進化論と創造論についての掲示板ログ78

2001年08月26日〜2001年09月02日
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突然変異は一斉には起こりません 投 稿者:NATROM  投稿日: 9月 2日(日)09時01分43秒

>個体数にもよりま しょうが、北欧に10万人黒人が集団移住します。
>n年後、突然変異で色の白い黒人 が発生します。
>そして、白い方が生存に有利とします。
>しかし、いくら有利で も、突然変異は多数の個体には発生せず、
>せいぜい数体で、結局、この変異した遺伝 子?は絶えて、黒人集団は黒いままということも考えられます。
>どうも、突然変異が 種全体にどうやって起きるのか、広がるのかよく分かりません。

mさんが誤解して そうなところは、「突然変異で色の白い黒人が発生します」というところですね。一世代で色 が白くなるわけではありません。段階を経て少しずつ白くなっていくと考えてください。

「有利な突然変異は多数の個体には発生しない」というのは正しい考えです。多数の 個体どころか「数体」も必要ありません。一人に起こった突然変異が集団中に広がるというこ ともありえます。ある個体Aにほんのちょっとだけ肌の色が薄くなる突然変異が起こったとし ます。個体Aは他の個体と比べてほんのちょっとだけ生存に有利であり、ほんのちょっとだけ 多く子どもを残せるとしましょう。数世代後には、個体Aの孫やひ孫の数個体のみ、肌の色が 薄いでしょう。さらに世代を下ると肌の色の薄い個体は10人程度には増えています。それが 次第に100人になり、1000人になり、10000人になり、十分な時間が経てば集団全体の肌の色 が薄くなります。ポイントは、突然変異自体は個体群全体に起こるのではなく、 広がることです。より詳しく知りたいのであれば、集団遺伝学について検索してみて ください。

#有利な突然変異でも数が少ないうちは遺伝的浮動によって集団中から 消えてしまうこともありますが、mさんの言いたいことはそういうことではなさそうです。


突然変異は一斉に起きるのか 投稿 者:  投稿日: 9月 2日(日)03時15分48秒

肌の色 につき、再度、質問です。
個体数にもよりましょうが、北欧に10万人黒人が集団移住 します。
n年後、突然変異で色の白い黒人が発生します。
そして、白い方が生存に 有利とします。
しかし、いくら有利でも、突然変異は多数の個体には発生せず、
せ いぜい数体で、結局、この変異した遺伝子?は絶えて、黒人集団は黒いままということも考え られます。

生物の発生以後、このようなことは、幾度も様々な種で繰り返されたの では無いでしょうか。

どうも、突然変異が種全体にどうやって起きるのか、広がる のかよく分かりません。

いつも初歩的な質問で恐縮です。HPのファクトブックに いろいろ書いてあるのですか。
まだ、読んで居ませんでした。
ヒマをみつけて読ん で見ましょう。


始めるつもりがあるなら 投稿者: wadja  投稿日: 9月 2日(日)01時35分56秒

このHPのオーナーが挙げている、参考図書から読んでみてはいかでしょう。少なくとも「植 物はある日突然這えて来た」なんて説明は無いはず。それでも疑問に思うことがあるなら、具 体的に質問すれば、答えられる人達がこのHPには居ます。

#しかし生徒の質問に 対して、そんないいかげんな回答をする教師って居るんですか?日本の
#教育問題は、思 ったより深刻かもしれない。


では、各論の検証をしていただこうか  投稿者:RYU_TI_SYU  投稿日: 9月 1日(土)22時40分22秒

>「太陽が熱い」っ て事と「進化論の証拠」は同等なんですか?
これも個人的な意見なんですけど、説得力 ない気がする。侮辱してるわけじゃないよ。

では具体的に進化論の証拠の説得力の なさを論証していただけんじゃろうか

貴殿の言い方は、
他人の車に対して、
「ブレーキが利かない」
「エンジンに馬力がない」などの具体的な指摘をせずに

「あんたの車はだめだ」
といってるだけのように、聞こえるんじゃがな


それは先生が悪い 投稿者:GOA  投稿日: 9月 1日(土)20時03分29秒

>小学校の時「植物はどう やってできたんですか?」って聞いたら「ある日突然生えたんですよ」って言われたんだよね。

これで納得する児童がいればその方が問題でしょう。小学生向きの図鑑でもちゃん と植物の進化について書かれたものがあるので、それを用いて(問われた方は)説明すべきだ ったと思います。


今まで触れてきた進化論とは? 投稿 者:JA50  投稿日: 9月 1日(土)19時08分19秒

「今まで触れてきた 進化論」というのが具体的にどういうものかを説明していただかないことには、私も含め、皆 さん、どうにもしようがないでしょう。


ごめん 投稿者:ZIN  投稿日: 9月 1日(土)19時06分19秒

植物と進化って関係ないね、 ごめん。
正確に言うと小学校や中学校で習った進化論が説得力なかった(本人にとって は)からあんな事
言ったんだよ。
あれは地球の起源について質問した時の話。
ところでみんなは地球の起源または宇宙の起源についてはどう思っているんだろう?


つづき 投稿者:ZIN  投稿日: 9月 1日(土)18時25分50秒

だからこそ「個人の意見」 って付け加えたんだよね。

>「太陽は熱いって証拠は説得力ないんだよね。すんご く遠くのものを扱っているわけだし」
>という主張に説得力があるとZINさんはお思い ですか。
「太陽が熱い」って事と「進化論の証拠」は同等なんですか?
これも個人 的な意見なんですけど、説得力ない気がする。侮辱してるわけじゃないよ。


返答 投稿者:ZIN  投稿日: 9月 1日(土)18時06分38秒

なるほど、確かに批判する にはそれを理解する事が必要だね。勉強為直してきます。でも僕は生物を選択してないからな あ。
ただ、僕が進化論の証拠は説得力がないと言ったのは、今まで触れてきた進化論が そう思えたからです。小学校の時「植物はどうやってできたんですか?」って聞いたら「ある 日突然生えたんですよ」って言われたんだよね。それがどうしても納得できなかったんで何度 もその質問をしたんだよ。まあ、当然同じ答えしか返ってこなかったけど。


鯨の進化 投稿者:NATROM  投稿日: 9月 1日(土)12時56分52秒

創造論科学 的再検証会議室に以下のような発言がありました。

>弁証論ばかりで、創造論はも はや何の力もないのかとお思いの方もおありなので2 投稿者:麻生  投稿日: 9月 1日 (土)09時31分46秒
>古代の鯨の足首にあたる部分の骨が発見され、すべての鯨のその 部分の骨が、鯨の先祖と見られる大きな
>陸上哺乳類(メソニクス科)の骨とも、また、 それ以外の候補とされる動物(偶蹄目…知らん)の骨と
>も、あまりに違うことが明らか にされて、鯨が陸上動物から進化したというか説は疑問視されるように
>なっているのだ そうです。(文献は、Thewissen,Mader,Hussain,"Whail Ankles and Evolutionary
>Relationships"Nature395(1998)だそうです。綴りあってるかな?)

ウソで す。文献(Thewissen,J.G.M. et al., Whale ankles and evolutionary relationships, Nature, 395:P452 (1998))にはそんなこと書いていません。大雑把なことを言えば、クジラ の起源については、「偶蹄類(ウシやカバやラクダの仲間)から進化した」という説と、「絶 滅した有蹄類であるメソニックス類から進化した」という説と、二つの仮説があります。前者 が主にDNA解析から、後者が主に古生物学から導かれた仮説です。Thewissenの1998の論文 は、パキスタンで新たに発見された距骨(足首の骨)が、偶蹄類のそれと似ているところがあ るとしています(似ていないところもある)。現状では古生物学上の証拠からも偶蹄類説が次 第に有力になりつつあるといったところで、「鯨が陸上動物から進化したというか説を疑問 視」している科学者はいません。

麻生さんの発言は、「ヒュー・ロス『創世記の謎 を解く』いのちのことば社の受け売り」だそうで、麻生さんによる受け売りが間違っていない のであれば、また一つ創造論者による「不完全な引用」の例が増えただけのことになります。 創造論者は、原著にさかのぼればすぐにウソとばれるようなことをなぜ書くのでしょうか。多 分、原著にさかのぼって調べるような人は対象としていないのでしょう。本に書かれているこ とが自分の信仰に合えば疑わずに受け入れてくれる人だけを対象にしているのだと私は考えま す。要するに、読者をなめているのです。日本語による創造論サイトも、ずいぶん と読者をなめているようです。

他、「鯨は進化しにくい条件がそろっている」とい うのはその通りですが、だからといって「鯨は進化しなかった」とは言えません。


>大雑把な数学的モデルによると、突然変異と自然淘汰の進化によって進歩する能力のあ る種と結局絶滅す
>る主との境は、1千兆の個体数、3ヶ月で世代交代、そして1センチ の身長で、これが野外調査によって
>確認されているんだそうです。(ほんと? 進化論 の人、この話、知ってる?)

