例の(笑)「創造学校」の掲示板を覗いていたら、NATROMさんの書き込みとURLがあったので こちらに御邪魔させていただきました。 ううむ、ためになるサイトですね。(^-^) 何と言っても、掲示板と違って流れないのが助かります。 今後とも発展を期待しております。日本の疑似科学批判はこれからですよね。 ところで、神学とかキリスト者の立場からの創造論批判ってないんでしょうかね。 どうも創造論者は『神か進化論か』の二者択一を迫っているようですが、あれって 信仰の上ではどうなのかなあ。
「八匹の子豚」からです。 10月23日とした理由ですが、日付を決定するのはいろいろな理由で困難である ことを挙げた後、、、 P256 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ユダヤの年代記は、月齢に基づく太陰暦を基盤としている。そこため、標準的な太 陽暦との対照がとても難しい。そこでアッシャーは、目安となる確実な基盤はない ことを認識したうえで、秋分の日の後の最初の日曜日を天地創造の日と決定した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− そして、10月23日と秋分の日から一ヶ月以上も遅くしたのは、「アッシャーは旧 太陽暦であるユリウス歴をまだ使っていたということで氷解する。」とのことです。 ここらあたりの計算はどうもよく分かりません。 次になぜ正午かですが、、、 P257 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− では、最後の問題点。天地創造の時刻は、なぜ正午なのだろう。「創世記」の冒頭 にはこう書かれている。 はじめに、神が天地を創造した。地は形がなく、空疎だった。闇が海の表面にあり、 神の霊風が水の表面を吹いていた。神が、「光あれ」と言うと・・・ 光と暗黒が交互に繰り返されなくては、一日は成立しない。だからアッシャーは、 光の創造から年代記を開始させ、理由を述べることなく、その時刻を正午としたので ある。彼は、「第一日目ノ中間点デ、光ガ創造サレタ」と書いている。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
JA50さん、GОAさん、アッシャー司教の件、情報ありがとうございます。「聖書を字句 どおり解釈すると6000年」→「それに合う証拠をとにかく集める」という順番で間違い ないようですね。 Kさん、確かに、平らなのに地"球"というのは変ですね。平面大地協会に変更しました。 Flat Earth Societyってアーティストもいるんですねえ。これはやっぱりギャグでつけ たのでしょうか。うーむ。
JA50さん、ご指摘ありがとうございます。 グールド自身が検証を行った上で唱えているのでしたら、間違いありません。 面白そうですので、機会がありましたら「八匹の子豚」を読んでみたいと思います。
JA50さん、GOAさん、ありがとうございます。 自分としてですが、「聖書を素直に解釈して”6000年という数字を 出している(らしい)」と結論しました。 先にGOAさんに紹介して頂いた”聖書クロノロジーをどう考えていたのか” の”ヘブライ語版:正典”が最も近いのですが、それによると、大洪水から バベルの塔の建設中止をへてアブラハムの召命までが450年。 クリスチャンではない私には、バベルの塔は、大きな出来事かと思って いたのですが、そうでも無いようです。 勝手な質問や意見を書いているだけで、あまり皆様のお役に立てない 話でしたが、今後は、お役に立てるように勉強してまた出現します。
私がご紹介したところは本来は、グールドらしく非常に綿密に書かれています。 ひとえに私の引用が下手に原因があります。 10月26日説については、アッシャーの本の明らかな引用間違いだとグールドは書いています。 tail.originに行ってきました。 英語は苦手なんですが、とっくの昔に反駁されているんだというのがよく分かりました。
昔ウェブページを立ち上げる時、タイトルを「大地平面協会日本支部」 にしようかと本気で考えたことがあります。しかし調べていくと シャーロキアンのようにジョークでやっているのではないらしいというのと、 面白い屁理屈(陰謀論では芸がない)が浮かばなかったのでやめにしました。
