進化論と創造論についての掲示板ログ126

2002年11月26日〜2002年11月30日
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再び谷庵さんへ、へちさんへ  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月30日12時46分

http://medical.tanabe.co.jp/public/science/2000_3_10/sci_jsumm.shtml
http://eeyo.net/kennkou/radi.html
http://www2.kmu.ac.jp/ann70/tenkai/clin/text1.html
http://chugaiigaku.jp/56/zouketsu.html
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010220.html
http://www.niigata-cc.niigata.niigata.jp/Ipn_Gan_Ketueki_Ikeisei.htm
http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~pedia/honbun/2sho%20ketueki.html
http://www.ms-square.org/mssaisinjyouhou1.html

検索結果
http://google.yahoo.co.jp/bin/query?p=%b9%fc%bf%f1+%c2%a4%b7%ec%b4%b4%ba%d9%cb%a6+%a5%e1%a5%ab%a5%cb%a5%ba%a5%e0&hc=0&hs=0

これらもろもろの骨髄による造血作用の研究と、骨髄異常による
血液異常の改善の努力をすべて嘘だと考える事と、内容を吟味した
結果とうていでたらめであると考える事はできません。

他にも細胞レベルで骨髄による造血作用の発見や、分子レベルでの
造血システムの解明などを読みましたが、理解できない文章も多々
ありますが、筋が通っている気がします。

自分で検査や実験をしていなくても、ある程度信頼できる機関の研究を
複数見る事によって真実らしいぐらいは推測できると思います。

よって骨髄造血作用の否定は、どうしてそういう考えになったのか
千島氏がいきていらっしゃらない以上、理解に苦しみます。

これが僕なりの結論です。まだ不十分だと言う人は自分で調査
して下さい。もううんざりしています。

最後に、僕はこれでもすっきりは理解してません。無理矢理
面倒な事をして自分のエネルギーを削りたかっただけです。
もう自分で考えろという言葉は、金輪際聞きたくありません。
どうせわかりっこないからです。前も言いましたが、なんか
脳みその異常なんでしょう。いずれ医者に言って、診断し
てもらいます。


ゆんさんへ、僕なりにゆんさんに対してむかつかないように
防御した言葉です。つまらないと書いてある言葉で、人をマゾ
みたいに言わないで下さい。罪を憎んで人を憎まずですよ。
もちろん返答なんて期待してませんし、悪口言われるくらいな
ら無視して下さい。腹が立ちます。進化論の掲示板でふさわしく
いうなら、長い人生の中で獲得してきた僕なりの処世術です。


あーもう  投稿者:ゆん 投稿日: 2002年11月30日11時56分

わざわざ「ひとりごと」って書いたのにどうしてそう変な
取り方するのかなこの人は。

あいかわらずはっきり書かないとわからないみたいなので
あえて禁を破ります。

あれは「うだうださんの相手はするだけ無駄です。あの人
は相手をしてもらえるだけで嬉しい人なんだから無視する
のが一番です」という誰にともなく当てたメッセージです。

「うだうださんの相手をしてる」と(本人に)思われたくな
かったからわざわざ「ひとりごと」なんて書いたのにさあ。
何が「有り難う御座います」だ。

ああ、もう。
こんな事、書かせないでくださいよ。

不愉快なだけの中身の無い内容の書き込みですけど、そんでも
書かなきゃいかんと思ったので敢えて書きました。
お目汚し申し訳ありません>皆様


これだけ言っておきたい  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月30日11時36分

まずまだまだ調べておくつもりです。

その前に、NATROMさんへ
僕もちょっと反省してます。NATROMさんのこのHPを
始めた理由を読み、その志は嘘だったのか!と糾弾しようと
考えていました。上げなくてよかったとつくづく思います。

実は気になって気になって、生活すべてがだめになってし
まい困っていました。世紀の大発見をみなが無視するように
思えて、かなりいらいらしていました。

まずNATROMさんも妻子ある、31歳だということを
忘れていました。こんな日は家族サービスでもしてやって
下さい。カマンベールさんにもご迷惑かけたことですし。

> まあ確かに、千島が何を見て腸内造血だと思い込んだのかは、
> 私も知りたいところはあります。

この言葉が最も説得力がありました。ただあまりにNATROMさんの
想像の話がふざけてみえました・・。そこでかちんとなっていたことも
あります。

最も言いたい事は伝わってるかどうかわかりませんが、1つは確実に
理解された事で良しとします。

損得に関わらない事は判断が狂ってしまってだめです。僕が造血の
病気ならもっと真剣に考えていると思います。

時間が無駄になったという言葉は撤回します。有意義な時間になり
ました。

ただ敢えて付け加えると、おそらく千島シンパ一歩手前の人
からみたら。今回のNATROMさん程度の返答では不満だと
思いますよ。

しつこいくらいレスしましたが、少し減らします。


髄外造血  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月30日10時47分

教科書的には、骨髄での造血能が落ちたときに、ヒト成人でも骨髄外での造血は起きうるとされています。ただ、腸ではなく、肝臓や脾臓でですが。胎児のころは、肝臓や脾臓で造血していたのだから、まあそれほど不思議なことではないのでは。確かに、腸内造血がいかなる場合にも絶対に起きないとは100%の断言はできません。もっとまともな人がそう言っているのであれば、どうなのか調べてみる気にはなるでしょうが、そんな気にもなれないというのが正直なところです。

まあ確かに、千島が何を見て腸内造血だと思い込んだのかは、私も知りたいところはあります。ローウェルが見た火星の運河のようなもの(要するに見間違いと思い込みがそれぞれを強化していった)だったのではないかと、個人的には思います。千島の時代と比べ顕微鏡をはじめとしたさまざまな技術が発達し、しかも腸の切片は多くの病理医が日常的に観察し、あるいは腸の専門家がさらに詳しく調べています。にも関わらず、千島と独立して腸内造血説を言い出す人が皆無なのはなぜか、というところに思いを馳せていただければよろしいかと。


フェニックス  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月30日10時45分

やっぱりすっきりしません。TXTでNATROMさん糾弾を
書いていたら。気持ちが盛り上がってきました。ただ内容を上
げる気はありません。

かなり絞ります、しかもみなさんの流儀に多少合わせて質問しま
す。

千島氏の時代には、仙骨骨髄の造血幹細胞の存在は、学会で知られてい
なかったのでしょうか?

しかも学会では造血幹細胞の存在自体、しられていなかったのでは?

(質問の意図は、おそらく千島氏の時代的知識不足であろうと考
えているからです。過去の人を単純にトンデモといってしまうのは
単純な発想です)

かなりいろいろ調べましたが、千島氏よりのHPにはもちろんありま
せん。専門家のHPには歴史などは興味がないらしくありませんでし
た。


学位審査/マクガバン・リポート  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月30日10時30分

>Re:学位審査 投稿者:へちさん  投稿日:11月29日(金)19時51分53秒

へちさん、情報ありがとうございました。想像で物を言わずに、もっとよく調べるべきでした。トンデモ論文に対してもちゃんと審査すべきだというのも、その通りです。


>マクガバン・リポート

謎です。正式名称であろう"Dietary goals for the United States"をMEDLINEで検索をかけると、いくつか引っかかってはくるのです。Abstractがついていないから、どのようなものかはわかりません。気が向いたら調べてみます。


これっきりこれっきり  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月30日 9時55分

> 単語の置き換え、つまりあなたの作った文章にそのまんま「地球」「青い星」を入れ替えた
> だけなのですが、やはり気付かないようですね。

分かってるから、嫌みだと付け加えたんです。

○骨髄以外の臓器での造血作用について

僕が分かるわけないでしょう・・。

○上記を推論させるに足りる事例について

知る分けないですね・・・。

○仮説が信憑性を獲得する過程について

これは意味が分かりません。

ゆんさん、つまらないレスでも相手してもらえて有り難うございます。

へちさんもう止めます。こうなる事は分かっていただけに馬鹿馬
鹿しいです。時間が無駄になった事が残念でなりません。これからは
僕がだめといったら駄目だと理解して下さい。

ツリーでをと当初計画してましたが、ツリーにいくと熱が冷めるんですよ。
おもしろい話題のため熱を冷ますのが嫌なので、僕は引いてROMしよう
と思っていました。いまだあつあつなのは、あのお2人だけです。


ひとりごと  投稿者:ゆん 投稿日: 2002年11月30日 9時06分

ほらね。
相手しないのが一番なんですよ。


うだうださんへ  投稿者:大文字ナン 投稿日: 2002年11月30日 9時03分

千島学説とやらにも一片の真実が隠されているのでは?とあなたが思いたいことは分かるが、
それを主張しようとする文章がさっぱり「意味不明」なのです。上記の心情に基づくため、
ここで千島学説を否定(一般でも否定)されていることに「腑に落ちない点」を感じて、
うだうださん独自の「いじめられた感じ」を味わい反発しているのでしょう?