知りません。「大雑把な数学的モデル」に関してはそ ういうものもあるのかもしれませんが、「野外調査によって確認されている」というのはいく らなんでもウソでしょう。参考文献は挙げられていますか?参考文献を挙げてあったとしても、 原著を確認しない限り、ロス氏のいうことは信用しない方がいいでしょう。

(ロス 氏がファンダメンタルじゃないというのは正しいのだろうか?ロス氏本人は、自分自身をファ ンダメンタリストとみなしているのでは?)


鯨の進化については以下のサイ トが非常に参考になる

http://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili/kizi/kuzira/kuzirakaba.html


あらかた 投稿者:RYU_TI_SYU  投稿日: 9月 1日(土)10時34分35秒

他の方にいわれちま った

まあ、なんにしても
批判を行う場合は、批判するものを理解しとかんと
しばしば、こんにゃく問答になってしまうから注意せんといかんな
(自戒の意味も 込めて)

好き嫌いの意見表明だったら
「どうぞ御随意に」


アルビノ/自然選択についての説明  投稿者:NATROM  投稿日: 9月 1日(土)10時08分58秒

>ポリジー ン 投稿者:あきさん  投稿日: 8月31日(金)19時04分57秒
>メラニン生合成系 でクリティカルに効く酵素(複合体)、つまり反応経路として必ずそこを
>通らなけれ ばならない反応があり、その反応を触媒する酵素がある。これを支配する遺伝子
>の欠 損がアルビノの原因となる。ただしこの反応は律速段階ではない。
>そしてその反応前 あるいは反応後は複数の反応があり、それぞれ支配する遺伝子が異なっている。

私 もそんなところだと思います。http://www5b.biglobe.ne.jp/~hiro5 3/gene.htmによれば、常染色体劣性遺伝することがわかっているアルビノもあるそうで す。まさにあきさんの指摘そのものです。


>>自然選択における「淘汰圧」 は、なんといいますか、気まぐれなわけですよね
>と誤解している人は意外と多いよう ですね。
>このサイトのホームページにこの問題に関してQandAがありますが、もう 少し詳しく
>記載されたらいかがでしょうか?

「自然選択によってヘモグロ ビン分子ができる確率は○○○分の1(とにかく小さな数字)だ。だから、自然選択説は間違 いだ」という主張が間違いであることを示すページはつくりかけです。どこまで書くかについ ては悩みどころです。「進化は偶然ではないんだよ」と言ってしまえは分子進化の中立説はど うなんだということになるし、かといって「分子進化の大半は偶然だ」と言ってしまえば、必 ず誤解する人が出るでしょう。

「淘汰圧はきまぐれ」という件についても、mさん がこういうことを言いたかったわけではないのは明白ですが共進化においては 淘汰圧が一定でないことも言えるのです。でもこんな話したら、多分誤解するでしょう。よく はわからないけれども本当に進化について理解したいと思っている人は、掲示板だけではまず 無理ですので、とにかく本を読んでみてください、というしかないですね。


あうう、書いているうちにかぶった  投稿者:NATROM  投稿日: 9月 1日(土)09時39分05秒

ZINさん、 ようこそ。

>進化論の証拠ってなんか説得力ないんだよね

とのことです が、ZINさんは進化の証拠についてどれくらいご存知ですか?なぜこんなことを聞くかという と、たくさんある進化の証拠について何も知らないのに「進化の証拠は説得力がない」と言う 人たちが少なからずいるからです。進化の証拠に説得力があるかどうか判断するには、まず進 化の証拠とされているものについてそれなりの知識が必要です。まずZINさんは、なんでもよ いから進化の証拠とされているものについて挙げ、それからその証拠がなぜ説得力がないか説 明するべきでしょう。

進化の証拠については、私のサイトでも少しだけ とりあげています。より詳しく知りたいのであれば、参考文献を参照してください。「進 化の証拠は説得力がない」というのであれば、これらの証拠について、進化を仮定せずに説明 する必要があると思います。


>大過去を扱っているわけだし

「太 陽は熱いって証拠は説得力ないんだよね。すんごく遠くのものを扱っているわけだし」という 主張に説得力があるとZINさんはお思いですか。ZINさんの個人の意見は、この主 張と同程度の説得力しかないように思えます。


進化論の証拠 投稿者:JA50  投稿日: 9月 1日(土)09時38分13秒

ZINさんが説得力が ないと考えている「進化論の証拠」というのは何なのでしょう?


ZINさんへ 投稿者:GOA  投稿日: 9月 1日(土)09時29分16秒

>これは個人の意見 なんだけど進化論の証拠ってなんか説得力ないんだよね。(大過去を扱っているわけだし)
>だれか僕を説得できる?

具体的な理由を挙げて進化論を否定するなら、それ について専門的知識がある方からの説明が期待できると思います。
そして、その説明を 受け入れて進化論を支持するかどうかはZINさんの自由ですし、反対に進化論の問題点を徹底 的に追及して、新しい理論を構築することができるなら、それは人間と科学にとって極めて有 意義なことだと考えます。

ちなみに私とは「進化という過程なしにヒトのような生 命がいきなり誕生する可能性は極めて低い」ので、進化論を支持しています。(ただし、素人 なので進化の詳細なメカニズムが現在の説明どおりなのかどうかは分かりません)

なお、進化論は現在の生物についてもその適用の範囲であり、他の科学の分野でも大過去を扱 っているのもがありますので、進化論が大昔からの生物の変化について述べていても説得力に 欠ける根拠にはならないのではないでしょうか。


RYUTYSYUさんへ 投稿者:ZIN  投稿日: 9月 1日(土)08時37分39秒

科学というのは「体系的で あり、経験的に実証可能な知識」と辞典にありました。だから科学は仮説とその証明で成り立 つ、という関係かな。
ゆんさんの言うと通り仮説と検証はセットだと思うんだけど、検 証に関しては実証可能でなくてはいけない、これは個人の意見なんだけど進化論の証拠ってな んか説得力ないんだよね。(大過去を扱っているわけだし)
だれか僕を説得できる?
 