その節はいろいろ教えていただきありがとうございました。 Yahoo!掲示板を見ていたら偶然お名前を見つけましたので お邪魔いたしました。 「進化論」や「創造説」について分からないことなどが 出てきましたらまた教えて下さい。(^○^)
来年はいよいよ21世紀。現代物理学における基礎理論の再検討及び議論を主眼に、"Alternative Physics 2000" (AP2000) 研究会(相対性理論、ビッグバン模型、量子力学などに対する反論、疑問、更には代替理論等)開催の御案内をしています。皆様方からの開催時期及び場所等に関するアンケート結果をもとに、研究会を関西地域にて今年2000年11月3ー5日の期間に開催する事に決定致しました。 多くの物理学専門家、アマチュア研究家、そして一般の方々の参加をお待ちしています。参加申し込みは研究会開催日前日まで受け付けています。 詳細につきましては、 http://pearl.scphys.kyoto-u.ac.jp/~maxmisu/ap2000.html を御参考下さい。http://home7.highway.ne.jp/max-1998/
昼食を摂っている間にJA50さんが書き込みをされたようですね。 しかし不思議なのは、私が調べた中には「紀元前4004年10月26日午前9時」のほかには 「紀元前4004年10月23日午後4時」で、JA50さんが引用された「紀元前4004年10月23日正午」 も入れると、少なくとも3説あるということになりそうです。 6千年前の出来事を日時まで限定している主張の割にはいいかげんなような気がします。 しかも、グールドの本によると「大主教」ということで、肩書きは4種類。 いったいアッシャー氏はどんな人で、天地創造を本当は何年何月何日といったのか、 本当のところが気になります。
一般的にアッシャー司教が「紀元前4004年10月26日午前9時」に天地創造が始まったという 説を根拠にしているようです。(日時については引用者によって違います) ちなみにHPによっては彼を「大司教」「主教(カトリックの坊さんだからこれはないと 思うのですが)」などとしているようです。 暦の基礎知識を参照してください。 さて、アッシャー司教がどのように算出したかはわかりませんが、http://www1.odn.ne.jp/~cam21960/h.htm によりますと、聖書の記述によって計算したようです。
天地創造の日についてグールドが書いているものがありますので紹介します。 「八匹の子豚」(上、早川書房)の「12章 アッシャー家の崩壊」です。 それによるとジェームズ・アッシャー(アーマー大主教、アングロ・アイリッシュ教 会のプリマーテ)が1650年、「世界の起源から推測される旧約聖書の年代記」と いうので、世界は紀元前4004年10月23日の正午に創造された書いたのだそう です。 どういう算定をするかでその日付は変わりますが(理由は後述)、「天地創造に関し ては、ユダヤ歴の日付が最小で紀元前3761年、最大は七十人訳聖書の紀元前55 00年強だった。そして大半の学者は、アッシャーの紀元前4004年にきわめて近 い数値に落ち着いていた」そうです。 細かな違いが出る理由は、どの聖書を使うか(「七十人訳聖書と西方教会推奨の標準 的なヘブライ原典とでは重要な出来事の日付に相違がある」)でも異なることや、「 エズラとネヘミヤの時代からイエスの生誕までの400年以上にわたる第3の時期に 関しては、まったく聖書が使えない。いかなる情報も与えられていないからである」、 そのため各年代記学者が他の文化の年代が分かっている出来事にどう結びつけるかな どによるそうです。 なお、「天地創造からソロモン王の統治までの初期については、単純な合計が可能で ある。男系の系図が、長男誕生時の父親の年齢付きで、途切れることなく提供されて いるからだ」とのことです。これ以後についてはいろいろ細かな違いが出てくるとい うことでしょう。
ノースダウンです GOAさん、ページの紹介有り難うございました。 私の質問の意図ですが、 1)創造論のHPには”地球が6000年前に作られた”と主張するページが目立つ 2)6000年説は、@聖書を素直に読むと6000年という数字が出てくるのか Aそれとも科学的な考察をすると6000年程度の数字が出てくる(こじつけかどうか は別にして)ので、その数字にあわせて、聖書を解釈したのか というあたりを知りたかったのですが、あまり詳しい情報はなさそうですね。 個人的には、地球誕生〜イエスの誕生迄は4000年では短すぎる。特に大洪水は 紀元前2000年の出来事だとすると、大洪水〜イエスの誕生の出来事が起きるには、 2000年ではとても無理、と思っています。 Yahooのトピを読んでいないので、一度読んでみて、またお邪魔します。
