進化論と創造論についての掲示板ログ92

2002年04月07日〜2002年04月13日
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ドラえもん  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月13日21時03分

 ドラえもんはいわば秘密道具自動検索機だから、タイムマシンとか、どこでもドアとかの方が先に発明されるのだろうな。
 また昔話だが、大学の時「タイムマシンの作り方」というテーマで30枚くらいレポートを書いたことがある。一生懸命ブルーバックスを読みあさって、相対論を勉強し、バック・トゥ・ザ・フューチャーを徹夜で見たな あ。ドラえもんのひみつ道具辞典とかも題材にしたけど、タイムふろしきはタキオンが織り込んであるらしい。小学生が読んでわかるのかな?
 結局人間レベルの大きさでタイムマシンの実現は夢また夢の話らしい。もっとミクロの世界では可能性もありそうらしいけど。
 そのとき「時間」という概念も一生懸命勉強しました。『時とは問われなければ簡単なことであるが、問われた瞬間に最も難しい問いである』という言葉に共感して終わってしまったが。

 鉄腕アトムは設定では来年完成するらしい。やはり原子力で動くのだろうか?

 ちなみにドラえもんの道具の中では真剣にどこでもドアが欲しい。関係のない話を永遠と書いて申し訳ございません。


天は我を見放したぁ〜!  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月13日19時55分

考える葦さん
>それゆえにむやみに行使できないと考えられます。

証拠は?根拠を示す必要がなければどんなことでも言えます。
「神はサディストだ」「人間が神と思っている者の正体は実は悪魔だった」「人間が神と思っている者の正体は宇宙からやってきた異星人で人間を争わせるのは彼らの実験だ」・・・もう何でもありです。
何度も証拠が提示されない主張は無意味だと指摘されていながらいまだに独り言を続ける意図は私には理解できません。
でも、自分が決めたルールのおかげで困っているものがいればそのルールを破りたくなるものではないのかな?(結局被創造物の価値ってその程度?)

さて、「神が全知全能ならなぜ世界は不完全か?」という疑問について創造科学を支持する人の何人かから回答を得たことがあります。「神は盲目的な崇拝は望んでおらず、自発的に神を崇拝することを望んでいる」という ものです。
つまり「少なくとも旧約を聖典としている者同士が殺し合いをする。」「生まれたばかりの子供があっけなく死んでしまう。」「科学を発達させれば奴隷は経済的に割が合わなくなるのにイエスを科学の伝道者にはさせなか った」などなどの不平不満があってもなお神の愛情を信じることを神は望んでいるのだそうです。
どうやら神様の辞書には「無償の愛」なんて言葉は存在しないようです。

聖書の記述が正しいのなら、私は神は全知全能だと思いません。
ヨブ記を読めばお分かりのとおり悪魔にそそのかされて義人ヨブを痛めつける神はどうみたって「見栄っ張りのバカ野郎」ですね。


考える葦さんへ  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年04月13日18時58分

> 神にも全知全能性があっても行使できない事情があると考えられます。

 最初からないとも考えられますよね。今のところ検証する方法がないのでどっちが正しいかは判断しかねますが。
 考えるだけなら自由ですが、それを検証できないと科学とはいえません。信仰ならともかく。


行使できない事情  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月13日16時30分

 ちょうど日本に集団的自衛権はあるが憲法の制約で行使できないように、神にも全知全能性があっても行使できない事情があると考えられます。神ご自身が定めた「創造活動における憲法」のようなものが想定されます。 それゆえにむやみに行使できないと考えられます。


昆虫はおもしろい  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月13日14時59分

 確かキノコバエであっていると思います。
 グールドの「ダーウィン以来(ハヤカワ文庫)」のP135ぐらいに詳しく説明してあったはず。二つの戦略の対比がわかりやすかった。同書の中のセミの周期の話も面白く、オススメの本の一つです。フリーターの身で して、ハードカヴァーには手を出しづらく、同シリーズの文庫化を首を長くして――いつかキリンのようになるかも――待ちわびる日々です。

 越冬がその形態を促したのか? それとも結果が越冬にも有利だったのか?
 難しいですねぇ。生物学者達の発見が先か、ドラえもんが先か――
 みなさんタイムマシンがあったら未来と過去どちらに行きたいですか?

 関係ない話ですが、ドラえもんってちゃんと変換するんですね。 


昆虫のことなど少し  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年04月13日13時37分

To うさしゃぶさん

 幼虫=未完全、成虫=完全というわけではないのだと思います。
 完全変態する昆虫の場合、前者は「栄養摂取と成長の時期」後者は「交配と産卵の時期」にわかれると思います。
(無論例外はあると思いますが)
 どちらも生物にとっては重要な機能で、どちらが欠けても不完全なのではないでしょうか。

 ここで思い出すのが、ある種の昆虫の生態です。
(たしかキノコバエだったと思いますが詳細は忘れています(汗))
 1)交尾したメスの成虫が餌に産卵する
 2)孵化した幼虫達は一斉に周囲の餌を食い成長していく
 3)餌に余裕があるうちは、蛹にも成虫にもならず、幼虫のまま成熟し無性生殖で産卵する
 4)幼虫のまま繁殖を繰り返すがやがて餌が乏しくなくなってくると、蛹に変態し成虫となる個体が現れる
 5)成虫になった個体は交尾を済ませ、新たな餌場を求めて飛んでいく

※詳細を忘れているというのは、3)の段階で無性生殖だったか、オスも幼虫のまま成熟するのだかのあたりが曖昧という点です。

 蛹・成虫という段階を経なくても産卵できるということは一種不完全変態する昆虫のようでもあり、しかし蛹・成虫となる能力も持っている完全変態の昆虫であることになります。


To tamo2 さん

 上で書いたような例すらあるわけで、まこと自然の懐は奥深いようです。

 蛹になることの有利・不利という点では、冬を越すというのは1つの回答ではないでしょうか。
 マツクイムシなどがそうだったと思いますが、夏から秋にかけて木々の葉を食べて成長し、冬の間蛹の姿で休眠し、春になったら羽化。

 バッタのような不完全変態の昆虫の場合、幼虫や成虫のままで冬を越すのは難しいでしょうし。
 コオロギなどは卵で越冬しますよね。

 ただこれだと、季節のない地域ではどうだろうかという疑問も生じますが。
 赤道直下の地域での昆虫の生態とかも知る必要がありますね。
 進化という観点では、地上に昆虫が出現した時期の気候とか、どのような種類の昆虫がどの時期に出現したかの情報が欲しいところですね。
 トンボやゴキブリはかなり昔から存在しているようですが。


痛みについて  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月13日12時30分

>うさしゃぶさんへ

 そもそも痛みというのが、生命が自己防衛のために獲得したシステムとして脳(神経系?)に大きく管理されるからではないでしょうか?
 脳自体は痛みを感じることはありませんし、痛みという情報を脳(反射の場合、神経)が処理しているのは確かだと思います。脳の機能が複雑でない(だから劣っているというつもりはない、むしろ人間は複雑化しすぎて マイナスの面も多いように思う)生き物は痛みという感覚を重視していないのではないか、と考えます。
 各器官が生命の維持に与える損害も、痛みを管理する重要性が少ないのかもしれない。
 人間は腕をもがれたら、まともに行動することもできないし、放っておいたら、ショックか出血でおそらく生命を失ってしまうが、昆虫はそうではないというのが重要性の違いかな。

 痛みによる失神については、痛みという感覚を受信する能力が発達したために、通常想定される痛みを遥かに超えると失神という(好ましくない?)状態になるようになってしまった、もしくは、人間(の祖先?)が獣に 追われていた頃に獲得した能力、死んだふりみたいな、の一つなのかもしれません。

 形態の変化については多くの暫時姿を変えていく種類と、蛹や脱皮のように途中段階を自然の環境に置く事のない(ように見えるだけかも)との進化論的な説明は違うのかなぁ、なんておぼろげに考えています。鳥なんか だと、途中の段階も役に立っていたのだろう、という仮説が成り立ちますけど、昆虫の場合、途中段階(現在では)は幼虫の中で過ぎてしまうように見える。
 昔はどうなってたんだろ? タイムマシン欲しいなぁ。ドラえもんって何世紀に完成するんでしたっけ? 多分、アイボの後継なんだろうな・・・


蛹だけでなく――  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月13日12時03分

 確かに、その他の変態(あれ? あってる)も考慮に入れる必要がありますね。
 蛹と(2)と、それ以外の変態昆虫(3)の違いは、形態が変化するまでに、活動を停止する時期があるかどうかでしょうか?

 それだと、蛹になることの有利、不利の比較が段階をとくヒントに――というか、それ以前にヤゴがトンボになる途中の体の中はどうなっているんだ? というのがわからん。どこから変化が始まっているのか、ヤゴの中 にトンボが詰まっている? なら、どうやって動くんだぁ?