人為選択 投稿者:wadja  投稿日: 9月 1日(土)01時59分42秒

理論的に考えるなら(文化のレベル、他人種からの隔離その他の条件が、白人がこの世に現出 した時期のものが再現できると仮定するのなら)、NATROMさんのおっしゃるように、突然変 異で白人が生まれ、集団中に広がっていくだろうと、wadjaも思います。

しかし、 太郎丸さんのご指摘の通り、現代のノルウェーに黒人を連れていっても、ノルウェー人との間 の混血の進行のほうが、自然選択による肌の白色化の進行よりも速いでしょうね。

人為的選択という言葉を安易に使っちゃいましたが、撤回します(誤解されやすそうだし)。
考えてみれば人間の適応行動論などは、人為的選択そのものを進化論のフレームワーク の中で考察していますから、自然選択と人為選択といった明確な線引きは難しそうですし。な により既にmさんを誤解させてしまった可能性があるので。

mさんの発言を読んで いて、自然選択に対する誤解も感じてしまいますね。環境への適応の度合いの差により、黒い 肌を持つ人と突然変異で生まれてくる白い肌を持つ人の生存率・繁殖率に差が生じ、その結果 集団中に白い肌の人が徐々に増加していく...たいったイメージは持たれているのでしょう か。肌の色に限定しないのであれば、皮下脂肪の付き易さの違いで、体温の保持に有利不利が 生じるとかなんでも良いのですけど。

単にwadjaの誤解かもしれませんが、mさん は同一人物(同一個体)がある環境に長時間さらされることで、肌が徐々に白くなるようこと をイメージしておられます?まあ同一個体が10万年生きつづけることはさすがに考えておら れないと思いますが。


人為選択 投稿者:太郎丸  投稿日: 8月31日(金)23時49分32秒

現在の状況で黒人を ノルウェーに連れて行っても数世代で混血化し実験は失敗してしまうだけでしょう。

>人為選択(こんな言葉あるのかな?)に対し、自然選択が働かないという意味です。 <wadjaさん

そもそも、火の使用や、衣服・住居などの文化的条件 が整わなければ北欧のような高緯度でヒトが生きることは可能だったでしょうか。
ヒト の進化に人為的な選択は影響しているはずです。
しかし、現在は変異を集団中に固定で きるような隔離的状況を作ることができません。つまり集団が大きすぎると言うことではない でしょうか。


科学と仮説 投稿者:ゆん  投稿日: 8月31日(金)23時29分19秒

科学は何かっつーのもすげ ー長くなるトピクですし、
そもそも時代によって科学そのものの有り方が移り
変わ って行くったりしてるんですが、今現在科学と
呼ばれてる物について大雑把にまとめる と、

「仮説と検証がセットになっている事」
が「科学」の条件と言っていい かと思います。

・現実を観察して仮説を立てる
・仮説を元に何らかの事柄を 予言する
・予言が現実に当たるか検証する
・検証した結果を元に仮説を修正する/ 棄却する/新たな仮説を立てる
・最初に戻る

この繰り返しをする事で仮説の精 度を高めていく
営みがまとめて「科学」と呼ばれています。そして、
「疑似科学」 と呼ばれる物は大抵この「検証」の部分が
ずっぽり抜け落ちています。

そう いう意味では進化論は、誕生以来100年以上、
こうした幾多の予測、検証、修正を潛り 抜けて精度を
上げてきた立派な「科学」なのです。

具体的にどういう予測や 検証が行なわれて来たかは、
長くなるんで割愛。このサイトのトップに紹介されてる
参考文献を読んでみるとよろしかろうと思います。


こっちがききたいな 投稿者:RYU_TI_SYU  投稿日: 8月31日(金)23時27分53秒

>じゃあ仮説と科学 ってどういう関係なんですか?
ゆん殿の仰るとおり
「あらゆる科学は仮説の集合体 でしか無い」
ちょっと付け加えるならば
仮説は科学的言明であるための必要条件だ が、十分条件ではない
ぐらいじゃろうか

貴殿の方こそ
>進化論って科学 じゃなくて仮説じゃないかな?
なんて、仰っているんじゃから、
科学と仮説の関係 をどうおもっとるのか伺いたいもんじゃな

ちなみに
仮説については
これ
http://dictionary.goo.ne.jp/cgi -bin/dict_search.cgi?MT=%B2%BE%C0%E2&sw=2


自然選択と隔離 投稿者:太郎丸  投稿日: 8月31日(金)23時21分43秒

>黒人をノルウェー に連れて行ったとします。しかし、何世代たっても
肌の色は白くなりませんよね?
それとも、10万年後ぐらいには白くなるのかな?<

黒人の集団を ノルウェー程度の緯度の地域につれていって隔離したとしたらおそらく数世代〜数十世代で絶 滅してしまうのではないでしょうか。もちろん文化は食料生産技術を持つ以前の石器時代とし てです。
これが自然選択ではないでしょうか。
北に住む人達の身体的特徴には寒冷 地に対応した特徴があるとされています。肌の白さもそれに関連したものかもしれません。そ の様に小進化をした集団だけが北に移動し生き残ることができたのではないでしょうか。生き 残れなかった集団も多くあったと思います。
コーカソイドはもっと南で進化したもので す。そして隔離された状況があったはずです。北欧的な肌の白さを作るためにも隔離された状 況が必要です。
自然選択はヒトの集団に厳しく作用し、安易な生態的地位の拡大を阻ん できたはずです。それによってヒトの集団は隔離された状況の中で地域性のある小進化を遂げ たのではないでしょうか。

逆にネアンデルタールなどの旧ホモサピエンスが絶滅し たのは、氷河期の寒冷地対応した進化が温暖化した気候に適応できなかったせいかもしれせん。


横槍応答 投稿者:ZIN  投稿日: 8月31日(金)22時51分53秒

なるほど
じゃあ仮説と 科学ってどういう関係なんですか?


横槍 投稿者:ゆん  投稿日: 8月31日(金)22時33分36秒

>> 仮説でない科学的言明
> って何です?仮説のない科学って事?
> ごめんね国語苦手なんだ

RYU_TI_SYUさんが言うておられるのは
「あらゆる科学は仮説の集合体でしか無い」とゆ ー事です。
なので「進化論が仮説」というのは当たり前だし、
「進化論は仮説だか ら科学では無い」という事にはなりません。


質問 投稿者:ZIN  投稿日: 8月31日(金)22時15分58秒

>仮説でない科学的言明
って何です?仮説のない科学って事?
ごめんね国語苦手なんだ
>他の理論
って例えば?


正当科学 投稿者:drt  投稿日: 8月31日(金)22時05分05秒

ZINさん
他の理論も進 化論と同じ仮説なのに科学です。


ZIN殿へ 投稿者:RYU_TI_SYU  投稿日: 8月31日(金)22時04分40秒

>進化論って科学じ ゃなくて仮説じゃないかな?
確かに、進化論は仮説じゃが・・・・・
仮説でない科 学的な言明って何があるんじゃろうか?
教えていただきたい


疑似科学 投稿者:ZIN  投稿日: 8月31日(金)21時23分57秒

進化論って科学じゃなくて 仮説じゃないかな?


NATROMさんへ 投稿者:あき  投稿日: 8月31日(金)19時14分52秒

>自然選択における「淘汰 圧」は、なんといいますか、気まぐれなわけですよね

と誤解している人は意外と多 いようですね。

どうしてこのような誤解をするのか、またこのような誤解をして自 然選択あるいは
進化論が間違いだと思うのか(mさんがそうだといっているわけではあ りません)、
さらに誤解した上で、この間違いに気づかない生物学者がたくさんいると 思うのか、
まったく不思議です。

このサイトのホームページにこの問題に関 してQandAがありますが、もう少し詳しく
記載されたらいかがでしょうか?
少し はこの誤解に関連する話題は減ると思いますが。


ポリジーン 投稿者:あき  投稿日: 8月31日(金)19時04分57秒

NATROMさん、教えていただ きありがとうございます。

皮膚の色に関する遺伝子が複数あることは、昔習った通 り正しいわけですね。
ご紹介のサイトを読みましたが、なかなか難しいですね。
フ ァイルを落としたので、時間があるときにゆっくりと読みたいと思います。

ところ でかくりさんのご指摘にあるようにアルビノの問題がありますが、
これはどう考えるべ きなのでしょうか?

例えば、このような可能性はどうでしょうか?