>「ミレニアム」なるHP 不動明王さん、情報ありがとうございました。今度じっくり見ることにします。ネタ 拾いになるんです、こういうとこ。 >宇宙塵 K(EzoWolf)さん紹介のtalk.originsでは、「宇宙塵が積もる速度について、創造論者は 新しい高精度の数値ではなく、すでに問題が知られている古いデータを使用した」とありま した。まあそんなところでしょう。コメットについては私も存じませんが、talk.originsに 情報はあると思います。 地球磁場や大気中のヘリウム量などによる地球の年代測定の問題点についてもwebページに 加えたいと思っていますが、なにぶん専門外なのでいつになることやら。talk.originsの直 訳を載せるのも芸がないですしね。(それ以前に著作権に触れるな) >「生活のなかの理性と非合理」というサイトの掲示板 私もずいぶん前からROMしてました。管理者さんがトンデモ投稿者をバッサリ切り捨てる、 その鋭い切れ味にほれぼれしますね。しかし、切られても切られても次々新手が登場します ねえ。
>ダイソン球も安定性では似たようなものという気がするし、第一 >剛体でない中空の球が安定に浮かぶのは不可能という気がするが。 そうですよねぇ、、、 ただ、創造論者には神は物理法則に支配されないという奥の手がありますから、、、(^^)
早速の回答、ありがとうございました。英語は苦手ですけど、NATROMさんやK(EzoWolf)さん にまかせっきりにせず、自分で読んでみることにします。 それにしても、私はK(EzoWolf)さんに頭が上がりませんなあ(^^)。光速度の件ではお世話に なりました。
地球ができてから地球磁場がずっと単調減少しているという前提は 間違いです。地球磁場は過去に何度も増減と逆転を繰り返してます。 過去の地球磁場の求め方ですが、マグマが冷えて固まるときその時の 磁場を記憶するのでK-Ar 法で年代を測定して求めます。 なぜ地球に磁場があって逆転したりするのかについては色々説はあるが まだよく判らないようです。 ヘリウムは軽いからどんどん宇宙へ脱出していくということだったと思う。 コメットと宇宙塵についてはよくわかりません。 英語ですが、以下のサイトに上記の問題も含めて創造論の論点と その反論が殆ど網羅されてます。さすが本場という感じです。 <A HREF="http://www.talkorigins.org/" >The Talk.Origins Archive
「生活のなかの理性と非合理」というサイトの掲示板でも、創造論支持の書き込みがあります。 しかし、質は高くありません。私も書き込みをしていますが、正直疲れます。(笑) 「定常宇宙論」だってまともな科学雑誌に取り上げられていることを知っていれば、 「創造論」がどれほど問題の多い理論かわかりそうな気がするのですが...。http://www1.neocity.to/treebbs/tree.cgi?user=046/fushigi&page=1
はじめまして NATROMさん 私は不動明王というものです。Yahoo!掲示板では「FudoMyoho」なるハンドルを 用いています。趣味は科学および宗教全般です。 私は以前から科学や創造論に関するHPを興したく考えていました。それがYahoo!の掲示板におけるNATROMさんの 活躍を読み、私ごときに出る幕は無いと思い知った次第です。勉強のつもりでこのHPに来ました。 Yahoo!の掲示板における綿密かつ誠実なNATROMさんの発言には敬服していました。ここの掲示板にも期待しています。 掲示板先頭に掲げてある「進化論を否定するための主張も別に書き込みを禁止していません」は実に良いですね。 双方の意見を公平に扱う態度こそ科学的と呼ぶべきと思います。 某HPの掲示板には 「このHPは、創造論を学ぼうとする方々のページです。その主旨に賛同できる方のみ、 この掲示板へ書き込み可能とさせていただきます。」 と掲げてありました。ここまで自らの狭量さを明らかにできる厚顔さには呆れるばかりです。 余談ですがNATROMさんは「ミレニアム」なるHPはご存知でしょうか。URLを下に載せます。 「ミレニアム」は再建主義なるキリスト教の一派を紹介しています。このHPの「質疑応答・エッセイ集」の コーナーに進化論の批判が載っています。進化論批判の内容は大昔に論破されたものばかりで、 たぶんNATROMさんの役に立つ情報は期待できません。ですが作者の進化論に対する敵意には結構面白い ものがあります。お暇なときにでもチェックしてみてください。 以上http://www.path.ne.jp/~millnm/home.html