 疑問としては、蛹という形態が地中で獲得されたのか、地上で(チョウのように)初めて得られたのかというものあるような。これは冬を越えるための戦略だとすれば、地中の温度は地上程変わらない(ホント?)ために 地上で必要になった形態(蛹の中の保温効果も知らずに)なのかもしれない・・・。あれ、そもそも蛹で越冬する昆虫っているのか。
 
 蛹にならない昆虫の形態変化の度合と、蛹になる昆虫のそれとの比較はどうか? 蛹になったほうが、大きく体を作り変える気もしますよね。蛹にならない昆虫は、それほど(あくまで比較で)構造的な変化はないようだ し、これは幼虫の時代から大人の姿と同じ姿の昆虫が、さらに変化を獲得する手段だったのかもしれない。

 ・・・予想された通り、混乱してしまった。まぁ、言い換えれば、何がわからないかの幾つかがわかったということで前進している――と信じたい。
 そもそも、(1)(2)(3)がまったく独立している可能性も考えないといけない。

 結論――もうちょっと、調べてみようかな。でも、誰か昆虫博士が覗いていて、快刀乱麻というのも期待。


遺伝子の感動  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月13日11時29分

 遺伝子の話をすると、Yahooの掲示板でがんばっている人に、反撃にあいそうですが一言。

 考える葦さんは遺伝子が神の力に対して相互作用した結果、感動(励起)した(で合ってますよね?)見たく書いていると思いますが、あくまでも遺伝子はDNAという物質の並び方だと思っています。DNA自体は、人 間の今のレベルでもヌクレオチドからつなげることはできるし、酵素で簡単に切ったりはったりできるし。またそうやって合成したものでも遺伝子として発現させることができるし。

 つまり「意志」のようなものとは遺伝子は無縁なものだと思っています。

 ひとつ「神」について聞きたいことがあるのですが、「神」って本当に全知全能なのですか?
 どう考えても創造されている世界は、不完全だと思うのですが。たとえばこの世の生きとし生けるものすべてに神の存在を認めさせることくらい朝飯前なのではないのでしょうか。それとも、あえて不完全な世界をつくっ て楽しんでいるのでしょうか。やんごとなき方の考えはよくわかりません。


昔からの疑問でした  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月13日11時13分

 昆虫の変態について、だけではないのですが疑問に思っていました。
 その昔、大学の頃、発生学と昆虫学を履修したのですが、発生学では「イモリの足を切断・移植して3本足にする方法」というテーマ(発生というより再生なのだが、教授の専門だから仕方がない)のレポートに追われ、 教官に聞くことができず、昆虫学では、なぜ脚をもいでも激痛で失神とかしないのだろう、と神経系について教授と議論していたので(結局昆虫にしかわからないという結論で終わったが)未だ疑問のままです。

 ただ形態の変化自体は昆虫に限らず腔腸動物から両生類まで広く行われているものだし、たとえば高校の発生でよく出てくる ウニ ですら原腸胚でふ化して海を泳ぎ、あのようなとげとげにまでになるのだから、そんな に劇的なことではないのかもと思うようになりました。

 イメージでの話なのですが(後でちゃんと調べてみます)不完全変態のものと完全変態のものとで大きく出現の時期が違ったような気がしないので、蛹という段階自体もそれほど高度なことではないのでしょうか。節足で はクマムシなんかは環境が悪くなるとタル状になるし、菌類レベルでも環境によって様々な形態に変化します。変形菌のアメーバー状、移動体、子実体、とかね。

 簡単にいうと、蛹という形質を変態するという目的で獲得したのではなくて、昆虫にとって発生段階の1つだったのではないでしょうか。

 基本的に虫は全く専門外なので、個人的な独断と偏見で論を進めてしまいましたが、反進化論の人たちの方が説明しにくいと思う。だって無駄じゃん。蛹って。最初からたとえば蝶になっていたほうが絶対に便利じゃん。 わざわざ地をはうことだけの不完全な能力から蛹を経て完全体になるのって、理解に苦しむしね。

 それよりは進化の立場の方が、他の生物の発生もよく研究すれば、説明しやすいと思います。

 専門家のお話を期待します。 


淘汰圧の起源  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月13日10時41分

 先に「感動する遺伝子」という表現を使いましたが、その背後で「感動する神」を想起します。というのも聖書では、創造のたびに神は「よし」とされている。英語では、good!ですね。構想にかなう場合の評価とみ られます。(goodはGodからきているのかな)俗な言葉では「捨てる神あれば拾う神あり」ですね。これは「淘汰圧」の起源の説明になりませんか。
 この間のプロジェクトXで、コンピューター開発者の方が「感動こそ開発の源」とおっしゃっていたのもとても印象に残りました。


あまりいい返事ではありませんが  投稿者:PDX. 投稿日: 2002年04月13日 8時45分

To tamo2 さん

 直接の回答にはなっていませんが…。
(というか却って混乱させてしまう危険性すらありますが)


 昆虫の変態についてですが、
 
 1)蛹の段階を持たず、幼生と成体の形態差が少ないグループ(カマキリ、バッタ等)
 2)蛹の段階を持ち、幼生と成体の形態差が大きいグループ(カブトムシ、モンシロチョウ等)

だけではなく、

 3)蛹の段階を持たず、幼生と成体の形態差が大きいグループ(セミ、トンボ等)

があるのではないでしょうか?
 そして、3)のグループは1)と2)の中間的な存在だと考えられないでしょうか?
 1)→3)→2)と変化していったのか、2)→1)、2)→3)と分化していったのかは知りませんが。


 蛹だけに着目していると不思議に思われるかもしれませんが、1つの個体が成長の過程で大幅に形態を変えるという意味では、
  ・甲殻類の幼生段階
  ・クラゲの発生の過程
などもかなりのものだと思います。
 藻類などで、有性生殖世代と無性生殖世代の形態が違いすぎて、同一種であると判明するまでは別種として記載されていたものもあるそうですし。

 まぁそれはかんがえすぎかもしれませんが、生物界ではそこそこ普遍的な現象と言えるのではないでしょうかねぇ?
(我々人間はどうしても自分たちを規準に物事を考えてしまいがちですが、動物界の最大派閥は昆虫ですので、彼らに言わせれば「ケッ、少数派の哺乳類ごときにどうこう言われたくねぇぜぇ」かもしれませんが(笑))


参考図書  投稿者:革離@隆行 投稿日: 2002年04月13日 6時57分

隆行には今日こそ点を取ってもらいたいものだが・・・・・

ええっと神という科学者さんが感じてらっしゃる進化論に対する疑問点についての解答まではいかないですが,

『生命進化8つの謎』
ジョン・メイナード・スミス エリオッシュ・サトマーリ 共著
長野 敬 訳
朝日新聞社

のそうだなあ,三章くらいから読まれると漫然とした疑問や疑念がだいぶ整理されるんじゃあないのかなあと思われます.読み応えのある本だから最初は三〜六章くらいまでを読まれると良いんじゃないかなあと思いますが .


tomo2さんの蛹

蛹を作る昆虫,作らない昆虫があるわけでまずこれの整理をするところから始めるのでしょうね,多分.分類学的に見て大きく大別出きるのか,いろんなグループ例えば同一科の中で蛹を作るもの作らないものが見られるの か,その2つで考えられる仮設も異なるでしょう.
こんなことを書いているのも昆虫はよくわかっていないからなのですが・・・・・


漠然としすぎだった  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月12日23時58分

 下の投稿だけでは、わかりにいですねぇ・・・

 蛹になる昆虫って、蛹という形態を身につける前は概ね現在の「その昆虫の蛹になる以前の状態」に近い昆虫だったはずですよね。
 それがどうやって、蛹という形態を手に入れたのか、もしくは蛹から脱皮したあとの形態を手に入れたのかがわからない。

 という疑問なんですけど、これで少しは説明になったかなぁ・・・


創造論者じゃないけれど  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月12日23時47分

 一連のやりとりを自分なりに考えていたんですけど、蛹って進化論的にどうやって説明するんでしょうか? 反進化論の人が言い出さないところを見ると、これはもう仮説ができているのかなぁ。
 
 神という科学者さんは、神の創造という立場から、蛹はどう解釈します?
 これまでは、進化論は間違っているという主張を続けていましたが、神が居るというなら「神の存在」についての理論を聞いてみたいです。

 途中の段階というのも想像しにくいし・・・
 どうなんだろ、サナギ。


除かれても・・・。  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月12日20時25分

>私への反論を見ると本質的な反論はなく、なにか皆挙げ足取りばかりに見えるんですがね。(ただし、たまごちゃんを除いて)

私は人に悪口を言われるのは嫌いだから、除いてくれるのは光栄なのですが・・・。私なんかより、NATROMさんやGOAさん、wadjaさんなどの方がよほど的確な反論をしていると思いますよ。(私は皆さんとは 活動時間が違うため、私が反論しようとする頃には主要な問題点は他の人が既に指摘しているという話がなきにしもあらず。)結局、私の指摘が一番痛くないから除いて下さっているのでは?一番弱い敵が一番良い敵という ことですか?GOAさんの仰るとおり、神という科学者さん自身が論点をはっきりさせない限り、本質的な反論のしようがないと思います。それに、揚げ足取りの仲間から除いてもらうよりも、私の質問に答えていただく方 が嬉しいのですが?以前にした質問の答え、まだ頂いていない気がします。私が質問する前からGOAさんもし続けている質問なのに・・・。

>私は聖書をもちろん尊重しますが、一字一句文字どうりには信じていませんから、皆さんの非難するような科学的創造論者とは少し違うタイプのそれでしょう。

神という科学者さんは、自然淘汰も多少は働くかもしれないが、要所要所で、神による強い介入が入り事が主な原動力になった進化を信じていると解釈させていただいています。


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私の勝手な思いこみ。  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月12日19時59分

掲示板が活発なのはよいことですが、話の展開が速い速い。私のようなネット初心者にはついて行くだけでやっとだよ。ブラインド・タッチじゃないから書き込みにも時間がかかるしさ・・・。

>カンブリア爆発について、グールドの本(「ワンダフル・ライフ」)はいささか誤解を招くところがあるようです。もちろん、この本はとても素晴らしく読む価値があるものです。しかし、「カンブリア紀の進化の過程に は特別なものがあって、この短い間にすべての門が発生し、カンブリア紀以降は門の範囲の中でのマイナーチェンジに過ぎない」というわけではありません。

私が読んだ本はやっぱりグールドでよかったんですね。嘘を書いてしまっていなくてよかった。私は、このグールドの考えが進化論者の大部分ではないにしても、古生物学者の大部分のコンセンサスを得られているのだと勘 違いしていました。NATROMさんの仰るとおりなのでしたら、特に異論はないです。自分の思いこみに過ぎないものを元に、勝手な主張をしてすみませんでした・・・。「虹の解体」は読もう読もうと思いつつ読んでな かったのですが、それを読んで出直してきます。今西は実はトンデモだと言う話を聞いたので一切読んでいないのですが、今西も読んだ方がいいと思いますか?それにしてもNATROMさんって何者?もしかして玄人さん だとかっておっしゃいます?

>少なくとも化石証拠からはそのように推定されています。化石に残りにくい生物にしても印象化石として発見される場合もありますよね。
むしろそうした生物の方が骨格を持つ生物より後に誕生したと考える方が不自然に思われるのですがいかがでしょう?