とにかく、発言にあたりあなたの書く文章は「読むに堪えない」ひどいモノです。
下の2点の発言を見ても、投稿時間が20分しか離れていません。十分な校正や文脈のチェックを
行なう人がそんなペースで発言するはずもありません。
#「なったく」「そのそも」「1生」→誤字
#千島学説がなぜこだわるか?を質問しても、学説支持者がいないので答えようがない
#同様にししゃ科も会の人も、ここに参加していない(ROMしていると思ってるんでしょうが)

#RYU_TI_SYUさんはあなたの主張を代弁したのではなく、あなたの構文の意味不明さを指摘するため
 単語の置き換え、つまりあなたの作った文章にそのまんま「地球」「青い星」を入れ替えた
 だけなのですが、やはり気付かないようですね。
#骨髄以外の場所でも造血作用があるのでは?の観点に立つことと、千島学説〜ししゃ科も会の
 主張との混同から、常に構文がループしている。

ざっと見て、うだうださんの文章には以上の問題があります。
うだうださんが何を主張しようと、言いたいことが分かればここでは会話になると思いますが
何を言いたいのかさっぱり分からないのでは「文章を直してくれ」としか答えようがありません。
○骨髄以外の臓器での造血作用について
○上記を推論させるに足りる事例について
○仮説が信憑性を獲得する過程について
提案するならば、上の3点についてツリーにスレッドを立て、それぞれについて箇条書きで
うだうださんの論点を主張してください。


ちょっと恐い  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月30日 7時47分

えーと検索してたら、この掲示板がひっかかりちょと恐くなった為、
言い訳させてもらいます。

僕は以前から、腸による造血作用はなったく無いかを調べたものは
いないのかと提言しているとおり。千島という方がそのそも一般的には
奇妙ともいえる発想に至った発端は、腸による造血作用を発見して
しまったためです。僕も人間の1生を維持してくだけの造血能力が
あるとは思いませんが、生物というのは実に危機に関して、めちゃ
くちゃな方法で生き延びようとします。

そこで腸による造血作用は、ある特殊な条件下ではごく微量に発見
されることはないのか?他にも、骨髄から漏れ出した造血幹細胞が
ふわふわただようことがあるらしいですね。こいつは血管の中で造
血を行ったりしないのでしょうか?

否定ばかりをするのではなくて、可能性も考えてみてもよろしいの
ではと言っています。1つ違えば全部違うとは理論ではわかりますが
偶然性の発見もあるでしょう。

それは置いておいて、千島学説はいつまで骨髄説の最初の実験にこだ
わっているのでしょうか?

ネオダーウィニズムの最初の実験で、ねずみの尻尾切り実験がありま
すが、今だにこんなくだらない実験にこだわって、突っ込んでこよう
とするとんでもの方々にうんざりします。

いいですかししゃ科も会のみなさん。基本的に科学の実験には過去には、
やり方としてはまるで間違っている事が多々あります。後世の科学者に
よってほとんどが訂正されて、間違いによって構築された理論は訂正さ
れています。おそらく骨髄の事も、専門家の方々はわかっていると思い
ますが、馬鹿馬鹿しいからことさら突っ込みをいれないだけだと思いま
すよ。

ふー、またくだらぬレスを上げてしまった・・・。


決定的証拠が欲しい!  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月30日 7時23分

RYU_TI_SYUさんへ
そそ僕の言いたかった事を有り難う。嫌みだとは思うけど、うまいです。

僕はまだ科学者とか、学会を信じてますからいいですけど、へちさんは
おそらく関係者なのかな?多少はうさんくさい面があることを臭わせて
いらっしゃいましたよね。
ただ読解力がないないと言われて、いい加減参っている為、少しは丁寧に
いいますが、へちさんが完璧を期す為、NATROMさんに突っ込んだだ
けとはわかっているつもりです。

後、地球の写真は細胞の写真よりかなりましですよ。陰謀としても説得
力がありますよ。僕は月面着陸の例えを出されると思っていました。

状況証拠ってやつですよね?渡辺謙さんのような例を出す事はです。他にも
なべけんさんは白血球だから、正確には赤血球の不足の方がいいですよね。
例えば骨髄移植を受けないと死ぬ恐れがあり、見るからに貧血そうな方が
骨髄移植を受けて貧血から立ち直ったとしても、ししゃ科も会の言い分では
瀕死状態にあった人間を例に出す事は、千島論の上ではおかしいことになる
とかいわれそうなんですよ。

造血幹細胞を見せても千島理論では、無意味ということがあります。しかも
これ発見し辛いらしいですね。
他に疑問なんですけど、造血幹細胞の存在は分かっている事になっていますが
目(もちろん顕微鏡などで)で見て造血作用を見た事ある人はいるのでしょう
か?

だからししゃ科も会に協力してもらって、現代医学で分かっている造血機能の
ある骨髄を、残らず抜かしてもらってはどうでしょうか?
彼らの言い分なら腸に造血作用があるらしいため、生き長らえるはずなん
ですけどね。(もちろん倫理上許される行為とは思ってない為、ししゃ科も会
さんが独自で行ってくれると助かります)


RYU_TI_SYU さんへ  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年11月30日 6時38分

実を言うと、私も色々な例えを考えていたのです。
幸運グッズにしようかダイエットの広告にしようかと、色々とやってみたのですが、なかなか上手に出来ませんでした。
RYU_TI_SYU さんの分かりやすい例えを見て、自重したのは正解だったとほっとしています。

うだうださんにとっても、分かりやすいと良いのですが。


谷庵さんへ  投稿者:RYU_TI_SYU 投稿日: 2002年11月30日 0時41分

地球は青い星です。地球はほぼ球体です。
僕も谷庵さんに言われる前にここまでは調べています。

いいですか谷庵さん、僕がわからないと言っているのは、だからって
僕が発見したわけでもないし、調査する事も出来ない事なんです。
様々なHPを見ましたが、わけのわからない青い星を見せられて、これが
地球と言われて何を納得すればいいのでしょうか・・。


Re谷庵さんへ   投稿者:谷庵 投稿日: 2002年11月29日23時00分

ごめんなさい、うだうださんが何を言いたいのかさっぱり分かりません。


Re:学位審査 の訂正  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月29日22時49分

(誤)学位論文が受理されたのが1947年9月ですから、このとき千島氏は既に48歳。

(正)学位論文が受理されたのが1947年9月ですから、このとき千島氏は既に47歳。


やっぱりトンデモは連鎖する  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月29日21時55分

またなんとなく千島学説1(間違いだらけの医者たちより)
http://members.tripod.co.jp/akyonn/tisima1.htm
を読んでいたら、

>精神の健康は血液を浄化し、そして流れをよくするが、腹を立てたり、恐怖したりすると血液に毒素を持つ。これは科学でも実証されている。そして間違った食生活とがんの関係は、今日、常識になってきたようだ。
>このことは、有名な「マクガバン・リポート」(アメリカ)でもよく知られている。
このなかで「がんおよび成人病の原因は九○パーセント以上食事である。動物性の食べ物、加工食品をとっているアメリカ人の食生活に原因がある」と言っている。
>これは、食べたものが血液になり、その血液が細胞になるという千島説にあてはめれば、いとも簡単に解明される問題である。

見つけてしまった。今話題のマクガバン・リポート。
このマクガバン・リポート(マクガバンレポート)ってググッても政府機関や公的機関、病院、大学なんかじゃ全然出てこなくて、健康食品会社くらいしか引用してないんだよね。うーん。どうなんだろう。


Re:学位審査  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月29日19時51分

>「だからといって、九州大学では千島論文を不合格にもできなかった。不合格にしてこれと同様の論文が、国内あるいは国外のどこかの大学でパスするようなことがおこれば、たちまち九州大学の不名誉になる」というのは意味不明。単によその大学よりも学位審査のハードルが高いことを意味するのであって、名誉にこそなれ、不名誉になんかなりはしません。将来、千島論文が世に認められたら、不見識を責められるということはあるかもしれませんが、現在の千島学説の評価はご存知の通り。