ノースダウンさん、はじめましてGОAと申します。 出エジプトの年代については下のリンクが参考になると思います。 バベルの塔の建設年代はノアの洪水から数百年後だと、あるHPで見かけたのですが、アドレスが 分かりません。 本当なら、創造論のHPを主宰している人が『年表』を作って理解を深める努力をするべきなの ですが、進化論のあら捜しで忙しいようです。(笑)http://www.asahi-net.or.jp/~eu6m-askr/Nostra/chron_1.html
すいません。途中で投稿してしまいました。 下の2)は 2)バベルの塔の建設中断時期の事です
ノースダウンです 場違いとは思いますが、創造論について理解を深めるための情報を探しています。 創造論で、 1)バベルの塔の建設開始時期 2) 〃 建設 3)モーゼがエジプトを出た時期 について、何年頃であったのか、具体的な年代が記されている資料は どこかにないでしょうか? 断片的情報でも構いません。勝手なお願いですが、よろしくお願いいたします。
ラリーニーブンが「リングワールド」を書いたとき、天文学に詳しい人から 力学的に不安定だと指摘を受けたそうです。彼はそれを受けて2作目では リングワールドには軌道を安定化する装置があるが、事故のため リングワールドが危機に陥るという話を書きました。やるもんだね。 ダイソン球も安定性では似たようなものという気がするし、第一 剛体でない中空の球が安定に浮かぶのは不可能という気がするが。 Yahoo! では EzoWolf を使ってました。
初めて投稿します。 創造論側の主張には、「地球の年齢は若い」ことを示す多くの証拠(?)が存在するそうです。 ヘリウム同位体の存在比や地球磁場の理論値、宇宙塵の少なさ、彗星の存在が、彼らの愛用 する証拠のようです。 現代の地球物理では、彼らの証拠をどのように解釈しているのでしょうか。少しそっち方面 のサイトを探してみたのですが、よく分かりませんでした。お手数ですが、ご存じの方は教 えて下さい。よろしくお願いします。 このようなHPは大変意義のあるものだと思います。NATROMさんは大変でしょうが、応援し ておりますので頑張って下さい(Yahoo!掲示板も読んでいます)。 光速減速の件については、例の掲示板にツッコミを入れた本人ですから、どのようなことに なるのかと人ごとながらハラハラしています(^^;)。
「この水は地球の磁場に捉えられて超低温超伝導の状態で連続な安定球面を形成していました。」 超低温超伝導ってのも面白いんですが、「安定球面」ってどういうことを言いたいだろう。 支えなしに地球上に浮かんでいられるという意味なんでしょうか? ダイソン球でしたか、SFで出てきますが、これって力学的に安定なんですか、物理に詳しい方 の解説が欲しいところです。 でも「安定」だといいながら「地球の気圧をプッシュし、大気圧を2気圧にしていた」って どういうこと? いや、ほんとに面白いです、、、(^^)
T8848さん> >地球を取り巻く水の殻 実際に、創造論再評価のHPでは水蒸気層ではなく液体の水の層があったとしていますね。 >「地球の上空に厚さ数キロ程の水の層が存在していたのではないかと考えられます。この >水は地球の磁場に捉えられて超低温超伝導の状態で連続な安定球面を形成していました」 最初にあの図を見たときにはカッコエ〜と思いました。超低温超伝導の状態で凍らない水と いうのもステキです。 GOAさん> >毎時5メートルを超える降水量 雨というより滝ですね。水の層が壊れて落ちてきたんでしょうね。創造論者の主張では先カンブ リアの地層から、サンダルの跡!の化石がみつかるそうなので、「最初から高い山地説」はダメ ですなあ。きっとサンダル履いて一生懸命逃げたんでしょう。 JA50さん> >脊椎動物の網膜はどうして裏表逆なんでしょう ドーキンスは先を見通すことのできない自然選択のためだと言っていましたね。進化の最初で は、表裏逆でも不利な点はなかったのでしょう。 ↓地球を覆う厚さ数キロ程の水の層のカッコエエ図を見たい方はこちらhttp://members.xoom.com/norih/earth2.htm