NATROMさんの的確な説明のおかげで、この件に関しては私はもう言うことがほとんどないのですが(本質的な意見の相違がないことが判明してしまったから)、一応一言だけ。私はカンブリア紀の地層で発見されてい ない柔らかい生物もいるから、それらはそれ以降に出現したのだと主張している訳じゃありません。むしろ逆に、カンブリア紀の地層で初めて化石として出現した柔らかい生物のうち一部は、カンブリア紀以前から存在して いたがうまく化石が残らなかったためにカンブリア紀に初めて出現したように見えるのではないかと主張していたのです。


どんな創造論か確かめるのが先  投稿者:thinkpad1121 投稿日: 2002年04月12日18時46分

谷庵氏に同意。本質的な反論しようにも神という科学者氏のこれまでの論説は
複雑→"不思議"→"進化論では説明できない"→"神の創造だ"の一本槍で証拠
が無いです。これでは科学というよりポエムです。
本当に進化論で説明できないのか?進化論で説明できないとしてそれが進化論
の反証になるのか?(生命の起源が不明なのは進化論の反証にならんって。)
とりあえず神という科学者氏の思い描く系統樹の確認と化石記録、生物の痕跡
器官、中間生物の解釈、新種がどうやって誕生するのか等を確認した方がいい
ですね。
あと地質学上の斉一説を認めているのか?ノアの洪水をどう捉えているか?
独自の創造論なのか?参考文献は?とかかな。
何も説明されていないように思えるけど、それは今後の神という科学者氏の
発言に期待するということで。


神のものとカエサルのもの  投稿者:ハッター 投稿日: 2002年04月12日14時33分

 考える葦さんへ。
 投稿の意図が今ひとつわからないのですが、宗教的思想を述べられているのでしょうか。私には宇宙意識場というのがどのようなものかわかりません。私だけでなくわからない方が多いと思います。それは科学的に観察で きるものなのでしょうか。思想として人々から評価されるものと、科学的に評価できるものとは明らかにものさしが違うと思います。もちろん両方のものさしにあうものがあったってもいいのでしょうが、私の感想としては 、ダン・シモンズという作家の”エンディミオン”というSF作品のある部分にちょっと似ていますね。という感じです。

 話はかわりますが、自著の論文を聖典として宗教活動をしようとする科学者はそうはいないですよね。


神(久遠本仏)と人間の相互作用  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月12日12時35分

 先覚者は、難行苦行(個体的欲望の否定)の末、神の声を聞いた。神(プラス)の前に自己否定(マイナス)することで新たな力を得た。宗教に共通するのは、祈りである。祈る行為は、自己否定である。ここでのプラス とマイナスの相互作用の場が宇宙意識場である。
 相互作用により得た力に感謝し、先覚者は「神の愛」「久遠本仏の慈悲」を説いた。


カンブリア爆発について  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年04月12日12時04分

カンブリア爆発について、グールドの本(「ワンダフル・ライフ」)はいささか誤解を招くところがあるようです。もちろん、この本はとても素晴らしく読む価値があるものです。しかし、「カンブリア紀の進化の過程には 特別なものがあって、この短い間にすべての門が発生し、カンブリア紀以降は門の範囲の中でのマイナーチェンジに過ぎない」というわけではありません。

カンブリア紀には、本当のところいったい何が起こったのか。ケンブリッジ大学のサイモン・コンウェイ・モリスは、グールドが何度も言及しているように、『ワンダフル・ライフ』の主題であるカンブリア紀の化石堆積層 、バージェス頁岩についての指導的研究者として現在、三本の指に入る人物である。コンウェイ・モリス自身、最近同じ主題の魅力的な著作『カンブリア紀の怪物たち』(1998)を出版しているが、その中で彼は、ほぼ 全面的にグールドの見解に対して批判的である。コンウェイ・モリスと同じく、私も、カンブリア紀と現在とで、進化の過程が違っていると考えるに足る根拠はまったくないと思う。しかし、主要な動物門の大多数がカンブ リア紀において初めて化石記録として見られるようになったということは疑いようのない事実なのだ。多くの人が、すぐに次のような仮説に思い至った。かたくて化石化しやすい骨格を進化させたのだろう、と。一つの可能 性としては、捕食動物と被捕食動物のあいだの進化的な軍拡競争が考えられる。大気成分の科学的性質が劇的に変化したことなど、他にもいろいろな考え方があろう。カンブリア紀における多様性と差違化の狂騒的な踊りの 中で、生命がはちきれんばかりに、あまりに過度に開花した後、今日のような、より限定した範囲に動物の種類が絞り込まれたのだ、という詩的な考えにはまったく根拠を見出せないと、コンウェイ・モリスは言う。どちら かと言えば、多くの進化論者が予想しているように、本当に起こったのはその逆のことだったように思える。(ドーキンス著、虹の解体、P276)

「ワンダフル・ライフ」は文庫になっています。読む価値は十分あると思います。が、同時にコンウェイ・モリスの「カンブリア紀の怪物たち」と「虹の解体」の該当箇所の前後も目を通しておくことをお勧めします。この 点についての論争については、系統だって追いかけていないので、最新の状況は存じません。記憶違いかもしれませんが、「ドーキンスの主張も一方的で、グールドとドーキンスの主張の間に信実があるのではないか」とい った記述を読んだような気もします。最新の情報をご存知の方は、情報を提供してくださるとうれしいです。

要点は、カンブリア紀の大爆発は通常の進化理論を否定するものではないこと、ましてや、進化が起こったという説そのものを否定する根拠にはならないことです。


古い地球の創造論の難点  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年04月12日12時02分

>カンブリア紀の生物大爆発のことです。他方、こういった現象を何とか説明しようとして、淘汰圧が違うのだとか、ゴールドシュミットの「有望な怪物説」とか今西学説などが生まれているんでしょうね。

「有望な怪物説」も今西学説も、どちらも別にカンブリア紀の生物大爆発を何とか説明しようとして生まれた説ではありません。GOAさんが既に指摘されていますが、「大爆発」といっても一千万年の期間に起こったこと です。地質学的なタイムスケールからは確かに短い期間ではありますが、個体レベルでの跳躍的な進化学説(今西やゴールドシュミット)を持ち出す必要はありません。

カンブリア紀の大爆発、あるいは多様な生物の化石的出現がある時代時代に一度に集中していることを、通常の進化生物学ではなく、何か知性の関与による創造によって説明しようとすれば、一千万年かけてゆっくり創造が 起こったと考えなければなりません。それどころか、新種の出現はカンブリア紀に限りませんので、30億年かけてゆっくり創造が起こったと考えなければなりません。ほんの数万年前まで起こっていた創造が現代では観察 できないのはなぜなのでしょうか。一方、進化の過程は現在でも観察できます。

しかもこのゆっくりとした創造は、常に進化の順番を崩さないような配慮をもってなされているように見えます。この創造主は最初の魚と同時に最初の哺乳類を造ったりはしなかったようです。まず魚を造り、次に両生類を 造り、それから爬虫類・哺乳類を造りました。「神はいわば練習として、簡単な構造の生物から造ったのだ」という主張がありますが、練習が必要なら全知全能ではないし、新生代で哺乳類を造っているかたわら、「簡単な 構造」であるはずの魚類やその他の生物の新種も造っておられます。この点に関して説得力のある説明を聞いたことがありません。というか、こういう古い地球の創造論を主張する人は、カンブリア紀の大爆発を含めて地質 学的な知識に乏しく、どの時代でも生物の変化が起こっていることを知らないゆえ、そのことに対する説明の必要性に気がついていない場合が多いようです。


進化的創造論  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月12日11時45分

 比喩的表現ですが、宇宙意識(神)と相互作用して感動(励起)した遺伝子がポテンシャルエネギーを高め「新しい意味のある組み合わせ」を生じ、より高等な生物に自己展開した。その過程においては、将来人間に創造 性を与えるため、そのための必要条件である自由性賦与のために試行錯誤(淘汰)のプロセスを生命展開に適用した。
 


私からも  投稿者:谷庵 投稿日: 2002年04月12日 9時20分

>私への反論を見ると本質的な反論はなく、なにか皆挙げ足取りばかりに見えるんですがね。

神という科学者さん自身が本質的な意見を述べていないのだからしょうがないでしょう。

1)生物進化は動かしようのない事実である。
2)生物の発生に関してはよく分かっていない。
3)進化のメカニズムに関しては諸説ある。

神という科学者さんが否定したいのは1)なのですから、2)3)をいくらつついても無駄です。
何度も言うけど、根拠を持って否定してね。このサイトのホームページくらいは読んだかな。


本質的問題とは?  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月11日21時50分

神という科学者さん

>私への反論を見ると本質的な反論はなく、なにか皆挙げ足取りばかりに見えるんですがね。

こういう言い方をすると反論ができなくても自分が正しいように装うことができるから、議論で不利になると使う人がいますが“何が本質なのか”については触れようとしません。
「生物の自然発生以上に神の自然発生の確率は低いのだから確率を根拠に自然発生を否定するのはナンセンスである」というのは本質的だと思うのですがいかがでしょうか?

>それで、最初の生命は宇宙のどこかから地球にやって来たと主張している進化論者も結構いるようです。

そうした説を唱えている人は進化論を否定してませんよ。進化のメカニズムと最初の生命がどのようにして誕生したことは直接の関係はありません。
30分前の17時18分に書いてあるのですが読みませんでしたか?

>カンブリア紀の生物大爆発のことです。

これがいったい進化論にとってどのような疑問になるのでしょうか?
ガラパゴス島にたどり着いた少数のフィンチが競争相手がいないことを追い風に数種類のフィンチに分かれるまで繁栄したのと同じようなことがカンブリア紀に生じたというだけです。
まわりに食事を取れる場所がなければ、客の取り合いが始まるまでは、たとえまずい店でもとりあえず営業を続けていくことができるでしょう。
カンブリア大爆発もそんな単純な話です。

>私は聖書をもちろん尊重しますが、一字一句文字どうりには信じていませんから、皆さんの非難するような科学的創造論者とは少し違うタイプのそれでしょう。

カトリック教徒はおおむね進化論を否定しないと思います。もちろん聖書を尊重しているでしょう。
もし聖書が一字一句真実とは限らないのなら、進化論を否定する根拠とは何ですか?

>たまごちゃん

>そんなこと私に言われても・・・。

たまごちゃんに証明を求めたのではありません。混乱させたようで申し訳ありません。

>数千万年は確かに長いですが、ほとんどの動物門がこの時期に出てくる程に長いのかなぁ・・・。

少なくとも化石証拠からはそのように推定されています。化石に残りにくい生物にしても印象化石として発見される場合もありますよね。
むしろそうした生物の方が骨格を持つ生物より後に誕生したと考える方が不自然に思われるのですがいかがでしょう?


thinkpad1121さんへ  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月11日20時13分

投稿者名が打ち込めない。おかしいな。文体でわかりそうな気がするけど、たまごちゃんです。

>でもカンブリア大爆発のような多様な生物が一度に出現するような事件って他にあったんでしょうか?

