進化論と創造論についての掲示板ログ29

2000年09月16日〜2000年09月19日
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横槍で申し訳ないんですが。 投稿者:前玉 睦子  投稿日: 9月19日(火)14時23分07秒

所詮「信教の自由」ってのは、相異なる信仰を持った人々が社会的に不平等を被ることなく
(更に言うと血をみることなく)共存するための「生活の知恵」のようなもので、
個々の信仰の中身とは直接には関係がないし、ましてその聖典が正しいかどうかについて
(「合理的・科学的」には、という条件づきでも)言及するものではないと思いますのや。


科学の使い方・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月19日(火)14時12分37秒

科学的に説明のつかないファンタジーはないとも言えるなあ・・
あくまで「説明」ですが。

>レスつけてくれた方々
ありがとうございます。レスのレスが遅くてごめんなさい。
怒っておられる方もいるようなので・・


まあおちついて (Re: LucifeRさん ) 投稿者:LucifeR  投稿日: 9月19日(火)13時38分26秒

"LucifeRさん" クリス wrote:


> キリスト教徒にしか通用しない理屈を使っても無駄ですよ。
> それにあなた(おそらくクリスチャンですよね?)に同意してもらおうなんて思ってません。

 ということは、普遍的な事をおっしゃっていない自覚がおありなんですね(笑)?
それともクリスチャンは全部マトモな話のできない人種とおもわれちゃってるのかな。
 貴方のご意見はつまりこうでしょ。

 「科学的に正しくないと自覚しているカワイソウな宗教は信教の自由のもとに守って
 もらいたがる。
 科学的にも正しいと確信している宗教は自らの真実性を高らかに主張し、他教を
 排撃するはずであるので、信教の自由など認めるわけがない」

 これが成り立つ場合がないとは申しませんが、須らくこれがあてはまるなどといわれると
特定宗教の徒であるなしに関わらず、異論がでると思います。「科学も尊重し対決を避ける」
あるいは「科学などハナから眼中にない」それに私が先の戯画に描いた「勝者の余裕気取りの
寛容と小心独裁者の疑心暗鬼」という選択肢群を考慮していないからです。

 おそらく、思いこみが論理的な思考を妨げていると思うのですが、僕は確かに基督者ですが
「聖書は科学的にも正しい」などとネボケたことは申しませんよ。「それが救いになんの役に
立つ」とおもいますからね。で、そういうヘンな事をいう奴はむしろ邪魔なんで困ってます。

> それから「歴史的経緯を無視しています」って、当時はどうであれ現在同権利が新興勢力にも認めら
れているのは、カトリックかプロテスタントか(それとせいぜいユダヤ教)だけが正しいとは主張(証
明)できなかったからでしょう。

 ですから、主張も証明も必要ないのでしなかったんですね。科学と宗教にはそもそも奪い合いを
しなければならないものはなにもない、と気づいたからです(過去みっともないマネをした事、
いまだみっともない仲間がいることは認めます)。それに、不寛容が自分に適用された時に予想
される事態を恐れたんですよ、身に覚えがある奴等は特にね。

 
 


教科書・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月19日(火)13時10分40秒

>T8848
世界中にはいろいろな考えを持つ人がいて、
現にアメリカでは「進化論」を教えていない学校が
沢山ある。もちろん教科書には「進化論」の記述は
ない・・


遺伝子変異は進化に関係ある? 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月19日(火)13時05分37秒

遺伝子変異は進化の原動力に成り得るか・・?
突然変異はすべてのDNAの塩基に約10の9-11乗分の1の
確率でおこってる。
この突然変異の蓄積と環境的な選択圧により「進化」
が促進されたという。

しかし・・
細胞には何種類ものDNA修復酵素があり、
変異の有無を常に調べていて、変異をみつけると
直ぐに直してしまう。変異がそのまま見過ごされるには
DNA修復酵素にも変異が起こる必要がある。
そうなると細胞は癌化しやすくなる・・
その生物は運が良ければ子孫を残すかもしれないけど、
大部分が死ぬでしょう。

染色体にも突然変異が起こることがある。そういう染色体が
次世代まで残って「進化」が起こすだろうか?
違うね・・
変異が起こった染色体は正常に細胞分裂出来ない。
細胞分裂の各段階に分裂が正常にいってるかチェックする
遺伝子があり、「正常でない」と判定された細胞は
すぐに分裂が停止されアポトーシスが起こり
除去される。

果たして、突然変異の蓄積で「進化」は起こるのか。
細胞や遺伝子が正常であろうとするシステムは非常に
強固なのに・・

遺伝病の患者で子孫を正常に残せる人は少ないし
遺伝病を進化・変化と捉えるのはおかしい。
鎌形赤血球は進化ではなく環境適応。
新しい人間の種が出来たワケではない。


RE:3について 投稿者:T8848  投稿日: 9月19日(火)12時16分47秒

「世界的に見て、科学的証拠からも聖書は正しいとされている。」ことが誤りなのは、信教の自由とは直接関係がないでしょう。
信教の自由がない場合、そのような主張がなされることはあるでしょうが。

科学的証拠から聖書が正しいとされているのだったら、科学の教科書などに聖書への言及があるはずですが、ありませんね。(かつて古生物はノアの洪水で滅びた生物だと考えられていた、という程度の記述はあるでしょうが。)


LucifeRさん 投稿者:クリス  投稿日: 9月19日(火)11時40分32秒

別にに何度蘇ろうと結構ですが、基本的な誤解があるんじゃないですか?
「「合理的・科学的」には正しいとできない」というのは「間違っているとできる」とは違いますよ。
「合理的・科学的」には真偽の判定ができない。ということです。

それから「歴史的経緯を無視しています」って、当時はどうであれ現在同権利が新興勢力にも認められているのは、カトリックかプロテスタントか(それとせいぜいユダヤ教)だけが正しいとは主張(証明)できなかったからでしょう。
キリスト教徒にしか通用しない理屈を使っても無駄ですよ。
それにあなた(おそらくクリスチャンですよね?)に同意してもらおうなんて思ってません。


Re: 3について 投稿者:LucifeR  投稿日: 9月19日(火)09時46分54秒

"3について" クリス wrote:
> >世界的に見て、科学的証拠からも聖書は正しいとされている。
>
> 万一これが事実なら、先進国の多くで「信教の自由」が保証されているのはおかしいでしょう。
> 「科学的に聖書が正しい」なら「科学的にキリスト教が正しい」とならなければ矛盾ですから。
> 現に、「コーランは絶対に正しい」とするイスラム教国の殆どは「信教の自由」を認めていません。
>
> 逆に言えば欧米の先進国を始め世界の多くの国が「信教の自由」を認めているのは、特定宗教とその
聖典が「合理的・科学的」には正しいとできないことを認めているからです。

 歴史的経緯を無視しています。全く同意できません。

 1.信教の自由が唱えられた時の彼等の念頭にあったのは「カトリックかプロテスタントか
 (それとせいぜいユダヤ教)」を選ぶ自由とそれにより差別されない保証でした。
  事実上キリスト教以外の選択肢はなく、科学とのかかわりは全く関係ありません。
   のちにそれ以外の宗教も選択肢になり得始めたとき、当然のように同権利が新興勢力
  により主張され、認証されていき、今日の形になりました。