NATROMさんのHPにも書かれていますが、私も以前から不思議でした。 なんで裏表逆なんでしょう? 数ヶ月前、私は網膜裂孔になってしまいました。 処置が早かったもので剥離にまでは至らなかったのですが、網膜剥離も裏表逆であるために おこるのだと思うのです。 網膜が裏表逆であるため、強膜には水晶体の圧力でただ押しつけられているだけで、これが 老化してきて萎縮をおこしてくる、その時に網膜裂孔や剥離が起こるんだと眼科の先生に言 われました。 脊椎動物の網膜はどうして裏表逆なんでしょう、ほんと、不思議でなりません。 進化の最初は裏表逆であることに何か有利な点があったのだろうか? それとも、全くの偶然なんでしょうか? タコなどはちゃんとなっているそうですが、タコの網膜みたいになっておれば、網膜剥離など で失明することもないだろうし、そういう病的なものでなくとも、もっと鮮明に見えたり、 盲点などもなくてすむ。 創造の神は盲目なんだというのがよく分かる。
>NATROMさん 宇宙の年齢を数万年とか6000年とかしたいと、、、 でも、そうなると光速度を真空中の速度の何分の一まで遅くしないといけないのでしょう? 数%とかではとても及ばないと思うけど。 それと、何かものがあってその中の光速度が遅くなっているというのが宇宙で起こっている としたら、宇宙がものであふれかえっている、つまり宇宙はかなり重いことになりますよね。 その重力効果はどう折り合いをつけるのか、、、 また、宇宙が若いということは宇宙が小さいということでもある。 その小さい宇宙の中に無数の銀河が詰め込まれているということに、、、 それと宇宙の年齢は恒星の進化理論でも予言されているんでしょう? ハッブル定数で出てきた年齢と球状星団の恒星から出てきた年齢の不一致に今悩んでいるとか。 この方はどうするんだろう。 面白い!
NATROMさん> さっそくのご回答ありがとうございました。 創造論者の主張は説明不足で理解困難だったり、彼らの想像力が不足しているせいか、とんでもない ことを言い出したりするので困ります。(『ヨブ記』の火を吐くワニを恐竜だと主張したり) T8848さん> >対流圏の高さ一万メートルに対して洪水の深さが五千メートルですから、 本当に40日40夜(960時間)で5千メートルに達したのなら、毎時5メートルを超える 降水量なので、大方の人は逃げる間もなく溺れてしまいます。(笑) 「人間は恐竜を恐れて最初から高い山地に住んでいた」というのは聖書の記述に反するのでしょうか? もっとも、「科学的創造論」では山脈の形成は洪水後としていますので、「全世界モルジブ状態」 だったとも考えられます。(笑)
地球上空が厚い水蒸気層で覆われていたという考えは、聖書の記述を「科学的に」 説明しようとしているのだと思います。 創世記1.6−8を引用します。 「神は言われた『水の中に大空あれ。水と水を分けよ。』 神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。 神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。」 古代ユダヤの観念では天の上にも水があったということです(下の水は海となる)。 洪水の方では次のように書かれています。 洪水の始まり(創世記7.11) 「ノアの生涯の第六百年、第二の月の十七日、この日、大いなる深遠の源が ことごとく裂け、天の窓が開かれた。」 洪水の終わり(同8.2) 「また、深遠の源と天の窓が閉じられたので、天からの雨は降りやみ、」 全地を覆う洪水の由来を説明するには外から持ってくるしかありませんし、アダムが 九百歳、ノアが六百歳などという年齢だったのを気候や紫外線量のせいにしたりする、 そういう点では都合の良い説ですね。水蒸気の温室効果や紫外線遮断効果は確かに大きい ですから。 上空にある水でしたら雲がありますが、全地を覆う水となると現在の海洋よりも多量の水が 必要になります。対流圏の高さ一万メートルに対して洪水の深さが五千メートルですから、 雲であったわけはなく、地球を取り巻く水の殻といったところでしょうか。 当時の地球は鈴みたいだったんですね。(笑) ところで降った水はどこへいったんだろう?