メラ ニン生合成系でクリティカルに効く酵素(複合体)、つまり反応経路として必ずそこを
通らなければならない反応があり、その反応を触媒する酵素がある。これを支配する遺伝子
の欠損がアルビノの原因となる。ただしこの反応は律速段階ではない。
そしてその反 応前あるいは反応後は複数の反応があり、それぞれ支配する遺伝子が異なっている。

これに関しては奥が深そうなので、時間ができたら文献検索をしてみます。


肌の色 投稿者:NATROM  投稿日: 8月31日(金)17時41分46秒

>自然選択 における「淘汰圧」は、なんといいますか、気まぐれなわけですよね

環境が一定な らば、気まぐれとはいえません。


>先の黒人をノルウェーに連れて行く例で 考えれば、何万年も経って、肌の色が白くなるかもしれないし、黒くなるかもしれない。どっ ちになるかは、分からないわけでしょう?熱帯より日差しが弱いから白くなるとはいえない。

肌の色が薄いと生存に有利という状況が続けば、肌の色は白くなるでしょう。その 点はおわかりですか?問題は「肌の色が薄いと生存に有利という状況」が続くかどうかです。 医学の介入などでそのような状況が続かないのではないかという指摘はありますが、だからと いって、「自然選択とは適切ではない。神様の気まぐれ説というべき」という主張は的外れな ように思えます。

「淘汰圧は長期間一定なのか?」とか、「中立な形質が進化する ことはないの?」とかいう話ならば興味があるところですが、どうもmさんは、そこまで突っ 込んだ話をされているわけではないようです。


再度、肌の色 投稿者:  投稿日: 8月31日(金)17時25分14秒

肌のいろをめぐって、 大変、興味深いお話をいろいろ皆さんご教授下すって有難う御座います。
ポリジーンの ことなど、ちょっと難しくてよく理解できませんが…

さて、進化を推進するのは結 局、遺伝子の変化であり、それは突然変異でしかありえないわけですよね。そして、自然選択 における「淘汰圧」は、なんといいますか、気まぐれなわけですよね。先の黒人をノルウェー に連れて行く例で考えれば、何万年も経って、肌の色が白くなるかもしれないし、黒くなるか もしれない。どっちになるかは、分からないわけでしょう?熱帯より日差しが弱いから白くな るとはいえない。そうすると、「自然選択」とは適切でない言葉に思えます。むしろ、「神様 の気まぐれ説」とでもいうべきでは、ありませんか?


皮膚の色/ポリジーン 投稿者: NATROM  投稿日: 8月31日(金)14時06分45秒

Googleで、 「皮膚の色」と「ポリジーン」で検索したら、QTLを考慮したモデル(混合遺伝モデル)とポリジーンモデルとのギャップ というサイトがありました。(元のサイトがPDFファイルなので、Googleのテキスト版に リンクしています。文字化けする人は[表示]-[エンコード]-[EUC]を試してみてください)

このサイトで引用されている
Lande, R., 1981. The minimum number of genes contributing to quantitative variation between and within populations. Genetics, 99 : 541-553
によれば、

表1. いくつかの生物種における量的形質の 有効な遺伝子数
       種                       形質         有効な遺伝子数
       セイタカアワダチソウ            茎の成 熟日          6-7
       トマト                    果実重量          7-11
       トウモロコシ                実の油含有量%        17-22
       ハワイショウジョウバエ            頭の形状          6-9
       ドウケツウオ                 目の直径          5-7
       ラット                    被毛の色彩          5-8
       ヒト                     皮膚の色          4-6
                                       Lande(1981)
                       
であるそう です。人の皮膚の色は、少なくとも4-6個の遺伝子が関与しているそうです。Lande, R. (1981)にもあたってみましたが、数式が多く、私には理解できそうにありません。

これまでは、「単純なメンデル遺伝を示さない遺伝形質は、すべてポリジーンによるも の」と思い込んでいましたが、「QTL(量的形質遺伝子座、Quantitative Trait Loci)を考慮 したモデル(混合遺伝モデル)とポリジーンモデルとのギャップ 」というタイトルにあるよ うに、ことはそう簡単ではないようです。大雑把に言えば、効果の小さな無数の遺伝子を仮定 するのがポリジーンモデル、効果の大きな複数(無数ではない)の遺伝子を仮定するのがQTL モデルであるようです。(ポリジーンの定義は下記)

無数の遺伝子と言っても、種 固有の遺伝子の数は有限(例えば、ヒトは約3万個)であるので、ポリジーンモデルは近似に すぎません。しかし一方、効果の大きな複数の遺伝子を仮定したとしても、どうせ実際にはそ の他の遺伝子も効果は少ないながらも表現型になんらかの影響を与えているに決まっているの で、QTLモデルも近似です。比較的効果の弱い量的形質遺伝子座が多数関与しているのならポ リジーンモデルが、比較的効果の強い遺伝子座が少数だけ関与し、その他の遺伝子の関与が小 さいのならQTLモデルがうまくいくのでしょう、多分。

実はこの辺のことは、まさ に私が今やっていることと関係してくるのですが、やっぱり難しいですね。


ポリジーン:個々の作用は極めて弱いが多数が同義的に補足しあい、量的に計測できる形質 の発現に関係する遺伝子群の個々の遺伝子

(遺伝子研究から引用
http://tron.um.u -tokyo.ac.jp/tachibana/second/02semi/
                       


ポリジ〜ン 投稿者:ノリリン  投稿日: 8月31日(金)11時06分32秒

儂もよく知りませんが、同 じようなことを習った気がします。
どの遺伝子がどうとかは知りませんが、白人と黒人 の混血でだんだん肌の色が薄くなることから、正しいことであろうとは予想できます。

昔のUSAの法律での白人・黒人の定義を知ってますか?
確か5代前までの先祖が 全部白人なら白人。
一人でも黒人なら黒人だそうです。


神話の崩壊(例・日本の安全神話)  投稿者:周由基  投稿日: 8月31日(金)05時27分25秒

ken 様
まず 第一に、神話や伝承といったモノはその多くが
その当時にあった出来事、自然災害から 人の争いまで記憶に残るような事件をもとに書かれています。
そのため、神話に符合す るモノが発見される、神話の中で語られる1事件が事実だと証明されると
神話で語られ ていること全てが事実であると勘違いする人が出てきます。
(余談ですが神話を元に遺 跡を発見した人物にシュリーマン(トロイの木馬)が有名です)

第二に、神話はk en 様の書かれたとおり不安を和らげるつまり
原因を理解できないような災害等に対し て、何らかの答えを出すことによって
人々の心の安定を計ってきました。
このとき 問題になるのが、その答えの多くが神の力を原因と位置づけたことです。
そして人間社 会の形成にとって神(宗教)が存在します。
そのため神話を否定すると宗教、ひいては 社会そのものを否定することと感じ
生きていくうえでのよりどころを守るために自然と 神話を肯定すると考えることができます。

第三に、神話を否定するための根拠であ る科学が
ダークマター(暗黒物質)などの言葉の存在が示すように、全ての事象を解明 したわけではないということです。

上記をまとめると、まず第二の要項から宗教を 信じる人がいる。
そして、それを否定されると第一の要項から神話(宗教)は正しいと 主張する。
科学的に否定されても、第三の要項から科学では分からないだけだを主張す ることができる。

乱文にてわかりにくい文章だと思いますが
以上が私の考え る神話を信じる人がいる理由です。


現代の人間社会では>JA50さん 投稿 者:wadja  投稿日: 8月31日(金)01時14分03秒

>医学が発達している環境、それぞれでより多くの子孫を残せるような変異が、その集団中に 増え
>ていくだろうというのは、自然選択じゃないかと思うのですが。

自然 の定義次第でしょう。中国で男子の出生率が圧倒的に高いのは、産前性別判断などによる「人 為選択による淘汰圧」とでも言える思います。自然<->人為のイメージです。

ですので、人為選択(こんな言葉あるのかな?)に対し、自然選択が働かないとい う意味です。現代の人間社会では、自然選択に逆らう方法があるわけで、その意味で「自然選 択による淘汰圧が低くなっている」と表現しました。例え肌が黒いことによってビタミンDの 精製効率が落ちたとしても、補充する方法はありますから。


肌の色 投稿者:あき  投稿日: 8月30日(木)23時36分16秒

昔肌の色について習 ったときに、この遺伝子はポリジーンの例だと教わりましたが、
これって正しいのでし ょうか?
肌の色あるいはポリジーンで調べてみたのですがわかりませんでした。
ど なたかご存じですか?