 2. 以下の仮説が簡単に成立ちます。

 「科学的に聖書が正しいので、キリスト教指導者は安心して信教を自由にできる。イスラム教
 指導者はクルアーンが正しくない事を知っているので、信教の自由を認めることができない。
 そうしたらみんな離れて言ってしまう事を知っているからだ(ex.北朝鮮の報道規制)」

 むろん、貴方の御意見と心中させるためだけにでっち上げたものです。二つ纏めて墓場に
送ってください。纏めて、でないと何度でも甦ってきちゃいますよ。

 


Hirohasiさんへ 投稿者:クハ72  投稿日: 9月19日(火)06時35分17秒

おはようございます。進化論を支持するクリスチャン・クハ72です。
僕のような人間は福音派にとって好ましくないんでしょうけど……。

2.については↓のURLを参照して下さい。
ダーウィン自身が認めても進化論が間違いだということにはならないんだけどなぁ。

http://www.win.ne.jp/~juan/cgi-bin/diary/?200002c#200002241


傍から見て 投稿者:  投稿日: 9月19日(火)02時04分06秒

18SrDNAさんの疑問はうなづけるところがあります(B,B',B''…
とか)。私も進化についてよく知らないので。

ただ、遺伝子の変化、そしてその一部は形質の変化、は常に(ある
一定の確率で)おこる。そこに淘汰がかかる。と、考えれば、ある
時点でB'やB''が生じたとしても、それは現在にいたってCやらDに
進化してしまっているのではないでしょうか。あるいは滅びたか。
たった一つのmutationで形質が大きく変化する可能性もあるわけで
すし(いわゆる遺伝病を考えてください)。必ずしも進化(というか
形態などの変化)が少しずつ起こるとは限らないと思います。
問題は、遺伝子に変異の起こる速度から、実際の時間(例えば50万
年とか)で起こった進化(形質の変化が固定するまで)の速度を説明
できるかが、わからんということにあるかもしれませんが。
でも、ことヒトに関しては、有史以前は生存競争が激しく、今よりも
淘汰圧が強かっただろうし(ある変異について、sの絶対値が、現在
同じ変異がおこった場合よりも大きいと考えられる)、個体数も今よ
りも非常に小さかったでしょうから、進化の速度も速かったのではな
いでしょうか。

菌の実験でも、とことん変異とselectionを繰り返してやって(それ
も過激に)、違う種といえるものができるってことはないですかね?
(無いかな...)


Re: Topology 投稿者:PDX.  投稿日: 9月19日(火)01時09分59秒

To wadjaさん

 wadjaさんの言いたいこととはちょっと違うかもしれませんが、昔の
アメリカで2人の古生物学者が互いをライバル視して、研究があまり
進んでいないのに次々と論文を書いて、後の研究者がこの二人が互い
に自分が命名者になろうとした『新種』が同一のものであったり、下
手をすると自分自身で1つの生物に2つの名前をつけてしまったり、
なんてコメディみたいなこともありました(笑)
 コープとマーシュだったかなぁ…『2人の古生物学者』ってのは。
 有名なところでは、アパトサウルスというのはブロントサウルスの
若い個体だった、ですとか。(論文としてはアパトサウルスの名が記
載された方が早かったから、一応こちらの方が正式な学名ということ
になる)

 無論この例でも、後の研究者が過ちを補正しているわけで、科学が
正常に機能している例と見ることもできるでしょう。最初から最後ま
で『正しい真理』だなんて要求されていないのですから。たとえ不完
全でもより完全な方へと近づく姿勢こそが科学なのであって。


 ただ、多変量解析が導入されたことで、単に地理的分布の違いで身
体の大きさが違う程度の亜種にいちいち名前をつけるのはナンセンス
だ、とする研究者も現れてきました。
 例えば、同一の種の亜種の場合、寒冷な地方に住むものの方が温暖
な地方に住むものより身体が大きくなる傾向がありますが、これをい
ちいち命名して分類してしまうのではなく、同一種とはっきり言って
しまうことで多変量解析の結果を示し、環境と形質の相関関係を示し
たりするという手法です。
(無論、この場合『種』の境界線は不稔でない子孫を残せるか否か、
が規準になります。同一の『種』の下に、むやみに『亜種』を分類し
ないというアプローチというわけです)


 位相学という話に近いかなという印象を受けたのは、グールドの本
の中で読んだイヌの変異についての記述でしょうか。
 顔の長いダックスフンドから、クシャッとつぶれたチャウチャウま
で様々な変異のあるイヌですが、体長に対する顔の長さで調べると、
その変異の幅は驚くほど小さく、対して体長に対する顔の幅には著し
く変異の幅がある。
 イヌの風貌を望み通りに変える育種家が利用できたのは、イヌの顔
の幅の変異であって、顔の長さではなかった…というお話でした。
 このあたりのアプローチは、wadja さんのおっしゃる Toplogy の
話とかに近いんじゃないでしょうかねぇ?
(当然、この手法でオオカミやキツネ、コヨーテといったイヌに近縁
な生物に似たような関係があるかを調べることで、共通祖先から受け
継いだ共通の遺伝的な限界というものを調べられるわけです)


皆様、すばやい御回答、ありがとうございます 投稿者:Hirohasi  投稿日: 9月19日(火)00時10分06秒

Hirohasiです。
皆様、すばやく御回答してくださいまして本当にありがとうございます。
皆様の回答を要約して、さっそく創造論者氏へメールしました。

同時に3の「世界的に見て、科学的証拠からも聖書は正しいと
されている。」理由も聞いておきました。

どんな回答が返ってくることやら・・・

いずれにせよ、本当にありがとうございました。


創造論者へのレスの意味 投稿者:DrTM  投稿日: 9月19日(火)00時02分07秒

Hirohasiさん、クリスさん、こんにちは。DrTMです。

>>ここにおられる皆様方なら、何といって返事をしますか?
>まあ、あっちは「信じちゃってる」んですから、あまりやりこめようとしないことですよ。

創造論を信じてる人は一般的に話を冷静に聞いてくれようです。しかし、創造論予備軍は
大勢存在するので彼らを創造論者にさせないように啓蒙するという考えではどうでしょう
じか?