彼らは千島学説が不当に評価されていると考えており、他大学でパス=千島ノーベル賞受賞=九大面目丸潰れという図式なのでしょう。

>「主査の丹下正治」。現在は、指導した教授は主査にはなれないのですが、他大学、あるいは当時の慣例ではありえたのでしょうか。

私は指導教官=主査でした。

>想像ですが、以下のようなことがあったのではないかと。

まず、明らかな間違いがあります。
http://www.chishima.ac/
千島喜久男博士プロフィールによると、
1899年10月10日、岐阜県上宝村本郷に生まれる。
とあります。
学位論文が受理されたのが1947年9月ですから、このとき千島氏は既に48歳。全然若くはありません(笑)。
また、このとき既に千島氏は藤枝農学校教諭(人体生理学)、熊谷農学校(同左)、群馬県勢多農林学校教諭(同左)を歴任し、九州帝大嘱託(組織学)、満州国立奉天農大教授(畜産学)、満州医大講師(組織学)を歴任しています。「生物学に革命が起きた」のが千島氏が40-47歳くらいの頃だとすると、それまでは着実に実績を積んでいたのが、ある時突然転ぶ「途中からトンデモさん」の類だったのではないでしょうか。
一方、指導教官の丹下教授が定年退官したのがこの10年後ですから、丹下教授の歳は50-53くらい?でしょう。同世代で、ある程度権威もある千島氏の要求を断りにくかったのかもしれません。

>当時の九大に問題があったとすれば、丹下教授。この段階で食い止めないといけなかったのです。

まあこれは同意。

>学位審査を引き受ける教授がいなかったとしても、それを責める気にはなれません。審査して落としたって、「千島論文がパスすると生物学の定説は根底から崩れることになるから、ほかの大学の教授たちが、九州大学の当局及び論文審査の担当教授に、圧力をかけたからである」とか言うに決まっています。

しかしながら、論文が受理された以上、審査をするのは教授陣の業務です。ババをつかまされた審査員には深い同情を禁じ得ませんが、やはり面倒でも審査した上で落とすべきだったのではないでしょうか。審査してもしなくても言われるなら、審査した方が反論し易い。

>でも、千島喜久男って、医学博士とされているです。どこでとったんだろ?

同じく千島喜久男博士プロフィールによると、
1958年東邦医科大学より医学博士の学位授与。
とあります。
「宙に浮いた千島の学位請求論文は、およそ10年間というもの九州大学に放置された」とありますから、九大から自発取り下げしたあとすぐに東邦医科大学に提出したのでしょう。
どういう論文を提出したのか謎ですが、
1.10年の間にまともな論文を書き直した
2.実は九大に提出した論文はレベルこそ低いがそこそこまともだった
3.東邦医科大学の審査員がトンデモだった(笑)
あたりでしょうか。

>つか、どうやって岐阜大学の教授になったの?

岐阜大学の前身である岐阜高等農林専門学校の講師となったのが「生物学に革命が起きた」直後の1948年。途中まで実績を積んでいたという推測が正しければ、実績を買われてのことでしょうか。あるいは九大側の厄介払いか。そこからはエスカレータ式に。学位授与は教授昇進の後ですね。


谷庵さんへ  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月29日12時27分

造血幹細胞が赤血球を作り出します。造血幹細胞は骨髄に存在してい
ます。僕も谷庵さんに言われる前にここまでは調べています。

いいですか谷庵さん、僕がわからないと言っているのは、だからって
僕が発見したわけでもないし、調査する事も出来ない事なんです。
様々なHPを見ましたが、わけのわからない細胞を見せられて、これが
造血幹細胞と言われて何を納得すればいいのでしょうか・・。

俳優の渡辺謙さんがいらっしゃると思います。どうみても元気に生活な
されている気がします。僕が上がられる矛盾点はこのくらいです。


しかし千島学説を語る人たちは、造血作用はまだ不明だと語る根拠は
なんでしょうか?

何が不明なのかさっぱりわかりません。ここまで熱意があるとなんか
あるのかと勘違いしています。
トンデモパワーと呼べば解決する問題なのでしょうか?


学位審査  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月29日10時50分

想像ですが、以下のようなことがあったのではないかと。


若き千島「丹下先生。この論文で学位審査させてください」
丹下「コリャ駄目だよ。」
若き千島「でも先生、生物学の革命です。教科書が書き換わるのです。このプレパラート見てください、ほらほら。これを見ても先生は意見が変わらないのですか。先生も、無知蒙昧な現実を受け入れない堅物なのですか。ほらほら、事実を受け入れましょう」
丹下「(めんどくさくなって)あーわかったわかった、ひょっとするかもしんないから、やってみたら」

若き千島、書類をそろえて事務に提出。事務は論文の内容など見ず、書類がそろっていれば受理する。論文は副査の平岩にまわる。

平岩「なんだこりゃ。こんなんじゃ通せないよ。忙しいんだから、通したければ他の先生に頼んでください」

でも、審査を引き受ける他の教授はいるはずもない。審査を引き受けるってことは、わけのわからない論文とはいえ、一応は目を通し、本人のプレゼンを聞く時間を割かないといけない。落とすと丹下教授のメンツを潰すことにもなりかねないのだ。


当時の九大に問題があったとすれば、丹下教授。この段階で食い止めないといけなかったのです。学位審査を引き受ける教授がいなかったとしても、それを責める気にはなれません。審査して落としたって、「千島論文がパスすると生物学の定説は根底から崩れることになるから、ほかの大学の教授たちが、九州大学の当局及び論文審査の担当教授に、圧力をかけたからである」とか言うに決まっています。

でも、千島喜久男って、医学博士とされているです。どこでとったんだろ?学位請求論文がパスしていれば、その後の生物学の歴史は大きく変わったはずだったのでは?つか、どうやって岐阜大学の教授になったの?
http://khon.tripod.co.jp/chosha/t030.html


学位審査  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月29日10時29分

>千島のこの学位請求論文は″鶏胚子の泌尿生殖器官の組織発生並びに血球分化に関する研究“というもので、1940年に研究がはじまり、その間に大戦、この国の敗戦があって中断し、完成を見たのが1947年で、その年の9月に九州大学の教授会によつて正式に受理された。
>千島の学位請求論文がパスしていれば、その後の生物学の歴史は大きく変わったに違いない。しかし、論文は審査されなかった。千島論文がパスすると生物学の定説は根底から崩れることになるから、ほかの大学の教授たちが、九州大学の当局及び論文審査の担当教授に、圧力をかけたからである。
>だからといって、九州大学では千島論文を不合格にもできなかった。不合格にしてこれと同様の論文が、国内あるいは国外のどこかの大学でパスするようなことがおこれば、たちまち九州大学の不名誉になるからである。
>ことのおこりは、千島論文の副査にあたっていた平岩馨という教授が、この論文をパスさせる自信がないと言って、さっさと審査から降板したことに端を発している。主査の丹下正治もそれを理由に、千島に学位請求論文の自発的取り下げを求めたのである。
http://www.asyura.com/sora/bd16/msg/203.html

当時の学位審査の制度がどういうものだったかは存じませんし、千島よりの情報源しかないので確かなことは言えません。ただ、現状の制度から類推するに、「九州大学の教授会によつて正式に受理された」ってのは、単に必要書類を提出しただけのように思います。

「ほかの大学の教授たちが、九州大学の当局及び論文審査の担当教授に、圧力をかけた」ってのは、そんなことありえるのでしょうか。いったい、どうやって圧力をかけたのか、そもそも、「ほかの大学の教授たち」が千島論文の存在をどうやって知ったのか。へちさんの指摘のように、これは陰謀論に属するでしょう。

「だからといって、九州大学では千島論文を不合格にもできなかった。不合格にしてこれと同様の論文が、国内あるいは国外のどこかの大学でパスするようなことがおこれば、たちまち九州大学の不名誉になる」というのは意味不明。単によその大学よりも学位審査のハードルが高いことを意味するのであって、名誉にこそなれ、不名誉になんかなりはしません。将来、千島論文が世に認められたら、不見識を責められるということはあるかもしれませんが、現在の千島学説の評価はご存知の通り。