カンブリア紀大爆発のように大規模(門レベル)なのは、私の知る限りはないですね。でも、大抵の大量絶滅の後には、それによって空いたニッチを埋めるような大規模な適応放散が起こっているのでは?もちろんそれは、 大量のニッチの空白によって進化論でうまく説明できますが、このサイトとリンクしている某サイトで、神による(出来の悪い生物の)大量破壊に続く、新しい生物の大量創造と説明していませんでしたっけ?


GOAさんへ  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月11日19時58分

GOAさん、相手をしてくれてありがとうございます。私のHNには元から敬称が付いているので、さんとか付けなくてもいいですよ。

>次にカンブリア大爆発の時期に多くの化石が出現したのは「殻や骨格などの硬組織をもつ生物が出現した」からでしょう。
つまり化石に残りやすい組織をもった生物が現れ始め、それが急激に適応放散したからその時期に化石が多く見つかり始めたということです。
もっとも化石が残りやすい地層には多くの化石が残るというのも関わってくるかもしれませんが、生物の変化の中身にも注目したほうがよいと思われます。

それは、もちろんその通りだと思います。カンブリア大爆発の時期の地層から、いろんな種類の節足動物、いろんな種類の軟体動物の化石が見られるようになったのはまさにそのような理由によるのでしょう。しかし、その 同じ時期に、門レベルで生じたというのは少し本当なのかな?という気がするのです。それらの門の中には環形動物やゆむし、星口動物など、柔らかくて化石に残りにくそうなものも含まれていますし。
今日存在する全ての動物門はカンブリア紀までに生じており、その内の大部分の門はカンブリア紀に生じたと書いた本を読んだことがあります(確かグールドだったと思うが、手元にその本がないので少し自信がない)。私 はこの著者の考えが古生物学者の主流と一致しているのではないかと思っているが、これが私の作ったただのカリカチュアだったりした場合にはごめんなさい。この著者の考えのうち前半部分はその通りだろうと思う(ある 程度古い時期に分かれているからこそ今日門レベルでの差異を示しているのでしょう)のですが、後半部分は議論の余地があるように思うのです。数千万年は確かに長いですが、ほとんどの動物門がこの時期に出てくる程に 長いのかなぁ・・・。進化のタイムスケールは、私達の日常をはるかに越えているので、私のような素人には判断どころか、宛推量さえも難しいですね。十分長いのかもしれません。

前半の最初の生物が生じるまでの期間の長さの話題については、

>この「名のある進化論者の人たち」って言うのが誰なのか、神という科学者さんは具体的に明らかにしていません。
どのような“人たち(複数)”がどのような根拠により発言したのか、それが示されなければ検証のしようがありません。

そんなこと私に言われても・・・。尻車にのったのは悪かったし、この文章中で私も出典を明らかにせずに他人(グールド?)の考えを引用しているので同じ攻めを負っても仕方がないですけど・・・。


私の誤読だ  投稿者:thinkpad1121 投稿日: 2002年04月11日18時00分

どうやら自分で自分の首を絞めたのは私らしい(笑)
多様な生物の化石的出現という言葉からカンブリア大爆発のようなことの方が大量絶滅より妥当ですね。神という名の科学者さん、もしそうだったら勘違いしてごめんなさい。
カンブリア大爆発のような事件が"ある時代時代"ってどうも私の中では言葉がつながらない。それで大量絶滅の事を言っているのかと勘違いしました。
でもカンブリア大爆発のような多様な生物が一度に出現するような事件って他にあったんでしょうか?一度にといってもGOA氏が仰るように数百〜数千万年のスパンですけど。


Thinkpad1121さん達へ  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年04月11日17時48分

私への反論を見ると本質的な反論はなく、なにか皆挙げ足取りばかりに見えるんですがね。(ただし、たまごちゃんを除いて)

>>ましてや、名のある進化論者の人たちも認めているように、地球の誕生から最初の生命体の出現までの期間約10億年は短すぎるということです。
>最初の生命体の出現時期が早いからといって、そこからいきなり神による創造を想定せねばならないと考えている科学者はいませんよ。

 それで、最初の生命は宇宙のどこかから地球にやって来たと主張している進化論者も結構いるようです。(ノーベル化学賞受賞者のマンフレッド・アイゲン教授がある雑誌でそう語っていますから、たぶんその人たちも名 のある人なのでしょう。確認は取っていませんが、)

>>ですから、多様な生物の化石的出現がある時代時代に一度に集中しているのは大変不思議なことですが、このような進化論上の疑問点が生じても、時代による進化圧が違うとか言ったりして理論付けています。
>進化圧?淘汰圧のことかな。
ところで"多様な生物の化石的出現がある時代時代に一度に集中している"って大量絶滅の時代のことですか?…

カンブリア紀の生物大爆発のことです。他方、こういった現象を何とか説明しようとして、淘汰圧が違うのだとか、ゴールドシュミットの「有望な怪物説」とか今西学説などが生まれているんでしょうね。
    
私は聖書をもちろん尊重しますが、一字一句文字どうりには信じていませんから、皆さんの非難するような科学的創造論者とは少し違うタイプのそれでしょう。


例えば  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月11日17時18分

「地球の誕生から最初の生命体の出現までの期間約10億年は短すぎる」と主張している学者がいるとすれば「パンスペルミア説(胚種広布説)」を唱えている学者が考えられます。
「地球の歴史は短すぎて生命が誕生し得ない。従って生命の源は宇宙にある」というわけです。

このような学者が科学的反論あるいは個人的な感想で短すぎると発言しても進化論の否定につながらないのは言うまでもありません。パンスペルミア説は進化を否定している理論ではないからです。
先の投稿で述べた「具体的な人名と内容を挙げることが求められる」ということはこのようなことからも理解できると思います。

ぜひ神という科学者さんにそう主張している科学者の名前もしくはそれついて触れられている文献等を教えていただきたいと思います。


たまごちゃんさんへ  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月11日15時31分

私も素人なので偉そうに指摘するのもなんですが・・・。

>名のある進化論者の人たちも認めているように、地球の誕生から最初の生命体の出現までの期間約10億年は短すぎるということです。

この「名のある進化論者の人たち」って言うのが誰なのか、神という科学者さんは具体的に明らかにしていません。
どのような“人たち(複数)”がどのような根拠により発言したのか、それが示されなければ検証のしようがありません。

例えば「名のある天文学者たちが“ビッグ・バン”理論を否定しています」というのは事実ですが、彼らの言い分が正しいかどうかは彼らの意見を聞いてみないことにはわからないことです。

もし批判したい理論が不確かで怪しげなものに見せようと思うなら、どのような理論にもつきものの反対者数人を挙げて、「○○理論はこのように疑問視されています」と反対意見を明示せずに主張すれば、多くの素人の人 はその中身を吟味せずに批判された理論が不確かなものだという印象を持つでしょう。
専門家の世界では覆すことは無理でも、一般社会にそうした印象を植え付けることができた場合、批判者にとってその企みは成功したといえます。

反対にこのように邪推されることを防ぐには、せめて具体的な人名と内容を挙げることが求められますし、そうすべきことが誠意ある態度と言えるでしょう。

次にカンブリア大爆発の時期に多くの化石が出現したのは「殻や骨格などの硬組織をもつ生物が出現した」からでしょう。
つまり化石に残りやすい組織をもった生物が現れ始め、それが急激に適応放散したからその時期に化石が多く見つかり始めたということです。
もっとも化石が残りやすい地層には多くの化石が残るというのも関わってくるかもしれませんが、生物の変化の中身にも注目したほうがよいと思われます。

「カンブリア大爆発」といっても期間は数千万年にわたるのではなかったでしょうか?
えらく間延びした「大爆発」だと思いますが・・・。


わかんないよう!!  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月11日13時32分

神という科学者さん、質問に答えて下さってありがとうございます。実は、たまごはネット初心者なので、相手をしてもらえるとそれだけですごく嬉しい。^^)
でも、私は神の様な複雑な物がどのようにして生じたのかをうかがいたかったのですが、神という科学者さんのお返事からは答えがよくわかりませんでした。
正直なところ、私は創造主がいても、地球上では進化が起こっていなくとも別にかまわないのです。だって、例えばそのうちに人間がどこかの惑星に移住することが出来たとしたら、その惑星では進化を経ずに人間が存在し ていることになるし、もし、人間が無生物から生物を作ることが出来るようになったとしたら、その生物は創造された生物と言え無くもないと思うから。(地球上で進化が起こった証拠のようにたまごには思える物がたくさ んあるため、個人的には地球上で進化が起こったと考える方が合理的だとは思っていますが。また、高度知性対の介入の証拠と思える現象は今のところは知らないので、そのようなものがあったと考える合理的理由は無いと も思いますが)しかし、今日の私達のような複雑な生物が存在するからには、過去のいつかにどこかで進化が起こっていたはずだと思うのです。と、いうのは、今日の生物のような複雑な物(又はそれらを創造できるような さらに複雑な物)が、最初から存在していたり、一度切りの出来事で生じたとはとうてい思えないからです。今日の人間には神としか思えないような素晴らしい者が存在していたとしても不思議はありませんが、それを生じ させ得るものは自然淘汰による進化しかないように思うのですが?