JA50さん> JA50さんようこそ。「神はいるか」のトピックのご活躍はいつも拝見しています。 >件の創造論者は光速減速ということで何を言いたいのでしょうか? おそらく宇宙の年齢の推定が間違っていると言いたいのではないでしょうか。 創造論者にとって、宇宙の年齢が100億年以上というのは受け入れがたいので、 その根拠となる赤方偏移を崩したいのでしょう。どのような説明をするのか 私も興味があります(もちろん学術的な興味ではなしに)。普通に考えると、 波長=波の速さ×周期ですので、光速減速では逆に波長は短く(つまり青方偏 移)なりそうですが。 GOAさん> >本当に水蒸気層は地球の温暖化に役立っていたのでしょうか? 水蒸気が温室効果をもたらすのは確かです。熱エネルギーの収支については、 高い温度で平衡状態に達していたと考えれば説明はつきます。まあ、過去に 水蒸気層による温室効果があったというのはありえるかもしれません。(あ りえるとあるは違うものですが) ただ、彼らが証拠として挙げているものはたいていは不十分です。例えば、 地球が急速に寒冷化した証拠として、「氷付けのマンモス」はよく挙げら れます。「温暖な地域にすむマンモスが腐る間もなく氷づけになった」と いうわけです。しかし、寒冷化した地方に住む動物の化石も同時に出土し ていますし、マンモス自身も厚い毛皮に覆われていました。腐っていない というのもウソで、もっとも保存状態のいい死体でも、腐敗は始まってい たそうです。 ご指摘のように、ノアの洪水を説明するために都合がいいから採用された に過ぎず、証拠に基づいてのものではないと私は考えます。詳しいことは、 創造論者の方が説明してくれればいいのですが。確かに、肝心なことは質 問に答えてくれませんね。
創造論者の主張で疑問に感じる点がありますので、質問させていただきます。困ったことに創造 論を主張される方の多くは質問に答えてくれないのです。(笑) 創造論では天地創造のときに上空に水蒸気の層が作られ、それが紫外線や宇宙船を遮断し、 温室効果をもたらしたと説明していますが、 「水蒸気層が安定して存在するには熱エネルギーの収支が+-0でなければならず、温室効果を もたらさないのではないのか?」 という疑問が湧いてきます。 創造論の説明では過去の地球大気は水蒸気層とは別に水蒸気量が多いとしています。温室効果の 説明ならこれだけで十分で、水蒸気層が温室効果をもたらすというのは、ノアの洪水を説明する ときに「水蒸気層が消滅したことで地球は寒冷化した」という結論を導くために付け足されたものだという印象を抱いてしまいます。 本当に水蒸気層は地球の温暖化に役立っていたのでしょうか? 創造論の主張する水蒸気層というものがどんなものであったかはなはだ不明瞭で、答えづらいかも しれませんが、よろしくお願いいたします。
Veteranさんのtripod掲示板よりたどってきました。 さっそくですみませんが、教えて下さい。 件の創造論者は光速減速ということで何を言いたいのでしょうか? 宇宙の年齢、それとも大きさ? 自己紹介をしておきます。 私は開業医で、診療の合間にインターネットで遊んでいます。 外科系です。
GОAさん、ようこそ。 >性懲りもなく光速減速 減速された光が再び真空中に戻ったときに「再加速」されるかどうか気にしているよう ですね。「この実験で明らかにはされていない」から遅いままである可能性もあるとお 考えのようです。波の性質について高校物理の教科書を読めば、このような誤解は回避 できるのですが。近々解説をアップする予定だそうなので、楽しみにしています。 >少なくとも日本では「トンデモ」以外の何物でもないようです サンゴ礁や光速減速は日本由来でしょう。見ていると楽しいからいいか。本場アメリカ の創造論も玉石混交ですね。洪水地質学は歴史はあるようですが、スカです。ポロニウ ムのハローのように、ましなものもあるにはあるようですが。 盲信と無知が手をとりあえば最強ですね。身内で確信を強め合うだけならいいのですが、 ネット上に公開しているので、進化論に対する誤解を振りまいています。やれやれです。