「千島論文の副査にあたっていた平岩馨という教授が、この論文をパスさせる自信がないと言って、さっさと審査から降板した」。この教授は見識があるからこそ、審査から降板したのではないでしょうか。現在での話ですが、学位審査ってのは、基本的に通すためのものなのです(過去はもっと甘かったと聞く)。うわさで「あまりにひどい論文に某教授が激怒して、なんと!学位をもらえなかった」という話を聞くぐらいで、実際に落ちた人を私は知りません。フリーパスというわけではなく、学位審査に落ちるのは恥ずかしいことであると考えられているので、常識のある人だったらひどい研究では学位請求しないし、指導教授も許しません。研究に4年間かけて学位を貰えなかったという人はいますが、学位を請求して蹴られたのではなく、論文ができなかったのです。

「主査の丹下正治」。現在は、指導した教授は主査にはなれないのですが、他大学、あるいは当時の慣例ではありえたのでしょうか。


千島説  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年11月29日 9時26分

へちさんへ
>千島学説の
>>骨髄は健康状態のときは脂肪が充満していてとても血液は造れないからだ。
>http://members.tripod.co.jp/akyonn/tisima1.htm
>というのは健康状態の時の(大腿骨等の)黄色骨髄を見て、すべての骨髄で脂肪が充満していると誤解した結果という推論ができますね?

たぶんそんなところだろうと言う気がします。
ただし、千島氏の八大理論のすべてがおかしいので、どこがどう間違っているのか考えてもしょうがないような。
まあ、「膜理論」と同じレベルじゃないでしょうか。

それよりも、千島氏が岐阜大学教授として定年まで全うしたことで、学会の圧力やら陰謀やらがないことが証明されたと思うのですが、トンデモ好きの人にとっては馬耳東風でしょうね。

うだうださんへ
>ようするに千島学説の何がいけないかを追求するには、生半可な
>知識しかないからです。でも本当におかしいのかと考えてしまいます。なぜか
>おかしい気がしないのです。

少なくとも骨髄で赤血球が作られていることは簡単に調べられるはずです。
理論の根幹の部分で初歩的な誤りの見つかる仮説が、おかしくないはずがないと思いませんか。


再度へちさんへ  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月29日 7時24分

> 専門家のツッコミ(各論での間違い探し)を待つのも一つの方法ですが、素人なりにどこがおかしいのか考えるのも重要なことだと思います。
人はすべての分野の専門家にはなれません。いつでも専門家の判断を仰げるわけでもありません。自分自身で判断しなければいけないこともあります。

これは僕の書き方が全面的に悪かったと思います。僕の言いたかった事は、僕のような
素人という意味です。素人全部が口を出すなという意見ではありません。素人も千差万
別です。
しかも自分が専門家だったとしても、荷が重いと吐く事と思います。へちさんの事は応
援しています。無責任に思われるでしょうが、どこから突っ込めばいいかすら、わから
ないのが現状です。


妊婦を叩く  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月29日 7時09分

> あっという間に過去においやられてしまいました

僕が追いやった事が明白です。申し訳ありません、ちょっと興味
深い話になったものですから。

> それを後世の人々が悪意に解したということでしょうか。

ここで僕が感じた第1の感想を述べてみます。

様々な本を読み、大方の見方として、商は悪だと述べられている
文章が多い事はご存知かと想います。宮城谷さん以外の本も読ん
だ事があるのですが、商側に好意的に書かれている文献は宮城谷
さんのものしか僕は知りません。

この事から商がやる祭事だから、きっとあくどいものなんだろう
と解釈していました。かくりさんの発言を読み実はびっくりして
いました。あら意外にまともだなと。

封神演義や、史記を参考にした本などを読むと、とても商があく
どく書かれています、特にひどいのが宮城谷さんの「太公望」で
す。

このことから後世の常識とのずれというより「商がやる祭事」だ
からきっと悪い祭事なんだろうという考え方は僕だけでしょうか?


 投稿者:仔猫 投稿日: 2002年11月28日23時06分

 変なものを見つけてしまった・・・。だからってあの文章自体の価値は変わらないとは思うんですがw アーサー・ケストラーの『偶然の本質』って、良い本です。どうも俺はスレスレなのが好きみたいですな(汗


http://pub.maruzen.co.jp/videosoft/bbc/search/html/1611053.html


マルチレス  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月28日22時37分

>谷庵さん

ということは、

千島学説の
>骨髄は健康状態のときは脂肪が充満していてとても血液は造れないからだ。
http://members.tripod.co.jp/akyonn/tisima1.htm

というのは健康状態の時の(大腿骨等の)黄色骨髄を見て、すべての骨髄で脂肪が充満していると誤解した結果という推論ができますね?


>うだうださん

専門家のツッコミ(各論での間違い探し)を待つのも一つの方法ですが、素人なりにどこがおかしいのか考えるのも重要なことだと思います。
人はすべての分野の専門家にはなれません。いつでも専門家の判断を仰げるわけでもありません。自分自身で判断しなければいけないこともあります。

>NATROMさん

よく見たら(高尾居室)って書いてありましたね。
いわば敵城に乗り込む形ですから、ビビるのもしょうがありません。
人数が少ないのもある意味、当然かもしれません。
ご苦労様でした。


へちさんへ  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月28日21時50分

へちさんの意見は僕の言いたかった事です。僕もへちさんのことをとやかくは
言えません。ようするに千島学説の何がいけないかを追求するには、生半可な
知識しかないからです。でも本当におかしいのかと考えてしまいます。なぜか
おかしい気がしないのです。

ただNATROMさんや、他の専門家の方にも教えてくれとは言えません。そ
れは僕が理解できないからだろうからなんです。僕は分からなくてもいいです
から、もしよければ専門的に様々な方で議論をしてもらえないでしょうか?


僕は専門家ではありませんが、西原重力進化説はおかしいとわかります。本人
がおかしい事をわかっているからなのです。本を読めばわかるのですが、DN
Aの変異についての機構がまるで思い付かないらしいのです。まるで専門家じ
ゃないし、そこは仕方ないと思います。もし彼の理論を説明しようとすれば、
獲得遺伝子かありえません・・。ただ彼はDNA機構は体にたまたま都合のい
い風に、後から変異するのじゃないかな?とも触れています。すごい確率だと
思います、これはおそらくないでしょう。


殷の話  投稿者: 投稿日: 2002年11月28日21時08分

>かくりさん

あっという間に過去においやられてしまいましたが、お返事ありがとうございました。
棒でたたくのはおまじないということですか。霊木の殳だったのかも。
それを後世の人々が悪意に解したということでしょうか。
「史記の風景」は読んだことがあります。もう一度しっかり読んでみようかな。


Re造血の場  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年11月28日20時33分

NATROMさんのあげたリンクでは、大腿骨の骨髄は赤色骨髄であると書かれていますが、たぶん間違いです。
通常、成人の腕や脚の骨の骨髄は脂肪に置き換わった黄色骨髄で、造血能はありません。
絶食させると造血能を持つのかどうかは知りませんが。

骨髄移植のための骨髄採取は、通常仙骨(骨盤の後ろの骨)から行います。

誤解を招くといけないのでしゃしゃり出てきました。

http://www.kyorin-u.ac.jp/blood/link/hematopoiesis.html


千島学説の歴史  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月28日19時24分

うだうださん

残念ながら私は組織学とかそっち系は疎いのです。他の方のフォローを期待しましょう。
って書こうと思っていたらNATROMさんがフォローしてくれていました。感謝。

素人の私から千島説をみて、最初に感じたのはやはり自分の持っている知識とあまりにかけ離れているところですよね。
ただ、それだけではトンデモとは言えないので、ちょっと詳しく調べたわけなんですけど、決定的にまずいと思ったのは、かなり異端な説を唱えている割には、他の専門家と真剣に議論を行った形跡がないからです。