>名のある進化論者の人たちも認めているように、地球の誕生から最初の生命体の出現までの期間約10億年は短すぎるということです。

これに関しては、私も短いな、と思ったことがあります。短`すぎる`かどうかを判断するだけの知識も能力も私にはないですが、もしかしたら生物が生じる前の化学進化の一部は地球が生じる以前から他の場所で起こって いたのかもしれないな、とか思っています。あくまでも、かもしれないな、レベルですけど。

>多様な生物の化石的出現がある時代時代に一度に集中しているのは大変不思議なこと

これって、カンブリア大爆発とかのことを言っているんですよね。個人的には、地表の状況などによって化石の残り方に違いがあったりするから、化石の残りやすい地層で初めて発見される生物が集中してしまうことが多い だけで、必ずしもカンブリア大爆発の時に全ての動物門が一度に発生したわけではないのではないかと考えています。わからないことがあるとすぐに化石の不備のせいにすると言われてしまうとそれまでですけどね。

ちなみに、後半二つの意見は、私が個人的にそう思うと言うだけで、進化論に於いてメジャーな考え方ではないので、批評は進化論にではなく私にして下さいね。進化論者のかたからも、これら二つの考え方に対する御批評 をいただけると光栄です。


はあー  投稿者:thinkpad1121 投稿日: 2002年04月11日12時56分

>ましてや、名のある進化論者の人たちも認めているように、地球の誕生から最初の生命体の出現までの期間約10億年は短すぎるということです。

その"名のある進化論者"の名前と文献を出せますか?出せんでしょ?そんな話聞いた事がありません。
創造科学の本には"進化論者も認めている進化論の矛盾"、"科学的創造論に転向する科学者が続出"、"学会で進化論が公式に否定された"とか、自分たちが正しく、進化論が間違っていると読者に思わせる事が書かれて いますが、実際に調べるとそれが嘘や勘違いであることがわかります。有名な件ではフレッド・ホイルを裁判で証人として呼んだ件や、断続平衡説の議論に対する勘違いなどがあります。NATROM氏のこのサイトに詳細 が載ってますので読んでください。
神という名の科学者さんはもっと自分で科学の文献を読んで調べるべきです。今までの進化論に対する発言から推察すると科学的創造論の書籍しか読んでないでしょ?神という名の科学者さんの思い描く"進化論"は創造科 学者の作り上げた間抜けな"カリカチュア"なんですよ。実際の進化論とはあまりに違いますし、科学の現状とかけ離れています。

最初の生命体の出現時期が早いからといって、そこからいきなり神による創造を想定せねばならないと考えている科学者はいませんよ。


自分で自分の首絞めてない?  投稿者:thinkpad1121 投稿日: 2002年04月11日10時21分

>ですから、多様な生物の化石的出現がある時代時代に一度に集中しているのは大変不思議なことですが、このような進化論上の疑問点が生じても、時代による進化圧が違うとか言ったりして理論付けています。

進化圧?淘汰圧のことかな。
ところで"多様な生物の化石的出現がある時代時代に一度に集中している"って大量絶滅の時代のことですか?。進化論者が疑問に思っているのはなぜそれが起こり、それがどう生物の歴史と関係するのか?であり、進化の 有無の疑問点とみなしてはいません。
何で大量絶滅が進化の反証になるのか説明してもらえませんか?進化論者にすれば大量絶滅と進化の有無をどうして結び付けられるのか不思議です。
飛躍しすぎ。
ある時代時代って聖書どおりに大洪水があったのなら大量絶滅は1回でしょ。でも大量絶滅は6回あったらしい。それに洪水で一度に地層が出来たのなら、K/T境界に堆積した地層に異常に高濃度のイリジウムなどの白金 族元素が見つかるのをどう説明しますか?地質学では、その時代に隕石が衝突しその隕石によってもたらされたと証明できている。その証拠もある。その時代に大量絶滅があったのも不思議でも何でもない。でも科学的創造 論ではそれをどう説明するのやら。
地質学、古生物学と進化論は矛盾していないが、創造論は矛盾します。
http: //www.newtonpress.co.jp/search2/sample/kiji_khtm/k1999/k199906/k199906p032.html


事実かどうか責任もちませんが  投稿者:wadja 投稿日: 2002年04月11日 0時07分

かの教団経営の自作PCショップ、マハ○−シャで売っていた、WindowsプレインストールのPCには、タイトルをマジックで書いたCDRが付いていたそうです。営利目的で集団違法コピーやってたんなら、レンタ ルビデオ店で貸し出し拒否にあっても、社会通念上は許されそうだな(法律上はまずいでしょうが)。

>神という名の科学者さん

GOAさんの発言の言い換えに過ぎませんが、wadjaにも、あなたはたまごちゃんの質問の意味を理解されてないのか、意図的に論旨を摩り替えようとしているように見えてしまいます。

>創造主の創造主は必要ありません

ということは、「神は自然発生した」とういことでよろしいでしょうか?発生でまずければ、「最初からあった」でも意味に差はありません。為念。

老婆心ですが、村上和雄さんが遺伝子工学(?)の第一人者であっても、「生命は不思議だ、”サムシング・グレート”が存在するに違いない」という哲学的言明には、個人的に感銘を受けるのは全くの自由ですが、自然科 学における言明としての価値は「ゼロ」です。

>考える葦さん

多くの人が「具体的な例を挙げてほしい」とお願いした結果、具体的な例を挙げようとされているのかとも思えますが、逆にどんどん抽象的・形而上学的になっているような気がします。

免疫に関わる細胞レベル(分子レベル)での情報認識の仕組みについては、現代の免疫学では、かなり分かってきています。

>明らかに明らかに細胞レベルでも自己と非自己の認識をしている。

は良いのですが、それをキャッチボールにたとえる意味は?キャッチボールからは、双方向での情報の交換がイメージされますが、それによって何がおっしゃりたいのでしょう?分からないのは、wadjaだけでしょうか ?


激しく既出(神という科学者さんへ)  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年04月10日21時06分

・生命の起源
・進化があったかどうか
・どのように進化したか
 これら3つが(無関係ではありませんが)それぞれ別の議論ということは、このサイトに限らずいろいろな文献で指摘されています。

> 必ずいつの日か科学が解明してくれるだろうと信じているのです。

 1つでもいいですから具体例を挙げていただけないでしょうか。


説明になっていないのでは?  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月10日20時12分

>そんな人間を始め現在2千万種以上の生物を存在せしめる原因となった創造主が存在するならば、その創造主は永遠に自存する能力を持つことも可能でしょう。とすれば、創造主の創造主は必要ありません

「創造主は永遠に自存する能力」というのは「まだ存在していないうちから『自分を誕生させようと』いう意識をもち、誕生させることができる」というものですか?
あるいは「誕生したなら永遠に存在しうる」ということですか?
前者なら矛盾しているように思えますし、後者ならあらゆるものより複雑な創造主の誕生を説明できていません。

>この信仰は大進化や巨大進化を始めあらゆる進化論の中に見られます。創造主はいないのだから、当然あらゆる生物は自然に進化して出来た。

「進化論は創造主の存在を否定していない」というのはすでに何人の方から指摘されているにも関わらず神という科学者さんはそれを認めないのですね。
もちろん認めてしまうと自分が攻撃すべき対象がなくなるという心理は分かりますが、他人の信仰を無視してしまう態度を取る人は本当に信仰を持っている人なのか疑問に感じます。
「創造主の存在を認めない」のと「創造主の御業は観測されない」は個人の信条によるもので進化論の本質とは無関係です。
ニュートンの理論が創造主の存在を抜きに考えても成り立つが、ニュートン自身は創造主の存在を否定していなかったという事実はこのHPでも何回と言及されています。


創造者と生物の永遠性の類似性  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年04月10日19時00分

たまごちゃんへ

>生物は非常に複雑でよく出来た構造をしています。そのため神という科学者さんはこのようにお考えになりました。
>>生命の起源や中、大進化や人間(心と体)の誕生は大自然によって創造されたとは到底考えられません。
必ず、そこには「優秀な創造者」がいなければ不可能であると推論しています。これも理論的な仮説として成り立つことでしょう。

生命の起源、最初の生命体が宇宙に偶然に発生する確率は基本的にほぼゼロです(野田春彦氏によるNHKブックスの中での計算)。ましてや、名のある進化論者の人たちも認めているように、地球の誕生から最初の生命体 の出現までの期間約10億年は短すぎるということです。

進化論はこの生命の起源の発生という事に関して大きな理論的弱点を持っているのです。しかし、創造主は信じられないので自然発生したんだろう、と推論して無理やりそこを説明付けしようとしているのです。必ずいつの 日か科学が解明してくれるだろうと信じているのです。これはまさにまた一つのれっきとした「信仰」でもあるのです。

この信仰は大進化や巨大進化を始めあらゆる進化論の中に見られます。創造主はいないのだから、当然あらゆる生物は自然に進化して出来た。だから、きっと進化論がそれらを今後解明してくれると皆さんは信じているので す。それは創造主を認める私から言わせれば、進化論に強い「信仰」を持っているということになるのです。

ですから、多様な生物の化石的出現がある時代時代に一度に集中しているのは大変不思議なことですが、このような進化論上の疑問点が生じても、時代による進化圧が違うとか言ったりして理論付けています。それは進化論 を信じる立場からは予想される成り行きですが、こんな進化論信仰から来る確信に満ちた推論は、「動物奇想天外」の千石氏の説明やNHKの「生き物地球紀行」などのテレビ番組を見ていてもざらに出てきます。

>>しかし、人間はまだ最も小さい生物であるビールス1つも作ることができない。今後いつ壱から生物を創造できるかわからない。
>と、言うことは当然、生物を創造することの出きる神は、それが出来ない人間よりもずっと複雑なのでしょう。人間でさえ非常に複雑なのに、神はそれよりもずっと複雑なのです。生物が自然淘汰によって生じたとは信じ られないのだから、それよりも複雑な神が「偶然」又は「自然淘汰」によって自然に生じるなどとは、神という科学者さんには絶対に信じられませんよね。それでは神はどのようにして生じたのでしょうか?神をデザインし たデザイナーが存在していたのでしょうか?(おそらく神という科学者さんはそのようには考えでないでしょうけど。) もし、神のデザイナーが存在していたとしたら、そのデザイナーはどのようにして生じたのでしょう か。

GOAさんにも言いましたが、日本の遺伝子工学の第1人者である村上和雄名誉教授がおっしゃるように、60兆個(46億個より多い)の細胞を持つ人間が約80年生きて行くこと自体不思議そのものですが、そんな人間 を始め現在2千万種以上の生物を存在せしめる原因となった創造主が存在するならば、その創造主は永遠に自存する能力を持つことも可能でしょう。とすれば、創造主の創造主は必要ありません。

現に、生物は単細胞生物は細胞分裂などで、多細胞生物は生殖という世代交代による方法で永遠性を維持しています。この多細胞生物の生殖による世代交代というシステムも何処から来たのか全く不思議なことですが、これ らの永遠性は創造主の永遠性を受け継いだ「しるし」だと考えます。よって、重ねて言いますが、「偶然」によってこの宇宙に永遠性の仕組みを持つ生命体は生まれないと考えます。


オウム信者には貸し出ししません  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年04月10日18時48分

>オウム信者には貸し出ししません

単に「ヘッドギアやオウム服を着てこないでね」ってことならいいのですが、普通に考えれば宗教差別ですよね。レンタルビデオ店側の気持ちはわからないでもありませんが、もうちょっと慎重になれないものでしょうか。 これが例えば「前科のある方には貸し出ししません」という張り紙だったらどうか?