疑似科学 投稿者:ken  投稿日: 8月30日(木)19時31分50秒

どうも、神話をいろいろ調べていてたどりつきました。

神話って突 拍子も無いのになぜか心惹かれますよね。
何もわからなかった時代に不安を和らげるた めに、創作された答え、の群
が神話なのだと思います。

しかし科学が進んで いろいろ懇切丁寧に説明してくれているこの時代に
あえて神話を信じる人達がいるのは どういうことでしょう。ヾ(^o^)

電気やエンジン、冷蔵庫、その他もろもろの普段 の生活に欠かせないものほとんどが
進化論と同じ科学という分野から発見され応用され ているのになあ。
パソコンなんてその最たるもの!


選択 投稿者:ギモン  投稿日: 8月30日(木)12時08分21秒

はじめてまして、
進化 につきいろいろ勉強させていただき、感謝しております。
一つ、質問させて下さい。
突然変異から自然選択の間に
遺伝子選択、又は変異選択が入って来ていると思うので すが、
これらの選択も自然選択の範疇に含まれるのでしょうか?


そりゃもっともな疑問ですね ↓ 投 稿者:ノリリン@悪のオ〜ナ〜  投稿日: 8月30日(木)10時56分11秒

進化論は過去の説明には利 用できても未来の予測には利用できないんでしょうな


自然選択による淘汰圧は低くなっている?  投稿者:JA50  投稿日: 8月30日(木)10時38分58秒

>現代社会は、医学の 発達等の結果、自然選択による淘汰圧が極端に低い状態になっていると考えられるので。

と、wadjaさんは書かれていますし、こういう言い回しは、他でもよく聞きます。
以前から、これに疑問だったんです。なんか、違和感がある。
ここでいう「淘汰圧」 とか「自然選択」って、どういう定義なんでしょう。
定義というか、どういうように計 算される「淘汰圧」なのか、ということなんですが。

ある変異を持つ個体の生涯繁 殖成功率というようなものから計算?
医学が発達していなかった時代なら死んでいたよ うな(子孫を残すことなく死んでいたような)変異を持つ個体も、生き延びることができるよ うになって、子孫を残せるようになっているというような感じかな。
でも、これって 「自然選択による淘汰圧が低くなっている」ですか?
医学というのは、人間が作り上げ た環境の一つですよね。医学が発達してない環境、医学が発達している環境、それぞれでより 多くの子孫を残せるような変異が、その集団中に増えていくだろうというのは、自然選択じゃ ないかと思うのですが。
その種が作り上げた環境によって繁殖成功率が変わってくると いうのは自然選択とは違う何か別の選択なのでしょうか?
シロアリ塚の中は、シロアリ が作り上げたものが大きな影響を持っている環境だと思うのです。その環境に適してない変異 を持つ個体は、子孫を残すことなく死んでいく可能性が高いと思います。それは自然選択とは 言わないのでしょうか?


タイトルと中身が一致していない 投 稿者:かくり  投稿日: 8月30日(木)09時58分17秒

先ほどの投稿はタイトルと 中身が一致していませんでした.ヒトのゲノム解析が一通り行われたので,肌の色に関する遺 伝子についてもいろいろと判明していくんじゃあないかなあ?という意味です.申し訳ござい ません.


ゲノム解明 投稿者:かくり  投稿日: 8月30日(木)09時56分24秒

おはようございます.

ヒトの肌の色ですが,実際にはどういったパターンで出来あがっているのでしょうね?
アルビノなんかをかんがえ見ると,まず正当な色素が出きるシステムが出来あがってい てその一部の働きを無にする突然変異が生じ,その結果として色素が作られないように思われ ます.

ヒトの肌の色の場合はどうなんでしょうかね?
アルビノに近いもので あれば基本は有色なのでしょうが.
このあたり詳しい方いらっしゃるのかな?


イブの肌の色は黒かったか? 投稿 者:NATROM  投稿日: 8月30日(木)09時32分11秒

アフリカ起 源説が正しいとすれば、白色人種の祖先も十数万年前はアフリカにいたわけです。だとすると、 おそらく人類の共通祖先は肌が黒かったと思うのですがどうでしょうか。NatureのY染色体 アダムの記事に、Son of Adam(アダムの子孫)というキャプションでアフリカ黒人の写真が 紹介されていまして、私は勝手に「人類の共通祖先は肌が黒かった」と思っていました。(ノ ルウェーの黒人の肌の色が白くなるのに10万年もあれば十分であろうとした根拠がこれ)

しかし、ゆんさんの指摘のように、黒い肌が白くなる方向の淘汰圧は弱く、共通祖先 の肌の色は薄かったという可能性もあります。その場合、アフリカのさまざまな民族に見られ る黒い肌は、共通祖先由来ではなく、個々に進化したものになります。どちらの説が正しいか を判断するには、淘汰圧、突然変異の頻度、肌の色に関する遺伝学などの情報が必要です。

黒い肌が白くなる方向の淘汰圧も、単に肌を黒くするコストが削減できるだけという ものではなく、例えばビタミンD の合成を効率よく行なえるといったメリットがあるのかもしれません。北欧で生活して いる黒人にビタミンDが不足しがちだ(#)なんてことがあれば、結構黒い肌が白くなる方向 の淘汰圧も強いといえるでしょう。

肌の色に関する質問って多いので、一度調べて みようとしたのですが、なかなかよい文献はないようです。調べ方が悪いのでしょうか。


体 にかかせない紫外線というサイトに以下のような記述がありました。

黒 人の皮膚は先祖代々紫外線にあまり晒され過ぎたので、少しブレーキをかけて紫外線の効き目 を少なくしたものとも考えられ、アフリカの炎天の下では必要なことですが、色の黒いインド 人が日光の少ないイギリスに移住すると、白人よりも日光の利用が難しくなってビタミンD不 足になりやすいと言われています。

#このサイトにはリファレンスがついて いませんので、真偽を確かめようがありませんが、medlinで調べれば、出てきそうだ。そこ までやる気はないけど。


自然選択の不可逆性 投稿者:ゆん  投稿日: 8月30日(木)07時13分26秒

白い肌が黒くなる方向の淘 汰圧に比べて
黒い肌が白くなる方向の淘汰圧ってかなり弱そうですね。

紫外 線の被曝による致死率の上昇に対して
肌を黒くするコストって微々たる物のような気が する。

気がするだけで根拠無いですが。


自然選択には異論ありませんが 投稿 者:wadja  投稿日: 8月30日(木)00時23分31秒

今現在の人間社会をmさんが想定されているのなら、少し事情は違ってきますよね。現代社会 は、医学の発達等の結果、自然選択による淘汰圧が極端に低い状態になっていると考えられる ので。

仮に黒人の集団を、現代のノルウェーに無理矢理つれていっても、集団の形 質を有意に変化させるだけの淘汰圧は働くでしょうか?少し疑問。


皮膚の色と自然選択説 投稿者: NATROM  投稿日: 8月29日(水)15時06分31秒

mさん、よ うこそ。

>黒人をノルウェーに連れて行ったとします。しかし、何世代たっても
>肌の色は白くなりませんよね?
>それとも、10万年後ぐらいには白くなるのか な?