インターネットでは、その創造論者に対するレスを創造論予備軍を含む多くのROMの方
がご覧になられるので、彼らに対するメッセージという視点も必要かと思います。


進化論は科学的に誤り?>Hirohashiさん 投稿者:wadja  投稿日: 9月18日(月)23時24分35秒

プロテスタントがメジャーな国・進化論を信じない人が半数以上を占める国アメリカですらも、
国立自然史博物館には、人の進化を示す展示が常設されています。

信仰を持たない人になら、これで十分な根拠になるんですけどね。信心深い人には効き目がないよ
うです。


訂正です 投稿者:wadja  投稿日: 9月18日(月)23時14分40秒

Topology=位相幾何学(または局所解剖学)でした。


Topology 投稿者:wadja  投稿日: 9月18日(月)23時12分56秒

クリスさん、PDX.さん、ヘルメスさん素人の私に貴重な時間ありがとうございます。

私が位相学と書いたのは、英語でTopologyだったと思います。辞書を見ると位相幾何学(解剖学
ってなってますね、適切な訳語かどうか自信ありませんが。方法論も何も知識が無いので、多変量
解析の部類に入るのかどうかは分かりません。いづれにしても統計的手法の場合、絶対数の少ない
化石では標本数が問題なのではないかなと思ったりする訳です。形態以外比較し様の無い化石につ
いては、種の境界というのは結構曖昧なのではと漠然と思った次第です。

それと聞きかじりですが、化石の希少性ともあいまって、発見された化石が未知の新種の物なのか
既知の種の特異な固体なのか、古生物学者間でも常に論争になると聞いてます。やはり古生物学者
も人の子、自分が発見した化石を新種としがちなのは傾向としてあるんでしょうね。

To ヘルメスさん

アメリカ人の中でも、アフリカ系(本当はもっと細かく分類できるのでしょうが)、ドイツ系の人
なんかは、(私なんかと比較すると)断然足が長いと思いますね。個人的には、現代人が交雑可能
な異種の動物だと楽しいな、なんて思ってますが、分子生物学的には同種なんでしょうね。

残念


3について 投稿者:クリス  投稿日: 9月18日(月)23時11分02秒

>世界的に見て、科学的証拠からも聖書は正しいとされている。

万一これが事実なら、先進国の多くで「信教の自由」が保証されているのはおかしいでしょう。
「科学的に聖書が正しい」なら「科学的にキリスト教が正しい」とならなければ矛盾ですから。
現に、「コーランは絶対に正しい」とするイスラム教国の殆どは「信教の自由」を認めていません。

逆に言えば欧米の先進国を始め世界の多くの国が「信教の自由」を認めているのは、特定宗教とその聖典が「合理的・科学的」には正しいとできないことを認めているからです。


ん? 投稿者:クリス  投稿日: 9月18日(月)22時57分58秒

「天の岩戸伝説」は古事記でしたか?


2について 投稿者:クリス  投稿日: 9月18日(月)22時42分02秒

>2.ダーウィンはクリスチャンになり、進化論について、「あれは間違いだった」と最後には謝った。

どうもこれはガリレオ=ガリレイの逸話とごっちゃになってるんじゃないですかねえ?


Hirohasiさん、始めまして 投稿者:クリス  投稿日: 9月18日(月)22時36分32秒

参考文献でお勧めなのは「人はなぜエセ科学を信じるのか?」(ちょっと手元にないので題名が違うかも)とカール=セーガンの「科学と悪霊を語る」です。
創造論批判に大きなスペースを割いています。

> 1.科学的にも進化論はミッシング・ポイントといって、進化の過程の化石などが全く見つからないことから、否定されている。
ミッシングリングの方が一般的でしょうが、これは見つかっているものと見つかっていないものがあります。
新しいミッシングリングが見つかる度に、さらにその間を埋めるリングを要求し続ければ堂々巡りです。
「全く見つからない」というのは、単なる勉強不足か「うそ」に過ぎません。
創造論者のよく使う理論に「首の短いキリンの化石がない」というものがありますが、こういうことを言うのは化石というものがいかに残りにくいものかを理解していないだけのことです。

>2.ダーウィンはクリスチャンになり、進化論について、「あれは間違いだった」と最後には謝った。
ダーウィンはもともと、神学校へ入学して神父になろうとしたくらい敬虔なクリスチャンでした。
また晩年に友人に宛てた手紙の中で「自分の書いた本の中に幾つかの間違いがある」ことを残念がる文章がありますが、進化論そのものが間違いだと謝った事実はありません。

>3.世界的に見て、科学的証拠からも聖書は正しいとされている。
神話や聖典に歴史学や科学的な権威や信憑性があるはずないじゃないですか。
あくまで、都合の良い作り話なんですから。
もちろん、聖書の「ノアの箱船」や日本書紀の「天の岩戸伝説」が、洪水や日食の記憶を伝えるものだ、というようなことは確かだろうと思いますが、
神が世界を7日で造ったとか、イブはアダムの肋骨から造られたとか、処女解任とか、生き返りとか。
どこが科学的なものですか。

>ここにおられる皆様方なら、何といって返事をしますか?
まあ、あっちは「信じちゃってる」んですから、あまりやりこめようとしないことですよ。
世の中には占いとか祟りとか、大安仏滅なんかをすごくきにする人がいますよね?
ああいう人を相手にする時と同じで良いんじゃないですか?


Hirihasiさんへ 投稿者:とらいせら中村  投稿日: 9月18日(月)22時20分16秒

創造論者さんが、進化論者へ転向することはありえませんが、
反論だけはしておきましょう。

1は問題外です。創造論者さん達は、知らないものは無いことにしちゃうみたいで。
実際には、中間型の化石は、沢山見つかってます。
僕の好きな哺乳類型爬虫類や、両生類の成体なのに、エラがあったと考えられる
アカントステガ、あと、これは「それはトリだ」と言われる事が多いので、あまり
使うのを勧めませんが、始祖鳥。アウストラロピテクスなんかも、中間型に
なるんでしょうか。なんか脊椎動物ばかりだな・・・・。しかもマニアック。
これと言うのも、僕の知識が偏ってるのが悪いんだが。

2について、、
それは有名人によくある作り話だそうです。僕は、あんまり詳しくないけど。

3、、
どのような証拠があるのか聞いてみてください。そのあとで、反論を
検討します。

>それと、もしこういう場合に役に立つ本があれば、
>ご教授頂けるとうれしいです。
このページが、とても役に立つんです。(^^;

こんなもんでしょうか。
もっと分かりやすい&実用性のある説明を、お望みなら、
ここの管理人であるNATROMさんに聞いてください。

http://www.sala.or.jp/~shigeto/Motohiko!!/index.html


創造論者へどのように返答すればよいですか? 投稿者:Hirohasi  投稿日: 9月18日(月)21時46分33秒

はじめまして。突然乱入してすみません。
私の知り合いのキリスト教信者(福音派)の人が

1.科学的にも進化論はミッシング・ポイントとい
って、進化の過程の化石などが全く見つからないこ
とから、否定されている。

2.ダーウィンはクリスチャンになり、進化論につ
いて、「あれは間違いだった」と最後には謝った。

3.世界的に見て、科学的証拠からも聖書は正しい
とされている。

と主張して、進化論を攻撃しています。
私は、この話題についてはぜんぜん知らないので、
何と答えたらよいかよく分からないでいます。
(私自身は、進化論を信用しています)

ここにおられる皆様方なら、何といって返事をしま
すか?