それにしても、人権侵害に過剰に厳しい(少なくとも私にはそう見える)政治的信条を持っている方々が、オウム信者に対する人権侵害には甘い(少なくとも私にはそう見える)のは、一体どういうわけだろう。カルピスの マークや手塚治虫の漫画よりもずっと問題だと思うぞ。


近所のビデオ屋では  投稿者:tamo2 投稿日: 2002年04月10日17時57分

 引越しの準備などでワタワタしている間に、トピックスができてる。
 
 オウムの話ですが、ウチの元近所のレンタルビデオ店は「オウム信者には貸し出ししません」という張り紙をだしていた。どうやって、信者を見分けるのかも疑問だが、ビデオを貸すことを禁じる必要がどこにあるのだろ うか? と思いながらも、理屈ではなくこれがモードなのだろうというちょっと悲観的な感想を抱いた記憶がある。


考える葦さん、ご教授を!!  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月10日11時50分

考える葦さん、
>遺伝子間でもそういう相互作用をしていて、利己的(個体的目的指向性)遺伝子も利他的(全体的目的指向性)に振る舞うのではないか。

とはどういう意味なのでしょうか?
個々の遺伝子はそれ自体の増幅を願う意志のような持っているが、それぞれの遺伝子を相互作用させる未知の量子があるために、ゲノム中の遺伝子同士は意思伝達が出来、細胞や個体(場合によっては個体群も?)の維持と いうような全体的目的を志向する。と、いうような意味に解釈させていただきましたが、どの程度あっていますか?

また、遺伝子間の相互作用と免疫とにはどのような関連があるのでしょうか?確かに免疫システムでは、自己と非自己の認識が行われます。しかし、私にはその認識に生物または遺伝子に特異的な量子による相互作用の必要 性を感じられないのですが。非常に不確かな記憶で恐縮なのですが、抗体抗原反応も、抗体の結合した抗原のマクロファージなどによる認識も、胸腺での自己に対する抗体を作るB細胞の認識も、通常の化学的な相互作用に よって説明できるように思われるのですが?
私のような若輩者(ひよっこを通り越してたまごですから)には、考える葦さんの深遠なお考えはとうてい理解できません。どうかご教授下さい。


自己と非自己の認識  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月10日10時40分

 自己免疫疾患では、免疫細胞が自己と非自己の区別がつかなくなるわけですが、明らかに細胞レベルでも自己と非自己の認識をしている。認識ということは、ある情報を交換しているわけで、その相互作用にキャッチボー ルモデルがあてはまると思う。


アイデアと理論  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月09日18時27分

考える葦 さん

>遺伝子間でもそういう相互作用をしていて、利己的(個体的目的指向性)遺伝子も利他的(全体的目的指向性)に振る舞うのではないか。

そうした振る舞いを想定することでどのような現象が現在の理論に比べて簡潔に説明できる、あるいは説明不可能だった現象が説明可能になるのか、それを明らかにしない限りアイデアどまりといえるでしょう。
さらにはそれを裏付ける事実がなければ、意味のある理論とは言えません。

「獲得形質の遺伝」なんてものがあればどれほど進化論は簡単なものになるでしょう?
でもそれを用いることができないのは、獲得形質の遺伝を裏付ける事実が見つからないからです。

「中間子論の応用」が理論的に正しいものになりうるとお考えなら自らの実験でそれをあきらかにするか、現代の理論に取って代わりうることを証明して、代わりに実験してくれる人を集める努力をなさってください。
「○○だと考えるとうまく説明がつく」程度では、まともに評価してはもらえません。


中間子論の応用  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月09日17時26分

 陽子と中性子が中間子をキャッチボールして結びつくこと(中間子論)を応用して、電磁気相互作用では光子、重力相互作用では重力子を想定している。遺伝子間でもそういう相互作用をしていて、利己的(個体的目的指 向性)遺伝子も利他的(全体的目的指向性)に振る舞うのではないか。
 


村上和雄は進化論者か否か?  投稿者:NATROM 投稿日: 2002年04月09日16時47分

村上和雄は進化論者か否か?

>投稿者:通行人  投稿日: 4月 9日(火)01時24分22秒
>村上先生は進化論者ではないですよ。先生の著作を読めば明らかです。遺伝暗号の設計図が偶然に
出来るはずはないと明確に述べておられます。

私も、遺伝暗号の設計図が偶然に出来るはずはないと思っていますが、私も進化論者じゃあないのでしょうか。自然淘汰のプロセスは偶然ではありません。誰かが、「遺伝暗号の設計図が偶然に出来るはずはない」と述べて いるからといって、その人が進化論者じゃないと断定はできません。総合説の命名者であるジュリアン・ハクスリーも「馬が偶然できる確率は奇跡的に低い」こと示したそうです。

まあ、村上先生がダーウィニストではなさそうではありますが。それでも、一つあるいは少数の生物が、何十億年もかけて、さまざまな生物に変化してきたことは、村上先生は認めるでしょう。つーか、神という科学者さん の引用部分に明確に述べておられます。「あらゆる生物が同じ起源を持つことを示しているように考えられる。」そのメカニズムに、「サムシンググレート」などという科学で扱えなさそうな概念が関与しているとお考えな のかもしれませんが。進化そのものと、進化のメカニズムとを区別しましょう。


>神という科学者さんへのみなさんの反論の中にはみなさんが批判する創造論者と同レベルの信仰が認められますね。今回の反論で感じられました。お互いにただ信仰を押しつけ合っているように見えます(苦笑)

進化とそのメカニズムの区別もついていないのに、「みなさんが批判する創造論者と同レベルの信仰が認められますね」「お互いにただ信仰を押しつけ合っているように見えます」など客観的な意見を述べたつもりになって いるとは笑止です。通行人さんは、「自分ではなにも具体的なことを述べずに他人を嘲笑する人」という評価を覆したいなら、進化そのものと進化のメカニズムの違いをきちんと理解した上で、村上和雄を引用するなりして 、自分の意見に具体的な根拠を示してください。


#私の記憶が確かなら、村上先生はドーキンスの説も肯定していたような。ただし、変な風に誤解した上でのことだが。利他行動の説明を、弱肉強食的進化観の否定ととったようだった。
#心のもちようで遺伝子のスイッチがオン・オフになるとかいう話は、まともな科学者ならとりあわないとようなトンデモ話。村上和雄は、そんなに多くはない、「ちゃんとした業績も上げたけど、途中でトンデモさんにな っちゃった科学者」の一人なのだ。こういう評価にはグレーゾーンがあり、線引きは難しいものがある場合もあるが、少なくとも村上和雄は真っ黒。


神という科学者さんに質問!!  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月09日15時33分

生物は非常に複雑でよく出来た構造をしています。そのため神という科学者さんはこのようにお考えになりました。

>生命の起源や中、大進化や人間(心と体)の誕生は大自然によって創造されたとは到底考えられません。
必ず、そこには「優秀な創造者」がいなければ不可能であると推論しています。これも理
論的な仮説として成り立つことでしょう。

それと同時に、神という科学者さんの仰る通り、

>しかし、人間はまだ最も小さい生物であるビールス1つも作ることができない。今後いつ壱から生物を創造できるかわからない。

と、言うことは当然、生物を創造することの出きる神は、それが出来ない人間よりもずっと複雑なのでしょう。人間でさえ非常に複雑なのに、神はそれよりもずっと複雑なのです。生物が自然淘汰によって生じたとは信じら れないのだから、それよりも複雑な神が「偶然」又は「自然淘汰」によって自然に生じるなどとは、神という科学者さんには絶対に信じられませんよね。それでは神はどのようにして生じたのでしょうか?神をデザインした デザイナーが存在していたのでしょうか?(おそらく神という科学者さんはそのようには考えでないでしょうけど。) もし、神のデザイナーが存在していたとしたら、そのデザイナーはどのようにして生じたのでしょうか 。

GOAさんが再三お聞きになっていることと同じ内容で、今さら私が聞くのもおかしな話なのですが、私も、この事に関して神という科学者さんがどのようにお考えなのか知りたいので失礼させていただきました。


森を調べるなら木を調べないと  投稿者:thinkpad1121 投稿日: 2002年04月09日12時05分

まあポエムというか感受性の話をされてもそれは人それぞれで科学の話じゃない。それを根拠に進化論を否定したり創造者を持ち出されても意味無いんですが・・・。
神という科学者さんにお尋ねしますが、進化論のどこが間違っていて科学的創造論のどこが当たっているとお考えなのでしょうか?これだけ話しても論拠が示されていません。エントロピーの法則により進化論は破綻すると か、創造者の証拠がここにあるとか具体的に論拠を示してもらえないと科学上の話は出来ません。あなたが科学的創造論を推すからには、信用した科学的創造論の本や、その本に挙げられている論拠があるでしょう?それを 出してみてはいかがでしょうか?
私には信心を守りたいが為に、論拠を検証するのを回避しているように思えます。それ以前に信心を守りたいが為に無知のままでいようとしてませんか?自然に驚嘆する感性は良いものだと思いますが、そこで思考を止めず に調べてみてはいかがでしょう。
進化論側は証拠を山ほど出していますし、それについての説明を回避したりしてないでしょ?科学的創造論が科学と仰るならそれを回避すべきではないでしょう。私は科学者じゃないですが"思う"ですんだら科学者はいら んでしょ。

余談ですが科学技術のおかげで自然のままでは死ぬしかない命も生き延びられるし、その生産力と産出品のおかげで弱肉強食、優勝劣敗からある程度だが守られているんじゃないですかね。


科学>人間の能力  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月09日11時14分

 科学万能という言葉がありますが、科学では解明しきれないことがあると誰でもが感じているとは思います。ただそれは現在の人間の能力であって、純粋に科学的にということとは開きがあるのではないでしょうか。
 例えばテレビなんかはちょっと昔(江戸時代とか)であればやはり人間(その当時)の能力を超えたものであろうし、有機物だって、生物のみが無機物から生成できるものと考えられていたと思います。
 つまり科学的な現象と、現在人間の理解できることには大きな差があり、その部分が「サムシング・グレート」の部分なんではないでしょうか。
 ただ生物の進化を考える上では、今ある事実を帰納的に考えていくしかないので、今の進化論が成り立ったのだと思います。それが科学を突き詰めていくやり方だと思うし。
 創造論は逆にはじめに神ありきで、それを演繹的に証明しようとしているところで、どうしても無理なこじつけがでてくるのではないかと考えます。