10万年も経てば、皮膚の色が変わってもおかしくないと思います。


>われわれも日焼けすると、皮膚のメラニン色素は増えますが、しかし、それは遺伝 子には影響を与えず、子供には継承されません。
>つまり、環境変化に対して獲得され た形質は、遺伝しない=進化しない、ということですよね。

その通りです。獲得形 質は遺伝しません。


>だから、自然選択説が依然、有効だとみなされている 理由が私にはわかりません。

獲得形質が遺伝しないからといって、自然選択説が有 効でないとは言えません。自然選択説では、新しい変異は獲得形質に由来するのではなく、突 然変異に由来するとされています。ノルウェーに住み着いた黒人の皮膚の色が変化するとした ら、以下のようなメカニズムによると思います。

1)突然変異により、集団中の他 の個体と比べてほんの少しだけ皮膚の色が薄い個体が生まれる
2)皮膚の色が薄い個体 は、他の個体に比べて、ほんの少しだけ多く子どもを残す
3)その結果、集団の中で少 しずつ皮膚の色が薄い個体が増えていく

こうして少しずつ皮膚の色が薄くなってい き、ノルウェーでの最適な皮膚の色に近づくまでこの過程が続きます。これが(大雑把です が)自然選択説による説明です。どこにも獲得形質の遺伝は関係しません。獲得形質の遺伝と 自然選択説の違いを理解するために重要なことは、自然選択説では、1)での突然変異が、特 に環境に有利な変化ばかりが起こらなくてもよいということです。。ノルウェーに連れて行か れた黒人集団の中にも、皮膚の色を濃くする突然変異も起こりますが、ただ数を増やさないだ けです。

おわかりだと思いますが、こうした自然選択による進化はゆっくりおこり ます。皮膚の色の変化程度であれば、比較的早く起こると思われますが、それでも数千年〜数 万年ぐらいはかかるのではないでしょうか。この問題に正確に答えようと思うのなら、皮膚の 色に関与する遺伝子に起こる突然変異の確率、皮膚の色と子孫の数の関係、集団の大きさ、世 代交代の速さなどなど、いろんな要因を考慮しないといけません。


文字コードの問題 投稿者:ヘルメス☆  投稿日: 8月29日(水)14時43分26秒

文字コードの問題はインターネットが普及してから、その深刻さが露呈され てしまった感がしますね。
私用だったら文字コード変換ツールをかますだけで済むので すけど。

>EzoWolfさん
>ヘルメスさん、多言語環境と言えば unix+Mule と いうのはどうでしょう。

使っていましたよ!
アレは相当に良かった。で、NT にMuleがあるので、それに切り替えました。
仕事上、如何してもWindowsを使わないと ダメだったので、Linuxはメインでは使えませんでしたが・・・
最近はMeadowが Windows版Muleの後継として開発されているので、それをDLして環境を再構築しようかどう か迷っています。
Word2000+Global IMEで一応私の必要とする環境「日本語+韓国語+英語+ス ペイン語+(ちょっとだけ中国語)」が何とかなってしまうので、それだけでも事足りるんで すけどね。
最近は自分でソフトを書いてWin95,98,Me,NT4上で多言語環境を実現するプ ランを立てていますけど。
(一体完成するのは何時になるのやら・・・)

> RYU_TI_SYUさんへ
>EBCDICとASCIIがあるからな
>汎用コンピュータ とつないだり、文字列比較するときは注意せんといかんな

そうそう。
特に銀 行系のシステムは汎用機とパソコン(しかもWindows・・・)を繋ぐという「馬鹿馬鹿しい」 仕事が多いので泣きっ面に蜂。
パフォーマンス稼ぐのに一番足かせになる部分の一つだ から・・・
(トラブルの元凶だし。ぶうぶう・・・)
早いとこUnicodeでも何でも 言いから全世界共通文字コードにして欲しいです。
私の私用文章は文字コードが混在な のでRichTextにして保存しないと後で意味がわからない文章になってしまう。

で も、Unicode使っても結局文字コード数が足りないから最低でも24Bitコードの文字コードを 作らんとダメなんだろうな、きっと。
台湾人や中国人の友人達も「使える文字数が足り ない」とぼやいているし。
おまけに韓国の人が言うには「ハングル以外の漢字文章表現 が面倒だ」と、ぶつぶつ。

それでも昔よりはマシなんだ・・・と信じたいなぁ。


(無題) 投稿者:  投稿日: 8月29日(水)12時44分56秒

黒人をノルウェーに 連れて行ったとします。しかし、何世代たっても
肌の色は白くなりませんよね?
そ れとも、10万年後ぐらいには白くなるのかな?

われわれも日焼けすると、皮膚の メラニン色素は増えますが、しかし、それは遺伝子には影響を与えず、子供には継承されませ ん。

つまり、環境変化に対して獲得された形質は、遺伝しない=進化しない、とい うことですよね。
だから、自然選択説が依然、有効だとみなされている理由が私にはわ かりません。
どなたか教えて下さい。
既出のテーマだったらごめんなさい。


ありゃ?? 投稿者:PDX.  投稿日: 8月29日(水)11時25分28秒

 あう(汗)
 文字化け (汗)

>現在調査中ですが調査担当者(私のことね)が「ト」であることを認識して おりますので,
>波動測定機が採用されることはまずないでしょう.

とのお 言葉、心強いかぎりです。

 でも大手企業で使っている例があるから、と推してく る人もいるんでしょうね。
 それらの企業でも、おそらく上から『使え』といわれて、 下の人が仕方無しに使っているのだと思いたいものですが。
  あるいは波動測定器 『も』使っているのか。
(波動測定器『だけ』が基準だったら…(汗))


ちなみに 投稿者:PDX.  投稿日: 8月29日(水)11時01分38秒

To かくりさん

> 現在調査中ですが調査担当・・圈併笋里海箸諭砲・屮函廚任△襪海箸?
>認・・韻靴 討・蠅泙垢里如で汎安・蟲,・陵僂気譴襪海箸呂泙困覆い任靴腓Α・

とのお言葉、 心強いかぎりです。


 でも、大・・蟯覿箸・陵僂靴討い襪・蕕辰突・海膿笋 靴討・訖佑箸・發い修Δ任垢靴佑А帖」
 それらの企業でも、おそらくは上から『使え』 と言われて、王踉擦凌佑六妬・覆い・藥箸辰討い襪鵑澄△反・犬燭い發里任垢・」
 ある いは、波動測定器『も』使っているのか。
(波動測定器『だけ』が基準だったら… (汗))


英数字も 投稿者:RYU_TI_SYU  投稿日: 8月28日(火)23時16分39秒

EBCDICとAS CIIがあるからな
汎用コンピュータとつないだり、文字列比較するときは注意せんと いかんな


PDX.さんへ 投稿者:かくり  投稿日: 8月28日(火)21時19分47秒

現在調査中ですが調査担当者(私のことね)が「ト」であることを認識して おりますので,波動測定機が採用されることはまずないでしょう.

しかしながらイ ンターネットでちょっと調べることが出来る人だったり,疑似化学モノにそれなりに詳しい人 にはすぐ看破されてしまいますが,それらのことに免疫の無い人は結構騙されやすいと思いま す.実際実演場に行って来たのですが,信じる人は信じてしまう世界です(信じる信じないと いう段階ですでに科学の世界と異なると私は思うのですが).

ですから疑似科学で あることを説明しても無駄かなあと.むしろ正攻法に「使えないこと」をデータでもって証明 してあげるのが早道と思ってます.どうせ調査中だし.


日本語コード 投稿者:EzoWolf  投稿日: 8月28日(火)21時17分55秒

 EUC もShiftJISも JIS コードの変種ですが、元々は内部コードであって、
情報交換の場(ネットワーク) に出してはいけないコードだったのですがね。

 自分たちの「コード」を広げよう という圧力が常に規格にかかるので、
「正式な」日本語コードが3つもあるという、い ささか異常な状態に
なってます。歴史的な経緯が尾を引く点は他と同じですね。

ヘルメスさん、多言語環境と言えば unix+Mule というのはどうでしょう。


あきさんへ 投稿者:かくり  投稿日: 8月28日(火)08時53分30秒

おはようございます

前の投稿で間違いがありましたので訂正を

(誤)二次製造物 → (正)二次 生成物

朝倉書店の「食品化学」第4版 p146に出てくるのですが,
酸化の 過程で一時蓄積した脂質過酸化物は徐々に分解し,アルデヒド,ケトン,アルコール,酸など の二次生成物となると書かれています.
間違った表現をして混乱させた事,誠に申し訳 なく思います.
なお一次生成物はご推察の通り過酸化物のことです.

今読み 返して気付いた事ですが,『酸化の過程で一時蓄積した脂質過酸化物は徐々に分解し,アルデ ヒド,ケトン,アルコール,酸などの二次生成物となる』
ア ルコールが出きる事自体は周知のことなようですね.ペンタノールについてもどっかの文献に のっているような気がしてきました.