って書こうと思っていたのですが、どうも初期の頃はそうでもなかったような記述があります。

>千島は根気よく丹下に標本を見せ、説得を続けた。その結果、ひょっとするとひょっとするかもしれない。学位請求論文にまとめるようにという許可がおりたのである。
(中略)
>しかし、論文は審査されなかった。千島論文がパスすると生物学の定説は根底から崩れることになるから、ほかの大学の教授たちが、九州大学の当局及び論文審査の担当教授に、圧力をかけたからである。
(中略)
>ことのおこりは、千島論文の副査にあたっていた平岩馨という教授が、この論文をパスさせる自信がないと言って、さっさと審査から降板したことに端を発している。主査の丹下正治もそれを理由に、千島に学位請求論文の自発的取り下げを求めたのである。
>閉鎖的な学界に失望を感じはじめていた千島は、すでに学位の有無に拘泥していなかった。彼にしてみれば、合格・不合格はどちらでもよく、とにかく九州大学の見解を示して欲しいという思いが強く、論文の自発取り下げを拒否した。
>宙に浮いた千島の学位請求論文は、およそ10年間というもの九州大学に放置されたまま、丹下正治が教授が定年退職する日が来た。教授は千島が盛岡高等農林に在学中からの恩師である。教授のたっての願いにより、この場に及んで自発取り下げも余儀なく、論文は空しく千島の手元に戻つたのである。
http://www.asyura.com/sora/bd16/msg/203.html

陰謀論めいた記述がありますが、まあそれはおいといて、どうも九州大学側の方から審査を拒否したということがあったようです。
この記述が本当なら、どうなんでしょうね。
私は合格・不合格はともかく、大学側はきちんと審査をすべきではなかったか、と考えています。


ヘタレです  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月28日18時57分

「ししゃ科も会」ゼミ、ドアの前までは行きました。セミナー室みたいなとこでやるもんだとばかり思っていましたが、実際はさして広くない教官室でした。ドアのノックして「インターネットを見て、来ました」とか言ったら参加できたのかもしれませんが、少なくとも外部の人に対してウェルカムな感じではなかったです。中に人の気配はしましたが人数は多くなく、下手すりゃ2人しかいません。予定では、義務で参加したっぽい学生と「ねえねえ、君、本気で信じてるの?」とかいう会話をするはずだったのに。

書籍部で買い物してそのまま帰りました。だって、怖かったんだもん。


サンクス  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月28日18時14分

内容のHPは僕も読みました。でも卵子のほうは拝見していませんでした。
あらためてみて少々分かりましたが、精祖細胞や卵祖細胞の核をクロー
ンの核として使用する事は可能なのでしょうか?

あれからHPを検索していると、こういった事に触れているHPが少
ないのですごく馬鹿な事を自分が発言してしまった気がして、この事
が間違っているなら間違っていると教えてもらえないでしょうか?

要するに僕が生殖細胞の仕組みをよく理解していないと、僕は考えて
いるのですがどうでしょう?


精子と卵子の形成について  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年11月28日16時06分

To うだうださん

 下記のページが参考になりますでしょうか。

精子形成
http://www5a.biglobe.ne.jp/~hhhp/pregnancy/spermatogenesis.htm

卵子形成
http://www5a.biglobe.ne.jp/~hhhp/pregnancy/oogenesis.htm

 両者で減数分裂のタイミングは異なりますが、体細胞と違って長期間に渡って分裂をしない時期があるという点では共通している気がします。
 分裂がおこらないため染色体のシャッフルも行われませんし、複製に伴うエラーもないということなのでしょう。あとテロメアにしても分裂しなければ短くならないでしょうしね。

 ただ、放射線などに曝されれば当然生殖細胞の遺伝子も傷つけられるでしょうけど、まぁこれは例外的なものとして。
(というか、体細胞分裂をしていないぶん遺伝子が傷ついていない、という比較なのだから、放射線他による偶発的な変異については無視すべき?)


プログラム化された自然?  投稿者:大文字ナン 投稿日: 2002年11月28日15時19分

>関西さん

発言拝見しましたが、つまり何を仰りたいのでしょう?
「自然界のモノは物理法則に従うので、進化のことなど研究するより、物理法則を研究すれば良い」という主旨でしょうか?
もしそういうことでしたら、大局的には間違いでないものの、関西さんの主張に賛成する人は
ごく少数になるでしょう。

物理現象という言葉はあまりに大きな意味を含むことになりますが、その物理の根本にあるものが不確定性であるために、自由は保証されます。
ある地域の年間降水量を高い精度で予測することは出来ても、1週間の天気を完全に予測することは不可能なのです。(どちらかというと複雑性の問題ですが)

「自然のプログラム」という言葉から察するに、森羅万象は物理法則の根本をひも解けば、自ずとすべてが定められていて、生物がいかに発生しどんな終焉を迎えるか
までを知ることが出来る、との観点に立たれているように思えますが、それは誤りです。
仮に宇宙のすべてを記述できる理論が見つかったとしても、個別の事象を確定できるものにはなり得ません。生物の進化は、物理法則に従いながらも、同時に不確定性を持っているのです。


『偶然の本質』より抜粋  投稿者:仔猫 投稿日: 2002年11月28日15時17分

 ・・・人間が宇宙に関して、というよりはむしろ人間が接触する宇宙のある限られた部分に関して、自然に得ることのできる概念というのは、中程度の大きさを持ち、接触的な諸力(簡単な機械的な相互作用としての引いたり押したりする力のような)の働く中で、可視的な三次元的容れ物の中を、中程度の速さで動き廻り、しかも極めて単純ないくつかの法則に従っているような種類の対象によって造り出されている世界についての概念でしかないのである。つい最近までこうした考え方は、科学者が宇宙について考える場合にも採用されてきていたものである。(シリル・バート)


進化論?  投稿者:関西 投稿日: 2002年11月28日12時48分

失礼します。私は自然界のものは物理法則で動いていると思います。最小物質のニュウトリノも物理法則で検索出来たではありませんか。宇宙の活動、地球の天気も物理現象として予測が出来る。生物の出現も元は無機物からでしょう。我々の脳は自由で思考しているのではなく、それも物理現象なのでしょう。  
物質と物質との化学変化も大きくかかわっていると思います。
それは進化というよりも変化のほうがいいと思います。
結論として。自然のプログラムを徐徐に開いていくということではありませんか
進化とは次元が違うと思いますが?


残念です(別の質問もあり)  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月28日11時47分

僕もつねづねボーアのいったことに大賛成しています。辺ぴな意見に優
れたものが多いと言う事です。しかし何故でしょう、いつもその辺ぴな
意見にちかずいてみると、すぐに否定される事だらけ、しかも怠け者と
しか思えないような、イージーなミスにがっかりします。

NATROMさんがこの掲示板を開いてるわけはわかります。実にこの
ような事に安易に騙されるのは不快です。千島氏もおそらく1つくらい
は画期的な事があるのではないかと思います。でもあまりにもすぐに否
定されるような事ばかりを中心命題に置いて議論を展開している為、誰
も相手にしないでしょう。
僕は今でも西原氏の重力進化説を全面的には信じてはいませんが、好ん
でいます。是非現在進化論の中心である、DNAに真っ向から戦って欲
しいと望んでいます。


まあそこでまたDNAの話ですが、新たにこんなHP見つけました。
かなり勉強になりました。
http://scw.asahi-u.ac.jp/~yamadaka/main4-2.htm

そこで仮説ですが、もしも男性諸君が玉を割って細胞を取り出すつ
もりがあるなら(勇気があるなら)、自分のクローンに近い遺伝子
を取り出す事は可能でしょうか?精子はもちろん半分の遺伝子しか
ありませんが、男性だけはその元になる細胞がまだ残っているよう
な説を見たものですから。
それとも自分の赤ん坊の時の遺伝子は、玉(睾丸)には残っていな
いのでしょうか?