難しい言葉を並べていると、自分の頭がこんがらかってくるので、もう少し考えるところがあるのですが、もう少しまとめてから。


寝ようと思ったら  投稿者:あき 投稿日: 2002年04月09日 2時09分

通行人さんへ

どの本を指しているかわかりますが(少し前には本屋さんで平積みしてあり、続編もあるものですね?)、あれは学術書ではありませんね?
研究上あるいは学問上の話をしているのであって、村上先生の個人的信条に踏み込むつもりはありません。区別していただけますか。

それとも通行人さんは村上先生のお弟子さんで、個人的信条にも帰依されているのでしょうか?
だったらこれ以上何も言いません。


そうですか?  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月09日 2時05分

通行人さん

>村上先生は進化論者ではないですよ。先生の著作を読めば明らかです。

引用からは進化論を否定しているように取れませんが、著作にそうしたものがあるなら折をみて読んでみたいと思います。

>お互いにただ信仰を押しつけ合っているように見えます(苦笑)

自分ではなにも具体的なことを述べずに他人を嘲笑する人というのはいつまでたってもなくならないものですね。(失笑)


感想  投稿者:通行人 投稿日: 2002年04月09日 1時24分

村上先生は進化論者ではないですよ。先生の著作を読めば明らかです。遺伝暗号の設計図が偶然に
出来るはずはないと明確に述べておられます。「サムシンググレート」との表現は誤解を避けるためのものでしょう。神という科学者さんへのみなさんの反論の中にはみなさんが批判する創造論者と同レベルの信仰が認めら れますね。今回の反論で感じられました。お互いにただ信仰を押しつけ合っているように見えます(苦笑)


神という科学者さんへ    投稿者:あき 投稿日: 2002年04月09日 0時02分

>私は田舎育ちです。いろんな動物と遊んで大きくなりました。生物の勉強は大好きでした。

そうですか。ですが、神という科学者さんの生物学に関する知識はずいぶん古いままです。進化論は新しい生物学の知見とともに確からしさを増してきています。進化論を否定したいとお考えなら、もっと勉強してください 。今のままですと「森」どころか「枯れ葉」しかみていません。

>基本的に「木を見て森を見ず」タイプの人は生物生命の複雑性を見過ごしている、あるいは関係ないと考えているように思いますが。

それは単なる思い過ごしです。いや思いたらずでしょうか?
生物学の研究は、生命現象の複雑性を複雑なままに放置するのではなく、それを解析し単純な出来事の積み重ねで説明しようとするものだともいえます。

村上先生のご研究は大変優れたものですが、その寄稿は学術的なものではありません。また、GOAさんのご指摘どおり村上先生は進化を否定されておりません。

その寄稿だけにとらわれ、研究全体を理解しないで「私の思いを代弁してくれています」と発言されても、「木を見て森を見ず」でしょうね。


サムシング・グレート  投稿者:wadja 投稿日: 2002年04月08日23時51分

>神という科学者さん。

科学ではない(少なくとも現代の科学で扱える範囲を超えている)ことを、村上名誉教授はちゃんと知っているから、「サムシング」なんですよね。

>考える葦さん

精神性の解説ありがとうございました。「サムシング」グレートですね。たまごちゃん(はじめまして)と同様、あなたのいうところの「精神性」は、ドーキンスの「利己的な遺伝子」の利己性を、原因と考えるか結果と考 えるかで解決できそうな気がする。

「利己的だから進化した」と考えれば「精神性」、「進化したから利己的」と考えれば「利己的な遺伝子」。

>進化を扱ったテレビ番組でいつも気になっていたのが、形質変化を生物の意志で説明しているところでした。

単に、比喩の問題と思われ。

「鳥は広範囲を効率的に移動するために、羽と軽い骨格を獲得した」なんて表現はごろごろしてます。ラマルキズム抜きでね。進化論の「獲得した」は「適応度が高かったから残った」と同義の場合が多いですよ。この掲示 板でも、過去に出た議論ですね。


横レス  投稿者:クハ72 投稿日: 2002年04月08日22時50分

> さらに驚くべきことは、遺伝子の構造と原理は、すべての生物に共通している。現在、地球上には二千万種以上の生物がいるといわれているが、カビなどの微生物から、人間まで生きとし生けるものはすべて同じ原理で ある。ということは、あらゆる生物が同じ起源を持つことを示しているように考えられる。

 これぞまさに進化論の証拠の1つなのです。


RE:グレイト  投稿者:ハッター 投稿日: 2002年04月08日22時39分

 スタンフォード大学のボナーが、光学異性体の存在比率の偏りについて”科学的な”仮説を提唱しています。それは超新星爆発の後の中性子星が出す円偏光に関するもので、太陽系が存在する以前の出来事が銀河の片隅に 住む生物のアミノ酸を左右しているかも知れないことこそわたしにはサムシング・グレートです。


サムシング・グレート  投稿者:T8848 投稿日: 2002年04月08日21時24分

「サムシング・グレート(大自然の偉大な力)」とは、神でも仏でも宇宙人でも「デザイナー」でもないんじゃないか。少なくともそれを指しているわけではない(否定もしていないが)。
進化論支持者が考える自然選択と時間の偉大な力もサムシング・グレートだろう。
物理法則そのものもサムシング・グレートだろう。

それから、誰を対象に何を言うためにどのような場で書かれたかを無視してはいけない。

>…自分の力だけで生きている人など、誰一人いない。科学技術に偏り、弱肉強食、優勝劣敗の考え方だけでは、やがて滅びるに違いない。
>
>…これからの時代は、いのちの親である「サムシング・グレート」に感謝して生きるという考えが、世界中で必要になってくるであろう。

この部分が村上氏の言いたいことなら、「神への感謝」「御仏への感謝」「自然への感謝」「(神、自然に)生かされている私という考え」「『おかげさま』の考え」が必要だと説いているさまざまな言説と同じものです。
ちょっと違うけど、「西洋思想」と「東洋思想」を比較して述べているものや「自然との共生」を主張しているものもその仲間ですね。


グレイト!  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月08日19時56分

 実験室で造ったアミノ酸の光学異性体は、右手・左手系半々だが、自然界のものは、どちらか一つしかないと聞いたことがあります。実験室のように確率的に存在していないということは、背後に意志的なもの(サムシン グググレイト)を感じます。


比較というものを知らない人間  投稿者:GOA 投稿日: 2002年04月08日19時55分

>000さんなんか、人間が単純な生命だといっていますからね。

一般的に見て複雑なものとされるAというものであっても、それよりはるかに複雑なものがBあれば「Bから見てAは単純である」というのは正だと言えるでしょう。
複雑とか単純などは相対的なものでどこに基準を置くかで代わってしまうことは言うまでもありません。
そのことを理解できずに批判するのは滑稽だと私は考えます。

村上和雄先生のお話は神の実在を信じる科学者の多数の同意を得ることができるでしょう。「有神的進化論」とそれほど違いがないように見えるからです。
そうした学者にしてもなお進化論が誤りだということができないのが、進化が強力な事実に裏づけされている証拠とみることができるでしょう。(もともと村上名誉教授に進化論を否定するつもりなどないことは文脈から明 らかだが)

ところで進化論を否定するのに進化論を支持している方の発言を引用するのはどういうつもりなのでしょうか?

*言うまでもないことですが無の状態から大腸菌一つをいまだに作れないのと進化論の正しさとは無関係です。


Something Great  投稿者:神という科学者 投稿日: 2002年04月08日18時16分

伊勢田様へ

>神という科学者さんへ
それから、生物の体の複雑性についてはエキスパートであるはずの生物学者
の大多数が進化論者なわけですが、「神という科学者」さんは、彼らよりも
生物の体の複雑性について自分の方がよく知っているとそうお考えですか?

 私は田舎育ちです。いろんな動物と遊んで大きくなりました。生物の勉強は大好きでした。ここのHPに投稿されている一部の皆さんよりはたぶんよく知っているように感じます。000さんなんか、人間が単純な生命だ といっていますからね。

 また「生物学者」の中にもいろんな御仁がいるように思います。それはもう人それぞれって感じでしょうね。基本的に「木を見て森を見ず」タイプの人は生物生命の複雑性を見過ごしている、あるいは関係ないと考えてい るように思いますが。

 しかし、村上和雄先生(筑波大学名誉教授)のような先生もいらっしゃるようです。この先生が昨日4月7日付の産経新聞の正論で、「サムシング・グレートの不思議」と題して寄稿していらっしゃいます。本来なら全文 をご紹介したいのですが、ポイントだけ抜粋して紹介します。

 『…二十年以上、私は遺伝子研究の現場にいる。一九八三年に、ヒトの高血圧発症に深く関わる酵素レニンの、遺伝子暗号解読に幸運にも成功した。…私は解読された遺伝子暗号を眺めながら、この膨大な情報が、極微の 空間にどのようにして書き込まれたのであろうか、という不思議な感慨にとらわれていた。
  
遺伝子は、世代を超えて情報を伝えるだけでなく、今、すべての細胞の中で、一刻の休みもなく見事に働いている。この働きは、私どもの意思や力だけでは到底不可能であり、人間業ではない。

この偉大な働きを、私は十年以上前から「サムシング・グレート」と呼んでいる。私が神や仏と呼ばずに「サムシング・グレート」と呼ぶのは、神や仏もあるものかと思っている人々でも、神業としか言えない「サムシング ・グレート」の働きによって、生かされているからである。

…しかし今、世界の学者の全知識を結集しても、世界の富を集めて研究しても、大腸菌一つを元から創ることは出来ない。コピーなら、いくらでも可能である。…なぜ創れないのだろうか。それは、大腸菌が生きている基本 的な仕組みについて、現代の生命科学は、まだ、手も足も出ないからである。

…最新科学から見て、たとえ細胞一個でも「生きている」ということは、すごいことである。ましてや、人間が生きていることは、ただ事ではない。というのは、一個でもすごいその細胞が、何十兆も集まって、私たちの身 体ができているからである。…