Yahooの掲示板から流れてきました。あちらではgoaartと名乗っていますが、擬似科学批判のHPや ○○なHPではGОAのHNで書きこんでいますので、こちらの名前にしました。 さて、例の創造論のHPで 「低温の気体分子の雲の中を通過する光は減速するということであり、宇宙が完全な真空ではない以上、 地球に到達する光は光源との間で減速された可能性があるということです。」 として、宇宙の年齢について異議を唱えています。 地球で発光した光と宇宙からやってきた光の速度が同じであるという事実について、どのように 考えているのでしょうか? 「低温の気体分子の雲の中」というのも、実験が行われた環境の特別さを考えると「大うそ」といえるでしょう。 「古生代の樹木には年輪がない」ことから中生代や新生代の樹木に年輪があるのを無視して、 「ノアの洪水以前、地球は温暖だった」(月岡元講師)というような欺瞞を創造論者は平然と行いますが、 そうした精神は盲信の故なのでしょうか?とても理解できません。 私はカンザス州での創造論教育のニュースを聞いたとき、もう少しまともな主張を行っていると 思っていたのですが、少なくとも日本では「トンデモ」以外の何物でもないようです。
_unknown_さん> PUZZLE BBS作成、ごくろうさまです。歴史はやはりおもしろいですね。2/21の 夕刊に、埼玉県で50万年前の遺跡(柱を立てた跡だけど)が発見されたという 記事が載っていました。50万年前といえばホモ・サピエンスがいなかったころ です。多分、柱の跡は世界最古でしょう。本物だとしたら。わくわくしますよ ね、こういうの。 EzoWlfさん> 見に来てくれてありがとうございます。ダーウィンの臨終での転向の話につい て情報ありがとうございます。海外には進化/創造を扱ったよいページがたくさ んありますね。よいとは言えないページもたくさんありますけど。 T8848さん> 疑似科学批判のついでに科学的創造論に触れているところはちょこちょこあり ますが、創造論だけに絞った批判はあまりないようですね。私が見つけたなか では、後藤寿庵さんのwebサイトが一番素晴らしいです。Yahoo!の30件目から リンクでいけます。 「ダーウィンのブラックボックス」は私も読みました。意図的創造が科学的 仮説になりうるか、考えさせられました。創造論者が勧めていることもありま すが、ベーエは進化自体は否定していないので的外れですね。
こんなページ作ってらしたんですね。 こういうのは見たことないのですが、他にはないのでしょうか。 創造科学批判から科学の方法の啓蒙へ繋がると良いですね。 ところで去年こんな本を読みました。創造科学論者もせめてこのくらいは言って欲しいものです。 マイケル・J・ベーエ「ダーウィンのブラックボックス」青土社、1998 #ちなみに私はちゃんと訳者後書きを読んでから入手しました (^^ゞ
なかなかの労作ですね。こういうページは必要だなと前から思っていたの ですが、私の方は作りかけで中断してます。 ダーウィンの臨終での転向の話ですが、以下に反論があります。 臨終に立会った娘のヘンリエッタの証言部分を翻訳すると、 「ホープ婦人は最後の病気の時も他の病気のときも来たことはない。 私は父が彼女に会ったことはないと確信している。」 とのことです。 Darwin renounces evolution
いいペースで更新してますねえ。読めば読むほど面白いです。 Yahoo!の方もウォッチングしてます。(書き込みはできないけど) 見ていて思ったことを書いておきます。 ・知識の使い方について 創造論者の方も、まったく知識がないわけではなくて、むしろある面においてはすごく 知識が豊富なんだよね。ただ、その使い方がフェアじゃなかったりするんだなあと思いました。 自分の信念が先にたってしまって、それがバイアスをかけているんだろうなあ。 ・歴史の研究の難しさについて 奈良に住んでる関係上、発掘現場を見る機会は多いのですが、歴史の研究ってムズカシイなあと いつも思います。というのは、新事実を発見するたびにそれまで定説とされていたことも、 覆されてしまう可能性があるから。限られたデータで真実を推測し、それと食い違う新事実の発見 で考え方の変更を迫られるというのは、物理や化学だってありますが、歴史はその機会も多い だろうと思います。 自分の仮説にそぐうような発見を待ち続けるのも、ロマンといえばロマンかもしれないけどね。 ・なぜ、生物は自分の子孫を残そうとするんだろう 「進化」というのは、生物が自分の子孫を残していく過程でひょこっと生じるわけですよね。 それではそもそも、なんで生物は自分の子孫を残そうとするんでしょうかね。http://www1.kcn.ne.jp/~h-kawai/index.html