まだまだ不勉強だと思われるのなら、無視して下さい、確かにいま
いち分かっていません。今日はこのへんで引き上げます、また暇な
ら勉強しておきます。


造血の場  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月28日10時35分

To:へちさん

創造科学に関しても、さすがに地球の年齢6000年ってところは相容れなかったようですしね。でもニャントロがOKってのは不思議だ。


To:うだうださん

造血の場ですが、ヒトに関しても、胎内にいるころは脾臓や肝臓で造血がなされます。

造血組織(造血の場と骨髄)
http://www3.kmu.ac.jp/~anat1/edu/histology/general/blood/bonemarrow.html

脾臓は役に立たないと言われていますが、胎内にいるころは重要な臓器なんですね。もしかしたら、生後も免疫系に寄与しているのかもしれませんが、私は、進化の過程で不要になった痕跡器官のようなものと考えるほうが好きです。サメの生理学など私は知りませんが、生後も脾臓が造血器官として役に立っている種がいても全然不思議ではないと思います。


で、千島学説の話ですが、彼らの主張によると、

>しかし、いま述べたように、健康体のニワトリやハトの骨髄は脂肪が充満てして、とてもじゃないが赤血球の造血像は見られない。それで彼らは、ニワトリやハトを9日間から11日間絶食させて、骨髄を調べたところ、黄色骨髄は赤色に変色し、多数の赤血球が造血されているのを発見して、骨髄造血説をたてたのである。これが定説になった。
>骨髄で造血されることは事実である。千島喜久男もニワトリ、ハト、そして病気のヤギなどを入手して、追試をおこない確かめている。しかし、それはいずれも、絶食させた場合や病的な状況下におけるもので、何度も言うように、健康で栄養がゆきとどいているときは、骨髄では造血されていない。すなわち、絶食や病的な状態の造血をもって、健康体のときの造血が骨髄であると断定していものかどうか、千島は疑問をもったのである。
http://www.asyura.com/sora/bd16/msg/203.html

なのだそうです。千島学説の決定的にダメダメなところは、「健康体の骨髄では造血が起こらない」という主張がドグマになっているところです。もしかしたら、ニワトリはそうなのかもしれません(疑わしいけど)。健康な人の骨髄には造血細胞が観察でき、健康な人の骨髄を移植することで白血病が治り、しかも移植された人の末梢血にはドナー由来の血液細胞(血液型はドナーと同じになる)が観察できるという事実を、彼らはまったく無視しています。


禿げと血液型との相関  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月28日10時11分

kioさん、ようこそ。誰が「血液型と禿げの症状には統計的には強い相関がある」と言っているのかが問題ですが、ざっとGoogleで検索してみただけですが、信頼できる情報源を提示しているところは発見できませんでした。「血液型とハゲの関係の研究で著名な能見正比古さんによる」と書いているところはありました。へえ、血液型とハゲの関係の研究でも著名なんだ。

医学関係のデータベースで検索してみましたが、ABO血液型とハゲの関係を論じた論文は発見できませんでした( (Alopecia or "bald head ") and (Abo blood-group system or Blood groups) で検索。)ただし、キーワードがまずいのかもしれません。キーワードに"hair"を入れるとけっこうな数の論文がひっかかりますが、ハゲではなく、「毛髪からABO血液型を推定した」って感じの法医学系の論文が引っかかってきたという印象です(面倒なので、ざっとしか目を通していない)。

・血液型と禿げの症状の相関の存在自体が疑わしい
・ただし、NATROMの検索の仕方が不十分なだけかもしれない

ってところだと思います。


>あるいはABO因子と近距離にある既知の遺伝子はどんなものが知られているのでしょうか?

いろいろ。詳しくは以下を参照してください。ABO遺伝子座は139.418の位置にあります。別になにも特別な遺伝子はない、というのが私の印象です。

http://cedar.genetics.soton.ac.uk/pub/chrom9/map.html


クローンの続き  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月28日 9時55分

あれから自分でもいろいろ調べてみました。

まずここで
http://kodansha.cplaza.ne.jp/hot/genome/cap1_1/1_1a.html
クローンにする時に、体細胞の核を未分化な核として蘇らせる
技術がある事を学びました。しかし寿命などの遺伝子部分も元
に戻るのかが、よくわかりません。

この下のアドレスではまだ研究段階ですが、生殖細胞について
勉強させてもらいました。
http://www.nibb.ac.jp/~cib1/research/

次に学生の研究程度ですが、とてもおもしろい話を見つけまし
た、体を切って分裂するミミズの話なんですが、生まれた時に
生殖細胞出来るんです。しかし体を切って分裂して、どこにも
存在しない生殖細胞がまた出てくるそうなんです。
学生の実験なので信用できませんが、体細胞から未分化な細胞
ができるのではとまで思ってしまいました。

http://www.sci.hokudai.ac.jp/science/H12_02/dobutu/topics.html

また捕捉などあったらお願いします、それではまたー。


へちさんの中略の事で  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月28日 7時29分

中略とされている事で、なにやらまるで重要な気がしないのですが、膵臓
造血巣というのはあるんですか?そもそも骨髄ですよね?ぼくもそうだそ
うだ西原説はそこがだめだって、勘違いして怒っていました。
染められてしまう前に、千島説はあまりにおかしいと多少はわかるのです
が、おおざっぱに言ってどこが不味いと考えますか?


ハッターさんへ    投稿者:かくり 投稿日: 2002年11月28日 6時48分

試していただいてありがとうございます.
EXCELで散布図を書く

近似曲線の追加をクリック

多項式近似を選択 横の数値を3に

オプションを選択

グラフに数式を表示するに印をつける

実行

これで3次式とグラフが出るのですが,
Y=aX^3+bX^2+cX+d
と出てくる式にあるXを代入して自分で計算して出したY値とグラフ上のY値があまり一致しないのです.式とグラフの値が一致しないということはどっちかが間違っているのだが・・・


トンデモは対立する  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月28日 0時51分

同じトンデモさんでも重力進化説(西原学説、既出)とは相容れないようです。

2.2サメの重力進化説(西原学説)をどう見るか
要約すると、サメに海中麻酔をかけ海水から引き上げた結果、サメの脾臓にあった造血巣が骨髄に移動したことが千島学説の一部に大いに脅威を与えているとのこと。

それに対する考察として、
>サメが断食を強制されたのであるから、千島学説第2原理に従い(中略)可能性も否定できなくなる。しかし、著者はそれについては何も言及していない。

・・・そりゃー言及しないよ、普通は。

そうそう、「ししゃ科も会」ゼミ潜入レポート、ぜひお願いします>NATROMさん


禿げと血液型との相関  投稿者:kio 投稿日: 2002年11月27日23時40分

血液型と性格に関する遺伝的な諸問題について興味深く読まさせていただきました。
性格ではありませんが,血液型と禿げの症状には統計的には強い相関があると聞いて
いるのですが,禿げ遺伝子(?)はABOの因子と近い位置にあるのでしょうか? 
あるいはABO因子と近距離にある既知の遺伝子はどんなものが知られているのでしょうか?


EXCELのこと  投稿者:ハッター 投稿日: 2002年11月27日22時56分

かくりさんへ

たいして詳しいわけではないのですが、普通にグラフ上に点がのる筈ですよね、ためしにちょこっとやってみたんですが、(仕事が煮詰まっていて気晴らしがしたかった^^)やっぱり普通にのっかりましたね。うーん、散布図ですよね、なんでだろう????(何の役にも立っていない私)


判った,詮索しない  投稿者:かくり 投稿日: 2002年11月27日22時11分

判った,詮索しない.
だからOFF会に来るのだ,安賀須若人さん(笑)

全然話変わりますが,エクセルで散布図書かせて3次方程式の近似式を書かせる.
その時式も書かせるようにして,出てきた式のXに数値を代入してYと出してみる.
得られたYと散布図の中のグラフの挙動を見比べると,なんか全然違う・・・

誰かエクセルに詳しい人プリーズ!!


構造生物は日陰にいたか?  投稿者:安賀須若人 投稿日: 2002年11月27日21時19分

To:たまごちゃん(^-^)ノ

構造生物学(Structural Biology)が
最近のゲノムブームで憂き目を見ているかどうかについては
私はいわゆる関係者なので(^^)
客観的に見ていないかもしれません。

X線構造解析は生物学において
DNAの2重らせんの発見に重要な寄与をしていますが
ワトソン、クリック、ウィルキンスがノーベル賞をもらった1962年には
(ウィルキンスと当時のクリックはX線結晶学者です)
ペルーツとケンドルーもタンパク質の立体構造決定でノーベル化学賞をもらっていますから
このあたりが最初の栄光の日々でしょう。
(因みに1962年はT.クーンの「科学革命の構造」が出版された年でもあります)
その後フーバー、ダイゼンホーファー、ミヘルが光合成の光反応中心の構造解析で
ノーベル賞をもらった1988年あたりが第2のピークかもしれません。
(その頃、私は学生でした)
一方、ヒトゲノムプロジェクトが国際共同プロジェクトとして始まったのが1991年です。
このあと構造生物学が急速に衰退したわけではなく
Natureが構造生物専門誌Nature Structural Biologyを始めたのが1998年です。
ゲノム研究の日陰に入って憂き目を見たとは思えません。