一つ一つの細胞にはすべて命がある。この集合体が毎日、喧嘩もせずに見事に生きているということは、現代の科学から見て奇蹟的なことだと言える。…細胞は自分自身を生かしながら、臓器のために働き、臓器は個体のた めに働いている。見事に助け合っているのである。

このようなことが、デタラメにできるわけがない。これだけ精巧な生命の設計図を、いったい誰がどのようにして書いたのか。人間業をはるかに超えていて、まさに奇跡と言わざるを得ない。この大自然の偉大な力「サムシ ング・グレート」によって、私たちは生かされている。

さらに驚くべきことは、遺伝子の構造と原理は、すべての生物に共通している。現在、地球上には二千万種以上の生物がいるといわれているが、カビなどの微生物から、人間まで生きとし生けるものはすべて同じ原理である 。ということは、あらゆる生物が同じ起源を持つことを示しているように考えられる。

興味深いことには、原理は同じなのに、同じ種の中でも、その組み合わせによって、二つと同じものがない。…自分の力だけで生きている人など、誰一人いない。科学技術に偏り、弱肉強食、優勝劣敗の考え方だけでは、や がて滅びるに違いない。

…これからの時代は、いのちの親である「サムシング・グレート」に感謝して生きるという考えが、世界中で必要になってくるであろう。』
 
 この村上先生のお言葉は全く私の思いを代弁してくれています。


はじめまして  投稿者:たまごちゃん 投稿日: 2002年04月08日18時06分

ここの掲示板を時々覗かせていただいているのですが、創造論者って本当にいるんですね。私は創造論者はドーキンスが創造したもの(仮想敵ってやつ?)だと思い込んでしまうような、平和な生活を送ってきたもので・・ ・。あっ!でもラマルク主義者が実在することは知っていましたよ。と、いうことで(どういうことだ?)神という科学者さんとお近づきになりたくて書き込みしちゃいました。これから時々顔を出すかもしれないのでよろ しくお願いします。
考える葦さんのおっしゃっているDNAの精神性ですが、「利己的遺伝子」の考え方を勘違いして似たような考えを述べている人が知り合いに何人かいるのですが、考える葦さんは「利己的遺伝子」やドーキンスについてど のようにお考えですか?
ところで、考える葦さんって、もしかして哲学者さんですか?私のまわりにこ難しげな単語を並べ立てているが実はトンデモっていう、自称(?)哲学者が何人かいるので、ちょっと思いました。違っていたらごめんなさい 。(哲学者=トンデモだと言っているわけではないですよ。)


wadjaさん、うさしゃぶさん  投稿者:ハレルヤ 投稿日: 2002年04月08日 8時50分

ありがとうございます。
wadjaさん、いつもすみません。

うさしゃぶさん、
はじめまして。元動物園の飼育係とは、頼もしいですね。これからもよろしくお願いします。
サンショウウオは、クロサンショウウオという種類らしいです。幼体が7匹、成体が2匹います。
今は、サンショウウオというネームバリューのため、餌もちょっと奮発してもらって、アカムシの冷凍を使っています。(ぜんぜん奮発してないか…。)
卵を孵すのは、素人では難しいのでしょうね?


↓矢印逆だYO  投稿者:C 投稿日: 2002年04月08日 8時29分

それを言うなら板違いだろ(藁


↑激しくスレ違いだ  投稿者:B 投稿日: 2002年04月08日 8時13分

おうちへ帰んな。


マリヤ崇敬問題  投稿者: 投稿日: 2002年04月08日 3時45分

http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/10 16818893/
◆マリヤ崇敬が間違いである証拠を申し上げますわ◆
@マリヤ崇敬は、神様に背く偶像礼拝ですのよ。出エジプト記20章4節
A偶像礼拝をすると悪霊と交わる事になりますの。第1コリント10章20節
B人は、ただキリスト・イエス様を信じる信仰によって義と認められ救われるのですもの。マリヤ崇敬によって救われるものではありませんわ。ガラテヤ2章16節
C神様と人との間の仲介者は唯一、人としてのキリスト・イエス様ですの。マリヤは仲介者では有り得ませんのよ。第1テモテ2章5節
Dイエス様は霊においては神様、肉においては人ですの。イエス様が人としてお生まれになったのはマリヤからですけれど、神様としてお生まれになったのは造られたすべてのものより先ですもの。マリヤは神の母では有り 得ませんわ。コロサイ1章15節
E聖書のどこにも(外典にさえ)「マリヤ崇敬をせよ」とは書かれていませんのよ。黙示録22章18節
Fカトリック教徒が聖伝と呼ぶものは、正典に匹敵するものではありませんわ。信仰基準では御座いませんのよ。内容が正典に反するものなど論外ですわ。マルコ7章8節
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/10 17166751/

http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/10 17166751/


革離@隆行さんへレス  投稿者:うだうふぁ 投稿日: 2002年04月08日 2時12分

たしかに突然変異ー>自然淘汰といった言葉が崩れる気がしただけでした。言葉による
概念に凝り固まっていたのかもしれません。

次に僕のいった例ですが、たしかにおっしゃるとおりです。日本人全体でといった前提な
のに顔の変化が起こった後、突然変異が起こるなんてことが1りおこったとしても、
自然淘汰といったことなしに、遺伝子の固定がなされるわけないですね。必要がなければ
かわらないですよね。他にも、日本人全員が同じ突然変異しなくちゃ、僕のいった例がな
りたなくなります。早とちりでした。


ゆん  投稿者:Re 精神性について 投稿日: 2002年04月08日 1時26分

> 進化を扱ったテレビ番組でいつも気になっていたのが、
>形質変化を生物の意志で説明しているところでした。

それはどこのトンデモ番組でありましょうや。

以下雑談モード。

生物が自らの意思を持って任意の方向に進化するという
ラマルク的な獲得形質の遺伝という仮説は実証的な実験
の数々によってほぼ止めを刺されているわけですがそれ
が今もあたかも事実であるかのようにそれどころか進化
論がそう言っているという誤解(ぶっちゃけ言えば嘘)が
流布している(どころか一般的にはそーゆーラマルキズ
ムな進化の理解の方が一般的だとすら思える)のはどー
にも嘆かわしーなーとか思うのでした。

テレビは嘘ばっかりついてるとゆー認識がもーちょっと
浸透してくれるといいのですけども。
# バラエティ番組でそう言ってたとゆーだけで「アポロ
# の月着陸は嘘だった」と信じ込めてしまうのはちょっと
# 「嘘」への耐性無さすぎだろー。


精神性について  投稿者:考える葦 投稿日: 2002年04月08日 0時12分

 精神性とは、生命が生命であろうとする目的を指向する性質をいいます。DNA自体も原子・分子という物質性から構成されていますが、DNAの存在を維持しようとして自身に内在して命ずる部分をいいます。
 DNAが傷つけられてガン化する場合、健康体を維持するという生命の全体的目的を指向する性質を喪失している状態です。
 この精神性が宇宙意識場(仮説)につながっているのではないか。宇宙には、重力場、電磁気場などがありそれぞれ相互作用がありますが、宇宙意識相互作用というものを想定した場合、かつて劇的に変化した地球環境と うまくマッチしてDNAを変化させてふさわしい生命体を展開することができたことを説明できるのではないか。
 進化を扱ったテレビ番組でいつも気になっていたのが、形質変化を生物の意志で説明しているところでした。


お久しぶりです  投稿者:うさしゃぶ 投稿日: 2002年04月08日 0時09分

 久しぶりに覗いたら、おもしろい議論になっているようですね。学校現場としての意見を書きたいのですが、なんせ年度初めで、今年は3年の担任で、さらに理系の化学の授業も持たされたので、時間を見て後日。

 サンショウウオの飼育ですが、実は私、数年前まで動物園の飼育係をしていて、さらに愛玩動物飼養管理士(2級だけど)も持っているので、資料を参考に。

 両生類の成体は(つまりカエルと同じなんだけどね)基本的には肉食なので、口の大きさに合うものであれば、何でも食べるようです。ふつうのサンショウウオならふつうのペットセンター(専門的のかな)に売っている 、コオロギとか、ミルウォームとかで大丈夫なはずです。まあ虫をあげましょう。
 は虫類よりはあまり温度管理はうるさくないし、病気もあまりしない方なので、普通にカエル(飼える)と思います。


さんしょううおの餌  投稿者:wadja 投稿日: 2002年04月07日23時02分

ハレルヤさん。こんなページが見つかったので、紹介しておきます。

http://www.hkr.ne.jp/ ~rieokun/siiku/yuubi/yuubi/hosino/sansiiku1.htm

サンショウウオが何食べるのか興味があったので、Googleで「さんしょううお 餌」で検索かけたら、「沖縄は島全体が「さんしょううお」でできてるんだぞ」という小話を載せているHPがざくざく。チェーンメー ルででも回ってたのかな?

>考える葦さん

かなり含蓄のあるお言葉のようですが、あきさんと同じくおっしゃりたいことがうまくイメージできません。もう少し噛み砕いてご説明いただけると助かります。


みなさん、がんばってますね〜。がんばってね。  投稿者:ハレルヤです。 投稿日: 2002年04月07日17時34分

かくりさん、
その節はどじょうのHPを探していただいてありがとうございました。
どじょうは、結局摂食障害で? 川に返しましたが、今度サンショウウオ飼ってるんだよ。
サンショウウオの飼い方ってHP探しているんだけど、ないみたい。特に、今、もとの池に卵があるので、取ってきて孵化させてみたいんだけど、その後何食べるのかしら。ちなみにサンショウウオはオオサンショウウオで はありません。このあたりには比較的どこにでもいるそうです。かわいいよ。


考える葦さんへ  投稿者:あき 投稿日: 2002年04月07日16時01分

共通のオリジンについて

意味がよくわからないところがありますが、これどういう意味でしょうか?

>共通のオリジン(物質性と精神性を兼ね備え持つ)の展開とみるのがベストだと思う。

最初に誕生した生命に精神があったということ?


二重構造仮説について

これもわかりません。DNA(共通のオリジン)が持つ精神性とはなんでしょうか?
記憶する部分と記憶される部分の二重構造とは?


偶然論と創造論について

ゆんさんがすでに発言されているとおり、この考えは妥当ではありません。
突然変異は偶然起きているのではなく、ランダムに発生しているだけです。


ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、 e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。


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