それと、もしこういう場合に役に立つ本があれば、
ご教授頂けるとうれしいです。

(板を間違えたらすみません・・・)

では


あいまいな種 投稿者:クリス  投稿日: 9月18日(月)16時17分51秒

18SrDNAさん。

>「あいまいな種はない」という意味は、従来の分類学で分類されていない「種」はいないという意味です。再三、言いますが。

見逃しただけかも知れませんがそれは初耳です。で、そういうことであれば、
「従来の分類学で分類されていない種」は、アマゾン流域の昆虫などには多数存在すると考えられています。現実にも毎年のように新種が発見されていますし。

>Bという種が確定する前にB', B'', B'''等の中間種が居るはずです。
>何故なら、遺伝子変異は段階的にしかおこらないので。
これは概念が混乱しているのでは?
以前も指摘しましたが、それではどんな進化にも必ず中間種が存在するという主張になってしまうでしょう。
で、一方では「遺伝子変異は段階的にしかおこらない」というのは、あなたの知識が整理されていないことを示しています。

>ただ、それらの中間種が全て死に絶えてしまった可能性もあり(PDXさんの言うように)、
>その場合は現存する中間種はいないけど中間種を経て「進化」が起こったと言えますね。

ここもそうなんですが、以前にも指摘したように「進化が段階的である以上、中間種のない進化は必ず存在する」というのが論理的帰結です。それが「段階的」という意味ですから。
それは理解(納得)できるのですか?できないのですか?自分に都合の悪い指摘は無視するのですか?
人を呼び捨てにするのは感心しないという指摘も無視してますが。



例えばこれはグールドの説明 投稿者:PDX.  投稿日: 9月18日(月)15時38分46秒

To 18SrDNAさん

 些細なことですが、私のハンドルはピリオドも含めて
くださいませ(笑)

> コンセンサスの得られてない種の場合は、
>従来の分類で一番近いと思われる種の学名を付けます。
>  Rissa sp.←これのようにsp.を付けて
> 詳細な分類がされてない事を示します。

 なるほど。

> 1個体の変異が「種」として定着して
>いくには多くの変化が起こって多くの
>亜種が誕生したと考えないと
>唐突に「新種」が誕生したように
>思えます。
> Bという種が確定する前にB', B'', B'''等の
>中間種が居るはずです

 グールドあたりが唱えている断続平衡説はまさにその
ことを言っているんだと思いますけどね。
 その中間段階の変化が、地質学的に短い期間(数千年〜
数万年)で生じ、その後数百万年にわたってその種は存続
する、と。
 このようなシナリオの場合、変化の過程の中間種が化石
に残る可能性は、大して変化することなく存続している時
期に比べて極めて少ないでしょうから。

 また、地理的に隔離された小集団の中で短い期間に新し
い形質が広がるということも十分考えられます。
(これもグールドがたびたび指摘していますが)
 このような場合も、その集団が少数であるが故に化石に
残る可能性が乏しくなります。


中間種が現存していないことの理由 投稿者:JA50  投稿日: 9月18日(月)15時19分05秒

>ただ、それらの中間種が全て死に絶えて
>しまった可能性もあり(PDXさんの言うように)、
>その場合は現存する中間種はいないけど
>中間種を経て「進化」が起こったと言えますね。

これが理由だとなっているのじゃないですか。

また、そういう中間種が化石上見つかっていないのは、化石化するのが極めて希なことによる
という理屈を既に100年以上も前にダーウィンがやっていることですし、、、


ヒトとチンパンジーの染色体の違いなど>18SrDNAさん 投稿者:JA50  投稿日: 9月18日(月)15時08分34秒

(投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)13時45分40秒)
>ヒトとサルはDNAでは98%似ている種ですが、形態と
>染色体の特徴が違います。
>ヒトαというものが存在して、形態(特に頭蓋骨)が
>ヒトとサルの中間であり染色体の特徴もヒトと
>サルの中間という種がいたら面白いです。

上記のように書かれているんですが、このサルというのもチンパンジーの意味ですよね?
そうだとして以下、レスします。

チンパンジー(だけじゃなく他の類人猿も)の染色体とヒトのとはそっくりですよ。
46本と48本で違うじゃないかと言われるのかもしれませんが、ヒトの第2染色体はチンパ
ンジーの「第12染色体と短腕を失った第13染色体とが縦裂接合したもの」だそうです。他
はそっくり。
そもそもこういうような比較ができるのも、両者の染色体がそっくりなためじゃないでしょう
か。そうじゃなければ比較さえできない。

ヒトとチンパンジーのゲノムの2%の違いもそのほとんどは、ゲノムのゴミ部分に起こったも
のでしょうし、遺伝子をコードしている部分のものも、多くが中立的なものじゃないでしょう
か。
ヒトの全塩基配列はもうすぐ分かるでしょうし、チンパンジーのゲノムプロジェクトもあるら
しいですから、どの部分にどういう突然変異が起こって、ヒトとチンパンジーを分けているの
かというのが分かるのじゃないかしら。

なお、チンパンジー、ゴリラ、ヒトの系統樹のことですが、、、

>系統樹ではチンパンジー・ボノボはゴリラとヒトの間に位置
>するように書けるが、明かにチンパンジー・ボノボはゴリラ
>に系統的に近い。

チンパンジーとボノボ(この両者はヒトやゴリラと分岐した後で分岐したのは間違いない)が
ゴリラとヒトとの間に位置しているのかどうか今のところは、まだ決定的じゃないはずです。
ヒトとゴリラ、チンパンジーの分岐年代があまりに近接しているために、分子系統上、どうい
う分岐の仕方をしているのかはまだはっきりしていない(少なくとも私の読んだ文献ではそう
なってました)。
まずチンパンジーがゴリラとヒトの系統より分岐し、その後でゴリラとヒトが分岐したという
可能性も否定できない。

また、ゴリラとチンパンジーは、それらとヒトとよりも形態がよく似ているというのは、私は
賛成できないんですが、たとえそうだとしてもそれは同じ様な環境(熱帯雨林)にいるからで
分岐を示すものではないという可能性もあります。


Re:人の進化>18SrDNAさん 投稿者:JA50  投稿日: 9月18日(月)15時05分56秒

レスありがとうございます。
多くの人からレスがつき大変でしょうが、よろしくお願いします。

18SrDNAさんは、ヒトの誕生だけは進化論で説明つかないと言われており、意味がよく理解でき
なかったもので、もう少し詳しくということで私はレス差し上げたのですが、、、

これです。

(投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月16日(土)11時17分37秒)
>ヒトの誕生だけは、説明が出来ない。進化論でも説明がつかない。
>「創造者」がいても良いような気がする。
>神でも宇宙人でも・・

しかし、(投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)05時21分26秒)によると、ヒトの誕生だ
けじゃなく「あらゆる生物」についてそうだと言われているようにも読めます。

>ヒトに限らず、あらゆる生物において現代に存在する動物と化石動物の間
>の中間種が発見されていません。進化が段階的に起こったのであれば、
>現在でも人とサルの中間種がいるはずです。

また、化石を見ていると唐突に種がボコボコ誕生しているように見えるのは、ヒトよりも他の
生物の方じゃないでしょうか。逆にヒトについては、その進化の過程が比較的よく分かってい
るほうだと思うのですが、、、

18SrDNAさんは、進化論でその誕生が説明できないとしているのは、最初に言われているように
ヒトだけなんでしょうか、それとも他の生物についてもその誕生は説明できないとされている
んでしょうか、どちらなのでしょう?