確かにこれまでよりスポットライトがあたるようになってきて
最近ではポストゲノムの波に乗ろうと
構造ゲノム科学(Structural Genomics)なんて名称を新造してますし、
それに対しては既に研究費もどんどん下りてます。
例えば、タンパク3000プロジェクトとかがそうですね。


※なお、このプロジェクトについての批判めいたことを書くと
 私の仕事に関係してくるので非常な冒険であり(ウソ)、
 個人が特定されるおそれもありますので(笑)
 これ以上の議論は勘弁して下さい(大ウソ)。


トンデモは連鎖する  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月27日18時07分

当然のように創造論とも連鎖していたりして。

>最近、久保1)が著した『創造論の世界』を読む機会を得た。興味が乗ったので一気に読み上げた。絶妙の知性を備えた神が、約6000年前、宇宙、太陽系、地球、人類を同時に創造したとの主張には納得がいかなかった。しかし、「聖書」がノアの大洪水前後の地球と人類のありようにつき進化論の不足を補って歴史的事実に即した重要な情報を提供しているとの実感を新たにせざるを得なかった。
http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/news/news33Link01.htm

↑別に読まなくてもいいけど、表4、表5、および、”ニャントロ”という重要なキーワードの前後はおさえておきたい。


「ししゃ科も会」ゼミが明日、九大工学部であるんだそうで、なんだか凄く行きたくなってしまいました。入場無料。そんなにやばそうではないけれども、妻子ある身だからなあ。
http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/under-index.htm


ナウいねた  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月27日17時12分

まず大学の目的はだいたい金目当ての詐欺っぽいですね。または
いい加減な大学でもいいから学歴つけたい人ようものですね。
この話はまた発展があったら参加するつもりですが、とりあえず
僕はここまでにします。

今回クローン誕生に向けて、疑問に思った事なんですが、体細胞
は破壊されていくからあまり上手く行く分けないと思います。
しかし生殖細胞ってあかんぼうのままの遺伝子が存在するのです
か?それともやはり体細胞のように傷ついてしまった細胞なので
しょうか?

これだけ長くこの掲示板に参加して、今ごろこんな質問をする事
に恥ずかしさを感じますが、クローン誕生記念ということで恩赦
にしてください。


re:どう解釈すれば?  投稿者:EzoWolf 投稿日: 2002年11月27日12時08分

>例の大学の目的はなんですか?

入学して通信教育を受ければ「博士号」を授与して下さるようです。
米国法人とのことですが、アメリカの博士号として認定されてるのでしょうかね?


そういえばイオンド大学なんてのもあったなと思って検索してみるとこんなページが。

http://khon.tripod.co.jp/daigaku/index.html

我ら庶民に博士号を授与して下さる「大学」がこんなにあるとは。


たしか  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年11月27日10時32分

 国際地球環境大学については、apj さんのサイトの水商売ウォッチングでも話題になったことがあります。
 名前を連ねているのが、「その分野では」そうそうたるメンツで……(^_^;


どう解釈すれば?  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月27日 8時59分

例の大学の目的はなんですか?

1、受講生から金を騙し取る詐欺。
2、大学の出資者から金を騙し取る詐欺。
3、教授たちの熱い研究の為の道楽。
4、テロ国家の陰謀の荷担。
5、その他。

興味津々です。まずはみなさんの意見を拝見したいです。検索が
恐いから・・。見るとはまってしまいそうで予備知識をお願いし
ます。


トンデモは連鎖する  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月27日 8時20分

あああ、国際地球環境大学だぁっ。こんなとこでつながっていたとは。しかもこいつ九州大学だしぃ。

どこからどこまでがトンデモなのかもはやわかんない。
http://www.smbs.gr.jp/No_11/takao.htm

工学部助手のポストと工学博士を持っているということから、専門分野内ではまあまあまともな業績を残していると期待できるので、「反応系の撹拌混合技術」なんてのはまともなのかもしれない。「ケルブランの生体の酵素作用」ってなると、アッチ系なのねってことがわかりますが。


>むむなにやら過去ログの予感

トップページに過去ログ検索があります。進化論と創造論 トピックスの下、Q.創造論って何ですか?の上に、「サイト内検索」ってのがありますので、そこに「国際地球環境大学」と入れて、by Googleのボタンを押してください。↓こんな結果が出るはずです。

http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_en%257Clang_ja&as_sitesearch=www.meken.med.kyushu-u.ac.jp&q=%8D%91%8D%DB%92n%8B%85%8A%C2%8B%AB%91%E5%8Aw


あきさんへ  投稿者:かくり 投稿日: 2002年11月27日 6時58分

情報ありがとうございます.太公望は面倒くさくなったので実は調べてなかったり.だって合計で1000p近くあるんだもの.

衣祀ですが,『字統』によると「いんし」と呼ぶそうで,ト辞に直系の祖を合祀することを意味していたようです.衣とは,上衣のことを指し,古代の招魂,鎮魂の儀礼には用いられることが多かったそうです.
確かに衣も殷も「いん」と呼ぶことがあるので,両方の儀礼が行われていたとしたらごっちゃになった可能性はありますね.昔は漢字の誤用に関しておおらかだったところもあるらしいし(曹沫なんか文献によって違う漢字で書かれている).

ちなみにこの「衣」を用いた儀礼は西周期になっても行われていたらしいです.
真似したのか?


私の書きこみって『字統』もってりゃ誰でも出来るんだよなあ〜


国際地球環境大学  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月27日 6時46分

むむなにやら過去ログの予感。もしや過去にBBSで話し合った事があるなら
年月を教えてもらえませんか?メインページが開けるようにもなったし(^^)

僕はとんでもは大好きですが、とんでもを使って法外なお金もうけを企む連中
は好きになれません。結構悪徳業者ウォッチャーなどもHP閲覧などでやって
います。それゆえ是非興味がありますね、この大学に匂いがしますね悪徳の香
りがね。


心から  投稿者:wadja 投稿日: 2002年11月27日 0時48分

>ITバブルが弾けた後はバイオだ!って感じで有り余る金が蠢いてるような気がします。

バブルじゃないことを祈ってます。異常な金儲けを期待しなければ、研究に金を使うのは
普通良いことだと思うのですけどね。

#まあ、そのITバブルのお陰で、ここに来ている人も多かれ少なかれ恩恵をこうむっている
んだけど。


たしかにゲノムはお金だしなー  投稿者:ヘルメス☆ 投稿日: 2002年11月27日 0時24分

バイオでゲノムだと下手すりゃ軽く数十億の金がぽんぽん動くのが今の風潮なのでしょうな。
ITバブルが弾けた後はバイオだ!って感じで有り余る金が蠢いてるような気がします。
で、IT+バイオが最先端のトレンドだそうで・・・

俺もバイオの勉強しようかな・・・そうすりゃ「バイオ+IT」で金になるか・・・
すみません、不純な話で。。。


かくりさんへ  投稿者:あき 投稿日: 2002年11月26日23時19分

>この当りのことも書きたくて,太公望をパラパラめくっていたのですが発見することが出来ず書けませんでした.ただ何故衣と呼んでいたかが少し謎ですね(投稿日:11月24日(日)22時48分51秒)

すでに発見されたかも知れませんが、太公望(文庫版)第3巻p222に書かれています。
衣王と呼ばれていたことに関しても下記の通り、若干記載されています。

「商では衣祠という重要な祭祀があり、それをおこなう王を衣王とよぶのが周人である。」

衣がなぜ殷に変わったかは記載されていません。非常に興味深いところです。


RE: X線構造生物屋ですが、何か?   投稿者:たまごちゃん(^-^)ノ 投稿日: 2002年11月26日22時03分

ほぉ、安賀須若人さんは、そちらがご専門でしたか。いろいろ博学でいらっしゃるから、専門はなんなのだろうと、前々から思っていたのです。

>>いわゆるポスト・ゲノムの時代には、またX線回析とかも重要視されるようになるのでしょうか?
>なんと最近まで重要視されていなかったような言い草(^^)
>#いわゆるポスト・ゲノムの時代には、今まで以上にX線回析が重要視されるようになるのでしょう!
>このようにお願いしますぞ!