あと書籍の紹介ありがとうございます.私は ずっと油関係は携わってなかったので(関係しているものが油の含量が低いものでした),バ ックデータ無しので探りで行っている状態なのです.社内じゃ詳しい人沢山いるのになあ.
7800円かあ.高いけど,買っちゃおうかなあ?

それでは,また判明したこ とがありましたら報告させてもらいます.ネタバレにならない程度に.


かくりさんへ 投稿者:あき  投稿日: 8月28日(火)01時09分35秒

ペンタノールかどう かを確認するのは、やはり分析条件を2種類くらい変えてみて
一致するかどうかを確認 するしかないでしょうね。
できればペンタノール画分を回収してそれを再分画したいと ころですが。

それに1週間に一度程度の経時変化が知りたいですね。お話からして、 定量的に
検討できればもっとものがいえるようになるでしょうね。

>ヘキサ ナールやペンタナールが二次製造物・・・

よくわからないのですが、この場合の二 次製造物というのはどういう意味でしょう?
一次製造物は過酸化脂質ということです か?

ちなみにペンタノールが脂質の過酸化で生じるかどうかは調べてもよくわかり ませんでした。
しかしリノール酸の二重結合の位置から、アルデヒド経由ペンタノール が発生することは
あり得ると思います。

ちなみにこんな本を見つけました。 すでにお持ちかと思いますが、ご参考までに。

http://www.jssp.co.jp/f_lipid_nut/sisitu02.html

http://www.jssp.co.jp/f _med_zool/kasankashishitu.html


文字コードは何時も頭痛の種 投稿 者:ヘルメス☆  投稿日: 8月27日(月)21時29分36秒

ヘルメス☆です。
どれも「正しい」日本語のコードなんですけど ね・・・
ちなみにEUC系のコードはUNIX系のシステムで使われていて、JISとShift -JISも「きちんと制定された」正しい日本語のコードとして存在しています。

元々 は技術屋と理屈屋(と私達が読んでいる○○委員会とか)が決めたものなので・・・ね。

>RYU_TI_SYUさん
>「歴史に由来する不完全性」は
>強いていうなら、
>「実行プログラムに当てたパッチロジック」
>と思うがいかが?

言い 得て妙ですな。
現在のシステムは90%以上、単なる建て増し+パッチワークじゃない かな。
丸ごと作り直しはまずしないし。


>ただ、そのプログラムを作っ た人間様は、
>「再創造」(リコンパイル、リリンケージ)
>で、痕跡を消すこと ができるがな
で、出来るけどそれをするとプログラムのコードを全部書きなおしになる ので、まず出来ないです。
物理的に時間と人手が足りない。
ですから、ソースコー ドを見ると痕跡は残っていますね。
生物で言うならDNAや遺伝子(ゲノム)解析で過去 の由来を調べるのと似ているカモ。


Unicodeで統一するならそれにして欲しいものだ けど、OSが対応しないとダメだしね。
私みたいに4つも言葉を使い分けていると環境を 整えるだけでも面倒くさい。
自分がコンピュータ屋じゃなかったらワープロさえも使う 気にならんかっただろうな。
特にアジア語圏の言語はキャラセットが複雑なので、多言 語化がむっちゃイヤ。
英語とスペイン語だったらFEPの設定で簡単に調整が効くけど、 日本語と韓国語のコンビネーションだともう最悪だ。
Win2000が出る以前の環境だと変な言語キ ットぶち込まないとダメだったし、Win2000は不安定だし・・・

自動選択のチェッ クをしておけば、殆どOKだとは思いますけどね。
Default Languageで強制的に日本語で読みこ む手も無いわけじゃないけど・・・
(これだったら最初に日本語として表示をして、英 語のページだとアルファベットをそのまま表示するから。でもレジストリをいじらないとダメ なのでちょっと危険な技。なんでMSはこの機能をIEにつけないんだろう???)


過酸化物価もみています 投稿者: かくり  投稿日: 8月27日(月)20時17分58秒

Hueさん色々ありがとうございます.リンクの図は説明する時に使えそうだ なあ,見やすいなあと思いました.

過酸化物価ですが調べております.しかしなが らこれはある程度油の取れるサンプルでないと信頼性が薄いんですよねえ.調査しているもの の一つではデータがどうみても信用ならないものなので,過酸化物価のみに頼るのは危険だな あと考えています.
また商品の品質の劣化を見るのが本来の目的なので(それゆえ商品 の品質と関連の深い油の劣化を調べるのですが),ガスクロで臭気物質の調査も行うわけです. メインで見るのはヘキサナールなのですが,ペンタノールも出ているというわけなのでこれも 調査しているということなのです.ただ食品化学の本やインターネット情報ではペンタノール が油の劣化等により出来ると明確に書かれた者がなかったため裏を取りたくなりました(この 辺はあきさんへのレスでも書かせてもらっています).

また過酸化物価は油のラジ カル反応の初期で製造されるもの,ヘキサナールやペンタナール(出来てるとすればですが) は二次製造物であることからグラフを書いてみたらピークが異なってくるように思うのですよ ねえ.ただ実際の実験のなかでは過酸化物価とヘキサナール,ペンタノールは良く似た挙動を 示しております.調査はまだ途中なので全て終了すると面白いデータになるかもしれませんが, 私の主題はこれを元にして劣化しにくい商品を作ることなんだよね.脇道に入らないよう注意 しないと行けないなあと,はちまきをしめ直している所であります.


あれれ。 投稿者:Hue  投稿日: 8月27日(月)17時50分47秒

投稿したら NATROM さんの書き込みが。

ということで、後半は無視してください。しつれいしました〜。


遅レスですね、、 投稿者:Hue  投稿日: 8月27日(月)17時47分36秒

こんにちは。

検出して出てくるのならそうなのでしょうというのが前の書き込みだったわけですが、
釈迦に説法、モーゼに十戒というヤツでしたね。
失礼しました。

こんなも のも見つけましたが、詳しいのは見あたらないですね。
http://group.lin.go.jp/mf -kikou/images/7-5-3.gif

むかしバイト先で日本酒の香気成分の分析をしてい るところを見せてもらったんですが、
それもガスクロでやってたような。

と ころで、過酸化物価とか、カルボニル価だけでは指標にはならないんですか?
検索して たらこういうので変敗を見ているように書いてたので、ふと疑問に。

> リンクのと ころ英語で手ごわそうなのですが頑張って見ます.

あ、こっちの方がよかったかも しれません。でもどうやら有料なんですよね。。。
PubMed でなれてしまうとダメなのかな?
http://www.jaici.or.jp/

> 文字バ ケ

NATROM さんのサイトは過去ログだけが EUC-JP のようです。 Top page は Shift_JIS
で記述されていて、他のファイルもそうなっています。過去ログの方は meta で「EUC -JP
だよ」と書いてないので、ブラウザが Shift_JIS のまま表示させてしまったのでし ょう
(そもそも meta タグを記述していない)。

大抵は自動認識になってれ ばバケないんですが。


というより 投稿者:RYU_TI_SYU  投稿日: 8月27日(月)17時35分19秒

日本語コードは
「平行 進化」
とか
「相似」が当てはまるんじゃないかのう?

「歴史に由来する 不完全性」は
強いていうなら、
「実行プログラムに当てたパッチロジック」
と 思うがいかが?