それと、18SrDNAさんが言われているサルというのは、サル目(霊長目)という意味なんでしょ
うか、それともチンパンジーを指して言われているのでしょうか?
文脈からするとチンパンジーという意味にとれますが、ここはきちんと区別して書くべきだと
思います。普通日本語でサルと言えば、ヒト上科(類人猿)も含めたサル目全体を指すと思い
ます。

すみませんが、以上の2つの疑問について、よろしくお願いします。


中間種・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月18日(月)13時39分44秒

>PDXさん

コンセンサスの得られてない種の場合は、
従来の分類で一番近いと思われる種の学名を付けます。
Rissa sp.←これのようにsp.を付けて
詳細な分類がされてない事を示します。

トラとライオンの例えはよくなかったですね。
それ以前に、
自分はAという「種」がBという「種」や
Cという「種」に分化するという所で
引っ掛かってしまうのです。
「種」が「別の種」に分化することが
あるんだろうかと・・
Aの亜種でツノがあるBとタテガミが
あるCはどんなキッカケで、そんな
形質を持つようになったのだろう?
1個体の変異が「種」として定着して
いくには多くの変化が起こって多くの
亜種が誕生したと考えないと
唐突に「新種」が誕生したように
思えます。
Bという種が確定する前にB', B'', B'''等の
中間種が居るはずです。
何故なら、遺伝子変異は段階的にしか
おこらないので。多くの変異を伴った場合
致死的になり誕生しません。
ただ、それらの中間種が全て死に絶えて
しまった可能性もあり(PDXさんの言うように)、
その場合は現存する中間種はいないけど
中間種を経て「進化」が起こったと言えますね。


あいまいな種について 投稿者:PDX.  投稿日: 9月18日(月)12時50分13秒

To 18SrDNAさん

 現存種の場合、交配実験が可能であれば2つの生物が同種ないし亜種
なのか、同科ないし同属の近縁種なのか判断することは容易ですよね。
 そういう意味では、曖昧な種というのは現存していないということに
なるでしょう。
(これが化石でしか判らないものになると、同種・亜種なのか、近縁種
なのかを実証はできなくなりますから、論争になるわけですが。分類に
ついてコンセンサスが得られていない状態ってのは「曖昧な種」になる
んでしょうか?)


 中間種については、たとえばある動物Aから分化して、ツノのある動
物Bと、タテガミのある動物Cが進化して、動物Aは他に分化すること
なく滅びたとしたとき、ツノもタテガミもある動物BCがいないからと
言って中間種が存在しない、なんて話にはなりませんよね?
 この場合、ツノという形質とタテガミという形質は独立して進化した
形質であると言えるでしょうし、BとCの共通祖先であるAにはどちら
の形質もなかったのですから。
(ライオンとトラの話は、単純化するとこういうことなんじゃないです
か?)


例があったら教えて下さい・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月18日(月)12時36分24秒

実証主義なので、例があれば納得します。
ある種が亜種を経て別種になったという例が
ありますか?
現存する生物で・・
「種」というのは下に書いた意味です。
学名の命名は厳密な方法に基づいているので
現時点では一番信頼できますから。


再追加 投稿者:クリス  投稿日: 9月17日(日)23時29分19秒

絶滅してしまった原人や猿人が交雑不能であったと証明することは難しいでしょうが、
逆に、交雑可能であったら、人種改良などの人為的操作なしに、それほど大きな形態的差異があることの説明が難しいでしょう。


追加 投稿者:クリス  投稿日: 9月17日(日)23時25分30秒

>ボノボをチンパンジーやゴリラとヒトの中間種にするのは乱暴過ぎます。
読み違えているようですが、ボノボをチンパンジーやゴリラとヒトの中間種といったのではなく、
ボノボやチンパンジーはゴリラとヒトの中間種といったのですよ。
系統樹を書けばそうなります。ヒトとサルの共通の祖先から、この中で一番古く分化したのがゴリラなんですから。
なんで乱暴なんですか?
骨格について言えば、中間種なんですから、どちらかに(どちらにも)似ているのは当然です。

wadjaさん。
>でも現存している動物には実験可能ですが、絶滅してしまった原人や猿人ではどうやって判別できるか、未だに疑問です。

鳥と魚が交雑不能である(別の種である)ことは実験する必要はないですよね?
実験やDNA分析しなくても分かることはあるんですよ。


18SrDNAさんへ、再 投稿者:クリス  投稿日: 9月17日(日)23時04分54秒

まず、人様を呼び捨てにするのは感心しませんなあ。

>ボノボをチンパンジーやゴリラとヒトの中間種にするのは乱暴過ぎます。
何故ですか?
>骨格がゴリラやチンパンジーに明らかに類似してます。
これは理由になっていませんね。

>彼らは合いの子を人為的につくることが可能な種ですから。
>トラとライオンでは生息地が違いましたね・・
交雑不能の定義が間違っているんじゃないんですか?
合いの子を作れるなら交雑不能ではないということですよね?

>あいまいな生物いますか?
そもそも「あいまいな生物」というのは、どういう意味なんです?
>バクテリアの世界でだって種は遺伝子的に厳密にわかれているのに。
高等生物では遺伝子的に厳密に別れていない生物なんて同一種にだって存在しませんよ。一卵性双生児以外。
バクテリアは基本的には無性生殖するんだから同一コロニーでは同一遺伝子になりやすいだろうけど。
遺伝子的に「あいまいな生物」ってのを定義するのは無理があるでしょう。
ただ、植物では染色体の倍数体なんて珍しくないですがそういうのはどうするんですか?

>穴だらけの進化論を完全否定はしていませんが、疑問は感じています。
現在の学説ではここまでは分かっているが、ここからは分かっていない。
それが分かるのが専門家である。
と言われるように、どこまでが分かっていて、どこからは分かっていないか、そこが間違っているようですけれど。


古い話題で 投稿者:wadja  投稿日: 9月17日(日)21時14分41秒

黒海海底の住居跡の記事は読みましたが、あれだけ読むと聖書の「ノアの大洪水」を単なる民間伝承として捕らえているような気がするのですが...?それとも既に創造科学の方が、「地球規模の洪水があった有力な証拠」とでも、使い始めているのでしょうか?


種の境界 投稿者:wadja  投稿日: 9月17日(日)21時09分29秒

>管理人さん
失礼致しました。過去ログ流れてませんでしたね。ページの辿り方を忘れていました。

なるほど、種の境界は交配の可能性と、その子孫が不棯(って次の世代が残せないの意味です
か?普通の辞書には載ってない)でないことですか。これなら確かに客観的な基準ですね。でも現
存している動物には実験可能ですが、絶滅してしまった原人や猿人ではどうやって判別できるか、
未だに疑問です。化石って、DNAなんかが保存されていることはまれなんですよね?以前ネアンデ
ルタール人とクロマニヨン人(だったかな?)が同時代に共存していて、その混血も存在したので
はないかといった学説が話題になりませんでしたっけ?

