めていえば幼虫も効率よく生殖の機会を獲得するための準備段階とも考えられるし。

 ますます宗教で考えられているところから、生物を観察していると、遠ざかって行くような気がします。人間においては、自分がいかに幸福に生きるかに全精力を傾けているような気がしますが、普通の生物は、自分のた めと、繁殖のためが半々からそれ以上であるものがほとんどだと思うので、自分がどう生きていくべきかのみを考えるのはやはりエゴを感じてしまうな。
 実は個人的には、神の存在を心のどかかで認めたいし、科学を勉強する身としては、その法が楽だし。でも創造論者の話を聞けばきくほど、疑問ばかり生じてしまいます。


検察官  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月14日 9時56分

考える葦さんへ
 >神は、人間に神のごとき愛と創造性を賦与したのにもかかわらず、人間自身がそれを実らせず、堕落して悪魔の虜になり、逆に憎悪と破壊を生み出してきたのです。
 >そんな不完全な人間を造った神の責任を追及する気持ちはよく分かりますが、人間自身が謙虚に反省することが多いと思うのです。

 私たちが神によって創造されたのではないのであれば、自分たちの意志でしてきた過ちについては、素直に反省せねばとも思うことができるでしょう。
 しかし、私たちの意志ではなく、神の意志によりこの世界が創造され、今のような世の中になっているのであれば、私たちが反省することになんの意味があるのでしょうか。たとえば神と人間の関係を、人間とロボットの 関係に置き換えた場合、ロボットの誤作動をロボットのせいにして、ロボットの反省を期待することに何か意味があるでしょうか。
 人間がものを作り出すとき、何か意味があってすべてのものを作り出してると思います。(偶然の産物で、意図せずできてしまったものもありますが、少なくとも人間は神にとって、偶然に意図せず創造されたようではな いので)しかし、この地球で人間やその他生物が存在する意味が理解できません。生物がいなくとも、この宇宙全体は存在できるわけだし、神自体も頭を悩ませることがなかったのではないでしょうか。神にとって私たちを 創造する意味というのはなんなのでしょうか。意味なくお戯れで創造したものなのでしょうか。
 とにかく人間の世界だってPL法があるのだから、是非神の世界でも適用していただきたいと思います。 


神の弁護  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月14日 0時53分

GOAさんへ 
 神の立場に立てば、自身が決めたルールの制約を受けると考えることができるということです。神の立場に立たなかったら、当然そのような不満が生じると思います。
 イエスは神と人間の関係を「迷える子羊」の喩え話の中で父子と言っています。これが天地創造の基本的ルールでしょう。親は、子供に無条件の愛情(母性的慈愛)を注ぎますが、社会的分別を教える情(父性的厳愛)も 注ぎます。
 旧約の神は、裁きの神、厳しい神で登場します。新約の神は、イエスにより愛の神、赦しの神で登場します。
 アラブとユダヤの争いは、旧約のアブラハムの異母兄弟げんかに起因しています。ビンラディンは、その時追放された母子のなげきを切々と訴えています。積年の恨みが今に続いているのです。ともに旧約の神を信仰して いるので実に熾烈な裁き合い殺し合いです。
 新約の旧教新教も愛と赦しのはずですが争い合ってきました。
 神は、人間に神のごとき愛と創造性を賦与したのにもかかわらず、人間自身がそれを実らせず、堕落して悪魔の虜になり、逆に憎悪と破壊を生み出してきたのです。
 そんな不完全な人間を造った神の責任を追及する気持ちはよく分かりますが、人間自身が謙虚に反省することが多いと思うのです。
 宗教も科学も、無知克服・幸福追求の手段であって目的ではありません。よき道具です。神のことは容易に証拠を出せないものです。人生をかけて総合的に心の機能も知だけでなく情や意も動員しなくてはなりません。左 脳だけでなく右脳も活用しなくてはなりません。
 宗教も科学的なのは、神を仮定して人生を送り、そのようなトータルな過程で検証されるというところでしょうか。また、旧約新約の次元を高めて(もっと東洋的なものを取り入れた?)新しい神観を基にして、現在の争 いが解消されたとき納得する人が増えるかもしれません。


昆虫の変態ーsssssssssssssss  投稿者:wadja 投稿日: 2002年04月14日 0時10分

たまたま本川達雄の「ゾウの時間ネズミの時間」を読み終えたところなのですが、同著の第十二章に昆虫の変態の合理性について述べている箇所があります。

昆虫は変態(羽化)を節目として、食性と運動法を切り替える。幼虫期は、あまり動かず、ひたすら食う。このときには胃袋が重くてもいい。羽化して成虫になると、飛び回ることが最優先になり、消化のいいものだけを食 べる。

飛ぶことは、サイズの小さな昆虫にとって、効率良く移動できる手段ではあるものの、飛ぶことには、絶対的に多くのエネルギーを必要とします。これを読むと、生存上有利なプロセスだと思えました。


横レス失礼します  投稿者:ひろうす 投稿日: 2002年04月13日21時46分

昆虫の変態についての話題が出ておりますけど
最も原始的な昆虫はシミのように無変態でまったく形態の変わらない成長様式で
それから不完全変態(セミ、トンボ、カマキリなど)→完全変態(サナギがある)の進化です
また、不完全変態のカゲロウなどには成虫になる前に亜成虫という前段階に
なるものがいますのでこの「亜成虫」の段階がもっと形態変化を
しやすいものへ変化中心にと進化すればサナギという状態も考えられるのではないかと思います
また、不完全変態の昆虫では幼虫が成虫にある程度似ていることから
より進化した完全変態の昆虫のあのイモムシ状の幼虫時代は不完全や進化前の段階ではなく
より栄養を短期間に大量摂取できる形態に進化した結果だと思えます
というのもイモムシ状の幼虫は体の大部分が伸縮する柔らかい皮膚で出来ており
短期間に急成長が可能になっております。カブトムシなどは二回の脱皮で
1000倍ほどの体重になることが可能ですが
不完全変態の昆虫ではここまで急成長は出来ずもっと多くの脱皮をしないと
成長できません。
また、完全変態の昆虫の中でもツチハンミョウは過変態と呼ばれる変態で
卵→脚の長い幼虫→イモムシ状の幼虫→サナギ→成虫と変態しますが
これもPDXさんの言われるように幼虫=不完全ではなく
それぞれの生活史がそれぞれに最も適応したためにそういう形態になったと
考えると良いのではないでしょうか


ドラえもん  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月13日21時03分

 ドラえもんはいわば秘密道具自動検索機だから、タイムマシンとか、どこでもドアとかの方が先に発明されるのだろうな。
 また昔話だが、大学の時「タイムマシンの作り方」というテーマで30枚くらいレポートを書いたことがある。一生懸命ブルーバックスを読みあさって、相対論を勉強し、バック・トゥ・ザ・フューチャーを徹夜で見たな あ。ドラえもんのひみつ道具辞典とかも題材にしたけど、タイムふろしきはタキオンが織り込んであるらしい。小学生が読んでわかるのかな?
 結局人間レベルの大きさでタイムマシンの実現は夢また夢の話らしい。もっとミクロの世界では可能性もありそうらしいけど。
 そのとき「時間」という概念も一生懸命勉強しました。『時とは問われなければ簡単なことであるが、問われた瞬間に最も難しい問いである』という言葉に共感して終わってしまったが。

 鉄腕アトムは設定では来年完成するらしい。やはり原子力で動くのだろうか?

 ちなみにドラえもんの道具の中では真剣にどこでもドアが欲しい。関係のない話を永遠と書いて申し訳ございません。


ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、 e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。


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