重要であることと重要視されることは違いまっせ。
X線回析が今までも重要だったことは言うまでもないでしょう。でも、今現在、重要視されていますかねぇ?少なくとも、私の身の回りには「よっしゃぁ〜!俺はX線でやっていくぜー!!」と叫んでいる学生や若手研究者はあんまりいないですし、研究費がどんどん下りているって話も聞かないのですが・・・?
まぁ、その分野の専門家が重要視されているって言うくらいだ。かなり重要視されているのでしょう。大抵の分野の研究者は己の分野について、「お金&人材が足りない」「正当な評価をしてもらえない」って喚いているものですから。(もしかして、そんなことを喚いているのは私の周りの連中だけなのか??)

でも、言いわけさせていただければ、「また」というところに御注目くださいね。
X線回析などのタンパク質関係の研究は、以前はそれなりに正当な評価を受けていたが、最近のゲノムブームで憂き目を見ている。しかし、ゲノムの解析が一段落した後は、これらの分野が一気に巻き返してくるにちげーねぇ。(その波にのりたいけど、のれるかなぁ)
と、いうのが、私の発想でした。分野間の政治的な事情とかには疎い方なので、思いっきりはずしちゃっていたのでせう。

To NATROMさん
>ゲノム屋さんはお金使い過ぎです。アメリカに負けるなイケイケドンドンって感じ。私ですらそう思うのだから、外の人はもっとそう思っていることでしょう。研究費の分配の問題は難しいです。

ゲノム関係に今お金が出ているのは、採算が取れる見込みがある、特許なんてものの関係で今出しておかないと後々もっとお金がかかるからっていうのは、あまりに一方的なものの見方でしょうか?


ししゃ科も会  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月26日22時01分

正しくは「ししゃ科も会」です>うだうださん
確かに怪しいですね。トンデモのオンパレードのようです。
代表世話人はというと、
高尾征治:九州大学大学院助手(工学博士):米法人「国際地球環境大学」教授
国際地球環境大学って例のやつですね。


ししゃもなあれ  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月26日20時00分

http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/news/news25.htm

へちさんもあげていらした、ししゃもNEWSに西原さんの事も
ありました。ただこの団体怪しい・・。

「千島学説の一部に脅威となる学説が・・・」

こんな見出しがありました。基本的は千島というかたも
好きになりそうですが、ボーアと比べるのはつらすぎる、
叩かれて潰れてしまった人と比べてしまうことはです。

でも魅力的ですね。ぐいぐい引き込まれていきます。


ありがとうございました  投稿者:へち 投稿日: 2002年11月26日17時51分

うだうださん、NATROMさん、情報ありがとうございました。

http://members.tripod.co.jp/akyonn/tisima1.htm
「第3章[生命誕生の謎をさぐる]」あたりを読んでいると、彼は当時からかなりトンデモ入っていたようです。
全部が全部トンデモだったかどうかはわかりませんが。西原克成さんともリンクしているのでしょうか。あり得る話だと思います。


久々に覗いてみた  投稿者:T8848 投稿日: 2002年11月26日17時46分

>進化論では生物の向上・生存しようとする意志が進化を促進する
>かのように教えていますが、科学的ではないのは言うまでもありません。

確かに科学的でないのは言うまでもありませんな(W


すんまへん・・  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月26日16時12分

まずNATROMさんへ

ああこまった・・、別にいらいらしてたからNATROMさんに
八つ当たりしたわけでないです。
僕は最近ADSLに変えたものですから、情けない事にADSL
の仕組みがよく分からない為、それが原因ではないかと考えて我
慢できずに発言しました。


次に西原克成さんの件ですが、へちさんを他の誰かと間違えて、
つい上げてしまいました。かなりとんでもの方です、僕は大好き
ですけどね。へちさんすいません、他の誰かは誰かを聞かないで
くださいね、忘れちゃいました。

実際T8848さんの意見がごもっともです。


マルチレス  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年11月26日14時48分

>メインHPが開かない

時々メンテのために落ちます。サーバーはボランティアによる管理ですので、復旧が遅れたり表示がおかしかったりすることもありますが、暖かく見守ってくださいませ。移転も考えていますが、プロバイダを変えるかもしれないし、膨大な過去ログはどうせ入らないだろうし、なかなか難しいところです。サーバーダウンに備えて、過去ログ抜きのミラーサイトも用意しておいたほうがいいのかもしれません。


>腸内造血説

千島学説ですね。なんでこんなくだらないことはよく知っているのだろう。オリジナルの学説は、トンデモだったのか、それもと単に異端に過ぎなかったのかは、検討していませんのでよくわかりません。しかし、現代における千島学説はトンデモですね。他のトンデモ説と連鎖もよく見られます。まともな医者は相手にしていません。「健康で栄養の行き届いてるとき、骨髄は脂肪で充満していて、細胞分裂はほとんど示さず、したがって血球造血も行われていない」ってのは大嘘です。骨髄穿刺という検査があるのですが、健康な人の骨髄は元気な造血細胞でいっぱいです。


>いわゆるポスト・ゲノムの時代には、今まで以上にX線回析が重要視されるようになるのでしょう!

ゲノム屋さんはお金使い過ぎです。アメリカに負けるなイケイケドンドンって感じ。私ですらそう思うのだから、外の人はもっとそう思っていることでしょう。研究費の分配の問題は難しいです。


西原克成さんて  投稿者:ゆん 投稿日: 2002年11月26日13時36分

http://www.exa5.jp/c11/log/0016.html
こんな本書いてる人ですか。
実物読んでないんで論評は避けますけど、確かにアレげかも


西原克成  投稿者:T8848 投稿日: 2002年11月26日12時15分

この人、信用できないんですけど。


同人誌「電車でD」は笑いましたが(謎)  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年11月26日10時45分

To RYU_TI_SYUさん

>鉄道のお偉いさんらしいな。
>ブルネル賞というのもあるみたい。

 なるほど。
 私は鉄分少ないからなぁ(^_^;


ガードナーの本について、とか  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年11月26日10時43分

To うだうださん

>HP読みました、基本的には擬似科学を笑っちゃおうというより見ぬく目を
>養おうとする本なんですね。本屋にでもあったら目ぐらいは通したいと思い
>ます、ありがとうございました。

 ずいぶん昔(50年前?)に書かれた本なのですが、今でも通じる内容ですよ。
 というか、疑似科学な側と、それを容易に信じる大衆が大して進歩していないのでそう感じるのかもしれませんが。
(ガードナーを読んだ後で、ハインズのような最近の疑似科学批判本を読むと特にそう思います)

 疑似科学を笑う、という姿勢は「と学会」とその亜流の姿勢ですな。
 でも、そのためにはやはり正しい知識が必要かと思われますが。
 と学会の出した「99の真相」などは、「こんな、とっくにネタがバレていることを謎だとかいって持ち出してこないで、もっと新しいネタで勝負してくれ!」という意図だというのが笑えますが(笑)


造血説?  投稿者:うだうだ 投稿日: 2002年11月26日10時42分

ちょっと主旨は違うかもしれませんが、腸内ではないですが、
造血機能はわりと簡単にできるといった事を、触れている本な
ら以前読んだ事があります。ただへちさんならもう読んでいら
っしゃる気もしますけど。

「生物は重力が進化させた」
西原克成著


構造と力  投稿者:仔猫 投稿日: 2002年11月26日 2時07分

 ・・・タンパク質の解明にとって重要なのはコンピューター・シミュレーションなのカモ


だましあいの進化論、助けあいの進化論  投稿者:T8848 投稿日: 2002年11月26日 1時08分

ちょっと前に出た本ですが、紹介します。
OFF会の折にもちょっと話したので思い出しました。

擬態と種子散布の4冊のシリーズ物で、元は「生物化学」の記事と書き下ろしの話をまとめたものです。
編著者は上田恵介(立教大学理学部助教授)。
発行は築地書館1999年。

・擬態−だましあいの進化論1(昆虫の擬態)
・擬態−だましあいの進化論2(脊椎動物の擬態)(化学擬態)
・種子散布−助けあいの進化論1(鳥が運ぶ種子)
・種子散布−助けあいの進化論2(動物たちがつくる森)

いろいろな話題が比較的短くまとめられていてそれぞれで完結してるので、どこからでも読めます。
難易度は高校生以上なら読めるかな。ここに出入りしている人なら面白く読めるでしょう。

http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN4-8067-1190-X.html
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN4-8067-1191-8.html
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN4-8067-1192-6.html
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN4-8067-1193-4.html


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