こうなってくると化石の種の分類などは、骨格の形状の違い等に依存する面も多々あると思うので
すが、この形状の判別が結構主観的では無いかと心配してしまうわけです。人類が滅亡した後の世
代の古生物学者は、足の短い日本人をサルと西欧人の中間種だと判断したりして(ハハ...)。

最近医学の分野では骨格や脳の形状の異常を、位相学などを用いて統計的に処理する試みが行われ
ていると何かで読みましたけど、似たようなことは古生物学でも行われていいるのでしょうか?ど
なたかご存知なら教えてください。


系統のこととか 投稿者:PDX.  投稿日: 9月17日(日)19時17分08秒

To 18SrDNAさん

> 系統分類を行うにはリボソームRNA遺伝子の塩基配列の比較を
>行うことが常套手段ですが、
> 種によって特異的な遺伝子配列を示します。

 種によって特徴的なのは当然でしょう。互いに交配不可能な程の
差異があるからこそ種として区別されるのですから。
 そして、その種ごとの差異の具合が、伝統的な解剖学に基づく系
統樹と、遺伝子解析に基づく系統樹がかなり一致するのはご存知で
すよね?
 そして、ヘモグロビンやインシュリン等の様々な物質に関する塩
基配列の研究が進むにつれ、ある物質の塩基構造に基づく系統樹と、
違う物質の塩基構造に基づく系統樹も極めて似ているとされていま
す。
(これが、ある系統樹ではヒトはサルに近いが、別な系統樹ではヒ
トはカブトムシに近かった! とかいう結果が出たら、それこそ一大
センセーショナルとして学会を騒がすと思いますが)

 違いは確かに存在する、しかし、その違い方のパターンを説明する
もっとも簡単な説明が進化論である、という事だと思いますが。
(創造論の場合、必ずしも遺伝子構造が似ていることを強要されない
のですが、進化論の場合遺伝子構造が似ていることが要求されると思
います)

> ホメオボックスの変異で体節などが変化するのは
> 線虫やショウジョウバエくらいでは?
> 哺乳類がかわりますかねえ・・?

 線虫やショウジョウバエはたまたま実験室で多用されるポピュラー
な生物というだけであって、生物学上で特殊な地位(特別進化しやす
い傾向があるとか)があるわけではありません。
(飼育しやすい、という意味では特殊なのかもしれませんが)

 哺乳類は節足動物のような、反復的な体節構造を持っているわけで
はないのでショウジョウバエの例のような極端なものは引き合いに出
せないかもしれませんが、現存するウマでも稀に祖先種のような3本
指の個体が生まれている現象などは、ホメオボックスによる体節変化
の突然変異と似たようなメカニズム(遺伝子の発現を制御する遺伝子
の変化により、通常と異なる発現をした形質)なのではないでしょう
か?


不稔の雑種のこと 投稿者:PDX.  投稿日: 9月17日(日)19時14分15秒

> 交雑不能になったものが異種というのでは、ライオンとトラは同
>種になってしまいます。
> 彼らは合いの子を人為的につくることが可能な種ですから。

 生物学で種が異なる、という言い方をする時に、その雑種が
不稔ではない、という条件があった筈です。
 ライオンとトラの合の子(ライガー or タイゴン)は不稔で
すし、ライオンとヒョウの合の子(レオポンでしたっけ?)も
不稔です。
(もしこれらが不稔でない子を残せるのであれば、生物学者は
迷うことなくライオンとトラを同種の生物の地理的変種として
記載するででしょう)



理解したような気になった上での批判は無意味 投稿者:NATROM  投稿日: 9月17日(日)16時56分21秒

18SrDNAさんへ、ネアンデルタール人に関しては一般的な創造論者とも違ったたいへんユニークなアイデアをお持ちのようですね。聞きかじりの中途半端な知識から導きだしたものでなければよいのですが。

創造論者ですらネアンデルタール人はヒトであると考えています。ネアンデルタール人と現生人類はそれぞれ別個に創造されたとお考えなのでしょうか?それとも別の考えがおありですか?GОAさんの指摘に答えていないようですが、人類化石に関して、18SrDNAさんがいったいどう解釈しているかお聞かせ願えれば幸いです。

それから、「種は変化しない」「あいまいな種はない」とお考えのようですが、例えば環状種についての見解も聞かせてください。ニシセグロカモメとセグロカモメは同種ですか?それとも別種ですか?


>現代人類に中間種が現存してないのは、何故ですか?

本当に進化についての本を読まれたのでしょうか?たいへん疑問です。気の利いた本であれば、この手の問に対する答えがあるはずです。以下に挙げる理由から18SrDNAさんの考える「中間種」なるものは存在しません。一般的な意味での中間種については存在します。でなければ人類化石はいったい何なのでしょうか。


>どちらの特徴にしても、あいまいな生物種はいません。
>ライオンとトラは同じネコ科ですが、タテガミを持った
>縞のあるネコはどこにもいません。

18SrDNAさんは、「タテガミを持った縞のあるネコがいない」ことがあたかも進化論に不利になる現象のように感じていらっしゃるようです。そのタイプの生物を中間種とお考えならば、そのような種が存在しないことを進化論は予測します。ブラインド・ウォッチメイカーは読まれたようですが、以下の一節でドーキンスが言いたかったことは理解できましたか?

進化論者ならそういった動物(NATROM注:「タテガミを持った縞のあるネコ」のような中間種のこと)が存在すると期待しているはずだと、その著者たちは思い描いているらしい。これは問題の要点を理解しそこなっているどころではなく、まさしく正反対に理解している。進化論がわれわれに抱かせるもっとも強固な期待の一つは。この種の中間型が存在しないということにほかならない。(ブラインド・ウォッチメイカー(下)P147)

18SrDNAさんの読んだ進化の本は、「グールドやドーキンスが中心」であるそうですが、中間種についてのこのような誤解を見る限り、まともに理解していないと言わざるを得ません。2chでは、ドーキンスの本が「偶然万歳」であるとか(ドーキンスはまさにその正反対のことを主張した)、ミトコンドリア・イブが人類最初の女性であるとか(イブは現人類集団の母系の最新の共通祖先に過ぎない)、やはり進化生物学について基本的な誤解をしているようです。進化論に疑念を持つのはよいのですが、まず進化論を理解してからにしてはどうでしょうか。進化論の本を「読んだ」だけで「理解」したような気になって批判しても無意味ですから。


新種誕生・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)15時56分16秒

>PDX

系統分類を行うにはリボソームRNA遺伝子の塩基配列の比較を
行うことが常套手段ですが、
種によって特異的な遺伝子配列を示します。
ホメオボックスの変異で体節などが変化するのは
線虫やショウジョウバエくらいでは?
哺乳類がかわりますかねえ・・?


中間種・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)15時25分24秒

>クリス
ボノボをチンパンジーやゴリラとヒトの中間種にするのは乱暴過ぎます。
ボノボは社会的な行動がヒトと類似しているという事で注目を
浴びた生物ではあるけれども。
骨格がゴリラやチンパンジーに明らかに類似してます。

交雑不能になったものが異種というのでは、
ライオンとトラは同種になってしまいます。
彼らは合いの子を人為的につくることが可能な種ですから。
トラとライオンでは生息地が違いましたね・・
ではライオンとヒョウでもいいですが。

あいまいな生物いますか?
バクテリアの世界でだって種は遺伝子的に厳密に
わかれているのに。

穴だらけの進化論を完全否定はしていませんが、
疑問は感じています。


はじめまして 投稿者:PDX.  投稿日: 9月17日(日)15時04分18秒

To 18SrDNA様

>ひとつの種が別の種に変化するには遺伝子上で多数の遺伝子の変異を
>伴います。さらにその変異が次世代に遺伝するために生殖細胞内でも
>おこらないといけません。

 ショウジョウバエのホメオボックスの突然変異を見ればわかる
通り、他の遺伝子の動作を制御する遺伝子の変化であれば、わずか
な変化でもかなりの大きな変異につながります。
 いくつもの遺伝子が同時に変化することは、かならずしも必要
ではないと思います。

 また、突然変異が体細胞で生じた場合、それが次代に遺伝する
ことは無いと思いますが、生殖細胞で配偶子が作られる際に生じ
た場合、それはその配偶子によって作られた固体の体細胞全てに
変異の情報が分配され、その個体の作り出す配偶子の半分に影響
するでしょう。
(というか、ダーウィン的な思想では、親と子の間の変異の蓄積
が進化の原動力なので、『個体の体細胞での突然変異』は進化に
寄与することはなくて、『生殖細胞で生じた変異』こそが大切な
のではないでしょうか?)