ただ、そのプログラムを作った人間様は、
「再創造」(リコン パイル、リリンケージ)
で、痕跡を消すことができるがな

人間を作った神様 も
「作った通りに動いているが、思った通りには動いてくれない」
って嘆いとるか もな


文字化け 投稿者:NATROM  投稿日: 8月27日(月)15時40分56秒

>サーバー側が使っている文字コードをきっちり記述して
>くれれば、 かなり減らせるはずなんですが。
>というわけでウェブページの作成者にお願い。

ツリー式掲示板の過去ログは、自分で編集したものではなくネオシティが作成してくれ るもので、これだけはEUCになっています。(その他のコンテンツはShift_JIS・・・のは ず。)たぶん、アタマにCONTENT="text/html; charset=EUC-JP"と入れておけば問題は解決す るのでしょう。でも、下手にいじって新たな問題が生じると嫌なので、ほうっておきました。 ハレルヤさんの環境では問題は解決してまずは良かったのですが、別の環境の人はブラウザの 設定だけでは見れないかもしれないので、やっぱり直しておくべきでしょうね。

「正しい」htmlの書き方を追求すると、泥沼にはまりそうです。どうして日本語の文字コ ードが一つに定まっていないのだろう?歴史に由来する不完全性のせいだ ろうな。


ありがとうございました。 投稿者: ハレルヤ  投稿日: 8月27日(月)15時10分45秒

直りました。


文字化け 投稿者:EzoWolf  投稿日: 8月27日(月)12時59分57秒

 日本語文字コード の問題はかなり厄介です。ブラウザの設定だけでは
困難でしょう。サーバー側が使って いる文字コードをきっちり記述して
くれれば、かなり減らせるはずなんですが。
  というわけでウェブページの作成者にお願い。


は、波動測定器はヤバいのでは… 投 稿者:PDX.  投稿日: 8月27日(月)12時37分52秒

 食品関連で波動測定器は ヤバいのではないでしょうか。
 入力と出力の因果関係が証明されていないような機器 で測定された安全性なんて、怖くて仕方ないです(汗)
(ダウジングロッドで調べて「こ の食品は安全です」と言っているのと大差ないシロモノのはず)


あきさんへ 投稿者:かくり  投稿日: 8月27日(月)12時36分44秒

あきさんへ
いろいろ調 べていただきありがとうございます.あきさんがご返答していただいた点について報告させて いただきます.

><1>ガスクロは展開条件を容易に変えることは できないのでしょうか?
液クロでしたら移動相の組成を変えて確かめますが、たぶんで きないのでしょうね。

分析条件は常に一定にしているようです.今のところそこま でしかわかりません.

><2>酸化反応を経時的に追った場合ピー ク面積はどう変化するのでしょうか?
ペンタノールの増大に伴い減少するピークは検出 できないのでしょうか?

1週目と4週目のガスクロの試験結果をもらっていますが, 1週目に検出されているものの4週目には出ないピークはあります.官能検査で香りの調査も していますが製造直後の香ばしい香気が全く感じられなくなっているのでそれとの関連はある のだろうかと想像しています.またガスクロの総面積はジグザグしながら増えていっています. このジグザグしている所に面白い現象が隠れているのかもしれません.

>< 3>ペンタノールは構造式から考えて簡単に分解されるとは思いませんが。調べた限 りは他のアルコールに比べて、
分解しやすいという記載はありませんでした。

調べていただきまして本当にあるがとうございます.ペンタノール(と思われる)の量は 0週から6週までの結果を見るかぎり常に右肩あがりです.この物質は安定していて袋中から 外気に逃げないかぎり基本的に減る事はないのだと思われます.

< 4>これは酸化に伴いピーク面積が増大するということですか?

現状のデータでは 酸化に伴いピーク面積が増大していますので,仮にペンタノールでなかったとしても油の劣化 に関する化学物質であると考えています.


今回の実験の主旨は「どの条件で 一番油の劣化が押さえられるか」なので本当はペンタノールであってもなくてもかまわないの かもしれません(指標となるものであれば).しかしながら発表会で報告しますので「本当は 何を測定しているのか」を押さえておきたかったのが,本質問の動機でした.


最後に

>社内の発表会、うまくいくといいですね。

ありがとうござ います.がんばらせていただきます.
しかしながらメインはその後の社内旅行なのか な?ひさびさに(多分)麻雀うてるぞ〜!!


マルチレス 投稿者:かくり  投稿日: 8月27日(月)11時54分17秒

おはようございます,って もうお昼ですね.
マルチレスとなります.

ハレルヤさんへ

t_rp XXXさん,wadjaさんがおっしゃる通り文字のエンコードがおかしいのではと思います.
あと考えるとすると知り合いが「インターネット中はメモリ管理がなされないのでガシガ シ容量を食う」といってました.メモリが足りなくなるとハードディクスを用いて作業するの ですが,その時非常に重かったり不具合が出たりします.ひょっとするとメモリ容量不足も考 えられるかもしれません.
ただコンピューター関係については私よりヘルメス☆さんの がずっとずっと詳しいように思われます.上の二つでも異常が治らないようでしたらヘルメス ☆さんにご相談されることをすすめます.

wadjaさんへ

波動測定機
上の 方の人がどこから仕入れた情報なのか「波動測定の数値を商品の品質管理に使えないか?」と アイディア出したとこから始まった話しです.しかしながら波動測定に関してよく研究してい るのはスジャータを売っているめいらく(名酪)グループですし,食品との関連は以外と深い のかもしれません.私としては「使用出来ない」という結論を出したいところですが,さてい かなる事やら.結果が出るのは半年後です(1年の経時変化を追っています).

あ きさん

ご丁寧にありがとうございます.
マルチレスとも思いましたが,長く なりそうなので別個に返答いたします.


かくりさんへ 投稿者:あき  投稿日: 8月27日(月)00時17分59秒

食べ物やさんとは!  てっきり植物やさんと思っていました。

ところでガスクロは使ったことがありませ んが、

<1>今検出しているというペンタノールは本当にそれで正 しいのか.偶然同じ所にピ−クが出る他の物質ではないのか.

ガスクロは展開条件 を容易に変えることはできないのでしょうか?
液クロでしたら移動相の組成を変えて確 かめますが、たぶんできないのでしょうね。

<2>< 1>がペンタノールとしてこれはラジカル反応による1次製造物ではないから,酸化が始 まってしばらくしてから出来てくると考えて良いのか?

酸化反応を経時的に追った 場合ピーク面積はどう変化するのでしょうか?
ペンタノールの増大に伴い減少するピー クは検出できないのでしょうか?

<3>ペンタノールは比較的安定 している物質なのか,それとも比較的早く分解されるものなのか?
構造式から考えて簡 単に分解されるとは思いませんが。調べた限りは他のアルコールに比べて、
分解しやす いという記載はありませんでした。

<4>仮に<1 >でペンタノールではない別の物質であるとしてそれは油の酸化に関係あるのか(これに関し ては経時変化を見る限りありそうなのですが).

これは酸化に伴いピーク面積が増 大するということですか?

社内の発表会、うまくいくといいですね。


私も良くありますよ>ハレルヤさん  投稿者:wadja  投稿日: 8月26日(日)23時17分24秒

私は、未だにwin98でIE5.0を使ってますけど、文字化けは日常茶飯事(は少し大袈裟か) ですよ。一度表示されてから、いちいち[表示]-[エンコード]-[日本語自動選択]しないと直り ません。

半角カタカナが入ってるページを見ると多いのかな?詳しく調べたことも ありませんが、ブラウザなどのセッティングで直るのなら、wadjaも知りたいです。


それって・・・ 投稿者:t_rpXXX  投稿日: 8月26日(日)23時10分50秒

文字のエンコードがおかしいのではないでしょうか?
IEなら、表示→ エンコードで調整できます。
(ちなみに俺は「シフトJIS」になっています。)


やっぱり不思議 投稿者:wadja  投稿日: 8月26日(日)23時09分57秒

To:かくりさん

身の危険を顧みずご職業を明かして下すってありがとうご ざいます。返答不要なんていいながら、当然興味しんしんだった訳ですが。

それに しても、ますます不思議。食品関係でなんで「波動測定器」??
えと、お差し支えない 範囲で...(白々しい)。


私だけでしょうか。 投稿者:ハレルヤ  投稿日: 8月26日(日)23時05分23秒

実は、パソコンを修 理に出していたのが返ってきました。修理屋が身内なもので、いろいろいいこともしてくれて いるんですが、変にいじってくれていて、そういうわけで、もしかして私のパソコンだけなの かもしれないのですが、ツリーの過去の掲示板を見たいのですが、全く完璧に化けているんで す。かくりさんは、そういうことないですか?


ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、 e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。


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