ノースダウンさん、ようこそ。 >進化論のメカニズムは何種類? たくさんありますね。まず、ダーウィンの自然選択説、それにメンデル遺伝学を加味した 総合説(ネオダーウィニズム)、進化の進むスピードは一定でないとする断続平衡説、進 化には生存に有利でも不利でもない「中立」な変異があるとする中立説などです。これら の説はだいたい受け入れられています。ダーウィニズム否定の説としては、ラマルク説( 獲得形質遺伝、用不用説)、定向進化説、今西進化論、構造主義進化論、ウイルス進化論など があります。別にこの中の一つだけが正しいというわけではなく、複数の説が両立できます。 論争はダーウィニズムVS非ダーウィニズムというよりは、ダーウィニズムの枠内でどのように進 化が起こったかについて行われることが多いようです。断続平衡説なんかはそうですね。「進 化のスピードは一定だったのだ」VS「種分化のときは進化は速く進み、そうでないときは ほとんど進化しない」という論争はありましたが、どちらもダーウィニズムは否定していません。 今西進化論は特に日本では人気がありますが、海外ではあまり評価されていないようです。私も 信じていません。今西進化論はダーウィニズムに対してありきたりな批判を行い、「種は変わる べきときがくれば変わる」と根拠もなしに述べただけのように見えます。今西錦司先生は、類人 猿や棲み分けの研究に多大な業績を残されてはいるのですが。 まとめると、「大方の科学者はダーウィニズムを認めており、論争もその枠内で行われている。 しかし、少数ではあるが、ダーウィニズムを否定する進化のメカニズムを信じている科学者もい る。」といったところでしょうか。
ノースダウンです 「10を作ろうから」流れてきました。 いきなりですが、「進化のメカニズム」は、何種類ぐらい説があるのでしょうか? ダーウィンの自然淘汰説は、私も知っているぐらい有名ですが、論争が有ると言うことは 他のメカニズムを唱える人がいるということですよね。 20年ぐらい前、今西進化論を知り(現代国語の授業ですが)ダーウィンの進化論以外の 進化論の存在を知ったのですが、現実はどれくらい説が唱えられているのでしょうか? なにかとりとめのない投稿になって、すいません。
_unknown_さん、書き込みありがとうございました。誰も書き込んでくれなかったら どうしようかと思ってたよ。 >ディープなページを立上げましたね 今後、もっとディープになっていく予定アリ。
あら。適切な改行を入れてませんでした。ごめんなさい。
やあ、こんちは。ディープなページを立上げましたね。 Yahoo!の掲示板の方はまだ見ていないんですが、キリスト教とちょっと縁遠い日本でも進化論についてギロンが行われているということを知って、新鮮な驚きを感じています。 「このページの目的は創造論を論破することではなく、科学と擬似科学を見分ける手段を身につけることです」 というのは、進化論に限らず大事なことですよね。なかなか大変なことは多いと思いますが、真正面から取り組まれるようなので、応援したいと思います。頑張って下さい。http://www1.kcn.ne.jp/~h-kawai/index.html
Yahho!の掲示板では字数制限があり、なかなか真意を伝えるのが難しいものです。 そんなわけで自前のホームページを掲示板を作りました。 なにぶんホームページを作るというのは初めてですので、いろいろ不備があるか と思います。誤字から内容の誤りまで、ご批判よろしくお願いします。 質問も歓迎します。どんな質問にも答えたいと思います。ただし、「わかりませ ん」「知りません」「ここでは微妙なニュアンスが伝わらないので、XXの本を読 んで欲しい」「質問の意味が良く分かりません」というのも答えであると認めて いただければ幸いです。もちろん参加者が私の代わりに答えてくれればたいへん 助かります。 XXは良く分からなかったとか、XXは言い過ぎではないかとか、単なる感想でもか まいません。フィードバックによってよりよいページになれば幸いです。
ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。