>環境の変動によってガラパゴスフィンチの嘴の
>形態が変化するのは知られた事実ですが、
>ひとつの種を超えて別の種に変化するような事例は
>報告されていません。

 種という言葉の定義しだいかもしれませんが、隔離されて別々に
変化していった同一種由来の個体同士の間で、繁殖可能な子孫が
残せなくなれば、その時点で新種と呼べるのではないでしょうか?
(たしかここのツリー掲示板の過去ログで、ショウジョウバエで
上記のような例は比較的たやすく実現できたと読みましたが…)


ああ 投稿者:クリス  投稿日: 9月17日(日)14時41分08秒

>>ライオンとトラは同じネコ科ですが、タテガミを持った縞のあるネコはどこにもいません。
>ライオンに縞なんてありましたっけ?
トラのことをいったんですな。
「ライオンの特徴とトラの特徴を合わせ持った生物はどこにもいない」と言いたいのでしょうか?
だとしたら、あまりにもいい加減な例えだと思いますよ。


18SrDNAさんへ 投稿者:クリス  投稿日: 9月17日(日)14時35分44秒

>現代人類に中間種が現存してないのは、何故ですか?
それは中間種をどう捉え、どう考えるかでしょう。
チンパンジーやボノボは人とゴリラの中間種ということも可能ですから。

>ひとつの種が別の種に変化するには遺伝子上で多数の遺伝子の変異を伴います。
必ずしも「多数」である必要はないでしょう。

>ひとつの種を超えて別の種に変化するような事例は報告されていません。
新しい種(別の種)を今までの種とは交雑不能なものと定義するのが一般的ですが、そのような例は多数知られています。

>進化論は穴だらけの理論です。この穴を埋めようと進化研究者は次々と新しい理論を立てていますが、未だ不完全です。
穴がなくて完全無欠な理論や学問などほとんど存在しませんが。
不完全であることと根本的に間違っていることは違うでしょう。

>どちらの特徴にしても、あいまいな生物種はいません。
複数の生物種の特徴を兼ね備えたものを「あいまいな生物種」と言っているようですが、そんなものは枚挙に暇がないくらい存在します。

>ライオンとトラは同じネコ科ですが、タテガミを持った縞のあるネコはどこにもいません。
妙な例えですが、タテガミを持ったネコ(ペルシャ猫)はいるでしょう。
ライオンに縞なんてありましたっけ?
別にいなくても品種改良で造ることも可能でしょう。

>ヒトαというものが存在して、形態(特に頭蓋骨)がヒトとサルの中間であり染色体の特徴もヒトとサルの中間という種がいたら面白いです。

根本的に勘違いしているようですが、サルというのは一つの種ではありませんよ。
ヒトという単一種とサル全体を比較するのは無理でしょう。
それから進化の本質は遺伝子の突然変異ですから、連続的なものではなく断続的なものです。
従って、中間種の存在しない進化は必ずあるのであって、特定種間の中間種の不在がそれだけで即、進化を否定するものではありません。


進化と種・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)13時45分40秒

>Wadja

進化とはある種が別の種(亜種も含めて)になることだと
考えてます。
種は形態の特徴と遺伝子の特徴の2つで定義されます。
以前は形態からでしたけど。
どちらの特徴にしても、あいまいな生物種はいません。
ライオンとトラは同じネコ科ですが、タテガミを持った
縞のあるネコはどこにもいません。
ヒトとサルはDNAでは98%似ている種ですが、形態と
染色体の特徴が違います。
ヒトαというものが存在して、形態(特に頭蓋骨)が
ヒトとサルの中間であり染色体の特徴もヒトと
サルの中間という種がいたら面白いです。


進化しないホモ・サピエンス 投稿者:wadja  投稿日: 9月17日(日)12時51分25秒

久しぶりにカキコさせてください。

前々から小子化の議論などを読んでいて疑問に思っているのですが、現代においては医学の進歩な
どにより淘汰圧が非常に弱まっているのでは無いでしょうか?特に自然よる淘汰という意味では。

また、18SrDNAさんが種を超えた進化を問題にされてますが、種の境界線と言うのはどこまで行っ
ても主観的なものだと思えるのですが、それって変ですか?

>管理人さん

9月前半のログが流れてしまったのでしょうか?追っかけて読んでいた最中なので残念です。


デッド・エンドの種 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)11時11分11秒

ネアンデルタール人は進化しませんでした・・
クロマニヨン人は進化してヒトになりました。

クロマニヨン人はどこから降ってきたのかな?

ホモ・サピエンスもこれ以上、進化しないようです。


進化論についての疑問・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)11時04分59秒

>GOA

日本人の書く進化論の話は読んだことありません。
グールドやドーキンスが中心ですね・・
進化論で容認出切るのは「適者生存」くらいです。

現代人類に中間種が現存してないのは、何故ですか?

ひとつの種が別の種に変化するには遺伝子上で多数の遺伝子の変異を
伴います。さらにその変異が次世代に遺伝するために生殖細胞内でも
おこらないといけません。
研究室で微生物の系統分類をやっていたのですが、
細菌といえども種は厳密に決まっていて
これ以上進化も変化もしそうもありません。
環境の変動によってガラパゴスフィンチの嘴の
形態が変化するのは知られた事実ですが、
ひとつの種を超えて別の種に変化するような事例は
報告されていません。

ヒトを例にとったのは「創造論」がヒトを対象にしてるからで
「創造論」擁護には他の生物が利用できないからです。
進化論は穴だらけの理論です。この穴を埋めようと
進化研究者は次々と新しい理論を立てていますが、
未だ不完全です。

進化というのは本当にあったのだろうか?
一人研究室で自問してます。


RE:ヒトの進化 投稿者:GОA  投稿日: 9月17日(日)10時00分06秒

>18SrDNA、

 あなたの挙げられた初歩的な勘違いのおおもとは、創造論者を含む反進化論者の誤解ないしは虚偽がほとんどで入門書を読んだ初学者でも容易に論破できます。
もし、18SrDNAさんが久保氏の著作あたりを読んだだけで進化論に疑問を持たれているのでしたら、質問はともかく進化論への反論は止められたほうがよろしいかと存じます。
進化論への反論に対する再反論は生半可な知識では対抗できませんから...。
 とりあえず知識の乏しい私は最後の部分にだけ反論したいと思います。

>サルとヒトの共通の祖先αからサルやヒトに長い時間をかけて分かれて
いったのなら段階的に多くのタイプの化石が残っていていいはずです。
ネアンデルタール人とクロマニヨン人は骨格が違い過ぎるし。
化石を見ていると唐突に「種」がボコボコ誕生してるようにみえませんか?

