NATROMのプロフィール

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ニセピカチュウ
ピカチュウに擬態する肉食獣。(大文字ナンさんありがとうございました)
名前:NATROM
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進化論と創造論のサイトを作った目的

「確かにアメリカ合衆国では創造科学が台頭し、科学教育を脅かしているかもしれない。しかし、日本では創造科学が広まる危険はないだろう。」という意見があるかもしれません。確かにその通りです。日本でも創造論を支持している人たちはいますが、少数です。今後その数を大きく増やす見込みはないでしょう。

だが、それは単に日本人にキリスト教の文化が根付いていないからで、アメリカ人に比べて頭がいいからでも、より科学を理解しているからでもありません。創造論を信じているアメリカ人を笑っている日本人も、創造科学と同じ位ばかげた擬似科学を信じているかもしれません。オウム真理教をはじめとするカルトがはびこり、科学的根拠のない説に踊らされてます。日本も同様に、科学的無教養が幅をきかせているのです。

このページを作った目的は進化論に対する誤解を解き、創造「科学」の誤りを指摘することです。そしてもう一つの深い目的は、進化論と創造「科学」を理解することで、科学と擬似科学の違いを見抜く力をつけることです。疑似科学の手法、例えば不完全な引用や、論敵の主張を誤解した上で否定する、間違いを正さない、批判に耳を貸さないという態度を知れば、他の疑似科学にも適切な対処ができるようになるでしょう。単に「創造論のここがおかしい」という種明かしだけでなく、なぜ創造論者はそういう間違いを犯したのか、そういう間違いを犯さないにはどうすべきかということを示したつもりです。

どういう人たちを対象としているのか?

まず一番念頭に置いたのは、進化論を学びつつある子どもたちです。もし日本人の子どもが進化論と創造論について疑問に思ったとき、インターネットを利用するかもしれません。日本語では「創造論は科学的だ。進化論は間違いだ。」というページしかないということになれば、進化について学ぶ機会を奪われたことになります。ささやかなページではありますが、子供たちが何が正しいのか学ぶ助けになれば幸いです。

それから、進化について一通り教育を受けただけの人たちです。正しい情報さえ与えられれば正しい判断ができますが、それなりの知識をもっておらず、創造論者の言い分だけを聞いてしまうと創造論にも一理あると思ってしまうかもしれません。彼らが創造論者になることはないでしょうが、なんとなく他の科学の分野に比べて進化論は証明の程度が低いと思っている方は意外と多いのではないでしょうか。進化学は、他の分野の科学と同様に、興味深くおもしろい学問です。このページを見て進化に興味をもち、進化に関する本を一冊でも読んでもらいたいと願っています。

進化について十分な知識を持っている方に対しても、創造科学というものがあるという情報を提供することができます。科学について深い造詣があっても、日本ではときどきしか報道されていないこともあり、アメリカ合衆国での科学教育の問題をよく知らない方も結構いらっしゃると思います。「そんな考え方をする人もいるんだな」とでも読んでください。また、創造論者の書く本は「トンデモ本」を好む方にはお勧めです。それから、このページの誤りや改善の余地をアドバイスして下さればありがたく思います。

最後に創造論者の方です。これを読んで転向する方はおそらくいらっしゃらないでしょう。創造論者の方にとっては信仰を否定されているように感じられるかもしれませんが、科学で信仰は否定できません。科学で否定できるのは擬似科学です。宗教あるいは神を信じているのではなく、擬似科学あるいは扇動者を信じている可能性も考えてください。もし疑問に思えば他のいろいろな情報にあたることができます。新しいものの見方がひらけるかもしれません。


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