 ヒトとサルの共通祖先から現代のヒトの間を結ぶ中間的な猿人は多く発見されています。現代までに発見されているヒトは17種あるいはそれ以上といわれています。その中には現代人の祖先もいれば全く別の種であるヒトもいます。今手元にあるのが古人類に関する本なのでヒトを例にあげましたが、中間的な種というものは多く発見されています。
 それから、クロマニヨン人とネアンデルタール人の違いを挙げて進化に疑問を投げかけていますが、意図がわかりません。ネアンデルタール人はクロマニヨン人の祖先ではありませんので、似ていなくて当然です。あるいはあまりに違い過ぎて共通の祖先がいたとは考えにくいというのでしたら、ヒトとサルの例で十分です。
クロマニヨン人とネアンデルタール人の骨格が違いすぎているという指摘は何を意図したものなのか教えてください。
なお、大方の創造論者はネアンデルタール人は現代人と同種と捉えています。ここでもリンクを貼っているHPを運営しているH氏は遺伝病によって骨格が変化したものと述べております。
(下のリンクの「化石人類というのは病気の人の骨を誤認したもの」を参照してください)

http://members.nbci.com/norih/earth.htm


ヒトの進化・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月17日(日)05時21分26秒

>JA50

ヒトの進化の最大の謎は、
進化論が正しいと仮定したらサルからヒトへに至る生物種の中間種の存在が
未だ発見されてないこと。ミッシングリングと言います。

ヒトに限らず、あらゆる生物において現代に存在する動物と化石動物の間
の中間種が発見されていません。進化が段階的に起こったのであれば、
現在でも人とサルの中間種がいるはずです。

現在の生物種は種として固定されてしまっていて、種としての進化が
起こっているように見えません。種としての大規模な進化・変化が
起こるためには大規模な遺伝子変異、しかも生殖細胞に生じなくては
ならないですが、そんな変異が生じたら生物は正常に発生してきません。

化石猿人の真偽もまだ確定されてないものもあります。
サルとヒトの共通の祖先αからサルやヒトに長い時間をかけて分かれて
いったのなら段階的に多くのタイプの化石が残っていていいはずです。
ネアンデルタール人とクロマニヨン人は骨格が違い過ぎるし。
化石を見ていると唐突に「種」がボコボコ誕生してるようにみえませんか?


「一万年の旅路」... 投稿者:かおり  投稿日: 9月16日(土)23時31分23秒

>洪水が何度も起こって、人類は絶滅の危機に何度も遭遇したのかも・・

 氷河期の終わりとともに海水面が上昇し、低地が水没したことが伝承として受け継がれたのでしょうか?

 「一万年の旅路」ポーラ・アンダーウッド著、翔泳社)などという本もあるくらいで、何とその本には、木から降りて(!)草原に進出していったあるグループの、それから1万年(?)の彼らの歴史の口述伝承が記録されています... (^^;;;


ノアの箱舟... 投稿者:かおり  投稿日: 9月16日(土)23時19分50秒

>ノアの洪水ですが、ファンダメンタリストは、その年代をいつ頃としているのでしょう?
>紀元前2千年くらいなのかなという印象を持っているんですが、、、


 いえ、もっと前でしょう。アブラハムの時代がBC2000年くらいと言われています(「旧約聖書に強くなる本」浅見定夫)から。

 もっとも、アブラハム以前は「歴史」というよりも「神話」ですから...(^^;;;


RE:Re:カトリックと聖書 投稿者:T8848  投稿日: 9月16日(土)22時06分25秒

>私の要約は「信仰に関して聖書に無い事も教える」というカトリックの特色を表現してます。

はい、LucifeRさんの投稿内容について反論しているわけではありません。
ただ「教会が聖書に取って代わり得る」と読まれないかと危惧したわけです。

なお二・三番目の段落は、この掲示板で扱っている事柄について参考になるかと思い付け足しました。
聖書学や科学に関することで、かつてカトリックはある特定の立場を取ったり否定したりしたことがあっても、それに関わらず、今や自由に語っても良いということです。


人の誕生だけは説明できない? 投稿者:JA50  投稿日: 9月16日(土)18時17分06秒

>ヒトの誕生だけは、説明が出来ない。進化論でも説明がつかない。
(投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月16日(土)11時17分37秒)

なぜ、そう言えるのでしょう?
ヒトの進化は、いろいろな生物の中ではよく分かっている方じゃないかしら。

18SrDNAさんの言われたい内容を私が誤読しているのかもしれませんが、、、

ノアの洪水ですが、ファンダメンタリストは、その年代をいつ頃としているのでしょう?
紀元前2千年くらいなのかなという印象を持っているんですが、、、


Re:進化論の主流は何処>ベルさん 投稿者:JA50  投稿日: 9月16日(土)18時03分17秒

ウィルス進化論や中原英臣については、時々ここでも話題になっていますので、過去ログを捜
して見てください。
中原さんが書いている一般向けの本で、私が読んだのはブルーバックスで何冊か出ているやつ
くらいです。私としては推薦できるような内容とはとても言えないしろものです。

なお、どの分野のものにしろ異論異説というのを読む場合には、まずきちんとした解説書を読
んで、正確な基礎的知識を得てからの方がいいのじゃないでしょうか。
ここの推薦図書にある「種の起源」、「生物進化を考える」などはどうでしょう?


洪水・・ 投稿者:18SrDNA  投稿日: 9月16日(土)15時19分46秒

洪水が何度も起こって、人類は絶滅の危機に何度も遭遇したのかも・・
自分もギルガメッシュ叙事詩支持派です。


ノアの洪水の証拠? 投稿者:GOA  投稿日: 9月16日(土)14時26分42秒

 例の記事で気になるのが、黒海の洪水がノアの洪水の起源とするなら、7千年前から旧約の時代まで伝承されていたと解釈するべきなのでしょうか、それとも水中に没した遺跡を見て当時の人がノアの洪水を考え出したということなのでしょうか?7千年前の神話が4千年以上語り継がれたとは考えにくいことなのですが、そうした例は他にもあるのでしょうか?
私としては「メソポタミア元ネタ」を支持したいところです。


Re: カトリックと聖書 投稿者:LucifeR  投稿日: 9月16日(土)12時58分10秒

"カトリックと聖書" T8848 wrote:
> >(新約)聖書は過去の教会が生んだ。よって現在の教会の権威も聖書に十分匹敵する(カトリック)。
>
> 誤解を招きそうなので補足します。
> カトリックは、神の御旨と救いの恵みは聖書で十全に顕わされており、更なる啓示は不要と考えていま
す。

 恐らくあなたは誤解をされてはおられないと思いますが、私の要約は「信仰に関して聖書に無い事も
教える」というカトリックの特色を表現してます。当然お約束の「無原罪の宿り」とか「被昇天」
とかが念頭にあるわけですね。これ、そもそも聖書委員会の出したもんじゃないから彼らは自由を
宣言できないでしょう? 

 てことで。僕も泥沼は望んでおりません。


ご意見、ご要望がございましたら、掲示板か、e-mail:natrom@yahoo.co.jpへどうぞ。


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